ツリーを使用したチャートフィールド要約について
レポートの効率性と同様に、チャートフィールドの完全性を整理および管理するには、ツリーを使用することをお薦めします。ツリーを使用すると、勘定科目チャートの詳細値がどのように全体像またはレポート構成に適合するかを直感的かつ視覚的に表示できます。PeopleSoft ツリー マネージャを使用して、ツリー構造を詳細またはサマリにするかトップ ダウンで設定します。次に、チャートフィールド値をツリーのブランチに詳細として追加します。次の貸借対照表詳細ツリーの例では、BALSHEET ツリー ノードは ALLACCOUNTS ツリー ノードの子ノードで、(000000) - 全勘定科目は BALSHEET ツリー ノードに対する詳細値レポートです。ASSETS - [資産勘定科目] をクリックすると、資産勘定科目の詳細範囲が表示されます。レポートの要件により、各チャートフィールドに複数のツリーを作成できます。それぞれのツリーをレポートおよびプロセスの大部分で使用できるように、すべてのレポート要件でツリーを設定してください。プライマリ ツリーで指定レポートの要求と異なる値が分類される場合は、チャートフィールドのツリーを追加作成します。
新規チャートフィールド値がコントロール テーブルに追加されると、ツリーにも追加されます。追加されない場合は、欠落値がツリーに追加されるまでツリーは無効になります。個々の新規値でツリーを頻繁に更新することをできるだけ避けるため、詳細値の範囲でツリーを作成することをお勧めします。財務レポートを作成するか、要約元帳、配賦、チャートフィールドの組合せ編集、または年度末締めなどのプロセスのルールを作成するには、適切なツリーを指定して、レベル、ノードまたはデータの使用元ブランチを示します。
次のイメージは、ACCOUNT チャートフィールドの ACCOUNT 構成を使用する ACCTROLLUP ツリーの一部を示しています。
画像: ツリー ビューア ページ - [勘定科目] ツリーの例
次の例では、ツリー ビューア ページ - [勘定科目] ツリーの例フィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。
![ツリー ビューア ページ - [勘定科目] ツリーの例](img/i2a517932n-797b.png)
ツリーをコピーして、さまざまな他の用途に修正できます。PeopleSoft ツリー マネージャでツリーを修正すると、自動的に更新されたツリーにアクセスされます。
製品ドキュメントの『PeopleTools: Tree Manager』を参照してください。
PeopleSoft ツリー マネージャを使用してツリーを作成する前に、次を実行します。
全チャートフィールドおよび使用されるチャートフィールド値を定義します。
組織構造を定義します。
チャートフィールド要約レベルを定義します。
レポート関連を定義します。