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テレワーカーの追跡管理

次の各トピックでは、テレワーカーの追跡管理機能の概要および前提条件について説明します。

ページ名

定義名

用途

テレワーカー管理 - テレワーク ステータス ページ

TELEWORK_STATUS

テレワークの日付と定期処理情報を取得します。また、テレワーク契約が永続的または一時的な障害に起因しているかどうかを識別します。

ここでは、一時的な障害のみが識別されます。永続的な障害は、[個人情報]、[障害者データ]、[障害者データ] で取得する必要があります。

テレワーカー管理 - 所在地ページ

TELEWORK_LOCATION

従業員が在宅勤務するときの実際の勤務地を識別します。

テレワーカー管理 - 契約ページ

TELE_AGREEMENT

在宅勤務の備品やサービス費用の処理方法を記載し、テレワーク要求に関連するステータスの変更を監視および追跡管理します。

在宅勤務は、多くの会社にとって、採用や従業員確保の要因です。ヒューマン リソース管理のテレワーカー機能を使用すると、在宅勤務が許可されている職務、ポジションおよび従業員を追跡管理できます。また、この機能は、通常の勤務地に基づいて地方税や州税が課税される米国のユーザーにとって便利です。

この機能は、米国連邦政府の規定に対応しています。この規定では、米国連邦組織は連邦議会に対して法律に定められたテレワーカー関連データを提出する必要があります。

注: 契約詳細は、"契約管理" 内の契約として取得したり、テレワーカーや在宅勤務に関する会社のルールとポリシーに応じて、任意のフォームで文書化して保存することができます。この機能で取得する内容は、契約が整備されているという事実のみに基づいています。

前提条件

従業員と非従業員に対してこの新しいテレワーカー機能を使用するには、その前に、次の作業を実行する必要があります。

  • テレワーク契約の対象職務を識別します。

    職務コード テーブル - 職務コード プロファイル ページにある [テレワーク可能] フィールドを使用して、テレワークが可能な職務を指定します。

    Application Fundamentals』「Job Code Profile Page[英語版] を参照してください。

  • テレワーク契約の対象ポジションを識別します (会社でポジション管理ビジネス プロセスを使用している場合)。

    ポジション データ - 特定情報ページにある [テレワーク可能] フィールドを使用して、テレワークが可能なポジションを指定します。

    PeopleSoft Human Resources Manage Positions』「Position Data - Specific Information Page[英語版] を参照してください。

  • テレワーク所在地を指定します。

    会社によっては、テレワーカーを対象とした専用の所在地が用意されている場合があります。通常はその所在地以外で勤務できないスタッフがその事業所では勤務できる場合、その所在地は "テレワーク所在地" と見なすことができます。テレワーク所在地は、所在地プロファイル ページの [テレワーク所在地] フィールドを使用して指定します。

    Application Fundamentals』「Location Profile Page[英語版] を参照してください。

テレワーカー管理 - テレワーク ステータス ページ (TELEWORK_STATUS) を使用して、テレワークの日付と定期処理情報を取得します。

また、テレワーク契約が永続的または一時的な障害に起因しているかどうかを識別します。ここでは、一時的な障害のみが識別されます。永続的な障害は、[個人情報]、[障害者データ]、[障害者データ] で取得する必要があります。

画像: テレワーカー管理 - テレワーク ステータス ページ

次の例では、テレワーカー管理 - テレワーク ステータス ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テレワーカー管理 - テレワーク ステータス ページ

フィールドまたはコントロール

定義

テレワーク対象職務

"職務コード" で [テレワーク可能] フィールドがオンの場合は、このチェック ボックスがオンになります。

開始日

テレワーク契約の開始日を入力します。

終了日

テレワーク契約の終了予定日を入力します。終了日が空白の場合は、この契約が継続中であることを示します。

繰り返し日数/週

テレワーカーが在宅勤務を予定している週あたりの日数を入力します。最大値は 7 です。

平均日数/月

テレワーカーが在宅勤務を予定している月あたりの日数を入力します。最大値は 31 です。

障害手配

このテレワーカー手配が従業員の永続的または一時的な障害に対応しているかどうかを指定するオプションをオンにします。[一時的な障害に対応] をオンにすると、[一時的な障害を確認] 領域が表示されます。

一時的な障害を確認

一時的な障害に関する情報を入力します。これは、環境改善要求 (ACCOMM_REQUEST) ページの障害者データ コンポーネントにあるグリッドと同じです。

注: PeopleSoft では、個人の永続的な障害は別のコンポーネントで取得します。この情報は個人的で慎重に扱う必要があるため、このコンポーネントには表示されません。

テレワーカー管理 - 所在地ページ (TELEWORK_LOCATION) を使用して、従業員が在宅勤務するときの実際の勤務地を識別します。

画像: テレワーカー管理 - 所在地ページ

次の例では、テレワーカー管理 - 所在地ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テレワーカー管理 - 所在地ページ

フィールドまたはコントロール

定義

勤務地

このテレワーカーの通常の勤務地を選択します。値は、[自宅][その他] または [テレワーク所在地] です。

勤務地

勤務地として [テレワーク所在地] を指定した場合は、テレワーカーの通勤場所を選択します。このフィールドに値を入力すると、ページに住所情報が表示されます。所在地が有効なテレワーク所在地として所在地テーブルに指定されている場合のみ、値が有効になります。

(USF) 所在地

テレワーカーの所在地コードが表示されます。米国連邦政府および軍機能対応の場合にのみ表示されます。

(USF) 所在地の表示

選択した所在地に基づいて所在地説明ページにアクセスする場合に選択します。このリンクは、米国連邦政府および軍機能対応の場合にのみ表示されます。

テレワーカー管理 - 契約ページ (TELE_AGREEMENT) を使用して、在宅勤務の備品やサービス費用の処理方法を記載し、テレワーク要求に関連するステータスの変更を監視および追跡管理します。

画像: テレワーカー管理 - 契約ページ

次の例では、テレワーカー管理 - 契約ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

テレワーカー管理 - 契約ページ

フィールドまたはコントロール

定義

備品/サービス費用

在宅勤務での備品やサービス費用の処理方法を指定するオプションをオンにします。このセクションによって、ユーザーは、テレワーク契約または会社ポリシーに基づいた責任者を把握できます。この項目は、テレワーク契約の一部として、会社とテレワーカーの間で前もって合意する必要があります。

テレワーク契約ステータス

会社では、テレワーク要求に関連するステータスの変更を監視および追跡管理する必要があります。そのために、次の 4 つのステータスが用意されています。米国連邦政府は、これらの値と理由を指定するように求めています。米国以外のユーザーは、これらの値を会社ポリシーに対応するように変更または使用できます。

承認済ステータスの場合、[理由] フィールドに値を指定する必要はありません。

却下済ステータスの場合、[理由] フィールドの値は、[セキュリティ資料取扱][オンサイト アクティビティの実行][業績または経営問題] または [その他] です。

従業員による雇用終了ステータスの場合、[理由] フィールドの値は、[業務任命の変更][業績低下/経営問題] または [その他] です。

管理者による雇用終了ステータスの場合、[理由] フィールドの値は、[業務任命の変更][業績低下/経営問題] または [その他] です。