ホスト上の実装に対するクレジット カード処理の設定
このトピックでは、従来のクレジット カード モデルからホスト クレジット カード モデルに変換する手順について説明します。
トークン化を定義します。
オンライン送信を提供する FSCM アプリケーションの場合、サードパーティ ホストによって作成されたトークン化されたクレジット カード プロファイルがサポートされます。
クレジット カード データを変換します。
このフェーズでは、ローカルで保管されているクレジット カード データをプロファイルに変換し、サードパーティ クレジット カード プロセッサにプロアイルを送信します。
サードパーティ クレジット カード プロセッサとの統合を設定するには、エンタープライズ コンポーネントの設定情報『Integration Interfaces』「Setting Up Credit Card Integration for Integration Broker」[英語版] を参照してください。
ローカルで保管されているクレジット カード データを消去します。
PeopleSoft 受注から請求システムがホスト クレジット カード実装に切り替わると、セキュア消去プログラムによって、全てのクレジット カード情報が完全に消去されます。
PeopleSoft FSCM では、受注から請求モジュール (受注管理、請求管理、eBill Payment および売掛金管理) でフレームワークが提供され、サードパーティ クレジット カード ホストによる支払情報の収集と処理が行われます。受注から請求システムを使用するビジネスでは、従来のクレジット カード モデル (クレジット カード データのローカル保管) からサードパーティによってクレジット カード データがホストまたは保管されるホスト モデルに変換できます。
注: ホスト モデルに変換することを選択した場合は、データをロールバックできません。これが必要なクレジット カード支払モデルであることを確認してください。
従来の実装では、次のデータがローカルで保管されます。
氏名
クレジット カード番号 (暗号化)
クレジット カード番号の最後の 4 桁
クレジット カード タイプ
有効期限 (月と年)
クレジット カードの住所フィールド
電子メール アドレス
電話番号
PeopleSoft 受注から請求システムでは、ホスト実装への変換後は、次のフィールドのみが保持されます。
クレジット カード タイプ
クレジット カード番号の最後の 4 桁
支払プロセッサ
プロファイル ID
プロファイル ID によって、PeopleSoft システムとサードパーティ プロセッサの両方で顧客と支払を指定できます。
注: 各クレジット カードのデータのプロファイルへの変換に関連付けられた手数料がある場合があります。実際のコストは、選択した支払プロセッサによって決定されます。
次の図は、従来の実装からホスト実装に移動する手順を示しています。
画像: ホスト クレジット カード モデルへの変換のフロー
ホスト クレジット カード モデルへの変換のフロー

前提条件
サードパーティ支払プロセッサを設定する必要があります。複数のプロセッサを設定して、特定のクレジット カード タイプに割り当てることができるようになりました。クレジット カード インターフェイスの設定の詳細については、『Enterprise Componentsエンタープライズ コンポーネント: PeopleSoft インテグレーション インターフェイス』を参照してください。
特定のクレジット カード タイプのデフォルト クレジット カード グループをシステム レベルで作成する必要があり、オプションでビジネス ユニット レベルでも作成します。「クレジット カード オプションおよびグループの設定」を参照してください。
また、Function GetPSCardType および Function GetVendorCardType でプロセッサに固有のコードを使用して、プロセッサ クレジット カード タイプを PeopleSoft クレジット カード タイプにマッピングする必要があります。各関数にコード例が提供されています。変換プロセスを実行する前に、コードで自身のプロセッサを参照する必要があります。
FUNCLIB_CREDCRD.CR_CARD_TYPE.FieldFormula で、プロセッサに固有のコードを次の関数に追加します。
Function GetPSCardType - プロセッサ クレジット カード タイプを PeopleSoft で定義されたクレジット カード タイプにマッピングします。
