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スマート HR テンプレートの設定

スマート HR テンプレートを設定するには、テンプレート レコード/フィールド (HR_TBH_RECDEFN)、テンプレート セクション (HR_TBH_SECDEFN)、テンプレート トランザクション タイプ (HR_TBH_TXN_TBL)、トランザクション タイプのコピー (HR_TBH_COPY_TXN)、テンプレート作成 (HR_TBH_CREATION)、テンプレートのコピー (HR_TBH_COPY) およびテンプレート カテゴリ テーブル (HR_TBH_CTG_TBL) コンポーネントを使用します。

次の各トピックでは、スマート HR テンプレートの概要を説明し、スマート HR テンプレートの設定に使用する共通要素を示し、スマート HR テンプレートの設定について説明します。

ページ名

定義名

用途

テンプレート レコード/フィールド ページ

HR_TBH_RECDEFN

スマート HR トランザクション テンプレートで使用するレコードとフィールドを設定および管理します。テンプレートに含めるレコードとフィールドは、テンプレート レコード設定テーブル (HR_TBH_RECDEFN) とテンプレート フィールド設定テーブル (HR_TBH_RECDTL) に保存されます。テンプレート レコード設定テーブルは、入力可能なフィールドを 1 つ以上持ち、コア採用プロセスに現在含まれているテーブルごとに 1 行ずつが格納されています (電話番号や電子メール アドレスなど複数のインスタンスを持ち、複数の行が存在するテーブルを除く)。また、プロファイル管理テーブルのビューも含まれています。

テンプレート セクション ページ

HR_TBH_SECDEFN

セクションの指定と設定を行い、セクションに含まれるフィールドの表示と設定を行います。

テンプレート セクション フィールドの設定ページ

HR_TBH_SECDTL

フィールド変更とフィールド プロンプトのユーザー終了情報を追加します。

テンプレート カテゴリ テーブル ページ

HR_TBH_CTG_TBL

テンプレートのグループ化と行レベル セキュリティのためにテンプレート カテゴリを設定します。

テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページ

HR_TBH_TXN_TBL

テンプレートの機能を指定するテンプレート トランザクション タイプ、アプリケーション クラス ID およびトランザクション タイプの実装コードの場所を示すパスを定義します。

トランザクション タイプを使用して、テンプレートへのセキュリティ アクセスを持つユーザーを決定することもできます。

テンプレート トランザクション タイプ - コンポーネント ページ

HR_TBH_TXN_CMP

スマート HR トランザクション処理時にエンドユーザーまたは人事部門担当者が HR のデータを保存した場合に更新されるコンポーネントを指定します。

トランザクション コンポーネント詳細ページ

HR_TBH_TXN_SEC

コンポーネントに関連するラベル詳細を指定します。採用管理ページおよびトランザクション詳細管理ページには、人事部門担当者が注意が必要なトランザクションを管理するために、このページで入力したラベルが表示されます。

テンプレート トランザクション タイプ - セクション ページ

HR_TBH_TXN_SCT

このトランザクション タイプのテンプレートで使用可能にするセクションを定義します。有効な値はテンプレート セクション テーブルから取得されます。

トランザクション タイプのコピー ページ

HR_TBH_COPY_TXN

テンプレート トランザクション タイプをコピーします。

テンプレート作成ページ

HR_TBH_TMPL_HDR

テンプレートの作成と修正を行います。

設定ページ

HR_TBH_TMPL_CFG

テンプレートの一般オプションと検索ページ設定を設定します。

セクション フィールド ラベル上書きページ

HR_TBH_TMPL_FLDL

フィールドに別のテキスト ID を選択することで、フィールド ラベルを変更します。

セクション フィールド デフォルト値ページ

HR_TBH_TMPL_FLDC

同じ値を使用する頻度が高いフィールドへのデータ入力を支援するために、エンドユーザーに表示するフィールドにデフォルト値を指定します。

Application Fundamentals』「Maintain Text Catalog Page[英語版]

HR_SSTEXT_TEXT

テキスト カタログ エントリを定義して、適用条件依存のキーの値を定義します。

テンプレート作成 - "ページ" ページ

HR_TBH_TMPL_PAG

スマート HR トランザクション コンポーネントの各ページに表示するページ番号の順とタブの名前を設定します。

タブ詳細の定義ページ

HR_TBHTAB_DTL_SEC

スマート HR トランザクション コンポーネントのページ名を指定します。

テンプレート作成 - セクション ページ

HR_TBH_TMPL_SEC

テンプレート セクションの追加と設定を行います。

テンプレート セクションの設定ページ

HR_TBH_TMPL_FLDS

テンプレート内のセクションのフィールドを設定します。

テンプレート作成 - 個人ルール ページ

HR_TBH_TMPL_PER

テンプレートの検索/マッチング機能の使用可/不可を切り替え、データベース内の既存の個人データと従業員情報の処理オプションを定義します。

テンプレートのコピー ページ

HR_TBH_COPY

スマート HR テンプレートをコピーし、新規のテンプレートに変更を加えます。

スマート HR テンプレートによって、採用、個人の個人データまたは職務データの更新、個人のプロファイル データの管理など、さまざまなトランザクション処理を簡単かつ迅速に実行します。スマート HR テンプレートの作成と設定は、組織の HR トランザクション処理をよく理解しているテンプレート管理者が担当します。テンプレート管理者が作成してテストを終了したテンプレートは、ライン マネージャまたはヒューマン リソース管理 (HR) 担当者が採用、個人データまたは職務データの管理またはプロファイル情報の管理で使用できます。さまざまなスマート HR トランザクション テンプレートへのアクセスは、確立したセキュリティ ルールに基づきます。

テンプレート管理者は、それぞれのトランザクション テンプレートで次の項目を決定します。

  • トランザクション タイプおよびテンプレートに含まれるセクション (フィールドを論理的にグループ化したもの) と、テンプレート ページでのセクションの表示順序。

  • セクション内のフィールドの順序。

  • フィールドのデフォルト値。

  • 非表示フィールド。

  • 表示専用フィールド。

  • エンドユーザーが入力したデータの処理方法 (直接送信して処理できるようにするか、または人事部門担当者の確認を必要とするか)。

テンプレート管理者は、採用などの模擬トランザクションを実行してテンプレートをテストできます。トランザクションを実際にシステムに適用する必要はありません。

画像: スマート HR インテグレーション

次の図は、スマート HR テンプレート プロセスと他の製品のインテグレーションについて示しています。テンプレート管理者は、ユーザーが個人データ、職務データまたはプロファイル データを入力できるテンプレートを作成できます。このデータによって、コア HR および Federal HR システムに個人、職務およびプロファイルのレコードがロードされ、PeopleSoft Benefits、グローバル ペイロール、Payroll for North America、および勤務管理の各アプリケーションに対してデフォルト値がロードされます。

スマート HR プロセスによって、HCM アプリケーションの情報が更新されます。

スマート HR テンプレート セキュリティ

スマート HR テンプレートおよびトランザクション コンポーネントのセキュリティは、PeopleTools の権限リストとロールを使用して実装します。次の表に、ロール、権限リストおよびコンポーネントを示します。

ロール

権限リスト

コンポーネント

HR テンプレート設定

HCCPHR3321

HR_TBH_RECDEFN

HR_TBH_SECDEFN

HR_TBH_TXN_TBL

HR_TBH_COPY_TXN

注: テンプレート設定コンポーネントには、行レベル セキュリティがありません。

スマート HR テンプレートを使用する際のセキュリティは、既存の人材管理の行レベル セキュリティを使用して実装します。スマート HR テンプレートでは、フィールド [テンプレート ID][雇用形態] (従業員または非従業員)、[トランザクション タイプ][国] および [カテゴリ] をセキュリティに使用します。

スマート HR テンプレートについて」を参照してください。

Application Fundamentals』「Understanding PeopleSoft Security[英語版] を参照してください。

スマート HR テンプレートの提供されるセクション

テンプレートに使用できるフィールドは、グループ ボックスのように、複数のセクションにグループ化されています。たとえば、勤務地 - 職務フィールドのセクションには、会社、部門および所在地コードを入力するためのフィールドが含まれています。スマート HR テンプレートの作成時に、エンドユーザーに表示するセクションと、表示する順序を決定できます。セクションとそのフィールドは、システム データとして用意されます。セクションは、テンプレート セクション コンポーネント (select [HCM 基本設定], then select [製品/業務別定義], then select [人事・労務管理], then select [スマート HR テンプレート], then select [テンプレート セクション]) で管理されます。これらのセクションは、組織の採用要件に合わせてテンプレート内で修正できます。

