Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateは、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを機能拡張してOracle GoldenGateプロセスの監視および管理をサポートします。Cloud Control環境にプラグインをデプロイすると、次の機能を取得できます。
現在のOracle GoldenGateメトリックと履歴傾向を視覚的に監視します
しきい値に違反したときに自動的にアラートおよびインシデントを生成します
各プロセスを開始および停止します
既存の構成ファイルを変更します
エラー・ログ、レポート・ファイルおよび破棄ファイルを表示します
特権プラグイン機能のユーザー・アクセスを監査します
インスタンスレベルのセキュリティを設定します
ユーザーの推奨資格情報を設定します
このオンライン・ヘルプ・ドキュメントの内容は次のとおりです。
Oracle GoldenGateは非同期、ログ・ベース、データ・レプリケーション製品で、異機種データベース、ハードウェアおよびオペレーティング・システム環境間で、オーバーヘッドを最小限に抑えながら、大量のトランザクション・データを移動します。
注意: Oracle GoldenGateプラグインのユーザー・インタフェースの一部の機能は、Oracle GoldenGateレプリケーションおよびOracle GoldenGateエージェントのより新しいバージョンでのみサポートされます。この機能がサポートされない場合は、インタフェースがユーザーに表示されません。たとえば、Oracle GoldenGateエージェントのリリースがプロセス制御をサポートしていない場合、そのエージェントにより監視されているOracle GoldenGateプロセスにはユーザー・インタフェースにSTART、STOPおよびKILLボタンが表示されません。 |
Oracle GoldenGate Plug-Inホームページを使用すると、次のことができます。
ステータス、遅延時間、変更率、新規インシデント数をすばやく表示し、詳細や履歴にドリルダウンできます
カスタマイズ・ページにアクセスし、ニーズに合ったホームページを設計できます。
ページを自動更新できます。
各Oracle GoldenGateの高レベル・サマリーを表示し、Oracle GoldenGateインスタンス内にあるOracle GoldenGateターゲットの遅延ステータス(最高値と最低値)を確認できます。
Oracle GoldenGateを開始、停止、表示、および強制終了できます。
これらのボタンは、使用権限がない場合には無効になります。
Oracle GoldenGate Plug-Inホームページは次の2つのセクションに分かれています。
ページの上部にあるコントロールでは、表にリストされる情報と、それらの情報の表示方法を決定し、それらの操作を管理対象ターゲットに対して実行できるようにすることができます。次のコントロールがあります。
ステータス
「ステータス」では、ターゲット表に表示するステータスを指定できます。たとえば、稼働中のターゲットをすべて表示したい場合は、稼働中を選択します。すべてのターゲットを表示したい場合は、「すべて」を選択します。次に示すのは、Oracle GoldenGateターゲットについて使用可能なステータスの一覧です。
ステータス | 説明とアイコンの説明 |
---|---|
稼働中 | ターゲットは利用可能で、Oracle GoldenGateプロセスが実行中です。アイコンは緑色の上向き矢印です。 |
停止中 | ターゲット・プロセスは実行中のステータスではありません。アイコンは赤い下向き矢印です。 |
メトリック収集エラー | メトリック収集プロセスに関連するエラーです。アイコンはxを含んだ赤い点線です。 |
エージェント停止 | エージェントは利用できません。アイコンは銀色のディスクで、xを含んだ赤い点線が付けられます。 |
エージェント使用不可 | Oracle Management Serviceとエージェント間にネットワーク上の問題がある場合、エージェントが存在するホストが停止中の場合、エージェントが停止中の場合などに、エージェントは使用不可になります。アイコンは、銀色のディスクで、xを含んだ赤い点線が付けられます。 |
ブラックアウト中 | 監視対象のターゲットにアクセスできない時間です。ブラックアウト機能を使用すると、Enterprise Manager管理者は1つ以上の監視対象ターゲットでのデータ収集アクティビティを一時停止し、そのターゲットにスケジュール済のメンテナンスを実行できます。アイコンは、小さな時計の付いた黒い下向き矢印です。
これによって、ターゲットに対して定期的にメンテナンスを実行し、データ分析からこれらの特別な状況を除外して、ターゲットのパフォーマンスに関する長期的展望をより正確に把握できます。 |
ステータス保留 | エージェントがまだターゲットの可用性を計算している間の、ターゲットの最初の状態を示します。アイコンは黄色い時計です。
「ステータス保留」は、ホストおよびターゲットに発生する状態です。エージェントには発生しません。 |
ラグ
このコントロールはラグを設定するために使用します。ラグとは、ソースに変更が加えられてから、ターゲットに複製されるまでの時間のことです。これにより、情報がいつ同期されるかがわかります。通常、長時間のラグは、情報がターゲットに到達するまでに何らかの問題が発生したことを示します。
ラグ時間は、システム(ネットワークの待機時間、競合など)に基づいて設定してください。トランザクションが通常10秒以内にターゲットに到達する場合、60秒のラグは問題の発生を示す可能性があります。
カスタマイズ
このコントロールをクリックすると、カスタマイズ画面が開きます。この画面では、要件に応じてOracle GoldenGateページを変更できます。次の操作を実行できます。
特定のOracle GoldenGateインスタンスの表示/非表示を切り替える。
インスタンスの名前(または別名)を指定する。IPアドレスは使用せず、組織にとってわかりやすい名前を選択してください(例: QA Testing)。
注意: Oracle GoldenGateインスタンス名はプロモーション時にグローバルに変更できます。この画面で変更した場合、変更は現在のユーザーにのみ適用されます。 |
インスタンスの説明(例: このインスタンスはQAテスト用です)。
インスタンスをリスト内で上下に移動させて、インスタンスのリストをアレンジする。インスタンスは、リストの先頭や末尾に移動させることもできます。通常、ユーザーはこの方法でターゲットをソースの下にリストし、ソース・システムとターゲット・システムをグループ化します。
詳細については、「カスタマイズ」を参照してください。
コントロール操作
「開始」、「停止」、および「強制終了」アイコンをクリックすると、これらの機能を管理対象ターゲットに対して実行できます。これらのアクションは、ExtractおよびReplicatタイプのターゲットに適用できます。
