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照会ページ用データの定義

このトピックでは、照会用データを定義するページの前提条件とその方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

評価分布の設定ページ

EP_DESIRED_DIST

選択した従業員グループに対する評価分布表を作成するためのパラメータを定義します。

サマリ データ作成ページ

RUNCTL_EP_RPT_SNAP

照会を実行する対象の記入票を含むデータを収集するためのパラメータを定義します。これは、評価分布表の照会ページや評価進捗グラフの照会ページを使用する前に実行しておく必要があります。

照会を実行してレポートやグラフを生成するには、まず以下の作業を行う必要があります。

  • 評価分布パラメータの定義。

    基準評価分布のパラメータを定義する前に、評価分布レポートの作成対象となるグループを定義します。

    注: 有効性の高い評価分布情報を得るためには、全てのグループ メンバーに対して同一の評価モデルと計算方法を使用する必要があります。さらに、それぞれの従業員は、記入票の評価結果分布の対象となる 1 つのグループにのみ所属するように設定する必要があります。したがって、グループ メンバー重複 (GBP001) レポートを使用して複数のグループに所属するメンバーを特定し、慎重に評価分布グループを定義することが重要となります。

  • サマリ データ作成 (EP_RPT_SNAP) プロセスの実行による、照会用およびレポート用各種データの収集。

評価分布の設定ページ (EP_DESIRED_DIST) を使用して、選択した従業員グループに対する評価分布表を作成するためのパラメータを定義します。

画像: 評価分布の設定ページ

次の例では、評価分布の設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

評価分布の設定ページ

基準評価分布のパラメータを定義するグループがページの上部に表示されます。

評価モデルの確認

有効性の高いレポートを作成するためには、パラメータを定義するグループの全てのメンバーに、同じ評価モデルと計算方法を設定する必要があります。以下のフィールドで値を選択し、その設定を行います。

フィールドまたはコントロール

定義

記入票タイプ

基準評価分布の記入票タイプを選択します。

評価モデル

基準評価分布の評価モデルを選択します。

計算方法

基準評価分布の計算方法を選択します。オプションは[平均][評価ランク]、または[合計]のいずれかです。

基準評価分布

基準評価分布では、指定した従業員グループに対し、各評価レベル カテゴリまたは点数分布に含まれる記入票の割合として望ましい値 (基準) を定義します。このグループボックスに表示されるフィールドは、選択した計算方法によって異なります。

フィールドまたはコントロール

定義

評価レベル

計算方法が [平均] または [評価ランク] の場合、このフィールドには評価モデル テーブルから取得した記入票の評価レベルが表示されます。

説明

計算方法が [平均] または [評価ランク] の場合に、評価レベルの説明が表示されます。説明は評価モデル テーブルから取得されます。

[開始点数] および [終了点数]

これらのフィールドは、計算方法が [合計] の場合に表示されます。基準評価分布の開始点数と終了点数の値を入力します。点数の範囲が連続するように数値を入力します。範囲間で数値の間隔が空いたり、また重なることがないようにしてください。

基準評価分布率

計算方法が [合計] の場合に、[開始点数][終了点数] フィールドで定義した点数の評価を受ける従業員の基準比率を入力します。

計算方法が [平均] または [評価ランク] の場合には、[記入票の評価] フィールドで指定した評価を受ける従業員の基準比率を入力します。基準評価分布率の合計が 100% になるように指定します。

次の例では、[基準評価分布率] フィールドが[開始点数][終了点数]、および [評価レベル]フィールドと共にどのように使用されるかを示しています。

  • グループ メンバーの 5% が 10 点から 20 点の範囲の評価点を受けるように基準を設定する場合には、[開始点数] フィールドに "10"、[終了点数] フィールドに "20"、[基準評価分布率] フィールドに "5" を入力します。

  • グループ メンバーの 5% が評価レベル "O" (outstanding) の評価を受けるように基準を設定する場合には、評価レベル "O" の [基準評価分布率] フィールドに "5" を入力します。

サマリ データ作成ページ (RUNCTL_EP_RPT_SNAP) を使用して、照会を実行する対象の記入票を含むデータを収集するためのパラメータを定義します。

画像: サマリ データ作成ページ

次の例では、サマリ データ作成ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

サマリ データ作成ページ

サマリ データの作成プロセスにより、評価分布やステータス照会ページで使用するデータが収集されます。このプロセスを実行するには、最低限[グループ ID][グループ指定日] を指定する必要があります。データを収集するパラメータをさらに絞り込むには、他のパラメータも使用できます。

これは、評価分布表の照会ページや評価進捗グラフの照会ページを使用する前に実行しておく必要があります。

フィールドまたはコントロール

定義

グループ指定日

指定した日付時点において、[グループ ID] フィールドで定義されたグループに属する従業員のサマリ データが作成されます。

記入票タイプ

四半期評価、年次評価などの記入票タイプを選択します。このフィールドを空白にすると、全ての記入票タイプが選択されます。

[開始日] および [終了日]

レポートに含める記入票を選択するための期間を指定する日付を入力します。これらのフィールドは、[期間基準] での選択と連動して機能します。

期間基準

フィールドまたはコントロール

定義

期間開始日

記入票の期間開始日が、[開始日][終了日]フィールドで指定した範囲内にある記入票のデータを取得する場合に選択します。期間開始日は、記入票の期間の最初の日付を表し、記入票作成時に設定された日付です。

期間終了日

記入票の期間終了日が、[開始日][終了日] フィールドで指定した範囲内にある記入票からデータを取得する場合に選択します。期間終了日は、記入票の期間の最後の日付を表し、記入票作成時に関連付けられた日付です。

グループ ID

フィールドまたはコントロール

定義

グループ ID

照会データを作成する従業員に関連付けられたグループ ID を入力します。グループ ID は PeopleSoft Enterprise HR のグループ ビルド プロセスで定義します。

注: ステータス照会ページ用のデータを作成する場合は、グループのメンバーに同一の承認プロセス オプションを設定することをお勧めします。