次の表は、テンプレートの作成で使用する標準の個人データ セクションを示しています。

セクション番号

セクション名

国別セクションを持つ国

10

氏名

BEL、BRA、CHE、CHN、DEU、ENG、ESP、FRA、HKG、ITA、JPN、MEX、NLD

20

出生情報

 

40

データ保護

 

50

性別

 

60

学歴

 

70

個人の婚姻区分

 

80

言語

 

85

個人学生ステータス

 

90

代替 ID

 

100 から 108

国民 ID

AUS、BEL、BRA、CAN、CHE、CHN、DEU、ESP、FRA、GBR、HKG、IND、IRL、ITA、JPN、MEX、MYS、NLD、SGP、THA、USA

120 から 121

住所

AUS、BEL、BRA、CAN、CHE、CHN、DEU、ESP、FRA、GBR、HKG、IND、ITA、JPN、MEX、MYS、NLD、NZL、SGP、USA

GBL (グローバル住所)

125 から 128

IM チャット

 

130 から 133

個人電話番号

 

135 から 136

電子メール アドレス

 

140

民族グループ

AUS、CHN、MYS、NZL、SGP、THA

145

宗教

AUS、CHN、MYS、NZL、SGP、THA

147

個人 Hukou データ - 中国

CHN

148

個人勤労 - 中国

CHN

150

個人喫煙ステータス

CAN、JPN、USA

210

一般登録 - ブラジル (Registro Geral)

BRA

211

CTPS

BRA

212

有権者登録 - ブラジル

BRA

213

兵役登録 - ブラジル

BRA

214

PIS/PASEP

BRA

220

民族データ

CAN

221

医療保険

CAN

230

保護者

CHE

231

出身地

CHE

240

HR 責務

DEU

241

兵役ステータス

DEU

242

国籍

DEU

260

個人データ - フランス

FRA

270

民族データ

GBR

280

民族データ

IND

290

兵役ステータス

ITA

300

本籍地

JPN

310

個人データ - メキシコ

MEX

320

民族データ

USA

330

個人データ - アメリカ

USA

次の表は、テンプレートの作成で使用する標準の職務データ セクションを示しています。

セクション番号

セクション名

国別セクションを持つ国

400

勤務地 - 雇用レコード

 

410

勤務地 - ポジション データ

 

420

勤務地 - 職務終了予定日

 

430

勤務地 - 職務フィールド

 

431

勤務地 - スペイン

ESP

432

勤務地 - 日本

JPN

435

勤務地 - 兵役

 

440

職務情報 - 職務コード

 

450

職務情報 - レポート情報

 

460

職務情報 - ステータス

 

470

職務情報 - 従業員クラス

 

480

職務情報 - シフト

 

490

職務情報 - 標準勤務時間

 

500

職務情報 - 契約

 

505

職務情報 - 兵役

 

510

職務情報

AUS、BEL、BRA、DEU、ESP、FRA、GBR、ITA、MEX、MYS、NLD、USA

511

職務情報 - オーストラリア高等教育

AUS

520

労働組合情報 - 所属組合と労働協約

 

530

労働組合 - 従業員カテゴリ

 

540

労働組合 - 組合コード

 

550

労働組合 - 免除

 

560

労働組合情報

DEU、ESP、FRA、IND、ITA

570

給与計算 - 給与計算システム

 

580

職務 - 休暇管理システム (給与計算)

 

590

給与計算 - 給与計算情報

 

600

職務 - グローバル ペイロール/休暇欠勤情報

 

610

給与計算 - 残高グループ番号

AUS、HKG、MYS、NZL、SGP

620

職務 - 給与プラン

 

625

兵役 (給与プラン)

 

630

職務給与 - 給与計算通貨と周期

 

640

職務給与 - プレミアム自動計算

 

650

職務給与 - 給与コンポーネント

 

655

Oracle Workforce Scheduling - 職務フラグ

 

660

雇用情報 - みなし初回採用日

 

670

雇用情報 - 配属データ

 

675

雇用情報 - 兵役

 

680

雇用情報 - 追加データ

 

690

雇用情報

BEL、BRA、CAN、JPN、NLD、USA

690

祝祭日前給与

MYS、SGP

691

雇用情報 - 教育/公的機関

CAN、USA

700

福利厚生プログラム - 福利厚生レコード番号

 

710

福利厚生プログラム - 福利厚生ステータス

 

720

福利厚生プログラム - 福利厚生管理資格

 

730

福利厚生プログラム - 加入

 

740

福利厚生の医療制度改革法資格

USA

740

タイム レポーター ステータス

 

750

タイム レポーター タイプ

 

760

タイム レポーター ID

 

770

タイム レポーター タイプ - ルール項目

 

(USF) 次の表は、テンプレートの作成で使用する標準の連邦政府セクションを示しています。

セクション番号

セクション名

業種固有のセクション タイプ

10

データ コントロール日付と異動区分

連邦政府

20

データ コントロール コード

連邦政府

30

データ コントロール PAR リクエスト

連邦政府

40

データ コントロール PAR 備考

連邦政府

41

データ コントロール PAR 備考

連邦政府

42

データ コントロール PAR 備考

連邦政府

43

データ コントロール PAR 備考

連邦政府

44

データ コントロール PAR 備考

連邦政府

50

追跡データ

連邦政府

60

氏名

連邦政府

70

性別とその他の個人データ

連邦政府

80

市民権ステータス

連邦政府

90

国民 ID

連邦政府

100

追加出生情報

連邦政府

110

自宅住所

連邦政府

111

郵送先住所

連邦政府

121

個人電話番号 01

連邦政府

122

個人電話番号 02

連邦政府

123

個人電話番号 03

連邦政府

124

個人電話番号 04

連邦政府

130

退役軍人情報

連邦政府

140

婚姻情報

連邦政府

150

学歴詳細

連邦政府

160

ポジション番号

連邦政府

170

職務データ

連邦政府

180

ポジション データ

連邦政府

190

給与データ

連邦政府

200

給与 - 見積支給額

連邦政府

210

その他の支給情報

連邦政府

220

会計情報

連邦政府

230

日付

連邦政府

240

有効期限

連邦政府

250

任務データ

連邦政府

260

勤務計算日付

連邦政府

270

勤務変換日付

連邦政府

280

等級内昇給データ

連邦政府

290

組合データ

連邦政府

300

終身データ RIF

連邦政府

310

試用期間

連邦政府

320

保持等級期限

連邦政府

330

無給データ

連邦政府

340

セキュリティ情報

連邦政府

350

福利厚生システム

連邦政府

360

福利厚生管理

連邦政府

370

福利厚生管理資格

連邦政府

380

FEHB 資格

連邦政府

390

FEHB 日付

連邦政府

400

NFC 福利厚生補償

連邦政府

410

FEGLI データ

連邦政府

420

退職データ

連邦政府

430

FICA ステータス

連邦政府

440

NFC 兵役積立

連邦政府

450

勤務管理 - レポーター ステータス

連邦政府

460

勤務管理 - レポーター タイプ

連邦政府

470

勤務管理 - レポーター ID

連邦政府

480

勤務管理 - ルール項目

連邦政府

次の表は、テンプレートの作成で使用する標準のプロファイル管理セクションを示しています。

セクション番号

セクション名

国別セクションを持つ国

805

JPM コンピテンシー

 

806

JPM 責務

 

810

JPM 表彰/報奨

FRA

811

JPM 語学力

 

812

JPM 免許/資格

 

813

JPM 会員資格

 

814

JPM テスト

 

815

JPM 学歴

 

816

JPM 学位

AUS、DEU、JPN

817

JPM 専攻分野

 

818

JPM 特別プロジェクト

公的機関

819

JPM 現在の勤務地

 

820

JPM 希望勤務地

 

821

JPM 希望勤務地域

 

822

JPM 希望海外勤務地

 

823

JPM 希望出張地

 

テンプレート管理者は、リストに表示されているセクション ラベル名を使用できます。また、ラベルを変更する場合は、対象となるフィールドのテキスト カタログ エントリを作成することもできます。

採用テンプレート内の必須セクションと推奨セクション

採用テンプレートを作成する場合、次の各セクションは必須です。

  • NAME_01_xxx (名前) - xxx には国コードが入ります。

  • BIRTH_INFO (出生情報)

