前提条件

HR でキャリア プラン ビジネス プロセスを設定する前に、次の作業を行います。

  1. HCM の基本データ (部門コード、ビジネス ユニット、所在地など) を設定します。

  2. 各従業員に HR の職務データを設定します。

  3. (オプション) 職務と従業員のプロファイルを設定します。

  4. (オプション) 従業員の研修プログラムを設定します。

キャリア プランのページを使用する前に、「人事・労務管理」のテーブルに従業員の職務データがあることを確認してください。複数のビジネス ユニットとセット ID を設定した場合は、ユーザー ID のビジネス ユニットとセット ID の機能がどのように設定されているかによって、そのユーザーが使用および作成する情報が決まります。デフォルト キャリア パスで使用する職務コードを定義し、「職務コード」テーブルの職務情報を「キャリア パス」テーブルにロードできるようにしておく必要があります。

従業員の入社前の職歴を簡単に参照できるように、キャリア プラン ビジネス プロセスから「入社前の職歴」ページへのアクセスが可能になっています。

「ヒューマン リソース管理人事・労務管理の概要」 (「PeopleSoft ヒューマン リソース管理人事・労務管理」) を参照してください。

「ヒューマン リソース管理人事・労務管理の実装」 (「PeopleSoft ヒューマン リソース管理人事・労務管理」) を参照してください。

プロファイル管理ビジネス プロセスを使用して、組織の職務および従業員のプロファイルを作成します。キャリア プランの重要な部分は、従業員の得意分野と育成が必要な分野を特定し、目標を設定して、育成が必要な分野での従業員の能力を向上させる手助けをすることです。コンピテンシーは、従業員のプロファイルとキャリア プラン間で双方向にコピーすることができます。

プロファイル管理ビジネス プロセスを使用して、個人の現在の勤務地、希望勤務地、希望地域、希望海外勤務地および出張の可否を指定します

プロファイルに関する説明は、PeopleSoft プロファイル管理に記載されています。

「プロファイル管理の概要」 (「PeopleSoft ヒューマン リソース管理プロファイル管理」) を参照してください。

「得意/要育成分野」ページ」を参照してください。

教育・研修管理ビジネス プロセスを使用して、従業員が現在のポジションに必要な技能を育成し、次のポジションに必要な知識を獲得し、他のキャリア パスを作成する手助けをします。研修プログラムに関する説明は、PeopleSoft HR 教育・研修管理に記載されています。

「コースの設定」 (「PeopleSoft ヒューマン リソース管理教育・研修管理」) を参照してください。

1 つまたは複数の研修プログラムを 1 つの職務コードと関連付けて、その職務コードを持つ従業員のデフォルト研修プログラムを設定することができます。コースも従業員キャリア プランのデフォルト値として使用できるので、各従業員の個々のニーズに合うように研修を調整できます。

「研修プラン」ページ」を参照してください。