労働保険情報の入力

この項では、労働保険情報の設定の概要と、労働保険データの入力方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

「労働保険データ管理 JPN」ページ

GPJP_LA_PYE_DATA

各従業員の雇用レコードすべてに対する労働保険データを入力します。

労働保険料を計算する前に、いくつかのデータを入力する必要があります。

労働保険データを設定するには、次の手順に従います。

  1. 「労働保険事業所」ページで労働保険事業所を定義します。

    各労働保険事業所に対する業種を選択します。

  2. 「労働保険データ管理 JPN」ページで、従業員の労働保険データを設定します。

    複数の雇用レコードを持ち、それぞれの雇用レコードから個別に給与を支給される従業員の場合、それぞれの雇用レコードに対して個別に労働保険データを入力します。

労働保険料データは、従業員の雇用レコードごとに控除されます。

「労働保険データ管理 JPN」ページ (GPJP_LA_PYE_DATA) を使用して、各従業員の雇用レコードすべてに対する労働保険データを入力します。

画像: 「労働保険データ管理 JPN」ページ

次の例では、「労働保険データ管理 JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「労働保険データ管理 JPN」ページ

労災保険

フィールドまたはコントロール

定義

労災保険区分

「常用労働者」、「役員で労働者」、「臨時労働者」「適用外」から選択します。

役員報酬など、支給が労災保険の対象でない場合は、「適用外」を選択します。

雇用保険

フィールドまたはコントロール

定義

労災保険区分

被保険者: 雇用保険の対象となる一般従業員です。

役員: 雇用保険の対象となる、従業員として勤務する役員です。

適用外: 1 週間の標準勤務時間が 20 時間未満の受給者など、雇用保険の対象外となる、その他のすべての受給者です。

注: 雇用保険区分が「役員」または「被保険者」の従業員は、支給の時点で 64 歳以上でないかぎり、雇用保険料の控除の対象となります。年齢は自動的に判定されます。「高年齢継続被保険者」チェック ボックスの値には影響されません。グローバル ペイロール (日本) では、任意の高年齢継続被保険者はサポートしていません。

高年齢継続被保険者

受給者の雇用保険区分が「役員」または「被保険者」であり、概算・確定保険料申告書基礎資料で受給者を「高年齢継続被保険者」として分類する必要がある場合に、このチェック ボックスを選択します。高年齢継続被保険者として分類される従業員を判定するには、雇用保険免除者一覧表を使用します。

短時間労働者

受給者の雇用保険区分が「役員」または「被保険者」であり、短時間労働者として分類する必要がある場合に、このチェック ボックスを選択します。