アイコンをクリックすると、操作の確認を求めるポップアップが表示されます。「はい」をクリックすると、Oracle GoldenGateプロセスの進行状況を示すダイアログ・ボックスが表示されます。
注意: プロセスが完了するまでは、ブラウザのウィンドウを閉じないでください。閉じると、プロセスが失敗する恐れがあります。 |
開始、停止、および強制終了機能を使用するためのOGGコマンドの実行権限がない場合、これらのボタンはグレー表示されます。
自動リフレッシュ
自動リフレッシュを使用すると、管理リポジトリ内の最新の値を使用して、ターゲット表を(指定の間隔で)自動的に更新できます。このコントロールは、その間隔を特定の作業慣行に合わせて設定するために使用します。自動リフレッシュで「オフ」を選択した場合は、ブラウザのリフレッシュ・オプションを使用して統計を更新する必要があります。自動リフレッシュを使用しても、エージェントによって管理リポジトリがオンデマンドに更新されるわけではありません。
特定のエージェントのエージェント・データ収集間隔に関する詳細については、「ターゲット」からすべてのターゲットを選択します。結果のページで、目的のエージェントをクリックします。
ターゲット表には、Oracle GoldenGateのインスタンスとプロセスに関する構成可能な統計が含まれています。Oracle GoldenGateプラグイン・ホームページでは、これらのターゲットのターゲット表を表示できます。
Oracle GoldenGateターゲット統計
Extract、Replicat、およびManagerターゲット
次の表は、ターゲット表に使用される列を示したものです。
注意: プロセスに関連しない値がある場合、そのフィールドは空白になります。 |
データ | 表 | 説明 |
---|---|---|
ターゲット名 | 両方 | ユーザーがカスタマイズ操作を使用して付けたインスタンス別名。インスタンスのデフォルトの名前はhostname:portです。カスタマイズ時には、インスタンスに接頭辞host:portを付けることをお薦めします。 |
ターゲット・タイプ | 両方 | エージェントがEnterprise Managerに返すターゲットの名前。名前はOracle GoldenGateです。 |
ステータス | 両方 | Enterprise Managerターゲットのステータス。可能な値は、稼働中、停止中、メトリック収集エラー、エージェント停止、エージェント使用不可、ブラックアウト中、またはステータス保留です |
ラグ(秒) | 両方 | このOracle GoldenGateインスタンス内にあるすべてのターゲットの最高(最大)ラグ。値は秒単位です。
最後の操作のタイムスタンプと最後の処理のタイムスタンプ間の時間差異を示します。このラグの値は、GGSCIコマンド 注意: プロセスの入力がファイルの末尾に達すると、ラグがゼロと表示されます。 有効な値: ラグ時間(秒) |
ラグ・トレンド | Extract、Replicat、およびManagerターゲット | 直近3件のラグ値に基づくラグ。Y軸はラグ値で、X軸はラグが収集された時間間隔です。 |
合計操作数 | Extract、Replicat、およびManagerターゲット | 選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、INSERT、UPDATE (主キーの更新を含む)、DELETE、またはTRUNCATE操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
有効な値: 正の整数 |
操作差分 | Extract、Replicat、およびManagerターゲット | 最終サンプル以降の操作数。次の操作が含まれます: 挿入、更新、削除、切捨て、およびDDL。 |
秒当たりの操作差分 | Extract、Replicat、およびManagerターゲット | 現在のサンプルと以前のサンプルの間の秒数で乗算された操作差分。これは実際上、1秒当たりの操作数です。トランザクション数/秒(TPS)とも呼ばれます。 |
インシデント | 両方 | このインスタンスのすべてのエラーと警告のカウント。 |
最後のOGGチェックポイント以降の秒数 | 両方 | 最後のOracle GoldenGateチェックポイントからメトリックの収集時刻までの経過時間(秒単位)。 |
最後のOGGチェックポイント | 両方 | プロセスによって最後のOracle GoldenGateチェックポイントが書き込まれた時刻を表示します。有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}の形式の日時値(例: 01/14/2013 09:36:32 AM)。 |
エージェントの管理タブでは、Oracle Management Agentによって管理されるOracle GoldenGateインスタンスのステータスを設定できます。各インスタンスには、1つのマスター・ターゲットと、スレーブに設定された1つ以上のターゲットを含めることができます。初期ステータスは自動的に検出され、設定されます。
次の表は、画面上の要素について説明しています。
要素 | 説明 |
---|---|
ターゲット名 | カスタマイズ操作を使用して指定した、利用可能なインスタンス別名です。インスタンスのデフォルトの名前は、hostname:port です。カスタマイズ時には、インスタンスに接頭辞host:port を付けることをお薦めします。 |
エージェント名 | ターゲット名に使用できる管理エージェント名。 |
ステータス | プロセス・ターゲットはすべて自動的に選択されます。ステータスを変更したいターゲット名の隣にある下向き矢印をクリックし、次のいずれかのステータスを選択します。
|
カスタマイズ画面では、要件に応じてOracle GoldenGateページを変更できます。次の操作を実行できます。
特定のOracle GoldenGateインスタンスの表示/非表示を切り替える。
インスタンスの名前(または別名)を指定する。IPアドレスは使用せず、組織にとってわかりやすい名前を選択してください(例: QA Testing)。
インスタンスの説明(例: このインスタンスはQAテスト用です)。
インスタンスをリスト内で上下に移動させて、インスタンスのリストをアレンジする。インスタンスは、リストの先頭や末尾に移動させることもできます。
これは、Oracle GoldenGateインスタンス・ページです。次の情報が表示されます。
Extract
Extractプロセスは、トランザクション・ログから変更をキャプチャし、それらを監査証跡に書き込みます。この証跡はReplicatにより読み取られ、変更がターゲット・データベースに書き込まれます。Replicatがネットワークを越える場合、証跡もネットワークを越えます。