  • GENDER (性別)

  • JOB_PAYROLL_SYSTEM (給与計算システム)

注: 名前、出生情報、性別のセクションは、国民 ID セクションの前に、この順番で表示されます。国 ID の検証が特定の国で正しく機能するように、PeopleSoft のスマート HR テンプレートでは、この順序を維持することをお勧めします。

PeopleSoft のスマート HR 採用テンプレートには、次のセクションを含めることをお勧めします。

  • WORK_LOC_JOB_FLDS (勤務地 - 職務フィールド)

  • JOB_ABSENCE_SYSTEM (休暇欠勤システム)

  • JOB_PAYROLL_INFO (給与計算情報)

  • JOB_COMP_PAY_CMPNT (職務給与 - 給与コンポーネント) または JOB_SALARY_PLAN (職務 - 給与プラン)

  • BEN_PROG_BEN_STAT (福利厚生ステータス)

テンプレートの単一要素に対する複数インスタンス

テンプレート レコード設定テーブルは、入力可能なフィールドを 1 つ以上持ち、コア採用プロセスに現在含まれているテーブルごとに 1 行ずつが格納されています。ただし、テーブルによっては、電話番号、電子メール、住所などの複数のインスタンスがあり、複数の行が存在する場合があります。採用テンプレートでは、これらの複数の要素の使用をサポートしています。このように、採用テンプレートでは、さまざまな国や複数の支給対象について、複数の住所セクションを管理できます。

注: 1 つのテンプレートに複数の情報インスタンス (名前、住所、給与など) を指定する必要がある場合は、追加の各インスタンスに対して一意のレコード別名を指定する必要があります。

たとえば、テンプレートにある同じ給与セクションの複数のコピーを追加する代わりに、複数の支給コンポーネントを追加するには、最初に新規のレコードとレコード別名 (COMPENSATION1 など) を作成し、次に元の給与レコードから新規に作成したレコードにフィールドを追加する必要があります。

さらに、各テンプレート セクションでは、一意のレコード別名を使用する必要があります。たとえば、採用テンプレートに 2 つの住所セクション (1 つはオーストラリアの住所用、もう 1 つはブラジルの住所用) が必要な場合、ADDRESS_01_AUS と ADDRESS_01_BRA を選択するとエラーが発生します。これは、両方のセクションに ADDRESSES_01 というレコード別名が使用されているためです。この例では、ADDRESS_01_AUS と ADDRESS_02_BRA など、異なる住所別名の選択を使用する必要があります。

さまざまなレコード インスタンスを持つ複数のセクションを作成する代わりに、テンプレートのセクションをグリッド セクションとして指定することができます。グリッド セクションでは、レコード インスタンスが自動的に追加され、行番号に対応します。

テンプレートのトラブルシューティング

スマート HR トランザクションの採用で、個人の採用トランザクションで過去の有効日が使用され、その採用が失敗となった場合は、組織の [デフォルト福利厚生プログラム] とデフォルトの [支給グループ] の値が正しいことを確認してください。福利厚生システムが基本福利厚生または福利厚生管理の場合、採用の過程で呼び出される福利厚生コードには、支給グループ テーブルに設定するデフォルトの福利厚生プログラムが必要です。

  1. 支給グループ テーブルの [デフォルト福利厚生プログラム] の値が、正しい値に設定されていることを確認します。

  2. 会社テーブルの [支給グループ] の値が、支給グループの正しいデフォルト値に設定されていることを確認します。

フィールドまたはコントロール

定義

テンプレート

エンドユーザーが、採用、個人データの更新、プロファイルの更新などのトランザクションに必要なデータのサブセットを入力できる事前設定されたテンプレート。その他のデータは、テンプレートの作成時にテンプレート管理者によって事前に入力されています。

エンドユーザー

スマート HR テンプレート プロセスでは、通常、エンドユーザーは現場のライン マネージャまたは HR (ヒューマン リソース) 担当者になります。通常、エンドユーザーは採用プロセスの詳細について精通していません。複雑な問題が発生した場合、このプロセスは中央の人事部門担当者に送られます。

人事部門担当者

人事部門担当者は、採用プロセスを熟知しており、複雑なレベルの問題にも容易に対処できる者が担当します。人事部門担当者は、エンドユーザーが入力したデータを確認し、エラーや問題が発生した場合に採用プロセスを引き継ぎます。

テンプレート管理者

採用プロセスを熟知している組織内の個人で、人事部門担当者が兼任することもできます。このロールを割り当てられた個人は、エンドユーザーが利用できるように、採用テンプレートの設定と管理を行います。

実装担当者

スマート HR テンプレート プロセスでは、実装担当者は通常 IT (情報技術) 担当者です。実装担当者は、人事部門担当者およびテンプレート管理者と密接に連携して、提供されているテンプレート レコード/フィールドとテンプレート セクションを確認し、必要に応じて修正します。

テンプレート セクション (またはセクション)

テンプレートに使用できるフィールドはセクションにグループ化されます。たとえば、勤務地セクションには、[法定区域][会社][ビジネス ユニット][部門][部門配属日][勤務地][事業所 ID] などの職務レコードの全てのフィールドが含まれます。テンプレート作成の構成要素はセクションであり、個々のレコード/フィールドではありません。テンプレート セクションはシステム データとして用意されていますが、実装担当者はテンプレート セクションを修正、削除または新規作成できます。

テンプレート ページ (または複数ページ)

動的に生成され、エンドユーザーに表示されるデータ入力ページです。テンプレート ページは 1 つ以上のテンプレート セクションで構成されます。テンプレート管理者は、複数のセクションを 1 つの長いページに表示するか、複数の小さいページに分割して表示するかを決定します。

テンプレート トランザクション タイプ

テンプレート管理者は、各テンプレートをテンプレート トランザクション タイプに割り当てます。テンプレート トランザクション タイプによって、テンプレートの機能、アプリケーション クラス ID およびトランザクション タイプの実装コードの場所を示すパスが指定されます。トランザクション タイプを使用して、テンプレートへのセキュリティ アクセスを持つユーザーを決定することもできます。

個人/雇用レコード

テンプレート管理者は、トランザクション タイプに個人データ、職務データまたはその両方を含めるか、いずれも含めないかを指定します。

テンプレート カテゴリ

テンプレート管理者は、各テンプレートをカテゴリに割り当てます。カテゴリはテンプレートに行レベル セキュリティを提供し、カテゴリを利用してテンプレートをグループ化することができます。カテゴリは、特定の部門、勤務地、ビジネス ユニット、地域などを表します。

自動更新

エンドユーザーが入力したデータを直接送信して処理できるようにするか (自動更新をオン)、人事部門担当者による確認を必要とするか (自動更新をオフ) を指定します。この自動更新機能はテンプレート管理者が設定します (エンドユーザーは変更できません)。

検索/マッチング パラメータ

テンプレート管理者は、検索/マッチング ルールをテンプレートに関連付けて、個人が既に登録されているかどうかを判断できます。検索処理はバックグラウンドで実行され、検索結果は検索/マッチング結果ページに表示されます。

テンプレート レコード/フィールド ページ (HR_TBH_RECDEFN) を使用して、スマート HR テンプレートで使用するレコードとフィールドを設定および管理します。

テンプレートに含めるレコードとフィールドは、テンプレート レコード設定テーブル (HR_TBH_RECDEFN) とテンプレート フィールド設定テーブル (HR_TBH_RECDTL) に保存されます。テンプレート レコード設定テーブルは、入力可能なフィールドを 1 つ以上持ち、コア採用プロセスに現在含まれているテーブルごとに 1 行ずつが格納されています (電話番号や電子メール アドレスなど複数のインスタンスを持ち、複数の行が存在するテーブルを除く)。また、プロファイル管理テーブルのビューも含まれています。

画像: テンプレート レコード/フィールド ページ

次の例では、テンプレート レコード/フィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート レコード/フィールド ページ

フィールドまたはコントロール

定義

レコード名

テンプレートに含めるテーブルの名前を指定します。(PeopleTools レコード定義テーブルの同じフィールドから表示されます。)