Function GetPSCardType(&Vendor As string, &CardType As string, &PSCardType As string); rem ================================================================; rem Vendor Credit Card Types to PS Credit Card Types ; rem ================================================================; /* Declare Function GetPSCardType PeopleCode FUNCLIB_CREDCRD.CR_CARD_TYPE FieldFormula; */ /* Dev Note: Modify codeline to support your processors */
Function GetVendorCardType - PeopleSoft で定義されたクレジット カード タイプをプロセッサ クレジット カード タイプにマッピングします。
Function GetVendorCardType(&PSCardType As string, &Vendor As string, &CardType As string); rem ================================================================; rem PS Credit Card Types to Vendor Credit Card Types ; rem ================================================================; /* Declare Function GetVendorCardType PeopleCode FUNCLIB_CREDCRD.CR_CARD_TYPE FieldFormula; */ /* Dev Note: Modify codeline to support your processors */
または製品ドキュメント『PeopleSoft Financials/Supply Chain Management 8.9 to 9.2 Upgrade』、『PeopleSoft Financials/Supply Chain Management 9.0 to 9.2 Upgrade』または『PeopleSoft Financials/Supply Chain Management 9.1 to 9.2 Upgrade』を参照してください。
クレジット カード変換
このフェーズでは、既存のクレジット カード データをプロファイルに変換し、ローカルで保管されているクレジット カード データをサードパーティ クレジット カード プロセッサに送信します。このオプションは、PeopleSoft FSCM の受注から請求システムでのみ使用可能です。変換後に PeopleSoft テーブルに保管されるクレジット カード データは、クレジット カード番号の最後の 4 桁、プロファイル ID、クレジット カード タイプおよび支払プロセッサのみです。
変換プロセスを開始する前に、次を実行します。
全てのクレジット カード トランザクションを評価して、トランザクションの締切日を決定します。
顧客ベースを評価します。非アクティブな顧客がいますか。いる場合は、変換プロセスでその顧客のデータを除外できます。
クレジット カード消去
クレジット カード データをプロファイルに変換し、データを選択したサードパーティ支払プロセッサに送信した後に、全てのクレジット カード データをご使用の PeopleSoft システムのレコードからパージする必要があります。
注: クレジット カード データの削除プロセスによって、全てのクレジット カード データが PeopleSoft システムのレコードから完全に削除されます。このプロセスは、取り消すことができません。
このコンポーネントでは、CR_CARD_NBR フィールドと CR_CARD_CVNUM フィールドを含む全てのレコードが表示されます。ユーザーは、安全に消去される必要があるレコードを選択し、このプロセスを実行して消去できます。
クレジット カード データの削除プロセスによって、ランダムな順序の文字が生成されてクレジット カード フィールドに書き込まれ、データベース コミットの実行によりデータベースに保存されます。このプロセスでは、[上書き数] フィールドに入力した値に応じて、データが 8 回から 30 回上書きされます。デフォルト値は 8 です。
PeopleSoft 請求管理では、クレジット カード データの削除ページのドキュメントで説明されているように、クレジット カード データの削除プロセスを PeopleCode から直接呼び出して、特定のインターフェイス レコードが処理されます。
ページ名 |
定義名 |
ナビゲーション |
用途 |
---|---|---|---|
クレジット カード データの変換 |
FS_CCHOST_CNV |
|
クレジット カード ホスティング変換プロセス (FS_CCHOST_CV) を実行して、クレジット カード データをホスト トークン (プロファイル) に変換します。 |
