チャートフィールド設定プログラムの実行と確認
チャートフィールド設定プログラムを実行して確認するには、標準設定 (STANDARD_CF_TMPLT) コンポーネントとチャートフィールド定義 (CF_CHRTFLD_DEFN) コンポーネントを使用します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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STANDARD_CF_TMPLT |
表示順の変更、表示長の変更、ラベルの変更、チャートフィールドのアクティブ化と非アクティブ化などの標準チャートフィールド設定を実行します。 |
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詳細設定ページ |
FS_CF_TEMPLATE |
チャートフィールドの追加、削除、名称変更、サイズ変更などの詳細チャートフィールド設定を実行します。 (このページの [標準設定] タブを選択して、標準設定ページにアクセスできます。) 「標準チャートフィールド設定ページ」を参照してください。 |
FS_FLD_PROMPT |
PeopleCode によって動的に割り当てられるプロンプト テーブル名を取得します。 編集テーブルの取得機能が必要となるカスタマイズを実行しているのでなければ、このページを更新する必要はありません。 |
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チャートフィールド定義ページ |
CF_CHRTFLD_DEFN |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページのフィールドを参照します。このページを変更する必要はありません。 |
COBOL ページ |
CF_COBOL |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページを参照して手動で変更する必要がある COBOL プログラムを取得し、[設定ステップ] レポートにリストします。このページを変更する必要はありません。 |
nVision ページ |
CF_NVISION |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページを参照して手動で変更する必要がある nVision レポートを取得し、[設定ステップ] レポートにリストします。このページを変更する必要はありません。 |
SQR/SQC ページ |
CF_SQR |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページを参照して手動で変更する必要がある SQR を取得し、[設定ステップ] レポートにリストします。このページを変更する必要はありません。 |
マスチェンジ テンプレート ページ |
CF_MC_TEMPLATE_2 |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページを参照して手動で変更する必要があるマスチェンジ テンプレートを取得し、[設定ステップ] レポートにリストします。このページを変更する必要はありません。 |
マスチェンジ タイプ ページ |
CF_MC_TYPE2 |
の順に選択します。 チャートフィールド設定ユーティリティは、このページを参照して手動で変更する必要があるマスチェンジ タイプを取得し、[設定ステップ] レポートにリストします。このページを変更する必要はありません。 |
資産管理 CF 作成リクエスト ページ |
RUN_AMCFBULD_RQST |
の順に選択します。 この設定プロセスは通常、SQR 呼出 AMCFBULD をスケジュールします。設定プロセス自体は正常であったのにこの SQR が失敗した場合は、問題を解決した後に、このページを使用して SQR を単独で再送信できます。 |
INQ_CFHDRLOG_SUM |
チャートフィールド設定アクションのステータスを照会します。 |
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INQ_CFLNLOG_DTL |
チャートフィールド設定アクションのステータスをインストール済製品ごとに照会します。 特定のチャートフィールド設定アクションについて、製品のステータスに完了のマークを付けるためにも使用します。 |
標準チャートフィールド設定または詳細チャートフィールド設定のいずれかが完了したら、次のことが可能になります。
チャートフィールド設定プログラムを実行する。
チャートフォールド設定アクションおよび製品ごとに、設定の進捗状況をモニターする。
まだ処理されていないアクションをキャンセルする。
詳細設定アクションの全ての手動ステップが実行されたら、製品に完了のマークを付ける。
標準チャートフィールド設定または詳細チャートフィールド設定が正常に完了したことを確認する。
標準チャートフィールド設定ページ (STANDARD_CF_TMPLT) を使用して、表示順の変更、表示長の変更、ラベルの変更、チャートフィールドのアクティブ化または非アクティブ化などの標準チャートフィールド設定を実行します。
ナビゲーション
詳細設定ページの [標準設定] タブを選択して、標準チャートフィールド設定ページにアクセスすることもできます。
詳細設定ページ (FS_CF_TEMPLATE) を使用して、チャートフィールドの追加、削除、名称変更、サイズ変更などの詳細チャートフィールド設定を実行します。
(このページの [標準設定] タブを選択して、標準設定ページにアクセスできます。)
