代替送金元銀行の設定

この項では、代替送金元銀行の概要と代替送金元銀行の定義方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

「支給元の送金元銀行 JPN」ページ

GPJP_PE_ALT_SBANK

支給元および組織の代替送金元銀行を定義します。

「代替送金元銀行」ページ

GPJP_ALT_SBANK_SEC

組織リンクの代替送金元銀行を定義します。

必要に応じて、銀行振込み処理を実行する前に、支給元や組織の送金元銀行を複数定義します。複数の送金元銀行を定義することにより、各受給者の銀行口座に基づいて適切な送金元銀行を使用することが可能になります。

グローバル ペイロール (日本) の銀行振込み処理の実行中に、受給者の銀行と送金元銀行が一致しているかどうかが次の順序で確認されます。

  1. 組織のデフォルトの送金元銀行。

  2. 組織リンクの代替送金元銀行。

  3. 支給元のデフォルトの送金元銀行。

  4. 支給元の代替送金元銀行。

一致する送金元銀行が検出されたら、その後の銀行振込み処理でもこの値が引き続き使用されます。

「支給元の送金元銀行 JPN」ページ (GPJP_PE_ALT_SBANK) を使用して、支給元および組織の代替送金元銀行を定義します。

画像: 「支給元の送金元銀行 JPN」ページ

次の例では、「支給元の送金元銀行 JPN」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「支給元の送金元銀行 JPN」ページ

支給元レベルおよび組織リンク レベルの送金元銀行を入力します。グローバル ペイロール (日本) の銀行振込み処理では、これらの値によって、支給処理結果テーブル (GP_PAYMENT) の各支給行で使用されている送金元銀行が上書きされます。

「代替送金元銀行」リンクをクリックして、その組織リンクに関連付ける送金元銀行をさらに詳しく定義します。