ベスト・プラクティスは、Extractのローカルにある証跡に変更を常に書き込むことです。別のExtractを"データ・ポンプ"として設定します。これは同じ場所に存在し、ローカルの証跡からデータを読み取り、ネットワークを越えて渡します。この方法では、ネットワークが停止しても、変更は失われません。Oracle GoldenGateアーキテクチャの詳細については、次のURLからアクセスできる、『Oracle® GoldenGate Windows and UNIX管理者ガイド』を参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/goldengate/documentation/index.html
Replicat
Replicatプロセスはターゲット・システムで実行し、そのシステムの証跡を読み取り、操作をターゲット・データベースへ適用します。注意: データ操作言語(DML)操作(insert、update、delete)が適用されます。データ定義言語(DDL)操作は、OracleおよびTeradataデータベースに対してのみレプリケートされます。
Manager
ManagerプロセスはOracle GoldenGateインスタンスの管理プロセスです。インスタンス内のその他のOracle GoldenGateプロセスをすべて制御します。このロールには、エージェントに渡される、クリティカルな監視イベントに関する情報を生成することも含まれます。
注意: 開始、停止、および強制終了操作は、ExtractとReplicatに対しては使用できますが、Managerに対しては使用できません。 |
注意: Oracle GoldenGateプラグインのユーザー・インタフェースの一部の機能は、Oracle GoldenGateレプリケーションおよびOracle GoldenGateエージェントのより新しいバージョンでのみサポートされます。この機能がサポートされない場合は、インタフェースがユーザーに表示されません。たとえば、Oracle GoldenGateエージェントのリリースがプロセス制御をサポートしていない場合、そのエージェントにより監視されているOracle GoldenGateプロセスにはユーザー・インタフェースにSTART、STOPおよびKILLボタンが表示されません。 |
次の表にExtractおよびReplicatプロセスで使用されるメトリックとその説明を示します。
メトリック | 説明 |
---|---|
チェックポイントの位置 | ExtractおよびReplicatに有効
ExtractまたはReplicatによりディスクに保存された最新のチェックポイントのコンポジット表現を示します。この値は、属性が公開され、チェックポイントが保存された直後に、監視エージェントにより取得されます。 Extractは読取りおよび書込みチェックポイントを作成し、Replicatは読取りチェックポイントのみを作成します。コンポジット・チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントは、トランザクション・ログまたは証跡(Oracle GoldenGateプロセス、および読取りチェックポイントか書込みチェックポイントかによる)内のレコードのRBA (相対バイト・アドレス)と、レコードが含まれるログまたは証跡ファイルの順序番号から構成されます。複数のデータ・ソース・ログ・ファイル内の一連の読取りチェックポイント(Oracle Real Application ClusterからのExtractなど)、または複数の書込みチェックポイント(複数の証跡ファイルを含むExtract構成内など)、およびその両方が存在する可能性があります。 有効な値: データベースによって使用するログ内のレコードの位置の表現は異なります。そのため、チェックポイントの位置は、数値ではなく、UTF-8でエンコードされたテキスト文字列として公開されます。チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントに対し、GGSCI (
|
削除差分 | ExtractおよびReplicatに有効
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
破棄差分 | ExtractおよびReplicatに有効
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DISCARD操作の数を示します。レコードはOracle GoldenGateプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。 有効な値: 正の整数。 |
実行済DDL差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、実行済のデータ定義言語(DDL)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
無視差分 | Extractに有効
最後のサンプル時間以降の、エラーの間無視するように構成された、データ操作言語(DML)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
挿入差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
秒当たりの操作差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数(毎秒)を示します。 有効な値: 正の整数 |
操作差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ試行差分 | Extractに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、行フェッチ試行の数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ失敗差分 | Extractに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、行フェッチ失敗の数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります 有効な値: 正の整数 |
切捨て差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
更新差分 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の数を示します。 有効な値: 正の整数 |
ファイルの終わり | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスがデータ・ソース(トランザクション・ログまたは証跡ファイル)からの入力の最後に到達したかどうかを示します。 有効な値: TRUE (ファイルの終わり)またはFALSE |
ラグ(秒) | ExtractおよびReplicatに有効
最後の操作のタイムスタンプと最後の処理のタイムスタンプ間の時間差異を示します。この属性は、Oracle GoldenGateプロセスとそのデータ・ソース間の実際のラグを表します。このラグの値は、GGSCIコマンドSEND <group> GETLAGで返される値と一致する必要があります。 有効な値: ラグ時間(秒) |
最後のチェックポイントのタイムスタンプ | ExtractおよびReplicatに有効
