レポートのチャートフィールドの管理
以下では次の方法について説明します。
設定済チャートフィールドを Oracle BI Publisher レポートを使用してサポートする。
SQR レポートのチャートフィールドを選択する。
Oracle BI Publisher (旧 XMLP) テクノロジによりレポートおよびフォームの生成が効率化され、これには PeopleTools 8.52 PS Query および PeopleTools 8.52 以降がベースの全てのアプリケーションからアクセスできます。このテクノロジにより、PeopleSoft から BI Publisher レポートを生成できます。BI Publisher レポートでは、チャートフィールド設定をサポートするのに手動変更を必要としません。
BI Publisher フォーマットで生成可能なレポートのリストを次に示します。
インストール オプション: FSX0001 BI Publisher レポート。
詳細カレンダー: FSX0002 BI Publisher レポート。
タイムスパン: FSX0003 BI Publisher レポート。
勘定科目タイプ: FSX0004 BI Publisher レポート。
統計単位: FSX0005 BI Publisher レポート。
スピード入力有効値: FSX0007 BI Publisher レポート。
有効勘定科目: FSX0010 BI Publisher レポート。
有効部門: FSX0011 BI Publisher レポート。
有効製品: FSX0012 BI Publisher レポート。
有効プロジェクト ID: FSX0013 BI Publisher レポート。
有効統計コード: FSX0015 BI Publisher レポート。
レコード グループ別テーブル: FSX0016 BI Publisher レポート。
有効セットID: FSX0017 BI Publisher レポート。
明細元帳定義: FSX0022 BI Publisher レポート。
元帳テンプレート: FSX0023 BI Publisher レポート。
予算参照: FSX0024 BI Publisher レポート。
シナリオ: FSX0025 BI Publisher レポート。
PS/nVision レポート リスト: FSX0030 BI Publisher レポート。
PS/nVision スコープ リスト: FSX0031 BI Publisher レポート。
有効業務ユニット: FSX0032 BI Publisher レポート。
代替勘定科目: FSX0033 BI Publisher レポート。
通貨コード: FSX0035 BI Publisher レポート。
チャートフィールド 1: FSX0037 BI Publisher レポート。
チャートフィールド 2: FSX0038 BI Publisher レポート。
チャートフィールド 3: FSX0039 BI Publisher レポート。
有効資金データ抽出: FSX0050 BI Publisher レポート。
有効プログラム抽出: FSX0052 BI Publisher レポート。
有効サブクラス: FSX0053 BI Publisher レポート。
仕訳タイプ: FSX0057 BI Publisher レポート。
仕訳コード: FSX0058 BI Publisher レポート。
ドキュメント タイプ: FSX0059 BI Publisher レポート。
ドキュメント連番範囲: FSX0060 BI Publisher レポート。
規定元帳トランザクション エラー: FSX5101 BI Publisher レポート。
元帳コード: GLX1001 BI Publisher レポート。
組合せ編集グループ: GLX4003 BI Publisher レポート。
調整タイプ チャートフィールド: GLX4004 BI Publisher レポート。
台帳コード: GLX4005 BI Publisher レポート。
勘定残高グループ: GLX4006 BI Publisher レポート。
仕訳入力テンプレート: GLX4007 BI Publisher レポート。
組合せ編集での不整合チャートフィールド: GLX4009 BI Publisher レポート。
日中平均残高処理レポート: GLX5501 BI Publisher レポート。
配賦グループ定義: GLX6001 BI Publisher レポート。
予算属性: GLX8100 BI Publisher レポート。
関連予算: GLX8110 BI Publisher レポート。
予算チェック バッチ処理ステータス: GLX 8530 BI Publisher レポート。
