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ERE プロシージャの完了

ERE データを定義して処理し、必要なレポートを作成した後で、ERE プロシージャを完了するために必要な、いくつかの追加手順があります。

無期限 ERE

無期限 ERE の影響を受ける従業員に対する ERE プロシージャを完了するには、次の手順に従います。

  1. 影響を受ける従業員のうち、ERE イベントに定義された雇用終了日と、有効日が等しい従業員ごとに、従業員の AFI データ ESP ページでレコードを作成します。[社会保障異動区分] フィールドに [雇用終了] の値、[社会保障異動理由] フィールドに [強制雇用終了] の値を使用します。

    AFI データの詳細ページで、[未取得休暇の終了日] を入力します。この日付は、従業員の雇用終了時の保留休暇日数に基づいて、従業員ごとに異なります。

  2. AFI ファイルの作成 ESP コンポーネントを使用して、AFI ファイルの作成 ESP (SOCS_AFI_ESP) プロセスを実行し、雇用終了従業員の AFI フラット ファイルを作成します。

  3. 休暇欠勤計算/給与計算ページを使用して、雇用終了従業員の給与計算プロセスを実行し、支給/控除ページに表示される INDMNCN 支給について正しい金額を受給したことを確認します。

  4. 社会保障リスク コード ページを使用して、会社証明書レポートを作成します。レポート用の従業員リストを作成するには、[雇用終了従業員] でフィルタ処理し、[休暇/欠勤でない] 検索条件を使用します。

  5. FAN ファイル作成 ESP ページを使用して、ERE イベントに関連付けられている会社ごとに FAN ファイルを作成します。

停職 ERE

停職 ERE の影響を受ける従業員に対する ERE プロシージャを完了するには、次の手順に従います。

  1. 影響を受ける従業員のうち、ERE イベントに定義された開始日と、有効日が等しい従業員ごとに、従業員の AFI データ ESP ページでレコードを作成します。[社会保障異動区分][準アクティブ通知] の値を使用します。

    AFI データの詳細ページで、[準アクティブ ステータス タイプ] フィールドに [一時 ERE 短縮] の値を入力し、適切な ERE 短縮パーセントを入力します。ERE イベントの期間開始日と終了日と同じ期間開始日と終了日を入力します。

  2. AFI ファイルの作成 ESP コンポーネントを使用して、AFI ファイルの作成 ESP (SOCS_AFI_ESP) プロセスを実行し、停職 ERE の影響を受ける従業員の AFI フラット ファイルを作成します。

  3. 休暇欠勤計算/給与計算ページを使用して、停職対象者に対する給与計算プロセスを実行します。支給/控除ページで、勤務時間に基づいた標準給与について正しい金額を対象者が受給したことを確認します。また、非勤務時間に基づいた失業手当 (BNF DESEMPL E) および会社の補助的福利厚生 (PRST CMP ERE) の支給について対象者が正しい金額を受給したことを確認します。

  4. 社会保障リスク コード ページを使用して、会社証明書レポートを作成します。レポート用の従業員リストを作成するには、[アクティブな従業員] でフィルタ処理し、[ERE] 検索条件を使用します。

  5. FAN ファイル作成 ESP ページを使用して、ERE イベントに関連付けられている会社ごとに FAN ファイルを作成します。

勤務スケジュールの短縮 ERE

勤務スケジュールの短縮 ERE の影響を受ける従業員に対する ERE プロシージャを完了するには、次の手順に従います。

  1. 影響を受ける従業員のうち、ERE イベントに定義された開始日と、有効日が等しい従業員ごとに、従業員の AFI データ ESP ページでレコードを作成します。[社会保障異動区分][準アクティブ通知] の値を使用します。

    AFI データの詳細ページで、[準アクティブ ステータス タイプ] フィールドに [一時 ERE 短縮] の値を入力し、適切な ERE 短縮パーセントを入力します。ERE イベントの期間開始日と終了日と同じ期間開始日と終了日を入力します。

  2. AFI ファイルの作成 ESP コンポーネントを使用して、AFI ファイルの作成 ESP (SOCS_AFI_ESP) プロセスを実行し、勤務スケジュールの短縮 ERE の影響を受ける従業員の AFI フラット ファイルを作成します。

  3. 休暇欠勤計算/給与計算ページを使用して、勤務スケジュールが短縮された従業員に対する給与計算プロセスを実行します。支給/控除ページで、勤務時間に基づいた標準給与について正しい金額を対象者が受給したことを確認します。また、非勤務時間に基づいた失業手当 (BNF DESEMPL E) および会社の補助的福利厚生 (PRST CMP ERE) の支給について対象者が正しい金額を受給したことを確認します。

  4. 社会保障リスク コード ページを使用して、会社証明書レポートを作成します。レポート用の従業員リストを作成するには、[アクティブな従業員] でフィルタ処理し、[ERE] 検索条件を使用します。

  5. FAN ファイル作成 ESP ページを使用して、ERE イベントに関連付けられている会社ごとに FAN ファイルを作成します。