Oracle GoldenGateプロセスにより最後のチェックポイントが書き込まれた時間を示します。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM。 |
最後の操作のタイムスタンプ | ExtractおよびReplicatに有効
トランザクション・ログに記録されたとおり、操作がデータ・ソースでコミットされた時間を示します。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM |
最後の処理のタイムスタンプ | ExtractおよびReplicatに有効
有効なレコードが選択したOracle GoldenGateプロセスに返された時間を示します。Extractの場合、この時間値は、コンテナ・トランザクションがコミットした後でレコードが処理されるときに割り当てられます(レコードがトランザクション・ログから読み取られるときではありません)。データ・ポンプまたはReplicatの場合、この時間値はすぐに返されます。証跡内のすべてのトランザクションがコミットされているとわかっているからです。 有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM |
メッセージ | ExtractおよびReplicatに有効
メッセージには次のものが含まれます。
|
名前 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したオブジェクトの名前。 有効な値: Oracle GoldenGateモニター・インタフェースに表示されるオブジェクトの名前。 |
最後のOGGチェックポイント以降の秒数 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のOracle GoldenGateチェックポイント以降の時間(秒)。 |
開始時間 | ExtractおよびReplicatに有効
起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。 有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒) |
ステータス | ステータスは、選択したOracle GoldenGateプロセスの実行ステータスを示します。これはExtractとReplicatの両方に対して有効です。 |
削除合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
破棄合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで破棄された操作の合計数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。 有効な値: 正の整数。 |
実行済DDL合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ定義言語(DDL)操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
無視合計 | Extractに有効
現在の実行セッションのOracle GoldenGateプロセスにより無視された、データ操作言語(DML)の合計数を示します。エラーは無視の合計メトリックに含まれます。 有効な値: 正の整数 |
挿入合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
合計操作数 | ExtractおよびReplicatに有効
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ試行合計 | Extractに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで実行された行フェッチの合計数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります 有効な値: 正の整数 |
行フェッチ失敗合計 | Extractに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで実行できなかった行フェッチの合計数を示します。 有効な値: 正の整数 |
切捨て合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
更新合計 | ExtractおよびReplicatに有効
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。 有効な値: 正の整数 |
Manager
これらはManagerのメトリックです。
メトリック | 説明 |
---|---|
ホスト名 | ホスト・システムの名前を示します。
有効な値: ホストの完全修飾DNS名またはそのIPアドレス |
Managerポート | インスタンスのManagerプロセスがそのローカル・システムで実行しているポートを示します。デフォルトのポート番号は7809ですが、このManagerに別のポートを指定することもでき、Managerパラメータ・ファイルの表示またはGGSCIのINFO MANAGERコマンドの発行(Managerが実行中の場合)により識別することができます。
有効な値: Managerパラメータ・ファイルに指定した、Managerプロセスのポート番号 |
メッセージ | メッセージには次のものが含まれます。
|
開始時間 | 起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。
有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒) |
バージョン | 選択したOracle GoldenGateインスタンスが表すOracle GoldenGateのバージョンを示します。
有効な値: X.x.x (メジャー、マイナーおよびメンテナンス・バージョン・レベル)、11.1.1など |
作業ディレクトリ | 選択したOracle GoldenGateインスタンス用のManagerの実行可能ファイルを含むディレクトリを示します。これはOracle GoldenGateのインストールのホーム・ディレクトリです。
有効な値: ディレクトリのフル・パス名 |
このページでは、各Oracle GoldenGateターゲット(Extract、Replicat、およびManager)の統計を確認できます。
ExtractおよびReplicatターゲットの情報は、メトリック、ログ、および「構成」タブで確認できます。Managerターゲットの情報は、メトリック・タブで確認できます。
注意: Oracle GoldenGateプラグインのユーザー・インタフェースの一部の機能は、Oracle GoldenGateレプリケーションおよびOracle GoldenGateエージェントのより新しいバージョンでのみサポートされます。この機能がサポートされない場合は、インタフェースがユーザーに表示されません。たとえば、Oracle GoldenGateエージェントのリリースがプロセス制御をサポートしていない場合、そのエージェントにより監視されているOracle GoldenGateプロセスにはユーザー・インタフェースにSTART、STOPおよびKILLボタンが表示されません。 |
