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(NLD) 雇用開始通知の実行

次の各トピックでは、以下の作業方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

開始日レポートの設定 NLD ページ

EDM_TXR_NLD

雇用開始通知を送信する会社ごとに、使用する税番号サフィックスを設定し、通知から除外する従業員クラスを指定します。

雇用開始通知ページ

RUNCTL_EDM_NLD

このページでは、指定した期間に採用または再雇用された従業員を検索し、検索した従業員の雇用開始通知を生成します。レポートを実行する前に、採用者または再雇用者のリストを調整することもできます。

通知結果ページ

EDM_RSLT_NLD

雇用開始通知 NLD プロセスで生成済の雇用開始通知の詳細を表示します。

オランダでは、従業員を採用または再雇用した時点で、事業主が雇用開始通知 (Eerstedagsmelding EDM) を税務当局に提出して通知します。

人事・労務管理には、雇用開始通知を生成するための雇用開始通知 NLD アプリケーション エンジン プロセス (HR_EDM_NLD) が用意されています。このプロセスのラン コントロール ページで、指定した期間に採用または再雇用された従業員を検索できます。プロセスの実行前に従業員のリストを確認して調整できます。このプロセスによって、オランダの税務当局に送信する XML ファイルが作成されます。生成された雇用開始通知の詳細は、通知結果ページで表示できます。

雇用開始通知を作成する前に、開始日レポートの設定 NLD コンポーネント (HR_SETUP_EDM_NLD) を使用して、会社ごとに必要な情報を定義します。

開始日レポートの設定 NLD ページ (EDM_TXR_NLD) を使用して、雇用開始通知を送信する会社ごとに、使用する税番号サフィックスを設定し、通知から除外する従業員クラスを指定します。

画像: 開始日レポートの設定 NLD ページ

次の例では、開始日レポートの設定 NLD ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

開始日レポートの設定 NLD ページ

フィールドまたはコントロール

定義

連邦雇用税 ID

会社テーブル - デフォルト設定ページで指定した会社の雇用税 ID が表示されます。

Application Fundamentals』「Default Settings Page[英語版] を参照してください。

税番号サフィックス

雇用開始通知に使用する税番号サフィックスを入力します。雇用開始通知を実行すると、税番号サフィックスと連邦雇用税 ID を組み合わせて、雇用開始通知に含まれる事業主 ID が作成されます。

デフォルトのサフィックスは L01 です。サフィックスを追加して使用する場合は、名前を L02L03 などにします。

除外する従業員クラス

このスクロール領域を使用して、雇用開始通知から除外する従業員のクラスを指定します。通常は、機関に雇用されている臨時従業員 ((uitzendkrachten)) が雇用開始通知から除外されますが、レポートから除外する従業員クラスを他に指定することもできます。

フィールドまたはコントロール

定義

従業員クラス

レポートから除外する従業員クラスを選択します。従業員クラスは、従業員クラス ページのセット ID で定義し、職務データ - 職務情報ページで従業員に割り当てます。

雇用開始通知ページ (RUNCTL_EDM_NLD) を使用して、指定した期間に採用または再雇用された従業員を検索し、検索した従業員の雇用開始通知を生成します。

レポートを実行する前に、採用者または再雇用者のリストを調整することもできます。

画像: 雇用開始通知ページ

次の例では、雇用開始通知ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

雇用開始通知ページ

フィールドまたはコントロール

定義

メッセージ ID テキスト

会社の連邦雇用税 ID と税番号サフィックスを組み合わせた自由形式のテキストを入力します。このテキストが XML ファイルのメッセージ ID になります。使用する税番号サフィックスは、雇用開始通知設定ページで定義します。

パス

雇用開始通知 NLD プロセスで作成される XML ファイルの場所を入力します。入力するパスは、"c:/temp/" や "\\machinename\temp" などの絶対パス名にします。

ファイル名

雇用開始通知 NLD プロセスで作成される XML ファイルの名前を入力します。生成されるファイルのファイル名は、ここで入力したファイル名と従業員 ID/雇用レコード番号を組み合わせた名前になります。

検索条件

このグループ ボックスでは、雇用開始通知の検索条件を指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

[開始日] および [終了日]

レポート期間の日付を入力します。この期間で処理された採用者と再雇用者が検索されます。

[会社] および [従業員 ID]

採用者と再雇用者を検索する対象の会社を選択します。特定の従業員を対象にレポートを実行する場合は、その従業員を選択します。

このフィールドを空白にすると、全ての会社を対象にレポートが実行されます。

選択

次の値の中から 1 つ選択します。

新規の雇用/再雇用: まだレポートされていない採用者と再雇用者のみを対象にします。

全ての雇用/再雇用: 開始日と終了日で指定した期間に処理された全ての採用者と再雇用者を対象にします。このオプションは、指定した期間で通知を再実行する場合に使用します。たとえば、従業員データを変更した場合は通知を再作成する必要があるため、このオプションを使用してレポートを実行します。

一致条件で選択

このボタンをクリックすると、[検索条件] グループ ボックスに入力した条件に一致する従業員が検索されます。条件に一致する従業員は、[従業員] スクロール領域に表示されます。

従業員

このスクロール領域には、指定した検索条件に一致した従業員が表示されます。従業員の詳細を確認し、レポートから除外する従業員を削除します。[実行] ボタンをクリックすると、雇用開始通知 NLD プロセスが実行され、スクロール領域に表示されている従業員を対象に通知が生成されます。

注: 対象となるのは、法定区域が NLD の従業員のみです。従業員の法定区域は、職務データ - 勤務地ページで定義します。

フィールドまたはコントロール

定義

[採用日] および [再雇用日]

従業員の採用日と再雇用日が表示されます。

[異動区分] および [理由コード]

採用者と再雇用者に使用されている異動区分と異動理由が表示されます。対象となるのは、異動理由コードが HIR (採用) または REH (再雇用) の従業員のみです。

従業員クラス

職務データ - 職務情報ページで従業員に割り当てた従業員クラスが表示されます。

通知結果ページ (EDM_RSLT_NLD) を使用して、雇用開始通知 NLD プロセスで生成済の雇用開始通知の詳細を表示します。

画像: 通知結果ページ

次の例では、通知結果ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

通知結果ページ

検索条件

フィールドまたはコントロール

定義

処理日

指定した日付で生成された雇用開始通知の詳細を表示する場合は、その処理日を入力します。

会社

指定した会社の従業員を対象に生成された雇用開始通知の詳細を表示する場合は、その会社コードを選択します。

従業員 ID

指定した従業員の雇用開始通知の詳細を表示する場合は、その従業員 ID を選択します。

メッセージ ID

特定のメッセージ ID に含まれている従業員を表示する場合は、そのメッセージ ID を入力します。

一致条件で選択

このボタンをクリックすると、[検索条件] グループ ボックスに入力した条件に一致する雇用開始通知の対象となる従業員が検索されます。

従業員

このスクロール領域には、検索条件に一致する雇用開始通知の対象となる従業員が表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

採用日

従業員の採用日と再雇用日が表示されます。

届出時刻

雇用開始通知が生成された時刻が表示されます。

メッセージ ID

メッセージ ID が表示されます。これは、雇用開始通知プロセスによって生成されます。このメッセージ ID は、雇用開始通知ページで指定したメッセージ ID テキスト、会社の雇用税 ID、税番号サフィックス、および従業員 ID を組み合わせて生成されます。