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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設定 |
[設定] ボタンをクリックして、プロセス リクエスト ページにアクセスし、設定プロセスを開始します。 [全てのコンフィグ設定の実行] ボタン、[OK] ボタンの順にクリックして、設定プロセスを実行し、必要な手動ステップの [設定ステップ] レポートを生成します。 チャートフィールド設定プログラムは、いくつかのページにアクセスしてこれを処理します。 「チャートフィールド設定プロセスの実行と確認に使用するページ」を参照してください。 全ての設定をコミットする前に必要な手動ステップをレビューする場合は、[コンフィグ設定ステップのプレビュー] を選択して [OK] をクリックします。これによって、[設定ステップ] レポートのみが生成されます。 全ての設定を実行したら、設定プロセスが正常に完了するまで、チャートフィールド設定ページの変更やリクエストした設定アクションのキャンセルを行うことはできません。 |
警告 プロセスによって PeopleTools テーブルに対する大量の更新が実行されるので、ロック問題が発生するのを避けるために、プロセスの実行中にユーザーがデータベースにログオンすることがないようにします。同じ理由で、全ての設定を開始した直後からプロセスが完了するまで、アプリケーション サーバーをシャット ダウンします。オペレーティング システムのモニタリング機能 (NT のタスク マネージャーなど) を使用して、プロセスの進捗状況をモニターできます。プロセスによって AE_FS_CFCONFIG_XXX.STDOUT ファイル (XXX はプロセス インスタンス番号) も更新されます。プロセスが終了するまで、このファイルのサイズは 0 のままです。
プロセスを実行する前に、使用環境のデータベース設定が次のような推奨設定であることを確認します。
Oracle
ロールバック テーブルスペース = 1536MB。
ロールバック セグメントのサイズ: 最初の範囲 + (次の範囲 * 最大範囲) = 1024MB (およそ)。
dml_locks = 1024 (init.ora で設定)。
dml_locks 設定の変更にはインスタンスのリサイクルが必要になります。
Informix
ログ スペース = 1800MB。
LOCKS = 2,500,000。
Sybase - ログ スペース = 2000MB。
DB2/Unix
ロック モードを共有に変更: db2set DB2_RR_TO_RS=yes (これにより、ロック モードのリクエストを次のキー共有 (NS) に設定)。
次のコマンドを DBMCFG.SQL 設定ファイルに含める: UPDATE DBM CFG USING QUERY_HEAP_SZ 64000。
ログ ファイル サイズ (4KB) (LOGFILSIZ) = 24000
プライマリ ログ ファイルの数 (LOGPRIMARY) = 20
最小テーブルスペース サイズ (必要に応じて増やす)。
BDAPP: 9720
BDAPPIDX: 2680
BDLARGE: 1191
FAAP: 11312
FSLARGEIDX: 13568
LCAPP: 28572
LCAPPIDX: 2600
設定を変更したらインスタンスをリサイクルします。
DB2/OS390 - 変更しないことをお勧めします。
MSS 2000 - ログ スペース = 1500MB。
『PeopleTools: PeopleSoft Process Scheduler』も参照してください。
ダイナミック編集テーブル ページ (FS_FLD_PROMPT) を使用して、PeopleCode によって動的に割り当てられるプロンプト テーブル名を取得します。
ナビゲーション
編集テーブルの取得 PeopleCode 機能はダイナミック編集テーブルを使用して、PeopleCode によって動的に割り当てられるプロンプト テーブル名を取得します。たとえば、チャートフィールドが一般会計の元帳グループ コンポーネントでリフレッシュされた場合、これに関連付けられているプロンプト テーブルはここから割り当てられます。このページはチャートフィールド設定ユーティリティによって自動的に管理されています。編集テーブルの取得機能が必要となるカスタマイズを実行しているのでなければ、このページを更新する必要はありません。
アクション ステータス ページ (INQ_CFHDRLOG_SUM) を使用して、チャートフィールド設定アクションのステータスを照会します。
ナビゲーション
詳細設定ページまたは標準設定ページのいずれかで [設定ステータス] リンクをクリックします。
次のステータスは、アクション ステータス ページと製品ステータス ページの両方に表示されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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未処理 |
チャートフィールド設定アクションがリクエストされ、標準設定ページまたは詳細設定ページに保存されましたが、全ての設定の実行はまだ正常に完了していません。 |
自動設定完了 |
全ての設定の実行プロセスは正常に完了しました。このステータスは詳細チャートフィールド設定アクションでのみ使用されます。 |
完了 |
標準チャートフィールド設定アクションの場合、このステータスは全ての設定の実行プロセスによって設定され、プロセスが正常に終了したことを示しています。ただし [設定ステップ] レポートにリストされている手動タスクを完了する必要があります。 詳細チャートフィールド設定アクションの場合、このステータスは製品ステータス ページの [マーク完了] ボタンを使用して手動で設定する必要があります。全ての製品に対するチャートフィールド設定アクションが完了すると、アクション ステータス ページのアクションのステータスは自動的に [完了] に変更されます。 |