レコード インスタンス

レコードのデータ番号が表示されます。デフォルト値は 1 です。電話番号や電子メール アドレスなど、データが複数あるレコードに使用します。

レコード別名

テンプレートに含めるテーブルの別名を入力します。[レコード名] の値にデフォルト設定されます。実装担当者は、このフィールドを使用して同じレコードの異なる 2 つのデータを区別できます。たとえば、事業所の住所 (ADDRESSES_1) と郵送先住所 (ADDRESSES_2) などです。このフィールドは、新規のレコード/フィールドをセクションに追加する場合にレコードに表示されるプロンプトになります。

内部使用のみ

スマート HR プロセスで使用され、サービス/CI には渡されないフィールドを指定する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

キー フィールド

フィールドがシステム レベル (PeopleTools のレコード フィールド テーブル PSRECFIELD) でキー フィールドとして定義されている場合、このチェック ボックスは PeopleCode でオンになります。実装担当者はこのフィールドを変更できません (表示専用)。

必須

このフィールドは、PeopleTools のレコード フィールド テーブル PSRECFIELD に基づき、PeopleCode によってデフォルトでオンになります。実装担当者はこのフィールドを変更できません (表示専用)。

テンプレート セクション ページ (HR_TBH_SECDEFN) を使用して、セクションの指定と設定を行い、セクションに含まれるフィールドの表示と設定を行います。

画像: テンプレート セクション ページ

次の例では、テンプレート セクション ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート セクション ページ

フィールドまたはコントロール

定義

連番

エンドユーザー データ入力ページのセクションの順序を決定する番号を入力します。

セクション タイプ

セクションを定義するタイプを指定します。有効な値は、[一般][国][氏名][住所] および [連邦] です。

注: (USF) データベースが連邦化され、HR インストール テーブルで [給与計算インターフェイス] が選択されている場合、米国連邦政府の顧客に対しては、アメリカ財務センター (NFC) のインターフェイス フィールドのみが表示されます。

Application Fundamentals』「Setting Up Implementation Defaults[英語版] を参照してください。

セクション タイプ値

指定したセクション タイプの値を入力します。セクションが [氏名] の場合、このフィールドには氏名フォーマット コードが保存されます。セクションが [国] および [住所] の場合、このフィールドには適切な国コードが保存されます。セクションが [連邦] および [一般] の場合、このフィールドは空白になります。セクションが [JPM] の場合、カテゴリ タイプがここに保存されます。

フィールドの追加

[セクション フィールド] グリッド領域にフィールドをさらに追加するには、このボタンをクリックします。

セクション確認アプリケーション クラス

組織で確認する必要があるセクションごとに、ユーザー終了が用意されています。これらはアプリケーション クラス メソッド ルーチンとして実装され、[アプリケーション クラス ID][アプリケーション クラス パス][メソッド名] の各フィールドに表示されます。国民 ID、住所および名前用の 3 つのセクション確認方法がシステム データとして用意されています。

テンプレート セクション フィールドの設定ページ (HR_TBH_SECDTL) を使用して、フィールド変更とフィールド プロンプトのユーザー終了情報を追加します。

画像: テンプレート セクション フィールドの設定ページ

次の例では、テンプレート セクション フィールド設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート セクション フィールドの設定ページ

セクション フィールドの設定

フィールドまたはコントロール

定義

[表示タイプ][ドロップダウン リストの表示][プロンプト テーブル][プロンプト フィールド]

テンプレートのフィールド タイプをエンドユーザーに表示する方法と、有効な値を取り出すテーブルを選択します。

[表示タイプ] 値のオプションは、選択されているフィールドによって異なります。たとえば、フィールドにプロンプト テーブルが必要かどうか、日付フィールドを使用するかどうか、"はい" または "いいえ" の回答が必要かどうか、プッシュ ボタンを表示する必要があるかどうかなどのオプションがあります。プロンプト テーブルのフィールドは、プロンプト テーブルを備えたフィールド以外の全てのフィールドに対して使用不可です。

フィールド変更アプリケーション クラス

フィールド変更アプリケーション クラスには、フィールド変更コードを追加するためのユーザー終了が用意されています。提供されている一部のセクション フィールドには、フィールド変更コードが組み込まれています。たとえば、勤務地 - 職務フィールド セクションの [会社] フィールドには、[勤務地][事業所 ID] など、そのセクションの他のフィールドのプロンプト リストを組み立てるフィールド変更コードがあります。

注: 実装時に PeopleSoft アプリケーションに追加された確認方法は、ユーザー作成のアプリケーション クラスに保存することをお勧めします。

テンプレート カテゴリ テーブル ページ (HR_TBH_CTG_TBL) を使用して、テンプレートのグループ化と行レベル セキュリティのためにテンプレート カテゴリを設定します。

画像: テンプレート カテゴリ テーブル ページ

次の例では、テンプレート カテゴリ テーブル ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート カテゴリ テーブル ページ

テンプレートを作成する場合は、各テンプレートをカテゴリに割り当てる必要があります。テンプレート カテゴリを使用して、次のことを行います。

  • テンプレートのグループ化

    カテゴリは、テンプレート管理者が特定のテンプレートを検索する際、検索結果を絞り込むのに役立ちます。テンプレート作成ページでは、カテゴリや定義されている他のフィールド別に、既存のテンプレートを詳細に検索できます。

  • テンプレートの行レベル セキュリティの提供

    エンドユーザーには、そのエンドユーザーにセキュリティ アクセス権があるテンプレートのみが表示されます。

    注: エンドユーザーの行レベル セキュリティを設定するには、セキュリティ セット (TBHTMPL) およびスマート HR テンプレートのセキュリティ アクセス タイプを使用可能にし、そのエンドユーザーの権限リストにセキュリティを設定する必要があります。

テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページ (HR_TBH_TXN_TBL) を使用して、スマート HR テンプレートのトランザクション タイプを定義します。

画像: テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページ

次の例では、テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページ

注: テンプレートへのセキュリティ アクセスを持つユーザーを決定する場合に、トランザクション タイプを使用できます。

フィールドまたはコントロール

定義

トランザクション タイプ ステータス

デフォルト値はテストです。有効な値は、[アクティブ][非アクティブ] および [テスト] です。スマート HR テンプレートでトランザクション タイプを選択可能にするには、ステータスをアクティブに変更する必要があります。

必要なくなったトランザクション タイプについては、非アクティブに設定できます。

注: 非アクティブに変更されているトランザクション タイプを使用する既存のアクティブなテンプレートは有効なままとなります。ただし、ステータスが非アクティブのトランザクション タイプを使用する新しいテンプレートを作成することはできません。

個人/職務データ インジケータ

トランザクション タイプに、個人データ、職務データ、あるいはその両方の変更を含めるか、いずれの変更も含めないかを指定します。

有効な値は、[雇用/再雇用][両方除外][職務の更新][個人の更新] および [個人および職務の更新] です。

U. S. 連邦政府トランザクション タイプ

(USF) このチェック ボックスは、トランザクション タイプが U. S. 連邦政府トランザクション用であることを指定するためにオンにします。テンプレートの作成コンポーネントで、US 連邦政府と指定されているトランザクション タイプを選択すると、テンプレートの設定ページで [US 連邦政府テンプレート] チェック ボックスが表示専用として自動的にオンになります。

このチェック ボックスを使用できるのは、インストール テーブルで [連邦政府] チェック ボックスがオンになっている場合のみです。

[クラス ID] および [パス]

アプリケーション クラス ID およびトランザクション タイプの実装コードの場所を示すパスを入力します。

テンプレート トランザクション タイプ コンポーネント ページ (HR_TBH_TXN_CMP) を使用して、スマート HR トランザクション処理時にエンドユーザーまたは人事部門担当者が HR のデータを保存した場合に更新されるコンポーネントを指定します。

画像: テンプレート トランザクション タイプ コンポーネント ページ

次の例では、テンプレート トランザクション タイプ コンポーネント ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート トランザクション タイプ - コンポーネント ページ

テンプレートによって更新される必要がある HR などのコンポーネントを指定します。これらのコンポーネントは、スマート HR トランザクション処理時に HR にデータを保存すると、更新されます。

フィールドまたはコントロール

定義

連番

システムがコンポーネントにアクセスする順序を指定します。番号は 1 から始まる欠番のない連番である必要があります。

コンポーネント

トランザクション タイプ用のコンポーネントを 1 つ以上定義します。コンポーネントは 10 個まで含めることができます。

デフォルトでは、トランザクション タイプ ページの [個人/職務データ インジケータ] フィールドに入力した値および [U. S. 連邦政府トランザクション タイプ] チェック ボックス フィールドの選択に応じて、個人データまたは職務データ コンポーネントが自動的に含められます。これらのコンポーネントを変更または削除するには、前述のフィールドの値のいずれかを変更する必要があり、変更すると、インジケータに応じた新しいデフォルト コンポーネントに置き換えられます。既存の非デフォルトのコンポーネントは、新しいデフォルト コンポーネントの後に表示されるように連番が再設定されます。

