住民税納付ファイルの管理

この項では、住民税納付ファイルの概要について説明します。

ページ名

定義名

用途

「住民税納付データ ロード JPN」ページ

GPJP_RC_IH_T_LDE

住民税納付ファイル作成用のデータをロードします。

住民税納付データの表示および管理

GPJP_IH_TAX_DATA

住民税納付データを自治体コード別に表示および修正します。

住民税納付ファイルの作成

GPJP_RC_IH_T_GEN

住民税納付ファイルを作成します。

従業員の住所がいくつかの自治体に限定されている場合は、自治体への住民税直接納付を適切に管理できます。一方、大企業では多くの場合、銀行サービスを利用して住民税納付を管理します。このような銀行サービスを利用する場合は、その旨を自治体に報告します。PeopleSoft グローバル ペイロール (日本) では、ファイルを作成して、銀行を利用した住民税納付を簡単に行うことができます。この機能では、全国地方銀行協会が定める定型書式をサポートしています。

給与計算が最終決定し、適切な調整を行ったら、住民税納付ファイル作成プロセスを実行して、住民税額を自治体別にソートしたファイルを作成します。このファイルには、給与と退職金の両方に基づいた住民税額が含まれます。この情報を 1 つの銀行に送信すると、その銀行から各自治体に住民税が振り込まれます。会社は、住民税の計算と控除を行った後、毎月 10 日までにこのファイルを転送する必要があります。

「住民税納付データ ロード JPN」ページ (GPJP_RC_IH_T_LDE) を使用して、住民税納付ファイル作成用のデータをロードします。

「住民税納付データ ロード JPN」ページをロードしますselect (「グローバル ペイロール/休暇欠勤管理」, then select 「支給処理」, then select 「住民税納付データ ロード JPN」, then select 「住民税納付データ ロード JPN」)。

画像: 「住民税納付データ ロード JPN」ページ

次の例では、「住民税納付データ ロード JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「住民税納付データ ロード JPN」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

給与支払者

住民税納付ファイル作成用のデータをロードする納付元事業所 ID を選択します。

対象年度

税金の支払い対象年度です。

税金の支払い対象月です。たとえば、6 月に控除が行われ、7 月 10 日までに納付する必要がある住民税の場合は 6 月を選択します。

送金元銀行

送金元銀行を選択します。

「住民税ファイル データ管理 JPN」ページ (GPJP_IH_TAX_DATA) を使用して、住民税納付データを自治体コード別に表示および修正します。

画像: 「住民税ファイル データ管理 JPN」ページ

次の例では、「住民税ファイル データ管理 JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「住民税ファイル データ管理 JPN」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

自治体コード

自治体テーブル ページの自治体コード ID が表示されます。

名称

自治体の名前です。

特別徴収者 (特別徴収義務者指定)

特別徴収義務者指定番号です。

異動

転送フラグです。

給与税額件数 (給与レコード)

給与に対する所得割税レコード数です。

所得割税額 (給与税額)

給与に対する所得割税額です。

退職税額件数 (退職レコード)

退職金に対する税レコード数です。

退職金税額 (退職合計)

退職金に対する税額です。

税件数 (税レコード)

税レコードの合計数です。

税額合計 (税額合計)

給与に対する税額と退職金に対する税額の合計額です。

退職者

退職者数です。

退職金額 (退職金額)

退職金額です。

税額 (税額)

自治体税額です。

都道府県税額 (都道府県税額)

都道府県税額です。

「住民税データ ファイル作成 JPN」ページにアクセスします select (「グローバル ペイロール/休暇欠勤管理」, then select 「支給処理」, then select 「住民税データ ファイル作成 JPN」, then select 「住民税データ ファイル作成 JPN」)。

画像: 「住民税データ ファイル作成 JPN」ページ

次の例では、「住民税データ ファイル作成 JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「住民税データ ファイル作成 JPN」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

給与支払者

納付元事業所 ID を選択します。

対象年度

税金の支払い対象年度です。

税金の支払い対象月です。

送金元銀行 ID

税金の送金元銀行です。

ファイル ハンドル

出力フォーマットを選択します。

注: このプロセスを実行するには、事前にソース データをロードしておく必要があります。データがロードされていないと、エラー メッセージが表示されます。