クレジット カード データの削除 |
FS_CCWIPE |
|
クレジット カード データの削除アプリケーション エンジン プロセス (FS_CCWIPE) を使用して、クレジット カード データの完全パージを実行します。 |
クレジット カード オプション |
CR_CARD_OPT |
|
システム レベルでのデフォルト クレジット カード グループの指定 |
消去されるレコードに含まれているデータの行数に応じて、このプロセスの実行には時間がかかる場合があります。Oracle PeopleSoft では、複数のセキュアな消去プロセスを並行して実行することをお勧めします。複数のプロセスを並行して実行するには、複数のラン コントロール ID を作成し、各ラン コントロール ID に固有の一連のレコードを選択します。ラン コントロール ID のレコードに重複がある場合は、複数のインスタンスで同時に同じレコードは消去されないため、いずれかのプロセスでこのレコードがスキップされます。
なんらかの理由でクレジット カード データの削除プロセスが異常終了した場合は、ページに戻って、同じラン コントロール ID を使用してプロセスを再開できます。プロセスの終了時に処理されていたレコードに関するエラーが返されます。他のレコードと共にエラーのあるレコードを選択して、プロセスを再実行できます。
消去ステータスとプロセス ステータス
マスター クレジット カード消去レコード (FS_CCWIPE_MST) には、消去する必要がある全てのレコードが含まれています。全てのラン コントロール ID は、このマスター レコードからデータを読み取り、プロセスの各実行によって、マスター レコードの行 (レコード別) ステータスが更新されます。ステータスは、マスター クレジット カード消去レコードで直接更新されます。現在のステータスを表示するには、クレジット カード データの削除ページをリフレッシュする必要がある場合があります。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
レコード別の消去ステータス |
各レコードまたは行の処理ステータスが表示されます。 処理可能 – その行のレコードは、まだ消去されていません。 処理中 – 特定のレコードを消去するプロセスが開始されると、ステータスが [処理中] に変更され、並行プロセスではこのレコードがスキップされます。このレコードの消去プロセスが終了すると、すぐに、ステータスが [完了] に更新されます。 完了 – 消去プロセスによるレコードの消去が終了すると、すぐに、ステータスが [完了] に変更されます。[完了] ステータスのレコードであっても、選択して再処理することができます。 エラー – プロセスが異常終了した特定のレコードを示します。このレコードは再選択でき、処理では [処理可能] ステータスのレコードと同様に扱われます。 |
ラン コントロール ID 別のプロセス ステータス |
ラン コントロール ID のヘッダーに処理ステータスが表示されます。 処理可能 – ヘッダーの [消去ステータス] フィールドに [処理可能] が表示されている場合は、行を選択し、セキュア消去プロセスを実行できます。 プロセスが終了すると、[処理可能] ステータスも表示されますが、マスター クレジット カード消去レコードには未処理のレコードがまだ存在します。 処理中 – [実行] ボタンをクリックすると、ステータスが [処理中] に変更されます。異なるラン コントロール ID を作成して、他の行またはレコードを選択し、処理を実行します。 全てのレコード消去済 – マスター クレジット カード消去レコードの全てのレコードが行レベルで [完了] としてマークされると、全ての新規および既存のクレジット カード データの削除ページでヘッダーに [全てのレコード消去済] が表示されます。 |
ホスト クレジット カード実装への変換後に、クレジット カード データ ページには、PeopleSoft 受注から請求システムとサードパーティ プロセッサで管理されるようになったプロファイルの情報を照合するトークン ID の作成に必要なクレジット カード データのみが表示されます。詳細については、「Understanding Credit Card Processing」[英語版] を参照してください。
クレジット カード データの変換ページ (FS_CCHOST_CNV) を使用して、クレジット カード データをプロファイルに変換し、データをサードパーティ支払プロセッサに送信するクレジット カード ホスティング変換プロセス (FS_CCHOST_CV) を実行します。
ナビゲーション
画像: クレジット カード データの変換ページ
次の例では、クレジット カード データの変換ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
言語コード |
言語コードを選択します。 |
受注から請求に対するプロファイル トークン化およびホスト上の入力の有効化 |