[個人/職務データ インジケータ] の値が両方除外の場合、デフォルトでコンポーネントは 1 つも含められません。

注: 個人データまたは職務データに関連付けられているコンポーネントを手動で追加した場合、エラー メッセージが表示されます。

次に、手動で含めることができない個人データまたは職務データに関連付けられているコンポーネントを示します。

  • PERSONAL_DATA

  • PERSONAL_DATA_ADD

  • JOB_DATA

  • JOB_DATA_EMP

  • JOB_DATA_CONCUR

  • JOB_DATA_CURRENT

  • JOB_DATA_CWR

  • JOB_DATA_POI

  • JOB_DATA_CWR_SRCH

  • JOB_DATA_EMP_SRCH

  • EE_HIRE

  • EE_HR_PROC

  • EE_1ST_AUTH

  • EE_2ND_AUTH

  • EE_ADD_ORG_ASGN

  • EE_APPROVAL

  • EE_CANCELLATION

  • EE_CONC_HIRE

  • EE_CORRECTION

マーケット

選択したコンポーネットのマーケットを指定します。

ラベル詳細

トランザクション コンポーネント詳細ページにアクセスして、選択したコンポーネントにラベル詳細を追加するには、このリンクを選択します。

トランザクション コンポーネント詳細ページ (HR_TBH_TXN_SEC) を使用して、コンポーネントに関連付けられたラベル詳細を指定します。

画像: トランザクション コンポーネント詳細ページ

次の例では、トランザクション コンポーネント詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

トランザクション コンポーネント詳細ページ

人事部門担当者は、スマート HR トランザクション コンポーネントを確認または実行する必要がある場合、採用管理ページまたはトランザクション詳細管理ページを使用してトランザクションにアクセスします。トランザクションに関連付けられている各コンポーネントは、これらのページで、情報を表示、編集またはコンポーネントに追加するための対応するリンクとボタンを備えたグループ ボックスとして表示されます。

トランザクション コンポーネント詳細ページを使用して、選択したコンポーネントのグループボックスの設定、ボタンの追加およびラベルとテキストの表示/編集を行います。フィールドごとに、ビジネス プロセスに固有のテキスト カタログからラベルとテキスト ID を選択します。スマート HR テンプレートの有効値は、オブジェクト オーナーがヒューマン リソース管理 (HHR) でサブ ID が TBH のテキスト ID です。

フィールドまたはコントロール

定義

グループ ボックス ラベル

更新または表示するコンポーネントを識別するグループ ボックスのヘッダーを指定します。

[[追加] ボタンのラベル] および [[追加] ボタンのテキスト]

人事部門担当者が個人のスマート HR トランザクションに情報を追加できるようにページに表示される [追加] ボタンに関連するテキスト情報を入力します。[追加] ボタンは、各コンポーネントのデータがシステムに保存されていないときに表示されます。

[[追加] ボタンのテキスト] フィールドで、個人データを追加する場合はこのボタンを選択すると示すテキストなど、ボタンを説明するテキスト ID を選択します。

「個人データの追加」など、ボタンに表示されるテキストを [[追加] ボタンのラベル] フィールドで選択します。

[[表示/編集] リンクのラベル] および [[表示/編集] の説明テキスト]

スマート HR トランザクションで追加されたデータの表示および編集に関連するテキスト情報を入力します。スマート HR トランザクション時にデータがシステムに正常にアップロードされると、表示および編集フィールド ラベルが表示されます。スマート HR トランザクション処理時にデータが正常に保存されていても、人事部門担当者はこのリンクを選択して、ユーザーの入力を確認および更新することができます。

[[表示/編集] の説明テキスト] フィールドで、個人データを表示する場合はこのリンクを選択すると示すテキストなど、リンクを説明するテキスト ID を選択します。

"個人更新の表示または編集" など、リンクとして表示されるテキストを [[表示/編集] リンクのラベル] フィールドで選択します。

テキスト カタログ管理

テキスト カタログ管理ページにアクセスして、テキスト メッセージを追加または更新するには、このリンクを選択します。

テンプレート トランザクション タイプ セクション ページ (HR_TBH_TXN_SCT) を使用して、このトランザクション タイプのテンプレートで使用可能にするセクションを定義します。

画像: テンプレート トランザクション タイプ セクション ページ

次の例では、テンプレート トランザクション タイプ セクション ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート トランザクション タイプ - セクション ページ

フィールドまたはコントロール

定義

セクション ID

そのトランザクション タイプの一部であるセクションを指定します。トランザクション タイプには、1 つ以上のセクションを定義する必要があります。有効値は、テンプレート セクション ページで定義されます。

注: 個人データの更新がない場合でも、全てのトランザクション タイプには個人データ セクションを含める必要があります。これは、検索/マッチング処理で個人を検出できるようにするためです。氏名、住所、国民 ID、誕生日、性別など、検索/マッチングで一般的に使用されるデータが含まれているセクションを含めてください (検索/マッチング ルールおよび検索/マッチング パラメータ コンポーネントで定義)。

トランザクション タイプに関連付けられているテンプレートには、ここで定義したセクションのみを含めることができます。たとえば、住所に関して、個人住所 - カナダ セクションのみをトランザクション タイプに関連付けると、個人住所 - アメリカなど、その他の個人住所セクションを、そのトランザクション タイプを使用するテンプレートに関連付けることができなくなります。テンプレート作成 - セクション ページ[セクションのロード/再ロード] ボタンを使用すると、トランザクション タイプに定義した全てのセクションがテンプレートにロードされます。テンプレートに適用しないセクションを削除できますが、トランザクション タイプに定義されていないセクションを追加することはできません。

[連番] および [セクション説明]

テンプレート セクション ページで定義した連番と説明が表示されます。

トランザクションタイプのコピー ページ (HR_TBH_COPY_TXN) を使用して、テンプレート トランザクション タイプをコピーします。

画像: トランザクション タイプのコピー ページ

次の例では、トランザクション タイプのコピー ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

トランザクション タイプのコピー ページ

トランザクション タイプのコピーにアクセスする場合は、コピーする既存のトランザクション タイプを選択します。新しいトランザクション タイプ情報を入力し、[保存] をクリックします。テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページが開き、新しいトランザクション タイプの適切な情報を更新できます。

テンプレート作成ページ (HR_TBH_TMPL_HDR) を使用して、テンプレートを作成および変更します。

画像: テンプレート作成ページ

次の例では、テンプレート作成ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート作成ページ

フィールドまたはコントロール

定義

テンプレート

このテンプレートを定義するテンプレート名を入力します。

ステータス

ステータスを選択します。新規テンプレートを作成する場合、このフィールドのデフォルト オプションはテスト です。この値は、パブリッシュする時点でアクティブに、テンプレートが不要になった時点で非アクティブに変更できます。エンドユーザーが使用できるのは、アクティブなテンプレートのみです。

有効日

テンプレートの有効日を決定します。このフィールドのデフォルト値は今日の日付です。

設定ページ (HR_TBH_TMPL_CFG) を使用して、テンプレートの一般オプションと検索ページ設定を設定します。

画像: テンプレート作成 - 設定ページ

次の例では、テンプレート作成 - 設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート作成 - 設定ページ

行レベルのセキュリティの一部として、[トランザクション タイプ][テンプレート ID][雇用形態][国] および [カテゴリ コード] フィールドが使用されます。これらのフィールドを使用して、エンドユーザーにアクセス権を付与するテンプレートを決定します。

フィールドまたはコントロール

定義

トランザクション タイプ

テンプレートの使用方法を指定し、更新されるコンポーネントを決定するトランザクション タイプを選択します。たとえば、職務データの変更トランザクション タイプでは職務データ コンポーネントのみが更新され、雇用/再雇用タイプでは職務データと個人データの両方が更新されます。また、トランザクション タイプによって、テンプレートの作成時にセクション ページで使用できるセクションが定義されます。この情報は、テンプレート トランザクション タイプ コンポーネントで定義されます。