アクティビティ ログ詳細: GLX8570 BI Publisher レポート。
アクティビティ ログ サマリ: GLX8571 BI Publisher レポート。
注: 上記のレポートへのナビゲーションは、PeopleSoft アプリケーション レポートのこのレポート リストおよび各アプリケーションのレポート リストに含まれています。
『PeopleSoft Global Options and Reports』「PeopleSoft Global Options and Reports: A-Z」[英語版] を参照してください。
『PeopleSoft Commitment Control』「Managing ChartFields for Reports」[英語版] を参照してください。
BI Publisher レポート テンプレートは Microsoft Word のリッチ テキスト フォーマットで設計されており、レポート レイアウトと、BI Publisher 入力ファイル エレメントに関連付けられた BI Publisher タグ (プレースホルダ) が含まれています。
一般的なフォーマット機能について次に説明します。
全てのエレメントは、テンプレートが実際のレポート フォーマットに変換されたときに配置および位置合せが的確に行われるように、テーブルに配置されます。
BI Publisher では、列が 1 ページに収まらない場合に列を複数のページに分割できます。
ただし、GL レポート テンプレートはほとんどの場合、1 行の全ての列を 1 つのページに表示するように設計されています。一部の列が複数のページに分割されるという場合は例外があります。たとえば、追加のチャートフィールドがある場合です。複数のチャートフィールドが、横方向のスペースを最適化するために 1 つの列にグループ化されます。
レポートによっては、行に値があるチャートフィールドのみを表示するインテリジェント書式設定を使用します。
インテリジェント書式設定はまた、統計値や統計コードといった他のデータにおいても横方向のスペースの最適化のために使用されます。
[チャートフィールド選択] グリッドは多くのレポート リクエスト ページで使用され、チャートフィールド値を出力する SQR ベースのレポートで表示するチャートフィールドを選択できます。
[チャートフィールド選択] グリッドでレポートの選択条件を入力するには、次の手順に従います。
ヘッダー選択条件を入力し、[リフレッシュ] をクリックしてグリッドに各チャートフィールドの行を入力します。
レポートに値を含めるチャートフィールドについて [CF を含む] をクリックします。
PeopleSoft が提供するレポートでは、レポート ヘッディングの行数が決まっています。この数は最も一般的なビジネス慣行に基づいて決められています。ヘッディングのスペースに確保されているのはいくつかのチャートフィールドが収まるぶんだけであり、各ページの詳細行のために十分なスペースが確保されています。さらにチャートフィールドを含めるよう選択すると、レポートには全てのチャートフィールド ヘッディングを出力するだけのスペースがなくなります。そうなると、レポート ヘッディングと詳細行が相互に重なってしまいます。チャートフィールド値を最適数よりも多く出力しなければならないという場合は、レポートを変更してレポート ヘッディング行を増やしてください。チャートフィールドの数を増やすことはカスタマイズになり、PeopleSoft ではサポートしていません。
(オプション) [値] フィールドを使用して、レポートする予算のチャートフィールド値を入力します。
空白のままにすると、チャートフィールドの全ての値が選択されます。コミットメント コントロール レポート リクエスト ページによっては、値:自および値:至フィールドがあり、チャートフィールド値の範囲を選択できます。
(オプション) チャートフィールドがレポートに表示される [連番] を変更します。
たとえば、勘定科目と部門でレポートを作成している場合で、勘定科目を順序で先にくるように選択すると、レポートの予算行は次のように表示されます。
勘定科目
部門
60000
100
110
120
62000
100
110
130
デフォルトの順序はアルファベット順です。
(オプション) チャートフィールド値の説明を含める場合は [説明] を選択します。
(オプション) チャートフィールドの全ての金額の小計を含める場合は [小計] を選択します。
たとえば、上記の例のように勘定科目と部門でレポートを作成している場合で、勘定科目に対して小計を選択すると、レポートでは各勘定科目に対して小計金額が表示されます。
勘定科目
部門
金額
60000
100
1000
110
2000
120
1000
小計
4000
62000
100
2000
110
1000
130
3000
小計
6000