コントロール操作
開始、停止、および強制終了操作を使用すると、それらの操作を管理対象ターゲットに対して実行できます。これらのアクションは、ExtractおよびReplicatタイプのターゲットに適用できます。
操作をクリックすると、操作の確認を求めるポップアップが表示されます。「はい」をクリックすると、プロセスの進行状況を示すダイアログ・ボックスが表示されます。
注意: プロセスが完了するまでは、ブラウザのウィンドウを閉じないでください。閉じると、プロセスが失敗する恐れがあります。 |
これらのボタンは、それらを使用するためのOGGコマンドの実行権限がない場合にはグレー表示されます。
Extract
Extractプロセスは、トランザクション・ログから変更をキャプチャし、それらを監査証跡に書き込みます。この証跡はReplicatにより読み取られ、変更がターゲット・データベースに書き込まれます。Replicatがネットワークを越える場合、証跡もネットワークを越えます。ネットワークが停止すると、変更が失われます。
ベスト・プラクティスは、Extractのローカルにある証跡に変更を常に書き込むことです。別のExtractを"データ・ポンプ"として設定します。これは同じ場所に存在し、ローカルの証跡からデータを読み取り、ネットワークを越えて渡します。この方法では、ネットワークが停止しても、変更は失われません。
Replicat
Replicatプロセスはターゲット・システムで実行し、そのシステムの証跡を読み取り、操作をターゲット・データベースへ適用します。注意: データ操作言語(DML)操作(add、update、delete)が適用されます。データ定義言語(DDL)操作は、OracleおよびTeradataデータベースに対してのみレプリケートされます。
Manager
ManagerプロセスはOracle GoldenGateインスタンスの管理プロセスです。インスタンス内のその他のOracle GoldenGateプロセスをすべて制御します。このロールには、エージェントに渡される、クリティカルな監視イベントに関する情報を生成することも含まれます。
メトリック・タブ
メトリックはターゲット・プロセスに依存します。Managerには、ReplicatやExtractとは異なるメトリックがあります。たとえば、ラグやフェッチ試行回数はExtractにしかありません。
ログ・タブ
このタブには、関連するOracle GoldenGateレポートと廃棄ファイルが表示されます。また、Oracle GoldenGateエラー・ログ・ファイル(ggserr.log)も表示されます。
Oracle GoldenGateエラー・ログ・ファイルには次の情報が含まれます。
メッセージが書き込まれた時刻のタイムスタンプ
エラーの重大度(INFO、WARNING、またはERROR)
Oracle GoldenGateエラー・コード(形式は"OGG-XXXXX")
エラー・メッセージ
ファイル全体をダウンロードするか、ダウンロードをキャンセルするかはいつでも選択できます。
「構成」タブ
このタブには構成(.prm)ファイルとインクルード・ファイルが表示されます。このタブを開くと、タブは表示モードになります。編集モードにしてファイルを更新するには、「編集」.をクリックします。パラメータ・ファイル全体が取得され、単一ページに表示されます。ファイルの内容はテキストボックスを使用して変更できます。ファイルの編集が終わったら、「保存」をクリックして保存します。ただし、保存できるのは、Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリ(Manager作業ディレクトリ)か、そのサブ・ディレクトリ内にあるファイルだけです。変更されたパラメータ・ファイルに対する検証は実行されず、そのままの状態でターゲットに保存されます。また、プロセスはファイルの保存後に自動的に再起動されます。
Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateによって使用される文字セットは、パラメータ・ファイルまたはGLOBALS
ファイル内のCHARSETパラメータを使用して設定されます。これらのファイルでこのパラメータが設定されていない場合は、オペレーティング・システムの文字セットがデフォルトで使用されます。
インクルード・ファイルは追加できます。これが表示モードでクリックされると、新規タブが生成されます。2人のユーザーが同じファイルを同時に編集した場合は、一方の編集によってもう一方が上書きされます。
最後に、このページで新しいプロセスを作成することはできません。できるのは、既存のパラメータ・ファイルを編集することだけです(ここで新しいインクルード・ファイルを作成することは可能です)。
カスタム・プロモーション・ページを使用して、同じタイプや異なるタイプのOracle GoldenGateターゲットを複数プロモートできます。これらのターゲットは、同じOracle GoldenGateインスタンスのホストやポートからのものです。プロモーションは、ターゲットを構成することなく、直接プロモートします。
次の表は、画面上の要素について説明しています。
要素 | 説明 |
---|---|
ターゲット・タイプ |
|
ターゲット名 |
|
ホスト名 | ホスト・システムの名前。
有効な値: ホストの完全修飾DNS名またはそのIPアドレス |
ポート番号 | ポート番号は、Oracle GoldenGateインスタンスのポート番号と同じです。 |
選択 | プロセス・ターゲットはすべて自動的に選択されます。チェックマークをクリックすると、プロモーションからターゲットが選択解除されます。注意: Oracle GoldenGateインスタンスを選択解除することはできません。 |
次に示すのは、Replicatターゲットのメトリックです。
ExtractまたはReplicatによりディスクに保存された最新のチェックポイントのコンポジット表現を示します。この値は、属性が公開され、チェックポイントが保存された直後に、監視エージェントにより取得されます。
Extractは読取りおよび書込みチェックポイントを作成し、Replicatは読取りチェックポイントのみを作成します。コンポジット・チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントは、トランザクション・ログまたは証跡(プロセス、および読取りチェックポイントか書込みチェックポイントかによる)内のレコードのRBA (相対バイト・アドレス)と、レコードが含まれるログまたは証跡ファイルの順序番号から構成されます。複数のデータ・ソース・ログ・ファイル内の一連の読取りチェックポイント(Oracle Real Application ClusterからのExtractなど)、または複数の書込みチェックポイント(複数の証跡ファイルを含むExtract構成内など)、およびその両方が存在する可能性があります。