注: 全ての設定の実行が正常に終了すると、標準アクションは完了としてマークされますが、索引の再作成やレポートの更新といった、必要な手動ステップを実行する必要があります。設定ステップ レポートを忘れずにレビューして、設定を完了するために必要な追加の手動ステップを確認してください。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
製品ステータス |
製品ステータス ページにアクセスして、選択したチャートフィールド設定アクションに対する各インストール済製品のステータスを表示します。全ての設定の実行または設定ステップのプレビュー プロセスのいずれかを実行して、製品ステータス ページを更新します。 |
キャンセル |
[キャンセル] ボタンをクリックして、全ての設定の実行プログラムで処理しないチャートフィールド設定アクションをキャンセルします。チャートフィールド設定アクションに対してこのプログラムを実行した後に、アクションをキャンセルすることはできません。 また、順序変更アクションをキャンセルすることはできません。代わりに、標準設定ページで希望の順序を指定します。 非アクティブ化、追加、または削除アクションをキャンセルする場合は、標準設定ページで順序を確認し、必要に応じて調整します。 ラベル変更アクションをキャンセルする場合、以前の値にリセットされるのはデフォルトのラベルのみです。追加の基本言語または外国語のラベルは、手動で更新する必要があります。 |
製品ステータス ページ (INQ_CFLNLOG_DTL) を使用して、チャートフィールド設定アクションのステータスをインストール済製品ごとに照会します。
特定のチャートフィールド設定アクションについて、製品のステータスに完了のマークを付けるためにも使用します。全ての設定の実行または設定ステップのプレビュー プロセスのいずれかを実行して、製品ステータス ページを更新します。
ナビゲーション
アクション ページの最下部にある [全製品ステータス] リンクをクリックするか、アクション ステータス ページの行で [製品ステータス] リンクをクリックします。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
マーク完了 |
製品に対する詳細チェックフィールド設定アクションに関連付けられている手動ステップを完了したら、[マーク完了] ボタンをクリックして製品に完了のマークを付けます。これによってステータスが [自動設定完了] から [完了] に変更されます。全ての製品に完了のマークが付いたら、追加のチャートフィールド設定アクションをリクエストできるようになります。 |
設定ステータス - アクション ステータス ページにアクセスして、設定プログラムが各設定アクションを正常に処理したことを確認します。ステータスが [未処理] の設定アクションが残らないようにしてください。残っている場合は、設定プロセスが正常に終了していない可能性があります。次のステップに従って、問題を識別してください。
全ての設定を実行するアプリケーション エンジン プロセスが生成したメッセージ ログをレビューして、発生したエラーを確認します。手動設定タスクに進む前に、エラーを全て修正し、プロセスを再開 (正常に終了しなかった場合) します。
注: このプロセスが正常に終了するまでは、標準設定ページまたは詳細設定ページに新たな変更を加えないでください。
全ての設定の実行プロセスは、追加、削除、順序変更の各設定アクションの実行時に、PeopleSoft PeopleTools の一括操作機能を使用して、レコードとページを変更します。全ての設定の実行が終了したら、一括操作のログ ファイル (BulkOps.log) で、エラーとレコード (何が処理され何が処理されなかったかの記録) をレビューします。ログは、%PS_CFG_HOME%/appserv/prcs/<ドメイン>/log_output または (このディレクトリを更新できない場合) %PS_HOME% にあります。更新の必要がない特定のレコードとページがスキップされるのは、ユーティリティの正常な動作です。オブジェクトが複雑であるために、疑わしいレコードまたはページがユーティリティで更新された場合、そのレコードまたはページは BLK_FieldName というプロジェクトに書き込まれます。ユーティリティによって作成された BLK_FieldName プロジェクトがある場合は、この内容をレビューしてください。
順序または表示長を変更する設定アクションをリクエストしていて、プロセスが 1 つ以上のページにおいて順序または表示長を変更できなかったことを示すエラー メッセージがメッセージ ログに含まれている場合は、BulkOps.log ファイルをレビューして、処理されなかった特定のページを識別します。これらのページは手動で更新する必要があります。
最後に、チャートフィールドをアクティブ化または非アクティブ化した場合は、アプリケーション エンジンの TRC ファイルでプロセス インスタンスのエラー メッセージをレビューして、全ての索引定義が正しく更新されていることを確認します。設定プロセスで更新できなかった索引については、アプリケーション デザイナでレコード定義を開いて再保存してから、索引を再作成することで更新できます。
注: 一括操作機能についての詳細情報は、PeopleTools のドキュメントを参照してください。
詳細については、『PeopleTools: PeopleSoft Application Designer』を参照してください。