スマート HR トランザクションを作成または処理する場合、ユーザーはフィルタとして [トランザクション タイプ] フィールドを使用して、特定のテンプレートまたはトランザクションを検索できます。

トランザクション タイプを変更すると、[アクション] および [異動理由] フィールドにデータがロードされていた場合はクリアされ、テンプレートのセクションを更新して、トランザクション タイプに対してセクションが有効であるようにする必要があることを示す警告メッセージが表示されます。

データベース自動更新

エンドユーザーが入力した値でデータベースを自動的に更新する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

注: ACA 資格が採用テンプレートに関連付けられ、採用が正常に保存され、新しい従業員に関連付けられた法定区域が国コード USA に関連付けられている場合は、トランザクションによってシステムが更新され、HR によって ACAEligibility イベントが発生します。トランザクションが正常に送信された場合、トランザクションは最終処理のために人事部門担当者に送信されます。

エンドユーザーが入力したデータを人事部門担当者に送信して最終的に処理する場合は、このチェック ボックスをオフにします。

HR への送信可

エンドユーザーが国民 ID などの必要な全てのデータを把握しているわけではなく、完了するためにトランザクション リクエストを HR に送信する必要がある場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスを使用できるのは、[データベース自動更新] チェック ボックスがオンの場合のみです。

[データベース自動更新] がオンの場合は、次のようになります。

  • スマート HR トランザクション ページに [HR への送信] ボタンが表示されます。これによって、必須フィールドの一部が未入力の場合でも、エンドユーザーはデータを人事部門に送信できます (姓と名は必須)。エンドユーザーがこのボタンをクリックすると、ステータスが 異動区分が必要のトランザクション リクエストが HR に送信され、HR によって最終処理が実行されます。

  • スマート HR トランザクション ページに [保存して送信] ボタンが表示されます。エンドユーザーがこのボタンをクリックすると、データベースに対してデータが自動的に更新されます (エラーが発生しなかった場合)。

全てのページでコメント表示

オンにすると、エンドユーザーがスマート HR トランザクションを実行する場合にスマート HR トランザクションの各ページの下部に [コメント] 編集ボックスが表示されます。

オフにすると、エンドユーザーがスマート HR トランザクションを実行するとき、スマート HR トランザクションの最終ページの下部にのみ [コメント] 編集ボックスが表示されます。ページが 1 ページのみの場合は、そのページに [コメント] ボックスが表示されます。

契約更新リンクを表示

オンにすると、スマート HR トランザクションの実行後、確認ページに、契約コンポーネントへの [契約更新] リンクが表示されます。このリンクを使用すると、個人に関する契約情報を更新できます。このリンクは、テンプレートで [データベース自動更新] が選択され、トランザクションが正常に保存された場合、確認ページに表示されます。

注: テンプレートのユーザーには、契約データ コンポーネントへのアクセス権が必要です。

U. S. 連邦政府テンプレート

(USF) このチェック ボックスは、トランザクション タイプが U. S. 連邦政府トランザクション タイプとして定義されている場合、オンの状態で表示されます。これにより、標準 US 連邦政府 (USF) セクションが表示されます。このチェック ボックスを使用できるのは、インストール テーブルで [連邦政府] チェック ボックスがオンになっている場合のみです。

注: 米国連邦政府の非従業員のテンプレートを作成している場合は、米国連邦政府用に定義されたトランザクション タイプを使用しないでください。

検索ページ設定

スマート HR トランザクション コンポーネントの "トランザクション詳細を入力してください" ページで、次のフィールドがエンドユーザーに対してどのように表示されるかを定義します。フィールド ラベルを選択して、エンドユーザーにデフォルト値の上書きを許可するか、またはユーザーに対してフィールドを非表示にするかを選択します。

フィールドまたはコントロール

定義

テンプレート

このテンプレートに入力したテンプレート ID が表示されます。

雇用形態

従業員の雇用形態を選択します。このフィールドのデフォルト オプションは、従業員です。その他の使用可能なオプションは、非従業員です。

注: 関係者は使用できません。

テンプレートのデフォルトの国コードを入力します。

  • 選択した国によって、国のデフォルト値とテンプレートに表示されるセクションが影響を受けます。

  • (USF) このフィールドのデフォルト値は、米国連邦政府インストールを示す USA です。

カテゴリ コード

テンプレートをグループ化し、このテンプレートの行レベル セキュリティの一部となるカテゴリ コードを選択します。カテゴリは、特定の部門、勤務地、ビジネス ユニット、地域などを表します。

従業員 ID

次の ID をシステムで自動的に割り当てる場合は、デフォルト値 NEW をそのまま使用します。エンドユーザーが手動で ID を入力する場合は、フィールドを空白にしておきます。

有効日

必要に応じて、スマート HR トランザクションのデフォルトの有効日を指定します。通常は、このフィールドの [上書き] チェック ボックスをオンにしてデフォルト値を空白にし、エンドユーザーが実際のトランザクション日を入力できるようにします。一部のビジネス プロセスでは、季節採用などの固定有効日が必要になります。

異動区分

この従業員情報を追加する異動区分を入力します。

採用または再雇用トランザクション タイプを使用する場合、従業員の値は採用および再雇用となり、非従業員を追加するための値は追加および更新中となります。職務データを更新する非採用トランザクションの場合、採用および再雇用のために一覧表示されているアクションを除き、有効なアクションを全て使用できます。

職務データを変更しない個人またはプロファイル データ トランザクション タイプを使用する場合は、この行に入力することはできません。

異動理由

デフォルトの異動理由を用意するかどうかを決定します。これは異動区分に関連付けられます。

職務データを変更しない個人またはプロファイル データ トランザクション タイプを使用する場合は、この行に入力することはできません。

氏名フォーマット

スマート HR トランザクション時に使用する氏名フォーマットを指定します。選択した氏名フォーマットにより、実際のトランザクション ページが影響を受けます。エンドユーザーが別の氏名フォーマットを選択しないようにする場合は、エンドユーザーに対してこのフィールドを非表示にできます。エンドユーザーが別の氏名フォーマットを選択できるようにする場合は、セクション ページに少なくとも 2 つの異なる名前セクションが必要です。

住所フォーマット

スマート HR トランザクション処理時に使用する国住所フォーマットを指定します。選択した国住所フォーマットにより、実際のトランザクション ページが影響を受けます。エンドユーザーが別の住所フォーマットを選択しないようにする場合は、エンドユーザーに対してこのフィールドを非表示にできます。エンドユーザーが別の住所フォーマットを選択できるようにする場合は、セクション ページに少なくとも 2 つの異なる住所セクションが必要です。

ラベル変更

このリンクをクリックすると、セクション フィールド ラベル上書きページが開きます。フィールド ラベルを変更するには、テキスト カタログを使用して別のテキスト ID を選択します。

[デフォルト値] および [値変更]

セクション フィールド デフォルト値ページを開いてフィールドのデフォルト値を定義する場合は、[値変更] リンクをクリックします。選択した値は [デフォルト値] フィールドに表示されます。

上書き

スマート HR トランザクションの実行時に、エンドユーザーがデフォルト値を変更できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。エンドユーザーが値を変更できないようにする場合は、このチェック ボックスをオフにします。このチェック ボックスをオンにすると、エンドユーザーがフィールドにアクセスして値を編集できるように、[非表示] チェック ボックスはオフになります。

非表示

スマート HR トランザクションの実行時に、エンドユーザーに対してそのフィールドおよびデフォルト値を非表示にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[上書き] チェック ボックスはオフになります。エンドユーザーにはフィールドが表示されないため、デフォルト値は変更できません。

テキスト カタログ管理

[テキスト カタログ管理] リンクをクリックすると、テキスト カタログ - 更新検索ページまたはテキスト カタログ管理ページが新しいブラウザ ウィンドウに開きます。テキスト カタログ管理ページを使用して、ラベルを変更または作成します。

"ページ" ページ (HR_TBH_TMPL_PAG) を使用して、スマート HR トランザクション コンポーネントの各ページに表示するページ番号の順とタブの名前を設定します。

画像: "ページ" ページ

次の例では、"ページ" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

"ページ" ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ページ番号

スマート HR トランザクション - "トランザクション情報を入力してください" ページ上のページ タブ順序を定義する数を入力します。セクション ページで、複数のセクションをいずれかのページ番号に割り当てます。これによって、複数のセクションが 1 つにグループ化されたり、異なるタブ ページに分割されます。エンドユーザーまたは人事部門担当者がスマート HR トランザクション - "トランザクション情報を入力してください" ページを使用してトランザクションを入力すると、これらのタブが表示されます。たとえば、給与および給与計算情報に関連する全てのセクションを、給与データという単一のページにグループ化できます。