有効な値: データベースによって使用するログ内のレコードの位置の表現は異なります。そのため、チェックポイントの位置は、数値ではなく、UTF-8でエンコードされたテキスト文字列として公開されます。チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントに対し、GGSCI (SEND
group-name
STATUS
)コマンドで返される、次のものが示されます。
RBAの値(相対バイト・アドレス)
ファイル順序番号
タイムスタンプ
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DISCARD操作の数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。
有効な値: 正の整数。
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、実行済のデータ定義言語(DDL)操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数(毎秒)を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したプロセスがデータ・ソース(トランザクション・ログまたは証跡ファイル)からの入力の最後に到達したかどうかを示します。
有効な値: TRUE (ファイルの終わり)またはFALSE
最後の操作のタイムスタンプと最後の処理のタイムスタンプ間の時間差異を示します。この属性は、Oracle GoldenGateプロセスとそのデータ・ソース間の実際のラグを表します。このラグの値は、GGSCIコマンドSEND <group> GETLAGで返される値と一致する必要があります。
有効な値: ラグ時間(秒)
Oracle GoldenGateプロセスにより最後のチェックポイントが書き込まれた時間を示します。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM。
トランザクション・ログに記録されたとおり、操作がデータ・ソースでコミットされた時間を示します。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM
有効なレコードが選択したOracle GoldenGateプロセスに返された時間を示します。Extractの場合、この時間値は、コンテナ・トランザクションがコミットした後でレコードが処理されるときに割り当てられます(レコードがトランザクション・ログから読み取られるときではありません)。データ・ポンプまたはReplicatの場合、この時間値はすぐに返されます。証跡内のすべてのトランザクションがコミットされているとわかっているからです。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM
メッセージには次のものが含まれます。
Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのメッセージ・コード番号。
有効な値: イベント・ログ内のOracle GoldenGateイベント・メッセージの数値コード。たとえば、OGG-00651。
メッセージの日付: Oracle GoldenGateログからのイベント・メッセージのタイムスタンプ。
有効な値: YYYY-MM-DD HH:MM:SS (24時間制)形式の日時値
メッセージ・テキスト: Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのテキスト。
有効な値: メッセージからのテキスト文字列。
選択したオブジェクトの名前。
有効な値: Oracle GoldenGateモニター・インタフェースに表示されるオブジェクトの名前。
最後のOracle GoldenGateチェックポイント以降の時間(秒)。
起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。
有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒)
選択したOracle GoldenGateプロセスの実行ステータスを示します。
有効な値: Starting、Running、Stopped、AbendedまたはAborted。
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の合計数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで破棄された操作の合計数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。
有効な値: 正の整数。
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ定義言語(DDL)操作の合計数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の合計数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
次に示すのは、Extractターゲットのメトリックです。
ExtractまたはReplicatによりディスクに保存された最新のチェックポイントのコンポジット表現を示します。この値は、属性が公開され、チェックポイントが保存された直後に、監視エージェントにより取得されます。
Extractは読取りおよび書込みチェックポイントを作成し、Replicatは読取りチェックポイントのみを作成します。コンポジット・チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントは、トランザクション・ログまたは証跡(プロセス、および読取りチェックポイントか書込みチェックポイントかによる)内のレコードのRBA (相対バイト・アドレス)と、レコードが含まれるログまたは証跡ファイルの順序番号から構成されます。複数のデータ・ソース・ログ・ファイル内の一連の読取りチェックポイント(Oracle Real Application ClusterからのExtractなど)、または複数の書込みチェックポイント(複数の証跡ファイルを含むExtract構成内など)、およびその両方が存在する可能性があります。
有効な値: データベースによって使用するログ内のレコードの位置の表現は異なります。そのため、チェックポイントの位置は、数値ではなく、UTF-8でエンコードされたテキスト文字列として公開されます。チェックポイントの位置内の個別のチェックポイントに対し、GGSCI (SEND
group-name
STATUS
)コマンドで返される、次のものが示されます。
RBAの値(相対バイト・アドレス)
ファイル順序番号
タイムスタンプ
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
