通勤手当データの入力
この項では、通勤手当データの設定の概要について説明します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
GPJP_CM_PYE_DATA |
通勤手当データを入力します。従業員ごとに、総額または通勤区間別にデータを定義します。 |
給与計算で通勤手当を処理できるようにするには、通勤手当の非課税限度月額を入力し、従業員ごとに通勤手当金額を定義する必要があります。
現在の通勤手当の法定非課税限度月額を、「カテゴリ別変数」ページで更新します。これは、法定限度額に変更があった場合にのみ行います。
PeopleSoft では、100,000 円のデフォルト値で変数 CM VR NTAX ALW MX を配布しています。
「カテゴリ別変数」ページにアクセスするときは、カテゴリ CMTX を選択します。
変数 CM VR NTAX ALW MX の新しい値は、「カテゴリ別変数」ページの「値」タブで入力します。
従業員ごとの通勤手当データを、「通勤手当」ページで入力します。
「通勤手当 JPN」ページ (GPJP_CM_PYE_DATA) を使用して、通勤手当データを入力します。
従業員ごとに、総額または通勤区間別にデータを定義します。
ナビゲーション
画像: 「通勤手当 JPN」ページ
次の例では、「通勤手当 JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
雇用レコード (雇用レコード番号) |
この通勤手当が適用される雇用レコード番号が表示されます。非課税限度月額は、従業員ごとではなく雇用レコード番号ごとに適用されます。 |
データ入力方法 |
「金額」を選択すると、「総額登録」グループ ボックスにアクセスできます。 |
支給サイクル |
この従業員に対する通勤手当の周期を、「1 日」、「1 か月」、「3 か月」、「6 か月」から選択します。通勤手当のすべてのコンポーネントは、同じ支給サイクル周期である必要があります。 |
金額 |
「現金運賃」、「現物運賃」、「現金通行料等」、「現物通行料等」の各フィールドに通勤手当の金額を入力します。 運賃とは、従業員の通勤にかかる最も合理的な通勤費用のみをいい、通常は公共の交通手段の費用を指します。通行料等は、運賃以外のすべての通勤手当に適用されます。これには、定期券代、ガソリン代、通行料およびグリーン運賃などがあります。 |
備考 |
交通手段、経路などの、その通勤手当項目に対する備考を入力します。このフィールドは参照用の情報になります。 |
通行料等非課税限度月額
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
月額 |
従業員ごとに個別の基準でこの値を決めます。 |
「通勤手当 JPN」ページにアクセスします
画像: 通勤手当詳細 JPN ページ
次の例では、通勤手当詳細 JPN ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
雇用レコード (雇用レコード番号) |
この通勤手当が適用される雇用レコード番号が表示されます。非課税限度月額は、従業員ごとではなく雇用レコード番号ごとに適用されます。 |
データ入力方法 |
「区間単位」を選択すると、「区間単位登録」グループ ボックスにアクセスできます。 |
支給開始日 |
この通勤手当が支給される最初の日付を入力します。そうすると、支給サイクルに基づいて通勤手当が計算されます。たとえば、6 か月の支給サイクルで 1 月 1 日に支給が開始される区間では、1 月と 7 月に通勤手当が支給されます。 |
支給サイクル |
この通勤経路に対する通勤手当の周期を、「1 日」、「1 か月」、「3 か月」、「6 か月」から選択します。経路セクションごとに支給サイクル周期が異なってもかまいません。 |
支給方法 |
「現金」または「現物」のどちらかを選択します。 |
支給タイプ |
「運賃」または「通行料等」を選択します。運賃とは、従業員の通勤にかかる最も合理的な通勤費用のみをいい、通常は公共の交通手段の費用を指します。通行料等は、運賃以外のすべての通勤手当に適用されます。これには、定期券代、ガソリン代、通行料およびグリーン運賃などがあります。 |
金額 |
支給サイクルごとに支給される通勤手当の金額を入力します。 |
「出発地」および「到着地」 |
通勤区間の出発地と到着地を入力します。 |
説明 |
通勤区間に対する備考を入力します。 |