ナビゲーションに戻る

添付ファイルの定義

このトピックでは、新しいサーバーを設定し、アクティブ サーバーを指定する方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

添付ファイル管理ページ

SAC_ATT_ADMIN

新しいサーバーを設定し、アクティブ サーバーを指定します。FTP サーバーの FTP ルート フォルダおよびコンポーネントに固有のサブフォルダを追加または変更できる管理者。

添付ファイル管理ページ (SAC_ATT_ADMIN) を使用して、新しいサーバーを設定し、アクティブ サーバーを指定します。FTP サーバーの FTP ルート フォルダおよびコンポーネントに固有のサブフォルダを追加または変更できる管理者。

PeopleSoft 買掛金管理トランザクションの添付ファイルは、ここで定義される場所に保管され、そこから取得されます。システム管理者は、1 つ以上のサーバーを設定して、添付ファイルを保管できます。

画像: 添付ファイル管理ページ

次の例では、添付ファイル管理ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

添付ファイル管理ページ

添付ファイル サーバー

フィールドまたはコントロール

定義

アクティブ サーバーを選択

新しく作成された全ての添付ファイルが保管されるアクティブ (またはデフォルト) サーバーのサーバー ID を選択します。アクティブ サーバーは、いつでも切り替えることができます。以前に作成された添付ファイルは全て最初に保管されたサーバーから取得されます。添付ファイルは元のサーバーへの参照を維持します。これは必須フィールドです。

URL サーバーの追加

添付ファイルの URL サーバーを定義できるように、グリッドに新しい行を挿入する場合に選択します。

注: Oracle PeopleSoft では、PeopleSoft リリース 9.2 以降のユーザーには、他のタイプのサーバーではなく、URL 添付ファイル サーバーを使用することをお勧めします。URL サーバーでは、パスワードを暗号化する機能が提供されます。

FTP サーバー追加 (File Transfer Protocol サーバー追加)

グリッドに新しい行を挿入して、添付ファイルの新しい FTP サーバーを定義する場合に選択します。

データベース サーバー追加

グリッドに新しい行を挿入して、添付ファイルの新しいデータベース サーバーを定義する場合に選択します。

ID

このページの各サーバーのシステム割当 ID 番号が表示されます。添付文書がサーバーに保管される際に、サーバー ID が添付レコードに挿入されます。この添付ファイルのダウンロード (表示) をリクエストすると、サーバー ID に基づき元のサーバーから添付ファイルが取得されます。

タイプ

[URL サーバーの追加][FTP サーバー追加] または [データベース サーバー追加] ボタンのいずれをクリックしたかに応じて、サーバーのタイプが指定されます。行を保存し、コンポーネントを終了した後は、サーバー タイプを変更できません。値は次のとおりです。

  • FTP (File Transfer Protocol サーバー)。

  • DB (データベース サーバー)。

  • URL (Universal Resource Locator) (HTTP、SFTP または FTPS など)。

ログイン

ログイン名を入力または変更します。これは FTP サーバーの場合のみ必須です。

パスワード

ログインに対応するパスワードを入力または変更します。パスワードは FTP サーバーの場合のみ必須です。

サーバー/レコード名/URL ID

FTP サーバーおよびデータベース サーバーの値を入力します。FTP サーバーの場合は、マシン名を入力します。

情報を保存した後に同じ FTP サーバーの名前が変更された場合は、マシン名のみを変更します。異なる FTP サーバーを追加するには、[FTP サーバー追加] ボタンをクリックして、グリッドに新しい行を挿入し、新しいサーバーを定義します。

注: 添付ファイルが既に保管されているため、サーバーは削除できません。

データベース サーバーの場合は、添付ファイルを保管するデータベースのレコード名を入力します。データベース サーバーに関するエントリはこれだけです。このフィールドは、PeopleSoft eProcurement 添付ファイル用の PV_ATT_DB_SRV に自動的に変更されます。

URL ID の場合は、PeopleTools URL 関数 ([PeopleTools]、[ユーティリティ]、[管理]、[URL]) を使用して作成された有効な URL 名を入力します。URL は FTP または DB サーバーの代替となります。たとえば、URL を FTP、SFTP またはレコードとして定義できます。

パス

全ての添付ファイルが保管されるサーバーの FTP ルートの下のサブディレクトリ パスを入力します。これは FTP サーバーの場合のみ必須です。

同等の SES URL

[保存] ボタンをクリックした場合に、同等の SES URL が作成および表示されます。このフィールドには、"PSSESATT_<#>" などの値が表示されます。定義されている URL 以外の添付タイプの数に基づいて値が作成されます。このページの変更は、PeopleTools URL ページに自動的に反映されます。PeopleTools URL ページで URLID PSSESATT_<#> を変更しないでください。

PeopleSoft 検索が使用可能な場合は、この URL が PeopleSoft 検索フレームワーク添付ファイルの URLID リストに反映される必要があります([PeopleTools]、[検索フレームワーク]、[管理]、[添付ファイル URLID リスト])。

添付ファイル URL ID リストの詳細については、『PeopleTools: Search Technology』を参照してください。

注: 行を保存し、コンポーネントを終了した後は、サーバーを削除できません。終了後は、添付ファイルがこのサーバー ロケーションに既に保管されると見なされます。