配賦プロセスの再開とリカバリ
リクエストの処理中にシステムでエラーが発生した場合、リクエストのステータスはエラーとして設定されます。その後、プログラムは次のリクエストの処理を続けます。キャンセルされたリクエストを再度実行するには、オンライン リクエスト ページに戻り、リクエストを開始する必要があります。
メッセージ ログ ページを使用して、エラーとしてマークされたリクエストを識別します。エラーの原因を修正したら、リクエストを処理中としてマークし、ジョブを再度実行します。
配賦の場合は、リクエストによって処理する配賦グループが指定され、そのグループの各配賦ステップの処理後にコミットが実行されます。ステップの処理中にシステムでエラーが発生した場合は、次の 2 つの要因によって、システムが後続のステップに進むかどうかが決定されます。
エラーのタイプ。
配賦グループ ページの [続行] オプション。
エラーがシステム エラーである場合、配賦プロセスは異常終了します。エラーがデータ エラーである場合は、配賦グループ定義の ステップ続行 オプションがシステムによってチェックされます。
失敗したステップで [続行] オプションを選択した場合、失敗に関係なくシステムは処理を続行します。そのステップで [続行] を選択しない場合、配賦プロセスはリクエストの次のグループの処理に進みます。エラーの原因となった問題を修正したら、同じグループに対してプロセスを再度実行できます。
配賦リクエスト ページの [開始ステップ] チェック ボックスを使用すると、PeopleSoft 配賦プロセスが失敗したステップから処理を再開するかどうかを指定できます。このチェック ボックスを選択しない場合、配賦はグループの最初のステップから開始されます。[開始ステップ] オプションは、処理中にエラーが発生した場合にのみ使用可能になります。