サードパーティ コンテンツのインポート
このトピックでは、表現チェック ツールのサードパーティ コンテンツのインポートの概要と、データのインポートに使用するページを示します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
『Integration Interfaces』「File Inbound Page」[英語版] |
EO_FILE_INBOUND |
支援ツールにインポートするファイルを選択します。 |
『Integration Interfaces』「Inbound File Page」[英語版] |
EO_FILETOMSG |
サードパーティ プロバイダからのデータをロードするためのバックグラウンド処理を実行します。 |
プロセス リスト ページ |
PMN_PRCSLIST |
実行したバックグラウンド処理のステータスを確認します。 『PeopleTools: Process Scheduler』の「Viewing the Status of Processes」を参照してください。 |
PeopleSoft は、コンピテンシーと能力レベルの定義に使用するコンテンツを提供しているいくつかのサードパーティのプロバイダと提携しています。プロバイダの中には、ePerformance に標準装備されている育成のためのヒントや表現チェックといった支援ツールで使用できるコンテンツを提供しているところもあります。ユーザーは、こうしたサードパーティのデータをシステムにインポートすることも、自由形式でコンテンツを入力することもできます。あるいは、その 2 種類のデータを組み合わせて使用することも可能です。
ePerformance では、PeopleTools インテグレーション ブローカーを使用して、サードパーティ ベンダーのデータを、カンマで区切ったフラット ファイル形式で受け取ることができます。インバウンド ファイル パブリッシュ アプリケーション エンジン (EOP_PUBLISHF) プロセスにより、ePerformance にフラット ファイルがインポートされます。サードパーティ コンテンツを ePerformance にロードするためのインターフェイスを開発する必要はありません。
データ インポートの準備
データ インポートの準備をするには、まず、ファイル インバウンド ページで、インポートするファイルに対してインバウンド ファイル ルールをアクティブにする必要があります。このページでは、メッセージとファイルを関連付けて、受信ファイルのデフォルト ディレクトリを c:\temp から任意のディレクトリに変更することができます。
次の表に、インバウンド ファイル ルールのファイル識別名を示します。
ファイル識別名 |
説明 |
---|---|
EP_CHK_SUG |
表現チェック - 修正候補 |
EP_CHK_WRD |
表現チェック - 単語/文章 |
EP_COMPETENCY |
コンピテンシー |
EP_COMP_DEV |
コンピテンシーの育成のためのヒント |
EP_COMP_PROF |
コンピテンシーの評価レベル |
EP_DEV_TIP |
育成のためのヒント |
EP_RATING_MDL |
評価モデル |
EP_REVW_RATING |
評価モデルの評価レベル |
EP_SUB_COMP |
サブ コンピテンシー |
EP_SUB_DEV |
サブ コンピテンシーの育成のためのヒント |
EP_SUB_PROF |
サブ コンピテンシーの評価レベル |
EP_SUB_WRT |
サブ コンピテンシーのコメント アシスタントのテキスト |
データのインポート
データをインポートするには、次の手順に従います。
それぞれのメッセージ チャネルのステータスが実行中 (一時停止でない) であることを確認します。
製品出荷時の設定では、メッセージ チャネルは一時停止になっています。
"メッセージ チャネルの設定" の手順に従ってください。
『PeopleTools: Integration Broker』を参照してください。
各メッセージとその PeopleCode サブスクリプション、インテグレーション ブローカー トランザクションがアクティブであることを確認します。
PeopleSoft プロセス スケジューラを起動します。
アプリケーション サーバーで、メッセージのパブリッシュとサブスクライブが実行されている必要があります。
『PeopleTools: System and Server Administration』を参照してください。
ファイル識別名ごとに、パブリッシュ プロセスを実行します。
パブリッシュ プロセスにより、フラット ファイルがメッセージに変換されます。
[エンタープライズ コンポーネント]、[インテグレーション定義]、[プロセス実行]、[インバウンド ファイル パブリッシュ] の順にクリックします。
ラン コントロール ID を作成し、プロセスを実行します。
インバウンド ファイル ページを使用したファイル処理の手順に従います。
『Integration Interfaces』「Understanding the Flat File Utility」[英語版] を参照してください。
プロセス モニターでプロセスが完了したことを確認します。
サブスクライブが実行されたことを確認します。
[PeopleTools]、[インテグレーション ブローカー]、[インテグレーションのモニター]、[メッセージ モニター] の順にクリックし、メッセージ モニター コンポーネントにアクセスします。
[パブリッシュ ノード] フィールドで該当のローカル ノードを選択し、[キュー タイプ] フィールドで [サブスクリプション コントラクト] を選択します。
処理を行ったメッセージのサブスクリプション コントラクトを検索します。