離職証明書データの確認および更新

この項では、離職証明書データの更新の概要について説明します。

ページ名

定義名

用途

「賃金支払状況」ページ

GPJP_UC_WPMT_HIST

賃金支払い状況に関する情報を入力します。

「離職理由」ページ

GPJP_UC_RSN_TERM

離職理由についての情報を入力および確認します。

ロード プロセスによって、離職証明書に必要な賃金支払い状況の情報が作成されます。しかし、この情報は離職証明書に必要な情報の一部でしかありません。離職理由など、雇用終了従業員の個人情報を入力する必要があります。この情報は、離職証明書更新 JPN コンポーネントで入力することができます。このコンポーネントでは、必要に応じて従業員の賃金支払い状況情報を入力することができます。

「賃金支払状況」ページ (GPJP_UC_WPMT_HIST) を使用して、賃金支払い状況に関する情報を入力および確認します。

注: 「印刷対象」フィールドの上にある、「離職証明書」グループ ボックスの最初のスクロール領域を使用して、1 人の従業員に対する複数の離職証明書データにアクセスすることができます。

フィールドまたはコントロール

定義

離職年月日

従業員が雇用終了した日が表示されます。

注: このページで離職年月日を変更することはできません。ただし、離職年月日が正しくない場合の対応策はあります。従業員の離職年月日を変更する方法は、この後の「削除」ボタンのフィールド説明を参照してください。

印刷対象

特定の従業員に対する離職証明書データの保持のみをして印刷はしない場合は、このチェック ボックスの選択を解除します。デフォルトでは選択されています。

59 歳以上

離職証明書データのロード プロセスで、受給者が 59 歳以上であることが検証される場合、このチェック ボックスは自動的に選択されます。このチェック ボックスが選択されている場合、受給者からのリクエストに関係なく、離職証明書を職業安定所に提出する必要があります。

削除

離職証明書の離職年月日の値が正しくない場合、「削除」ボタンをクリックします。次に、従業員の職務レコードの雇用終了日を訂正します。その後、この従業員に対する離職証明書データのロード プロセスをもう一度実行します。

注: この場合、離職証明書データ レコードに対して行われた手動の変更内容は保持されません。この手順の終了後に、再度変更を行う必要があります。

「期間」タブ

フィールドまたはコントロール

定義

含む

この行の情報を離職証明書に出力しない場合は、選択を解除します。デフォルトでは選択されています。

カレンダー ID

このフィールドの値は、ロード プロセスによって設定されます。これは、同じ行の被保険者期間算定対象期間に該当する、GP 結果テーブルのカレンダーを検索して行われます。

短時間労働者

従業員が短時間労働者の場合は、選択します。

「被保険者期間算定対象期間開始日」「被保険者期間算定対象期間終了日」

最初の行の「被保険者期間算定対象期間終了日」が雇用終了日です。他の行の終了日は、直前の行の終了日より 1 か月前の日付になります。「開始日」のフィールドの日付は、同じ行の開始日から終了日までの期間が 1 か月になるよう、システムによって設定されます。

算定対象期間の賃金支払基礎日数

被保険者期間算定対象期間の開始日から終了日までの日数を入力します。この情報は、従業員の支給タイプに関係なく、自動的に初期値がロードされます。この従業員の支給タイプが月給でない場合、この基礎日数を手動で入力する必要があります。

「支払対象期間開始日」「支払対象期間終了日」

同じ行の「被保険者期間算定対象期間終了日」の日付が含まれる賃金支払い対象期間の開始日と終了日です。

賃金支払対象期間の基礎日数

賃金支払い対象期間の基礎日数は、フォーミュラ SC FM BASE DAYS によって計算され、自動的にこのフィールドにロードされます。

賃金に関する特記事項

必要に応じて、従業員の賃金についての特記事項を入力します。

最終更新者

このフィールドの値は、システムによって自動的に更新されます。プロセスが賃金支払い状況データをロードすると、このフィールドは「システム」に設定されます。ユーザーが「賃金支払状況」グリッドの外部の情報を変更すると、システムは「最終更新者」フィールドを「ユーザー」に変更します。

更新年月日

「最終更新者」フィールドの値が「システム」に設定されている場合、このフィールドにはロード プロセスが実行された日付が表示されます。「最終更新者」フィールドの値が「ユーザー」に設定されている場合、このフィールドにはデータが変更された日付が表示されます。

注: 「更新年月日」フィールドの変更は、「賃金支払状況」グリッド以外で情報が更新された場合にのみ適用されます。「賃金支払状況」グリッド上で情報を変更しても、「更新年月日」フィールドの値は変更されません。

「賃金」タブ

前に定義した共通フィールドに加えて、「賃金」タブには、次のフィールドが含まれます。

フィールドまたはコントロール

定義

賃金額 (A)

月給者の賃金の合計額を入力します。

賃金額 (B)

日給者および時間給者の賃金の合計額を入力します。

「賃金額 (A)」と「賃金額 (B)」の合計額が表示されます。

備考

必要に応じて、この期間に関する注記 (無給など) を入力します。

「離職理由」ページ (GPJP_UC_RSN_TERM) を使用して、離職理由に関する情報を入力および表示します。

画像: 「離職理由」ページ (1/3)

次の例では、「離職理由」ページ (1/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「離職理由」ページ (1/3)

画像: 「離職理由」ページ (2/3)

次の例では、「離職理由」ページ (2/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「離職理由」ページ (2/3)

画像: 「離職理由」ページ (3/3)

次の例では、「離職理由」ページ (3/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「離職理由」ページ (3/3)

注: 「離職年月日」フィールドの上にある、「離職証明書」グループ ボックスの最初のスクロール領域を使用して、1 人の従業員に対する複数の離職証明書データにアクセスすることができます。

フィールドまたはコントロール

定義

離職年月日

従業員が雇用終了した日が表示されます。

離職理由

雇用終了の理由を選択します。値は、「1. 事業所の倒産等によるもの」「2. 定年、労働契約期間満了等によるもの」「3. 事業主からの働きかけによるもの」「4. 労働者の判断によるもの」および「その他」です。何を選択するかにより、さらに詳細な理由の定義が必要な場合があります。

理由

離職理由または 3. (3-2)4. (1)(1.6) または 5 を選択する場合は、具体的な理由の説明を入力できます。

具体的状況記載欄

必要に応じて、離職の具体的な状況を追加で入力します。