単一のページ番号とラベルを入力することで、全てのセクションを単一のページに表示できます。あるいは、多数のページ番号とラベルを作成して、異なるページにセクションを分類することもできます。

タイトルの変更

タブ詳細の定義ページにアクセスし、スマート HR トランザクション処理時に "トランザクション情報を入力してください" ページでのタブ ラベルの表示方法を定義するには、このリンクをクリックします。

テキスト カタログ管理

[テキスト カタログ管理] リンクをクリックすると、テキスト カタログ - 更新検索ページまたはテキスト カタログ管理ページが新しいブラウザ ウィンドウに開きます。テキスト カタログ管理ページを使用して、ラベルを変更または作成します。

タブ詳細の定義ページ (HR_TBHTAB_DTL_SEC) を使用して、スマート HR トランザクション コンポーネントのタブ名を指定します。

画像: タブ詳細の定義ページ

次の例では、タブ詳細の定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

タブ詳細の定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ラベル タイプ

使用するラベルのタイプを選択します。値は、[静的テキスト][テキスト カタログ] です。

テキスト ID

[ラベ ル タイプ] フィールドでテキスト カタログを選択した場合は、そのテキスト カタログからテキスト ID を選択します。

静的テキスト ページ タイトル

[ラベル タイプ] フィールドで静的テキストを選択した場合は、タブ ラベル名を入力します。

テキスト カタログ管理

[テキスト カタログ管理] リンクをクリックすると、テキスト カタログ - 更新検索ページまたはテキスト カタログ管理ページが新しいブラウザ ウィンドウに開きます。テキスト カタログ管理ページを使用して、ラベルを追加または変更します。

セクション ページ (HR_TBH_TMPL_SEC) を使用して、テンプレートのセクションを追加および設定します。

画像: テンプレート作成 - セクション ページ

次の例では、テンプレート作成 - セクション ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

セクション ページ

テンプレート管理者は、セクション ページを使用して、エンドユーザーのテンプレートに表示するセクションを定義します。

テンプレート管理者は、民間企業用と米国連邦政府用の全てのフィールドにアクセスできます。これらのフィールドには、個人データ コンポーネント、職務データ コンポーネントおよびプロファイル コンポーネントのスマート HR トランザクション処理の一部として値を入力できます。テンプレート管理者は、セクションにフィールドを構成し (1 つのセクションのフィールド数は 1 から 10 以上)、スマート HR トランザクション処理でエンドユーザーに対して非表示にするセクションをテンプレートごとに決定します。

注: テンプレート定義でポジション番号を選択した場合、ポジション管理から値はロードされません。管理者は、ポジション番号がロードされるフィールドを非表示にする必要があります。これは、ポジション番号が職務データにロードされる時点でこのフィールドが上書きされ、デフォルト値が自動的に入力されるためです。職務データにデフォルトで含まれるフィールドのリストについては、「ポジション管理」[英語版] のドキュメントを参照してください (ポジション データより。これには、職務コードでもデフォルトであるフィールドは含まれません)。

フィールドまたはコントロール

定義

セクションの追加

このボタンをクリックすると、別のセクション用の新しい行が追加されます。

セクションのロード/再ロード

このボタンをクリックすると、使用可能な全てのセクションがテンプレートに追加されます。[トランザクション タイプ]、[国]、[氏名フォーマット] および [住所フォーマット] に入力された値と、米国連邦政府のフラグを参照して、ロードされるセクションが決まります。ロード プロセスによってセクションが追加または削除されると、次のアクションが実行されます。

  • セクションが既に存在する場合は、上書きされません。

  • テンプレートのトランザクション タイプを変更すると、有効ではなくなった既存のセクションが削除され、新しいトランザクション タイプに対応する新しいセクションがロードされます。

  • テンプレートの国を変更すると、既存の国別セクションが削除され、新規の国セクションがロードされます。

  • テンプレートの氏名フォーマットまたは住所フォーマットを変更すると、既存の氏名フォーマットおよび住所フォーマットに固有のセクションが削除され、新規のセクションがロードされます。

[全て選択] および [全て選択解除]

[全て選択] ボタンをクリックすると、簡単に削除できるように、このページの全てのセクションが選択されます。あるいは、削除を回避するために、全てのセクション行の選択が解除されます。

選択したセクションの削除

このボタンをクリックすると、選択されている全てのセクション行がこのテンプレートから削除されます。

テンプレートのプレビュー

このボタンをクリックすると、新しいブラウザ ウィンドウが開き、テンプレートをプレビューできます。プレビュー モードでは、各テンプレート ページとページ上のセクションが表示されます。

テンプレートのテスト

このボタンをクリックすると、テンプレートが正しく設定されているかどうかを検証できます。

注: テンプレート管理者は、設定ページで [データベース自動更新] が選択されている場合のみ、テンプレートをテストできます。[データベース自動更新] の選択が解除されている場合は、CI/サービスが呼び出されないため、テスト モードは使用できません。

テンプレート管理者がこのボタンをクリックすると、スマート HR トランザクション - "トランザクション詳細を入力してください" ページが新しいブラウザに表示されます。管理者は、エンドユーザーが行うように個人のデータを入力し、スマート HR トランザクションの最終ページで [テンプレートのテスト] ボタンをクリックします。テンプレートが正しく設定されると、テンプレートの設定が正常に完了したことを示すメッセージがテストの確認ページに表示されます。テンプレートが正しく設定されていない場合は、テストの確認ページが表示され、テンプレートで発生したエラーを表示するリンクが表示されます。

注: テンプレートをテストしても、テンプレート トランザクション タイプに関連付けられているコンポーネントは更新されません。

テンプレート セクション

フィールドまたはコントロール

定義

連番

セクションの順番を変更する場合は、連番を入力します。エンドユーザーのページでは、小さい番号のセクションが最初に表示されます。連番はテンプレート セクション ページから取得されますが、ここで上書きできます。

セクション スタイル

セクションの表示方法として、形式またはグリッド形式を選択します。グリッド形式は、プロファイル管理アイテム、住所、電話番号、電子メールなどの複数行のセクションに使用します。

セクション設定

このリンクを選択すると、テンプレート セクションの設定ページが開きます。セクションのフィールド値を更新するには、テキスト カタログを使用します。

[ページ番号] および [ページ タイトル]

"ページ" ページで定義したページ番号にセクションを割り当てます。ページ タイトルは、タブ詳細の定義ページで入力したテキスト カタログ値または静的テキストから自動的に表示されます。

テンプレート セクションの設定ページ (HR_TBH_TMPL_FLDS) を使用して、テンプレート内のセクションのフィールドを設定します。

画像: テンプレート セクションの設定ページ

次の例では、テンプレート セクションの設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレート セクションの設定ページ

テンプレート管理者は、テンプレート セクションの設定ページを使用して、セクションに表示するフィールド、フィールドを必須フィールドにするかどうか、デフォルト値を指定するかどうか、およびエンドユーザーによる値の変更を可能にするかどうかを決定します。

フィールドまたはコントロール

定義

[テキスト ID] および [セクション名上書き]

スマート HR トランザクション ページのグループ ボックス ヘッダーを変更する場合は、異なるテキスト ID を入力します。新しい名前が [セクション名上書き] フィールドに表示されます。

全てのセクションを非表示

スマート HR トランザクションの入力時に、エンドユーザーに対してそのセクションを非表示にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。

セクション フィールド

フィールドまたはコントロール

定義

連番

このセクションのフィールドの順序を変更する場合は、連番を入力します。連番はテンプレート セクション ページの [セクション設定] グループ ボックスで定義されますが、ここで上書きできます。

ポジション

セクション内でのフィールドの表示位置を入力します。値は、[右/左][左] および [右] です。右/左を選択すると、論理的な次の位置 (左または右) にフィールドが配置されます。

[フィールド ラベル] および [ラベル変更]

この [ラベル変更] リンクをクリックすると、セクション フィールド ラベル上書きページが開きます。フィールド ラベルを変更するには、テキスト カタログを使用して別のテキスト ID を選択します。

[デフォルト値] および [値変更]

