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その他の雇用情報設定データの定義

その他の雇用情報設定データ テーブルを設定するには、民族グループ (ETHNIC_GROUP_GBL)、非従業員所属機関 (NEE_PROVIDER_TBL)、宗教 (RELIGION_TBL_GBL)、役職 (SUPVSR_LVL_TBL)、臨時職務 (TEMP_DUTIES_TBL)、ボランティア団体 (VOLUNTEER_ORG_TBL)、従業員クラス (EMPL_CLASS_TABLE) の各コンポーネントを使用します。

次の各トピックでは、役職の概要および民族グループを定義する方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

民族グループ ページ

ETHNIC_GROUP_TBL

民族グループを定義します。

一部の国では、事業主が従業員の民族グループを管理するよう定められています。システム テーブルには、民族グループおよび宗教を定義する値があらかじめ設定されています。ユーザーが値や説明の追加や編集をすることも可能です。

非従業員所属機関ページ

NEE_PROVIDER_TBL

非従業員の所属機関や勤務先を定義します。ここで入力する情報は、雇用情報または契約データに関するページで非従業員と関連付けます。

宗教ページ

RELIGION_TBL

宗教を定義します。

役職ページ

SUPVSR_LVL_TBL

役職データの追加や修正を行います。

臨時職務ページ

TEMP_DUTIES_TBL

臨時職務を定義/修正します。このフィールドは、異動区分が臨時職務 (TAS) で、かつインストール テーブルの製品別設定ページで [自動職務中断] がオンになっている場合のみ、職務データ コンポーネントの職務情報ページに表示されます。この値は、臨時職務に含まれる職務のタイプを示します。

ボランティア団体ページ

VOLUNTEER_ORG_TABL

会社が認定しているか、またはスポンサーになっているボランティア団体のデータを追加します。

従業員クラス ページ

EMPL_CLASS_TABLE

従業員などをさらに分類するための従業員クラスを設定します。従業員クラスは、職務データ - 職務情報ページ (JOB_DATA_JOBCODE) で割り当てられます。

(GBR) 北アイルランド公正雇用監視レポート (UKNI001) では、従業員の分類に従業員クラスが使用されます。このレポートを提出する場合は、正確な従業員クラスをレポートで使用する必要があります。

役職とは、部長や課長などの組織上の地位のことです。会社組織の管理目標を達成するための業務遂行責任を負う、一定レベル以上の管理者/監督者を表します。

役職は、日本など一部の国のヒューマン リソース管理では欠かせない概念です。役職は、職務に関連している場合と関連していない場合の両方があります。従業員の識別の 1 つの方法として役職を使用する企業が多くあります。職能資格等級制度 (もしくは職務管理) を採用していない会社でも、役職の管理を必要とする場合があります。また多くの会社で、各役職に対応する給与コンポーネントが採用されています。

次の 3 つの表に示されるように、役職と部門名とを組み合わせて、組織内のポジションやポストを表すことが多く見られます。

表 1: 役職

次の表に、役職とその説明を示します。

役職

説明

01

部長

02

課長

表 2: 部門

次の表に、部門 ID とその説明を示します。

部門 ID

説明

100

開発部

102

開発部 1 課

200

営業部

210

営業部西日本営業課

表 3: ポジション、役職、および部門

次の表に、ポジションまたはポストと、対応する役職および部門 ID を示します。

ポジションまたはポスト

役職

部門 ID

開発部長

01

100

開発部 1 課課長

02

102

営業部長

01

200

営業部西日本営業課課長

02

210

従業員の職務レコードを作成または更新するとき、役職テーブルで設定した役職を職務情報ページで入力することができます。職務コードやポジション、管理者レベルなどと同じように、役職も従業員の識別子としてシステムのさまざまな箇所で表示されます。職務コードやポジション、管理者レベルを照会したり入力できるページの多くで、同じように役職を照会、入力することができます。人事異動サマリ JPN ページやキャリア プラン、後任計画、海外赴任管理の各ビジネス プロセスでも照会することができます。

民族グループ ページ (ETHNIC_GROUP_TBL) を使用して、民族グループを定義します。

一部の国では、事業主が従業員の民族グループを管理するよう定められています。システム テーブルには、民族グループおよび宗教を定義する値があらかじめ設定されています。ユーザーが値や説明の追加や編集をすることも可能です。

画像: 民族グループ ページ

次の例では、民族グループ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

民族グループ ページ

フィールドまたはコントロール

定義

アジア パシフィック民族カテゴリ

民族グループがオーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、香港、またはシンガポールのものである場合には、カテゴリを選択します。有効値は次のとおりです。

  • アボリジニ

  • アボリジニ/トレス海峡アイランド人

  • アメリカ先住民/アラスカ先住民

  • アジア/太平洋諸島

  • 黒人

  • 中国人

  • ユーラシア人

  • ヒスパニック

  • インド人

  • イリアン人

  • マレー人

  • マオリ人

  • 該当なし

  • 太平洋諸島人

  • トレス海峡諸島人

  • 白人

EEO 民族カテゴリ

(USA) この民族グループのカテゴリを選択します。1 つの民族グループに対して 1 つ以上のカテゴリを選択できます。

以下の値があります。

  • アメリカ先住民/アラスカ先住民

  • アジア人

  • 黒人/アフリカ系アメリカ人

  • ヒスパニック/ラテン系

  • ハワイ/その他太平洋諸島先住民 (その他太平洋諸島人)

  • 不明

  • 白人

注: Application Fundamentals』「Country Specific Page[英語版][USA パラメータ] セクションで [2 質問フォーマット (民族)] チェック ボックスがオンの場合は、これらのカテゴリ (これらのカテゴリに属する個々の民族グループではなく) が、民族データを入力している USA セルフサービス ユーザーに表示されます。