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設定可能分析フレームワークについて

Oracle の PeopleSoft 設定可能分析フレームワーク (CAF) により、管理者は共通フレームワークを使用してエンドユーザー ページを設計できます。これらのページは PeopleSoft データの比較および分析に使用します。CAF により管理者は、顧客やサプライヤといったエンティティに対して何のファクター (データ) を表示するかを決定できます。

表示フォーマットは 2 種類あります。

上位レベルの機能には次のようなものがあります。

サード パーティとの統合

設定可能分析フレームワークでは、ユーザー インターフェイスの実装に次のサード パーティ Javascript ライブラリを使用しています。これらは PeopleTools マネージ オブジェクトとして含まれており、外部 URL は参照しません。

  • JQuery 1.8.2: HTML DOM オブジェクトとのやりとりおよび操作のために使用されています。

  • JQuery UI 1.9.0: ユーザー インターフェイスにドラッグアンドドロップ機能およびリサイズ機能を実装するのに使用されています。

パフォーマンス

設定可能分析フレームワークは、コンテンツをホスティングするフレームワークです。コンテンツはさまざまなファクター ハンドラによって提供されます。フレームワークによる大規模なオーバーヘッドの可能性はほぼありません。ただし、使用されるファクターのタイプによっては、潜在的なパフォーマンスの問題を考慮する必要がある可能性があります。

セキュリティ

ユーザー ログインおよびコンポーネントへのアクセスのセキュリティ保護には標準の PeopleTools セキュリティが使用されます。また、CAF ではユーザーによるファクターおよび関連アクションへのアクセスを制御するためのアクセス制御を提供しています。

エンティティへのアクセスを制御するには、取込みにより、エンティティ レコードに OPRID を追加して OPRID でエンティティをフィルタするか、ビルトイン エンティティ ハンドラを拡張したうえでエンティティを選択するロジックを上書きするか、またはその両方を実行できます。ファクター データはファクター ハンドラにより取得されるため、ファクター ハンドラでは表示されるデータを制御するために必要なセキュリティ (低レベル セキュリティなど) を実装することが期待されます。