キャリア プラン セルフサービスの管理

このトピックでは、キャリア プラン セルフ サービス トランザクションの概要と、従業員のセルフ サービス プロファイルを定義する方法について説明します。

キャリア プラン セルフ サービスのページを使用すると、従業員は自分の現在の任務プロファイルを確認したり、様々なパスにおけるプロファイルの要件を表示できます。また、現在の技能、コンピテンシーおよび資格を目標とするプロファイルのものと比較することもできます。差異に基づいて短期間に目標の作成と処置を実施するために、プロファイルを育成プランに挿入できます。また、比較で指定した特定の分野を目標にして、育成プランにインポートすることもできます。従業員は、個人で機会を見抜けるようになります。特定の任務プロファイルについて空きポジションを特定し、応募や自身を推薦したり、そのポジションに関して電子メールを送信することができます。

PeopleSoft Enterprise ラーニング マネジメントがインストールされている場合は、キャリア プラン セルフ サービスのページのいくつかで、「ラーニングの検索」リンクを使用して「研修登録のリクエスト」ページにアクセスできます。

ページ名

定義名

用途

「マイ プロファイル」ページ

JPM_JP_PROFL2_EMP

従業員が自分のプロファイル データを表示および更新できるようにします。

「キャリア パス」ページ

HR_CP_PATH

従業員のキャリア パスの定義、デフォルト キャリア パスの変更、キャリア進路の作成を行います。

「キャリア目標」ページ

HR_CP_GOALS

従業員の短期および長期の目標を入力します。

「キャリア メンタリング」ページ

HR_CP_MENTOR

キャリア メンターを割り当てます。

「キャリア得意/要育成分野」ページ

HR_CP_DVLP_AREA

従業員の得意分野および要育成分野の記録と評価を行います。

「研修プラン」ページ

HR_CP_TRAINING

選択した従業員の研修プログラムを入力または更新します。従業員職務コードのデフォルト研修プログラムを使用するか、または変更します。

「育成プラン」ページ

HR_CP_DEVELOP

次回のパフォーマンス評価またはキャリア プラン トピックまでに、従業員が要育成分野のスキルを高められるようにサポートします。

「個人社内用履歴書」ページ

HR_CP_RESUME

従業員が社内用履歴書に含める特定の項目を選択して、社内で使用するための個人履歴書を作成できるようにします。

「キャリア進捗チャート」ページ

HR_CP_PRO_CHART

コンピテンシーの差異/適合性分析を行うために、キャリア パス サマリと非個人プロファイル サマリを表示します。

「キャリア プランの管理」ページ

HR_CP_MANAGER

管理者がキャリア プラン アクティビティを直属部下に対して実行できるようにします。

「キャリア パス」ページ (HR_CP_PATH) を使用して、従業員のキャリア パスの定義、デフォルト キャリア パスの変更、キャリア進路の作成を行います。

画像: 「キャリア パス」ページ

次の例では、「キャリア パス」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「キャリア パス」ページ

希望するポジションまたはロールを選択すると、キャリア パスの表示および更新を行うことができます。1 つまたは複数のロールがキャリア パスに指定されている場合、ポジションまたはロールごとに必要な職務技能、コンピテンシーおよび経験を参照できます。また、現在のプロファイルと希望ポジションに対するプロファイル要件の差異も参照できます。

キャリア パスは業務用や個人用に複数定義できます。また、適性の評価や業績計画および育成プランの作成において組織で基準として使用されるパスを 1 つ指定できます。

フィールドまたはコントロール

定義

育成プランの更新

このボタンをクリックすると、選択した異動の行に基づいて要育成分野を育成プランに挿入できます。次のように、コンピテンシーの差異と他のプロファイルのトピックが挿入されます。

  • 任務プロファイルで必要な評価よりも低い従業員のコンピテンシーと他の評価済項目。

  • 従業員のプロファイルにない任務プロファイルの必須項目。

  • 複数の評価があり、そのいずれかが任務プロファイルで必要な評価よりも低い個人プロファイルの項目。たとえば、理解、リーディング、スピーキングなどの言語項目に対する評価などです。

指定したコンピテンシーや他の項目が育成プランに挿入されると、終了予定日など、挿入された項目の関連情報を更新できるように「育成プラン」ページが表示されます。

キャリア パスをロード

次の希望職務に対するキャリア パスに 1 行しかない場合は、「キャリア パスをロード」ボタンをクリックして、ポジションのキャリア パスをキャリア パス テーブルから自分のキャリア パスに挿入するための基準として、希望職務の行を選択します。

プライベート パス

選択すると、管理者は個人キャリア パスを表示できなくなります。

詳細

この列のアイコンをクリックすると、「キャリア ステップ詳細」ページが表示されます。「キャリア ステップ詳細」ページには、特に兵役および連邦政府データ ユーザーのキャリア ステップの詳細が表示されます。

「個人社内用履歴書」ページ (HR_CP_RESUME) を使用して、従業員が社内用履歴書に含める特定の項目を選択して、社内で使用するための個人履歴書を作成できるようにします。

すべての業務関連情報を集約するために、パーソナル設定された履歴書を作成できます。この社内用履歴書を使用して、社内で空いている職務またはポジションに応募します。

画像: 「個人社内用履歴書」ページ (1/3)

次の例では、「個人社内用履歴書」ページ (1/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「個人社内用履歴書」ページ (1/3)

画像: 「個人社内用履歴書」ページ (2/3)

次の例では、「個人社内用履歴書」ページ (2/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「個人社内用履歴書」ページ (2/3)

画像: 「個人社内用履歴書」ページ (3/3)

次の例では、「個人社内用履歴書」ページ (3/3) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「個人社内用履歴書」ページ (3/3)

希望データに関連付けられたチェック ボックスを選択して、社内用履歴書に含める情報を選択します。

注: このページのデータを更新するには、「マイ プロファイル」セルフ サービス ページと「個人情報」セルフ サービス ページを使用します。

フィールドまたはコントロール

定義

社内用履歴書の表示

このボタンをクリックすると、このページで選択した内容から作成された社内用履歴書を表示またはダウンロードできます。社内用履歴書は、リッチ テキスト形式のファイル形式で保存されます。

「キャリア プランの管理」ページ (HR_CP_MANAGER) を使用して、直属部下に対してキャリア プラン アクティビティを実行します。管理者は、直属部下の勤務地変更の希望、キャリア パス、従業員の適性評価の更新、短期および長期目標、得意分野、要育成分野の詳細、メンターの詳細、研修プランおよび育成プランを表示できます

画像: 「キャリア プランの管理」ページ

次の例では、「キャリア プランの管理」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

キャリア プランの管理

キャリア プランと ePerformance-パフォーマンス管理との統合によって、管理者は、キャリア プランの従業員のパフォーマンス データおよびパフォーマンス記入表の従業員のキャリア プラン データに簡単にアクセスできるようになります。管理者は、「キャリア プランの管理」ページの下部にあるリンクをクリックして、従業員の最新のパフォーマンス記入表に移動できます。同様に、管理者はパフォーマンス記入表の「キャリア プラン サマリ」セクションのリンクをクリックして、「キャリア プランの管理」ページを開き、従業員のキャリア プラン データを更新できます。詳細は、「ePerformance-パフォーマンス管理とキャリア プランおよび後任計画との統合について」 (「ePerformance-パフォーマンス管理」) を参照してください