セクション フィールド デフォルト値ページを開いてフィールドのデフォルト値を定義する場合は、[値変更] リンクをクリックします。この値は、[デフォルト値] フィールドに表示されます。

必須

エンドユーザーがこのフィールドに値を入力する必要がある場合は、このチェック ボックスをオンにします。

上書き

スマート HR トランザクションの実行時に、エンドユーザーがデフォルト値を変更できるようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。エンドユーザーが値を変更できないようにする場合は、このチェック ボックスをオフにします。このチェック ボックスをオンにすると、エンドユーザーがフィールドにアクセスして値を編集できるように、[非表示] チェック ボックスはオフになります。

非表示

スマート HR トランザクションの実行時に、エンドユーザーに対してそのフィールドおよびデフォルト値を非表示にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[上書き] チェック ボックスはオフになります。エンドユーザーにはフィールドが表示されないため、デフォルト値は変更できません。

テキスト カタログ管理

[テキスト カタログ管理] リンクをクリックすると、テキスト カタログ - 更新検索ページまたはテキスト カタログ管理ページが新しいブラウザ ウィンドウに開きます。ラベル セクションを変更するには、テキスト カタログ管理ページを使用します。

個人ルール ページ (HR_TBH_TMPL_PER) を使用して、テンプレートの検索/マッチング機能の使用可/不可を切り替え、データベース内の既存の個人データと従業員情報の処理オプションを定義します。

画像: 個人ルール ページ

次の例では、個人ルール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

個人ルール ページ

既存の個人の検索

これらのフィールドで、検索/マッチングの使用可/不可を切り替えます。

フィールドまたはコントロール

定義

検索機能を使用して既存の個人を検索する

スマート HR プロセスで検索/マッチング機能を使用するかどうかを選択します。選択に基づいて、次のように機能します。

  • はい - このテンプレートに対する設定ページでの [データベース自動更新] の選択に関係なく、採用を保存または送信する前に検索/マッチングが実行されます。トランザクション実行時に [保存して送信] ボタンをクリックすると、検索/マッチング プロセスがバックグラウンドでトリガされます。

  • いいえ - このページの他のフィールドが全て非表示になるため、検索/マッチング プロセスは実行されません。エンドユーザーが [保存して送信] をクリックすると、設定ページが表示されます。

[個人/職務データ インジケータ] フィールドの値が雇用/再雇用と同じではないトランザクション タイプを持つテンプレートの場合は、[検索機能を使用して既存の個人を検索する] フィールドが自動的にはいに設定され、変更できないようにグレー表示されます。これらのトランザクション タイプ テンプレートでは、個人が既にシステム内に存在する必要があります。このページには、[既存の個人の検索] グループ ボックスのフィールドのみが表示されます。

注: テンプレートのトランザクション タイプの [個人/職務データ インジケータ] フィールドが職務の更新または個人および職務の更新に設定され、テンプレートが自動データベース更新用に設定される場合、ターゲット個人にはシステム内のアクティブな職務が 1 つのみ指定されている必要があります。指定されていない場合、トランザクションは、個人モデルを更新するために人事部門担当者に転送されます。

テンプレート トランザクション タイプ - トランザクション タイプ ページ」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

検索パラメータ

一連の検索ルールを含む検索パラメータを入力します。検索パラメータは、ユーザーが検索を実行する前に選択するものです。これらのパラメータによって、検索可能な検索フィールドが決まります。

このフィールドは、[検索機能を使用して既存の個人を検索する] フィールドではいを選択した場合に表示されます。

検索結果コード

検索結果コードを入力します。検索結果コードは、検索/マッチングによって検出された一致の可能性がある ID について、検索結果ページのグリッドに返すデータを指定します。

このフィールドは、[検索機能を使用して既存の個人を検索する] フィールドではいを選択した場合に表示されます。

Application Fundamentals』「Understanding Search/Match[英語版] を参照してください。

既存の個人

フィールドまたはコントロール

定義

エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する

検索/マッチングがアクティブなときに使用できる異動区分をエンドユーザーが指定できるかどうかを決定します。

はいを選択すると、[エンドユーザーに対して雇用情報サマリへのアクセスを許可する] フィールドと、[アクティブな雇用データがない場合にエンドユーザーが使用できる異動区分] グループ ボックスがページに表示されます。

いいえを選択すると、[非アクティブの従業員情報が 1 つのみ見つかった場合に使用する異動区分] および [非アクティブの従業員情報が複数見つかった場合、もしくは 1 つも見つからなかった場合に使用する異動区分] のグループ ボックスがページに表示されます。

エンドユーザーに対して雇用情報サマリへのアクセスを許可する

はいまたはいいえを選択することで、エンドユーザーが個人に関する詳細情報を表示できるかどうかを決定します。はいを選択すると、ユーザーが個人の雇用情報詳細を表示できるように [雇用情報サマリ] リンクが使用可能になります。

[エンドユーザーに対して雇用情報サマリへのアクセスを許可する] フィールドは、[エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する] フィールドではいを選択した場合に使用可能になります。

注: フィールドのテキストは、テンプレートの設定ページで定義した [雇用形態] の値によって異なります。従業員の形態では、"従業員情報" というテキストが表示されます。非従業員の形態では、"非従業員情報" という表現が表示されます。この表示は、個人ルール ページの全ての情報に適用されます。

アクティブな雇用データがない場合にエンドユーザーが使用できる異動区分

テンプレート管理者が [エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する] フィールドではいを選択すると、ページにこのグループ ボックスが表示されます。

チェック ボックスを 1 つ以上オンにして、テンプレートでエンドユーザーが使用できる機能を有効にします。このグループ ボックスは、[エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する] フィールドではいを選択すると表示されます。フィールドの選択オプションは、次のとおりです。

  • 既存の従業員情報を "再雇用" として選択する

  • 既存の従業員情報を "採用" として選択する

  • 異動区分として "採用" を使用して新規の従業員情報を作成する

  • 人事部門担当者に処理のリクエストを送信

非アクティブの従業員情報が 1 つのみである場合に使用する異動区分

テンプレート管理者が [エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する] フィールドでいいえを選択すると、非アクティブな従業員情報の一致について、異なる一連のグループ ボックスがページに表示されます。

画像: 個人がシステムに存在しているときに使用する異動区分をエンドユーザーが決定できない個人ルール ページ

次の例では、個人がシステムに存在しているときに使用する異動区分をエンドユーザーが決定できない個人ルール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

個人がシステムに存在しているときに使用する異動区分をエンドユーザーが決定できない個人ルール ページ

トランザクションの実行時に一致する非アクティブな個人が検出された場合に使用する異動区分を定義するには、次のグループ ボックスのいずれかのオプションを選択します。値は次のとおりです。

  • 再雇用を使用して従業員情報を再開する

  • 採用を使用して従業員情報を再開する

  • 異動区分として "採用" を使用して新規の従業員情報を作成する

  • 人事部門担当者に処理のリクエストを送信

非アクティブの従業員情報が複数見つかった場合、もしくは 1 つも見つからなかった場合に使用する異動区分

複数の非アクティブな従業員情報が検出された場合に、テンプレート トランザクションの実行時にエンドユーザーが実行できるオプションを 1 つ選択します。このグループ ボックスは、[エンドユーザーによる異動区分の決定を許可する] フィールドでいいえを選択すると表示されます。値は次のとおりです。

  • 異動区分として "採用" を使用して新規の従業員情報を作成する

  • 人事部門担当者に処理のリクエストを送信

テンプレートのコピー ページ (HR_TBH_COPY) を使用して、スマート HR テンプレートをコピーし、新規のテンプレートに変更を加えます。

画像: テンプレートのコピー ページ

次の例では、テンプレートのコピー ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テンプレートのコピー ページ

新規のテンプレート情報を入力し、[保存]. をクリックします。テンプレートの作成コンポーネントが開き、必要な情報を更新できます。

国の変更

国テンプレートをコピーして別の国として保存した場合、関連する国セクションのみがページに表示されます。元の国セクションとそのデフォルト設定は表示されません。たとえば、フランス (FRA) のテンプレートをコピーして、新規テンプレートの国をスペイン (ESP) に変更すると、FRA セクションが削除されて ESP セクションが表示され、入力できるように空白になります。

注: テンプレートおよび関連する国セクションを更新し、元の国セクションとそのデフォルト設定を削除する場合は、セクション ページにアクセスして [セクションのロード/再ロード] ボタンをクリックする必要があります。