クレジット カード データの削除アプリケーション エンジン プロセス (FS_CCWIPE) を実行すると、自動的に選択されます。FS_CCWIPE プロセスでは、クレジット カード オプション ページの同じ名前の設定フィールドも選択され、システムでホスト クレジット カード モデルが使用されていることが示されます。 注: 従来のクレジット カード実装を使用する場合は、このプロセスを実行せず、このオプションが選択されないようにします。 一時クレジット カード プロファイルが作成される時期を定義します。
ここで選択したオプションは、クレジット カード オプション ページにも表示されます。 |
非アクティブな顧客の変換 |
非アクティブな顧客のクレジット カード データを変換に含める場合は、このチェック ボックスを選択します。 |
後に取引がある顧客のみ変換 |
カレンダー日付の締切を入力して、指定した日付の後にトランザクションがある顧客のクレジット カード データのみを変換します。 |
キー区切り |
キー区切りを入力します。 |
クレジット カード データの削除ページ (FS_CCWIPE) を使用して、クレジット カード データを含む既存のデータベース フィールドをクリアする FS_CCWIPE アプリケーション エンジン プロセスを実行します。
ナビゲーション
画像: クレジット カード データの削除ページ
次の例では、クレジット カード データの削除ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
プロセス ステータス |
ラン コントロール ID のマスター レコードの処理ステータスが表示されます。 処理可能 – ヘッダーの [消去ステータス] フィールドに [処理可能] が表示されている場合は、行を選択し、セキュア消去プロセスを実行できます。プロセスが終了すると、[処理可能] ステータスも表示されますが、マスター クレジット カード消去レコードには未処理のレコードがまだ存在します。 処理中 – [実行] ボタンをクリックすると、ステータスが [処理中] に変更されます。異なるラン コントロール ID を作成して、他の行またはレコードを選択し、処理を実行します。 全てのレコード消去済 – マスター クレジット カード消去レコードの全てのレコードが行レベルで [完了] としてマークされると、全ての新規および既存のクレジット カード データの削除ページでヘッダーに [全てのレコード消去済] が表示されます。 |
上書き数 |
9 から 30 の値を入力するか、またはデフォルトの 8 を受け入れます。このプロセスでは、[上書き数] フィールドに入力した値に応じて、データが 8 回から 30 回上書きされます。 |
アクション |
次のオプションから選択します。
[実行] ボタンをクリックすると、選択したアクションによって、指定した消去ステータスを持つレコードが選択または選択解除されます。また、個別のレコードまたは行を手動で選択するには、レコードまたは行の [選択] チェック ボックスをクリックします。 |
消去ステータス |
このフィールドを使用して、特定の消去ステータスのレコードをフィルタし、アクションを選択し、[実行] ボタンをクリックして特定の消去ステータスの一連のレコードを選択または選択解除します。 次のオプションから選択します。
|
実行 |
このボタンをクリックすると、消去ステータス フィルタが適用され、[アクション] フィールドの選択に応じてレコードが選択または選択解除されます。[実行] ボタンを消去ステータス フィルタと共に使用して、レコードのバッチ選択を行います。 |
変換ステータス |
変換されたレコードおよび変換されなかったレコードが表示されます (この情報が使用可能な場合のみ)。まだ変換されていないレコードを選択すると、警告が発行されます。 |
PeopleSoft 請求管理は、レガシー サードパーティ システムからのクレジット カード トランザクションを毎日受信する可能性があります。PeopleSoft 請求管理システムでインターフェイスから受信したクレジット カード データがホスト プロファイルに変換された後に、クレジット カードの削除プロセスによって、INTFC_BI_HDR レコードの特定の一連の行が消去される必要があります。実行中のシナリオで、セキュア消去プロセスを使用するには、ホスト モデルを使用している PeopleSoft 請求管理システム管理者は、特定の要件に従って FS_CCWIPE アプリケーション エンジン プロセスを呼び出す必要があります。
次の表は、PeopleSoft 請求管理の FS_CCWIPE アプリケーション エンジン プロセスを呼び出す前の FS_CCWIPE レコードのフィールドへの入力内容を示しています。
フィールド |
このフィールドの必須値 |
コメント |
---|---|---|
OPRID |
%operatorid |
|
RUN_CNTL_ID |