メトリックが最後にレポートされた以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DISCARD操作の数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。
有効な値: 正の整数。
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、実行済のデータ定義言語(DDL)操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降に無視されたデータ操作言語(DML)操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数(毎秒)を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、行フェッチ試行の数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降に、選択したOracle GoldenGateプロセスによって完了できなかった行フェッチの数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスがデータ・ソース(トランザクション・ログまたは証跡ファイル)からの入力の最後に到達したかどうかを示します。
有効な値: TRUE (ファイルの終わり)またはFALSE
最後の操作のタイムスタンプと最後の処理のタイムスタンプ間の時間差異を示します。この属性は、Oracle GoldenGateプロセスとそのデータ・ソース間の実際のラグを表します。このラグの値は、GGSCIコマンドSEND <group> GETLAGで返される値と一致する必要があります。
有効な値: ラグ時間(秒)
Oracle GoldenGateプロセスにより最後のチェックポイントが書き込まれた時間を示します。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM。
トランザクション・ログに記録されたとおり、操作がデータ・ソースでコミットされた時間を示します。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM
有効なレコードが選択したOracle GoldenGateプロセスに返された時間を示します。Extractの場合、この時間値は、コンテナ・トランザクションがコミットした後でレコードが処理されるときに割り当てられます(レコードがトランザクション・ログから読み取られるときではありません)。データ・ポンプまたはReplicatの場合、この時間値はすぐに返されます。証跡内のすべてのトランザクションがコミットされているとわかっているからです。
有効な値: MM/DD/YYYY HH:MM:SS {AM | PM}形式の日時値。例: 01/14/2013 09:36:32 AM
メッセージには次のものが含まれます。
Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのメッセージ・コード番号。
有効な値: イベント・ログ内のOracle GoldenGateイベント・メッセージの数値コード。たとえば、OGG-00651。
メッセージの日付: Oracle GoldenGateログからのイベント・メッセージのタイムスタンプ。
有効な値: YYYY-MM-DD HH:MM:SS (24時間制)形式の日時値
メッセージ・テキスト: Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのテキスト。
有効な値: メッセージからのテキスト文字列。
選択したオブジェクトの名前。
有効な値: Oracle GoldenGateモニター・インタフェースに表示されるオブジェクトの名前。
最後のOracle GoldenGateチェックポイント以降の時間(秒)。
起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。
有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒)
選択したOracle GoldenGateプロセスの実行ステータスを示します。
有効な値: Starting、Running、Stopped、AbendedまたはAborted。
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、DELETE操作の合計数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで破棄された操作の合計数を示します。レコードはプロセスに関連付けられた破棄ファイルに書き込まれます。
有効な値: 正の整数。
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ定義言語(DDL)操作の合計数を示します。
有効な値: 正の整数
現在の実行セッションのOracle GoldenGateプロセスにより無視された、データ操作言語(DML)の合計数を示します。エラーは無視の合計メトリックに含まれます。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、データ操作言語(DML)のINSERT操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
有効な値: 正の整数
最後のサンプル時間以降の、選択したOracle GoldenGateプロセスにより処理された、操作の合計数を示します。
Total operations = total DML changes (insert, update, delete) + total DDL (table definition changes) + Truncate changes
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで実行された行フェッチの合計数を示します。フェッチは、情報が不十分である場合やトランザクション・ログにない場合、行の値を取得するために時々実行される必要があります
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで実行できなかった行フェッチの合計数を示します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、TRUNCATE操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
有効な値: 正の整数
選択したOracle GoldenGateプロセスにより現在の実行セッションで処理された、UPDATE (主キーの更新を含む)操作の合計数を示します。統計値は、そのプロセス用のパラメータ・ファイルに指定されたすべての表で実行された操作の合計を反映します。注意: 表がExtract構成のターゲットにマップされる場合、統計はすべてのターゲットに対する操作の合計を反映します。
次に示すのは、Managerターゲットのメトリックです。
