PeopleSoft 経費管理のチャートフィールドのセキュリティ保護
このトピックでは、PeopleSoft 経費管理のチャートフィールドのセキュリティ保護の概要およびチャートフィールド セキュリティをサポートする PeopleSoft 経費管理のコンポーネントについて説明します。
PeopleSoft 経費管理では、取引ページおよび会計データへのアクセスは保護されません。
PeopleSoft 経費管理には独自のセキュリティがあります。このため、取引ページおよび会計データへのアクセスを制限するためにチャートフィールド セキュリティは使用されません。従業員は、特定のチャートフィールドを表示する権限がなくなったとしても、常に自分の過去の取引を表示できる必要があります。たとえば、従業員 A は部門 ID 42000 へのアクセス権を持っていましたが、部門 50000 に異動しました。彼または彼女は、自分がメンバーだった、またはメンバーである全ての部門の全ての経費レポートを表示できます。
製品ドキュメントの『PeopleSoft FSCM: アプリケーションの基礎』を参照してください。
チャートフィールド プロンプト値のセキュリティ保護
経費管理コンポーネントでは、[プロジェクト ID] フィールドを除くチャートフィールド プロンプト値が保護されます。
経費管理コンポーネントで [プロジェクト ID] プロンプト値が保護されるかどうかは、PeopleSoft プロジェクト コスト管理がインストールされているかどうかによって決まります。
PeopleSoft プロジェクト コスト管理がインストールされている場合、経費管理ではチャートフィールド セキュリティから [プロジェクト ID] フィールドが除外されます。
経費管理では、プロジェクト チーム セキュリティに従って [プロジェクト ID] フィールドが保護されます。
PeopleSoft プロジェクト コスト管理がインストールされていない場合、経費管理ではチャートフィールド セキュリティから [プロジェクト ID] フィールドが除外されません。
注: この例外は勤務時間入力コンポーネントと従業員プロファイル コンポーネントで、これらのコンポーネントでは、[プロジェクト ID] フィールドは常にチャートフィールド セキュリティから除外され、プロジェクト コスト管理がインストールされているかどうかに依存しません。
次の表には、チャートフィールド セキュリティをサポートする PeopleSoft 経費管理のコンポーネントがリストされています。
コンポーネント |
コンポーネント説明 |
---|---|
EX_ACCTG_DRILLDWN |
仕訳入力 |
EX_BGTCHK_TAUTH |
出張申請のキャンセル |
EX_EE_PROFILE |
従業員プロファイル |
EX_EE_PROFILE2 |
従業員プロファイル |
EX_SHEET_APPR |
経費レポートの承認 |
EX_TAUTH_APPR |
出張申請の承認 |
KK_XCP_EX1 |
出張申請例外 |
KK_XCP_EX2 |
経費レポート例外 |
KK_XCP_EX3 |
期末未払例外 |
KK_XCP_EX4 |
期末未払例外 |
TE_EXPENSE_SHEET |
仕訳経費レポート |
TE_EXPENSE_SHEET2 |
仕訳経費レポート |
TE_EXPENSE_SHEET_J |
仕訳経費レポート |
TE_TIME_ENTRY |
勤務時間レポート入力 |
TE_TIME_ENTRY2 |
勤務時間レポート入力 |
TE_TRAVEL_AUTH |
出張申請の入力 |
TE_TRAVEL_AUTH2 |
出張申請の入力 |
TE_UNPOSTED_SHEET |
転記取消済経費レポート |