後任計画の設定

このトピックでは、後任計画のデフォルト値の定義方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

「後任計画設定」ページ

HR_SP_DEFAULT

プロファイル マネージャのプロファイル タイプの使用や評価ボックス関連など、後任計画の設定情報とデフォルト情報を定義します。

「評価ボックスの定義」ページ

HR_RATINGS_BOX_CFG

従業員の評価割当てをグラフィカル表示するために評価ボックス (マトリックス) を定義します。たとえば、従業員を他の従業員と対比して評価するために後任計画またはタレント プールで使用できるパフォーマンス対適性用の 9 ボックスなどです。

「評価のマッピング」ページ

HR_RB_MAP_RATINGS

後任計画の評価ボックスの評価に、パフォーマンス評価とキャリア適性評価をマップします。パフォーマンス処理では複数の評価モデルを使用できるため、1 つの評価ボックス ID に対する複数の評価モデルのマッピングがサポートされています。

「後任計画設定」ページ (HR_SP_DEFAULT) を使用して、プロファイル マネージャのプロファイル タイプの使用や評価ボックス関連など、後任計画の設定情報とデフォルト情報を定義します。

画像: 「後任計画設定」ページ

次の例では、「後任計画設定」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「後任計画設定」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

評価ボックス ID

後任計画およびタレント プールの全レコードに使用する評価ボックスを 3 つまで選択します。後任計画またはタレント プールの領域で指定した評価ボックスはいずれも、後任計画コンポーネントまたはタレント プール コンポーネントの「評価ボックス」ページから編集できます。評価ボックス設定ページで定義した評価ボックス ID のいずれかを選択できます。

キャリア プラン流出時の影響

選択すると、後任候補者またはタレント プール メンバーとして従業員を選択した場合に、その従業員に定義されたキャリア プランを基準にした流出時の影響の値が、後任計画レコードまたはタレント プール レコードの「流出時の影響」フィールドにデフォルトで設定されます。

記入票タイプ

「後任 360°」ページや「タレント プール」ページなどの後任計画アプリケーションで、すべてのパフォーマンス記入票リンクのリンク先となる ePerformance-パフォーマンス管理の記入票タイプを定義します。ePerformance-パフォーマンス管理を使用した記入票処理に使用する、定義済の記入票タイプから選択してください。

検索対象記入票タイプ

「総合人事考課」検索オプションによって後任候補者またはタレント プール メンバーを検索する際に使用される、ePerformance-パフォーマンス管理の記入票タイプと評価モデルを定義します。ePerformance-パフォーマンス管理を使用した記入票処理に使用する、定義済の記入票タイプから選択してください。

評価モデル

「記入票タイプ」フィールドで指定した記入票タイプに関連付けられた定義済の評価モデルから選択します。

「評価ボックスの定義」ページ (HR_RATINGS_BOX_CFG) を使用して、従業員の評価割当てをグラフィカル表示する評価ボックス (マトリックス) を定義します。たとえば、パフォーマンス対適性用の 9 ボックスなどです。評価ボックスを後任計画またはタレント プールで使用すると、従業員を他の従業員と対比して評価できます。

後任計画またはタレント プールで評価ボックスを使用して、従業員を他の従業員と対比して評価できます。

通常の評価ボックス マトリックスは、横 3 ボックス×縦 3 ボックスの 9 ボックスです。しかし、5 ボックス× 5 ボックスの評価ボックスを定義できます。定義できる評価ボックスの数に制限はありません。

また、このページを使用すると、タレント カテゴリを定義して、そのカテゴリに従業員を割り当てることができます。

画像: 「評価ボックスの定義」ページ (1/2)

次の例では、「評価ボックスの定義」ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「評価ボックスの定義」ページ (1/2)

画像: 「評価ボックスの定義」ページ (2/2)

次の例では、「評価ボックスの定義」ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

「評価ボックスの定義」ページ (2/2)

フィールドまたはコントロール

定義

タレント プール カテゴリに使用

選択すると、「X 軸評価」領域の値がタレント カテゴリの定義に使用されます。

「X 軸ボックス数」「Y 軸ボックス数」

評価ボックス グリッドの各軸に沿って表示するボックス数を選択します。値は、「2」「3」「4」「5」です。

「タレント プール カテゴリに使用」チェック ボックスを選択した場合、「Y 軸ボックス数」フィールドは使用できません。

ePerformance-パフォーマンス管理との統合により、後任計画の評価ボックス機能に、ePerformance-パフォーマンス管理評価の値をデフォルト設定する処理がサポートされます。評価ボックス定義で軸設定の評価インテグレーションとして「パフォーマンス統合」が選択されている場合、指定された評価モデル内の各評価を、評価ボックス定義で定義された評価値にマップできます (たとえば、3 つのボックスを持つ軸に「高」、「中」および「低」)。実行時には、各候補者の最新の完了済パフォーマンス記入表からパフォーマンス評価が収集され、マッピングに基づいて関連する軸評価にパフォーマンス評価がマップされ、評価ボックス上の適切な場所に候補者が表示されます。

また、評価ボックス機能にキャリア適性評価の値をデフォルト設定する処理もサポートされます。

ePerformance-パフォーマンス管理との統合によって「評価のマッピング」リンク機能の使用がサポートされ、これにより、評価モデルの評価やトランスレート テーブルの適性値を評価ボックス評価に容易にマップできます。ePerformance-パフォーマンス管理評価とキャリア適性評価を統合するには、評価ボックスの「評価インテグレーション」フィールドを「パフォーマンス」または「キャリア適性」のいずれかに設定する必要があります。「評価インテグレーション」の値を設定すると、「評価のマッピング」リンクが表示され、このリンクによって評価のマッピング ページが表示されます。

画像: インテグレーションを含む「評価ボックスの定義」

次の例では、インテグレーションを含む「評価ボックスの定義」ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ePerformance-パフォーマンス管理を含む「評価ボックスの定義」ページ

フィールドまたはコントロール

定義

タイトル

軸のタイトルを入力します。

ボックス数

評価ボックス グリッドの各軸に沿って表示するボックス数を選択します。値は、「2」「3」「4」「5」です。

「タレント プール カテゴリに使用」チェック ボックスを選択した場合、「Y 軸ボックス数」フィールドは使用できません。

評価インテグレーション

軸によって表される評価インテグレーションを選択します。値は次のとおりです。

None (デフォルト)

キャリア適性

パフォーマンス評価

「キャリア適性」または「パフォーマンス評価」のいずれかが選択されている場合、「評価の自動ロード」フィールドおよび「評価のマッピング」リンクが表示されます。

評価の自動ロード

選択すると、後任計画の「評価ボックス」ページで評価の自動ロードを制御できます。「評価インテグレーション」フィールドが「パフォーマンス評価」または「キャリア適性」のいずれかに設定されている場合、このチェック ボックスは有効になっています。

評価のマッピング

このリンクをクリックすると、「評価のマッピング」ページにアクセスして、軸の適切な評価モデルに評価ボックス評価をマップできます。

このリンクは、「評価インテグレーション」フィールドで「キャリア適性」または「パフォーマンス評価」のいずれかが選択されている場合に表示されます。

後任計画の評価ボックスの評価に、パフォーマンス評価とキャリア適性評価をマップします。パフォーマンス処理では複数の評価モデルを使用できるため、1 つの評価ボックス ID に対する複数の評価モデルのマッピングがサポートされています。