元帳の元帳グループへのリンク
元帳グループに元帳をリンクするには、明細元帳グループ コンポーネント (DETAIL_LEDGER_GROU) を使用します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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LEDGER_GROUP |
元帳グループを定義し、それを元帳テンプレートにリンクし、元帳詳細をグループに割り当て、グループ内の各元帳の固有の属性を設定します。 |
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LEDGER_GROUP2 |
この元帳グループのチャートフィールドを定義します。変更可能なデフォルト編集テーブルのセットが生成されます。 |
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LEDGER_GROUP3 |
明細元帳に対して生成される仕訳のチャートフィールド貸借一致オプションを指定します。 |
元帳グループ - 定義ページ (LEDGER_GROUP) を使用して、元帳グループを定義し、それを元帳テンプレートにリンクし、元帳詳細をグループに割り当て、グループ内の各元帳の固有の属性を設定します。
ナビゲーション
画像: 元帳グループ - 定義ページ
次の例では、元帳グループ - 定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
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説明 |
ページ、照会、プロンプト リストおよびレポートに表示される、この明細元帳グループの説明を入力します。 |
元帳テンプレート |
この元帳グループにリンクする元帳テンプレートを選択します。 |
元帳グループ タイプ |
値は次のとおりです。 日中平均残高: 主元帳があり、補助元帳はありません。 予算: 主元帳があり、補助元帳はありません。 標準: 主元帳と最大 9 個の補助元帳があります。 換算: 主元帳があり、補助元帳はありません。 コミットメント コントロール支出: コミットメント コントロール予算に対して使用します。 コミットメント コントロール収入: コミットメント コントロール予算に対して使用します。 ここでの選択は、元帳詳細グリッドでの属性の選択肢に影響します。また、チャートフィールド ページに表示されるチャートフィールドのセットにも影響します。 |
元帳同期管理 |
システムで元帳グループ内の全ての元帳に仕訳入力を転記する場合に選択します。一般会計ビジネス ユニット定義 - 通貨オプション ページおよび仕訳ソース - 通貨オプション ページで、[全ての通貨で貸借一致] オプションを選択します。 仕訳入力のヘッダー ページおよび仕訳ジェネレータ テンプレート - デフォルト ページでの選択に基づいて、システムで元帳グループ内の全ての元帳または単一元帳に仕訳入力を転記する場合は、選択解除します。 前期間調整を区別する必要がある場合は、選択しないでください。たとえば、ローカル レポート用にエントリを保存するために 1 つの元帳を保持し、法人レポート用に別の元帳を保持するとします。ローカルの規制によって月の 15 日までの調整入力は前期間に転記する必要があり、会計台帳では期間を 5 日にクローズする必要があります。10 日に調整入力を行うと、2 つの元帳で調整を異なる期間 (ローカル元帳用に前期間、企業用に当期間) に転記するため、同期しなくなります。 |
元帳 |
(明細元帳ページで指定した) 元帳テンプレートに関連付けられた明細元帳のリストから、この元帳グループにリンクする元帳を選択します。グループ タイプが [標準] の元帳グループの場合、1 つの主元帳と最大 9 個の補助元帳を指定できます。 注: [日中平均残高]、[換算] および静的な [予算] 元帳グループ タイプでは、元帳は 1 つのみ選択できます (これは、コミットメント コントロール元帳には該当しません)。 |
主 |
元帳がグループの主元帳である場合、または元帳グループの唯一の元帳である場合に選択します。 |
換算 |
これが通貨換算元帳である場合に選択します。このオプションは、[元帳同期管理] を選択した場合にのみ使用できます。主元帳以外の元帳を換算元帳として定義できます。 注: 仕訳処理および多通貨処理では、通貨換算元帳は通常の補助元帳とは異なる方法で処理されます。 |
仮勘定 |
仮勘定会計機能を有効にし、元帳で仮勘定取引を追跡する場合に選択します。 |
消費税 |
元帳で消費税残高を保持する場合に選択します。 |
基本通貨の継承 |
元帳の基本通貨を定義するか、このオプションを選択して、元帳で使用するためにビジネス ユニットの基本通貨を継承できます。 |
基本通貨 |
[基本通貨の継承] を選択しなかった場合は、この元帳に適用する基本通貨を指定します。 |
為替レート タイプ デフォルト |
