調整入力仕訳の作成
調整入力仕訳を作成するには、タイムスパン コンポーネント (TIME_SPAN) を使用します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
TIME_SPAN |
調整期間の出力用のタイプを指定します。 |
PeopleSoft 配賦プロセスでは、会計期間が調整期間である調整入力仕訳の作成をサポートしています。調整期間は絶対期間または現在の期間に対する相対期間として定義できます。
タイムスパン コンポーネント (TIME_SPAN) を使用して、次のことを行います。
絶対期間を指定したタイムスパン定義を設定する。
相対期間を指定したタイムスパン定義を設定する。
複数の調整期間に配賦する。
調整入力オプションを指定する。
タイムスパン ページ (TIME_SPAN) を使用して、調整期間の出力用のタイプを指定します。
ナビゲーション
画像: タイムスパン ページ
次の例では、タイムスパン ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

この例では、調整期間は絶対期間 [905] に設定されています。
次の例では、調整期間は現在の通常期間に対する相対期間として定義されています。
画像: タイムスパン ページ (調整期間は現在の期間に対する相対期間)
次の例では、タイムスパン ページ (調整期間は現在の期間に対する相対期間) のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

調整期間は、[開始調整期間]/[終了調整期間] の値で指定した期間に現在の通常期間を加えた期間です。たとえば、3 月の配賦を処理しているとします。現在の期間は 03 (月次カレンダー) であり、調整期間は 903 になります。
調整期間を現在の期間に対する相対期間として定義する利点は、タイムスパンで調整期間の値を管理する必要がないことです。
複数の調整期間に配賦するには、相対調整期間を使用します。この例のタイムスパン ページでは、調整期間 901 から 912 の調整仕訳入力を作成する配賦が定義されています。
画像: 複数の調整期間のタイムスパン
次の例では、複数の調整期間のタイムスパンのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

配賦ステップ定義 - 配賦先ページで調整期間を使用するタイムスパンを選択します。
ナビゲーション
[配賦先] タブを選択します。
。画像: 配賦ステップ定義 - 配賦先ページ
次の例では、配賦ステップ定義 - 配賦先ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

次の例のように、配賦先ページで選択したタイムスパンが調整期間を使用するように設定されている場合は、配賦の出力オプション ページに調整入力オプションが表示されます。
ナビゲーション
[出力オプション] タブを選択します。
。画像: 配賦ステップ定義 - 出力オプション ページ
次の例では、配賦ステップ定義 - 出力オプション ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

PeopleSoft 配賦プロセスは、このオプションを使用して、どの会計期間が仕訳で使用されているかを判別します。[調整入力] オプションが選択されている場合は、PeopleSoft 配賦プロセスによって、配賦先タイムスパンに定義されている調整期間の仕訳が作成されます。オプションが選択されていない場合は、配賦によって通常の会計期間の仕訳が作成されます。