BI Publisher は新しいラン コントロール ID を作成する必要があります。 |
|
PROCESS _FREQUENCY |
‘A’ |
|
CCWIPE_STATUS |
‘N’ |
|
PROCESS_INSTANCE |
0 |
|
CCWIPE_QTY |
8 から 30 の数値を入力します。 |
これは CC フィールドが上書きされる回数です。 |
CCWIPE_INTERF |
‘Y’ |
請求管理から送信されるグループを指定します。 |
次の表は、PeopleSoft 請求管理の FS_CCWIPE アプリケーション エンジン プロセスを呼び出す前に FS_CCWIPE_DTL レコードのフィールドに入力する必要がある内容を示しています。
フィールド |
このフィールドの必須値 |
コメント |
---|---|---|
RUN_CNTL_ID |
BI Publisher は新しいラン コントロール ID を作成する必要があります。 |
FS_CCWIPE に入力されているのと同じラン コントロール ID が入力されます。 |
RECNAME |
'INTFC_BI_HDRCMP' |
別のレコードを消去する必要がある場合は、同じ RUN_CNTL_ID にもう 1 行追加できます。このフィールドを新しい RECNAME で更新します。 |
FIELDNAME1 |
'CR_CARD_NBR' |
通常 'CR_CARD_NBR' ですが、別のフィールド (Char 44 のみ) を消去する必要がある場合は、単に名前をここに追加します。 |
FIELDNAME2 |
‘ ‘ |
この用途の場合、通常 ' ' ですが、同じレコードの 2 番目のフィールド (Char 44 のみ) を消去する必要がある場合は、このフィールドを使用できます。 |
FIELDNAME3 |
‘ ‘ |
この用途の場合、通常 ' ' ですが、同じレコードの 2 番目のフィールド (Char 44 のみ) を消去する必要がある場合は、このフィールドを使用できます。 |
CCWIPE_SEL |
'Y' |
|
SQL_STMT_254 |
<消去する必要がある行を指定する文> |
'WHERE' で開始する必要があり、そうしない場合、AE で無視され、何も処理されません。 次に例を示します。 'WHERE INTFC_ID = 41’ |
クレジット カード データの削除アプリケーション エンジン プロセスによって正常にレコードが消去された後の FS_CCWIPE.CCWIPE_STATUS の値は C (完了) です。処理が異常終了した場合、プロセスによってフィールドが更新されないため、CCWIPE_STATUS の値は P (処理中) になります。プロセスによって、WHERE で開始されない Where 句が送信された場合、FS_CCWIPE.CCWIPE_STATUS の値は E (エラー) に変更されます。
トークン化は、アプリケーションおよびデータベース内の機密クレジット カード データ プロファイルを置き換えるデータ セキュリティ モデルです。通常、クレジット カード タイプ、クレジット カード番号、名前、姓、請求先住所、電話番号および電子メール アドレスで構成されるクレジット カード データ プロファイルは、サードパーティ ホスト サイトに送信され、保管および暗号化されます。サードパーティ ホストでは、プロファイルからトークンが作成され、トークンはソース PeopleSoft システムに送り返されて保存されます。
画像: 支払トークン化プロセス
支払トークン化プロセスでは、通常、クレジット カード タイプ、クレジット カード番号、名前、姓、請求先住所、電話番号および電子メール アドレスで構成されるクレジット カード データ プロファイルは、サードパーティ ホスト サイト (セキュア ストレージ プロバイダ) に送信され、保管および暗号化されます。サードパーティ ホストでは、プロファイルからトークンが作成され、トークンはソース PeopleSoft システムに送り返されて保存されます。

注: ホスト実装と従来の実装の組合せはサポートされません。ホスト モデルに移行した後は、従来のモデルに戻すことはできません。
クレジット カード オプション ページ (CR_CARD_OPT) を使用して、トークン化およびホスト上の入力を設定します。全てのフィールドが編集できるわけではありません。詳細については、「クレジット カード オプションおよびグループの設定」を参照してください。
プロファイル トークン化およびホスト上の入力は、クレジット カード データ変換プロセスによって自動的に有効化され、ホスト上の入力および PeopleSoft 受注から請求アプリケーションでのクレジット カードの保管のみがサポートされることが示されます。このオプションを選択解除すると、PeopleSoft システムでクレジット カード データを収集および保管する従来のクレジット カード モデルのみが使用されます。