セルフサービス研修/能力開発プロセスについて

従業員と管理者が研修リクエストを送信するには、次のことを事前に実行しておく必要があります。

  1. ワークフロー機能を有効にします。

  2. グループ ビルド機能を設定します (管理者が直属部下の研修を申請する際に、グループ ID をアクセス タイプに使用する場合)。

  3. 「直属部下の設定」ページで HR_DR_TRN_SUMMARY と TRN_REQUEST_LNK にアクセス タイプを設定します。

  4. 「設定オプション」、「通知設定」、「コンポーネント インターフェイス設定」の各ページを使用して、研修登録と研修登録 (管理者) のルールを定義します。

eDevelopment-人材開発では、従業員の能力開発を効率的に行うことができるよう、次の 4 つのセルフサービス トランザクションを用意しています。

  • 研修登録リクエスト。

    従業員、職務レコードを持つ関係者または管理者は、研修登録リクエスト トランザクションにアクセスします。従業員または関係者は自分の研修を申請し、管理者は直属部下の研修を申請します。従業員、関係者または管理者のいずれがリクエストを送信しても、要請者とみなされます。

    要請者は、PeopleSoft HR の教育・研修管理に設定されているコース セッションの検索方法を 1 つ選択します。表示される受講可能なコースのリストから、要請者は自分のニーズに合うコースとセッションを選択できます。

    受講条件を満たす必要があるかどうかチェックされます。管理者に対しては、受講条件を満たす直属部下のリストか、受講条件を満たさない直属部下のリストのいずれかが表示されます。ある従業員について、選択されたコースの受講条件を満たすコースの受講が予定されている場合、この従業員は要件を満たしているとみなされます。

    管理者は、コースに登録する従業員を選択します。コースのサマリが表示されます。従業員または管理者は、必要に応じてコメントを入力したり、コースが定員に達している場合は登録待ちリストへの追加リクエストを入力できます。

  • 研修リクエストの承認。

    管理者は、研修リクエストの承認トランザクションを使用してリクエストを承認または却下します。承認者はリクエストに関する情報を変更できませんが、コメントを入力できます。

  • 研修リクエストのステータス。

    従業員と管理者は、研修リクエスト ステータスの表示トランザクションを使用してリクエストのステータスを確認できます。

  • 研修サマリ。

    従業員と管理者は、研修サマリ トランザクションにアクセスできます。従業員は、修了済の研修コースおよび登録済または登録待ちリストにあるコースのサマリを表示できます。管理者は、直属部下について同じ情報を表示できます。

注: 管理者が複数名の直属部下の研修を一括で申請した場合、登録プロセスの途中でコースの定員に達しても全員がコースに登録され、各従業員のステータスが登録済に更新されます。そしてシステム担当者に対し、この状況を処理するよう通知されます。