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検索ページのセキュリティのしくみ

このトピックでは、複数雇用レコードの機能を使用する際に、部門セキュリティ (PERS_SRCH_COR および EMPLMT_SRCH_COR の検索ページのセキュリティ) がどのように機能するかを説明します。

注: このセキュリティを設定するにはさまざまな方法があります。設定方法は、組織固有のビジネス要件によって決まります。このトピックで説明するのは、セキュリティ設定方法の 1 つの例でしかありません。

まず、以下のように仮定します。

上記の仮定に続いて、以下の条件が当てはまる従業員 ID が 1001 の従業員の職務データ行を次の表に示します。

キー: この表では、Empl Rec# = 雇用レコード番号、Co. = 会社、ICT = 出向、A/R = 異動区分/理由、D = 部門、および J = 雇用レコードを意味します。

イベント

雇用レコード番号 0

雇用レコード番号 1

1. A 社で採用

異動区分/理由 - 採用

会社 - A 社

部門 - 販売

雇用レコード - 主

該当なし

2. B 社に在籍出向

異動区分/理由 - 転属/出向

会社 - A 社

部門 - 人事

雇用レコード - 副

異動区分/理由 - 採用/在籍出向

会社 - B 社

部門 - 販売

雇用レコード - 主

3. A 社に戻る

異動区分/理由 - 転属/出向満了

会社 - A 社

部門 - 販売

雇用レコード - 主

異動区分/理由 - 雇用終了/出向満了

会社 - B 社

部門 - 販売

雇用レコード - 副

4. B 社に転籍出向

4a.A 社で雇用終了

4b.B 社で採用 (または再雇用)

異動区分/理由 - 雇用終了/転籍出向

会社 - A 社

異動区分/理由 - 採用または再雇用/転籍出向

会社 - B 社

部門 - 販売

雇用レコード - 主

該当なし

次の例では、特定の部門へのアクセス権のあるユーザーに対し、部門セキュリティ (検索ページのセキュリティ) がどのように機能するかを説明します。ユーザーは以下のことが可能です。

次の表に、どのユーザーがどのデータにアクセス可能かを、従業員 ID 1001 の従業員を例に 4 つのイベントごとに示します。

イベント

個人データ

雇用レコード番号 0 のデータ

雇用レコード番号 1 のデータ

 

PERS_SRCH_GBL

EMPLMT_SRCH_GBL

EMPLMT_SRCH_GBL

1. A 社で採用

USR1

USR1

該当なし

2. B 社に在籍出向

USR1 と USR2

USR1

USR2

3. A 社に戻る

USR1 と USR2

USR1

USR2

4a.B 社に転籍出向

4b.B 社で採用または再雇用

USR1 と USR2

USR2

USR1

USR2

USR2

USR2