元帳グループに対して [元帳同期管理] を選択し、主元帳に対して仕訳を入力した場合、補助元帳の仕訳入力行が自動的に生成されます。[為替レート タイプ デフォルト] は、補助元帳に使用されるレート タイプに影響します。 次の階層が適用されます。
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レート タイプ |
補助元帳の自動生成される仕訳行で常に使用される為替レート タイプを指定します。(詳細については、[為替レート タイプ デフォルト] の説明を参照してください。) |
注: コミットメント コントロール明細元帳グループの設定は、他の元帳タイプとは少し異なります。詳細については、コミットメント コントロールのドキュメントを参照してください。
元帳グループ - チャートフィールド ページ (LEDGER_GROUP2) を使用して、元帳グループのチャートフィールドを定義します。
変更可能なデフォルト編集テーブルのセットが生成されます。
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画像: 元帳グループ - チャートフィールド ページ
次の例では、元帳グループ - チャートフィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

チャートフィールドのセットは、元帳グループ - 定義ページで選択する元帳グループ タイプに基づきます。
[デフォルト チャートフィールドを使用] ボタンをクリックして、元帳のチャートフィールドのデフォルト編集テーブル名およびレポート ビューのセットを生成します。[編集テーブル] フィールド値は、チャートフィールド設定 - ダイナミック編集テーブル ページで指定する有効日付の編集テーブルから設定されます。アクティブでなくなったチャートフィールドが履歴行に含まれている場合があるため、有効日で選択を制限しない場合は、レポート プロンプトの [ビュー - 有効日なし] フィールドを使用します。これらの値を変更するには、[検索] ボタンをクリックします。
元帳グループ - 貸借一致ページ (LEDGER_GROUP3) を使用して、明細元帳に対して生成される仕訳のチャートフィールド貸借一致オプションを指定します。
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画像: 元帳グループ - 貸借一致ページ
次の例では、元帳グループ - 貸借一致ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

貸借一致フィールドによって、仕訳入力 - 合計ページの合計が制御されます。仕訳編集処理では、これらのチャートフィールドに入力された金額が貸借一致している必要もあります。
貸借一致の追加チャートフィールドを選択した場合、発生する全ての一意の値の組合せは貸借一致している必要があります。そうでない場合、仕訳編集処理では、仕訳編集オプション ページで仕訳の貸借一致のために設定されたルール (仮計上や再検討など) が使用されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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デフォルト |
現在の [チャートフィールド] グループ ボックス情報を更新およびクリアするには、[デフォルト チャートフィールドを使用] ボタンをクリックします。 |
ユニット内貸借一致入力 |
この元帳グループの明細元帳の選択された貸借一致チャートフィールドにユニット内入力が含まれることを指定する場合に選択します。 |
貸借一致 |
この元帳グループの元帳について、このチャートフィールドを貸借一致させることを指定する場合に選択します。 |
関係会社で使用 |
関係会社チャートフィールドを使用することを指定する場合に選択します。関係会社チャートフィールドは、取引に関連付けられたビジネス ユニットを追跡することによって会社間アクティビティを識別します。これは、単一の会社間勘定を使用しながらビジネス ユニット間の取引をマッピングする方法です。 |
ビジネス ユニット |
一般会計では明細元帳は常にビジネス ユニット別に貸借一致されるため、貸借一致するように常に選択されます。 |
通貨コード |
一般会計では明細元帳は常に通貨コード別に貸借一致されるため、常に選択されます。 |
勘定科目 |
PeopleSoft では元帳を勘定科目別に貸借一致できないため、このチャートフィールドは選択できません。 |
代替勘定科目 |
元帳を代替勘定科目別に貸借一致できないため、このチャートフィールドは選択できません。 |
統計コード |
元帳を統計コード別に貸借一致させるためにこのチャートフィールドを選択することはできません。 |
台帳コード |
台帳コード機能を有効にしない場合でも、一般会計では明細元帳は常に台帳コード別に貸借一致されるため、これは貸借一致のデフォルト チャートフィールドです。 |
調整タイプ |
[台帳コード] を有効にした場合でも、一般会計では明細元帳は常に調整タイプ別に貸借一致されるため、これはデフォルト チャートフィールドです。 |