ホスト・システムの名前を示します。
有効な値: ホストの完全修飾DNS名またはそのIPアドレス
インスタンスのManagerプロセスがそのローカル・システムで実行しているポートを示します。デフォルトのポート番号は7809ですが、このManagerに別のポートを指定することもでき、Managerパラメータ・ファイルの表示またはGGSCIのINFO MANAGERコマンドの発行(Managerが実行中の場合)により識別することができます。
有効な値: Managerパラメータ・ファイルに指定した、Managerプロセスのポート番号
メッセージには次のものが含まれます。
Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのメッセージ・コード番号。
有効な値: イベント・ログ内のOracle GoldenGateイベント・メッセージの数値コード。たとえば、OGG-00651。
メッセージの日付: Oracle GoldenGateログからのイベント・メッセージのタイムスタンプ。
有効な値: YYYY-MM-DD HH:MM:SS (24時間制)形式の日時値
メッセージ・テキスト: Oracle GoldenGateエラー・ログからのイベント・メッセージのテキスト。
有効な値: メッセージからのテキスト文字列。
起動情報が作成された後でOracle GoldenGateコンポーネントにより受信された時間を示します。
有効な値: 64ビット・ユリウスGMTタイムスタンプ(マイクロ秒)
選択したOracle GoldenGateインスタンスが表すOracle GoldenGateのバージョンを示します。
有効な値: X.x.x (メジャー、マイナーおよびメンテナンス・バージョン・レベル)、11.1.1など
選択したOracle GoldenGateインスタンス用のManagerの実行可能ファイルを含むディレクトリを示します。これはOracle GoldenGateのインストールのホーム・ディレクトリです。
有効な値: ディレクトリのフル・パス名。
Oracle GoldenGateでは、管理ユーザーにターゲットレベルの権限を提供するために、この柔軟な機能が用意されています。たとえば、Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateプラグインが3つのOracle GoldenGateインスタンス(OGG1、OGG2およびOGG3など)を管理している場合、ユーザーにこれらのインスタンスとそのサブ・ターゲット(つまり、そのOracle GoldenGateプロセス)への権限を付与することができます。
インスタンスレベルのセキュリティを設定するには、次の手順を使用します。
注意: インスタンスレベルのセキュリティを設定するには、スーパー管理者としてログインする必要があります。 |
Oracle GoldenGate Plug-Inホームページから、設定、「セキュリティ」、管理者の順に選択します。
セキュリティ管理者ページが表示されます。
次のいずれかを行います:
目的 | 選択 |
---|---|
既存のユーザーのアクセス権を変更する | ユーザーを選択し、「編集」を選択します |
新規ユーザーを作成し、アクセス権を割り当てる | 類似作成脚注 1
または 作成 |
脚注 1 類似作成を選択すると、エラーが発生することがあります。リポジトリ所有者を変更したり、複製することはできません。リポジトリ所有者は固有のシステム権限を持ち、インストール時に作成されます。特定のEnterprise Managerインストールに設定できるリポジトリ所有者は、1人だけです。
選択したボタンによって、次のいずれかのページが表示されます。
管理者の作成: プロパティ
管理者AdminNameの編集: プロパティ
次のいずれかを行います:
選択 | 手順 |
---|---|
編集 | 必要な情報を更新します。 |
類似作成または作成 | 適切な画面で、必要な詳細情報を入力します。管理者の作成: プロパティ画面で、スーパー管理者を選択しないでください。 |
「次へ」をクリックします。
管理者userNameの作成: ロール・ページが表示されます。この画面では、使用可能なロール列から選択したロール列にロールを移動して、名前付きユーザーにロールを割り当てることができます。
使用可能なロール列から、EM_BASIC_SUPPORT_REPロールを選択します。このロールは、新しいプラグイン機能に必要な優先資格証明を作成する際に使用されます。割り当てたい任意の追加ロールを選択できます。ShiftキーとCtrlキーを使用して、隣接するロールや隣接していないロールを個別に複数選択します。
ロールの権限は次のとおりです。
RMロール名 | パラメータの表示/編集 | レポートの表示 | 破棄の表示 |
---|---|---|---|
EM_ALL_ADMINISTRATOR | 可 | 不可 | 不可 |
EM_ALL_OPERATOR | 可 | 不可 | 不可 |
EM_ALL_VIEWER | 不可 | 不可 | 不可 |
PUBLIC | 不可 | 不可 | 不可 |
EM_PLUGIN_USER | 不可 | 不可 | 不可 |
注意: ここでは、ALL_ロールは選択しないでください(例: EM_ALL_ADMINISTRATOR, EM_ALL_OPERATOR)。使用すると、ユーザーがすべてのOracle GoldenGateインスタンスに対して権限を持つことになります。 |
EMでは、オブジェクトレベルのアクセス制御がサポートされているため、管理者には特定のターゲットに対するロールのみを割り当てることができます(『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のEMADM13566章を参照してください)。
移動をクリックして、ロールを選択したロール列に移動し、「次へ」をクリックします。
ターゲット権限ページが表示されます。
ターゲット権限タブを選択し、ターゲット権限セクションまで下にスクロールして、次の2つの権限を選択します。
任意の場所でのコマンドの実行
Enterprise Managerの監視
すべてのターゲットに適用可能な権限表の下のターゲット権限セクションまでスクロールします。このセクションでは、ターゲットに対して特定のアクションを実行する権限を管理者に割り当てることができます。
「追加」をクリックします。
新しいブラウザ・ウィンドウに、検索と追加: ターゲット・ページが表示されます。
ユーザーに権限を割り当てる必要があるインスタンス/プロセスを選択します。
「選択」をクリックして変更を保存します。
検索と追加: ターゲット・ページが閉じ、ターゲット権限ページが表示されて、ターゲット権限表に、検索と追加: ターゲット・ページで選択したインスタンスが表示されます。
ターゲット権限を付与したいインスタンスを選択します。
次の権限から選択します。
権限名 | 説明 |
---|---|
すべて | ターゲットの削除を含む、ターゲットに対するすべての操作を実行する機能。 |
OGGレポート・ファイルの内容の表示 | OGGターゲットのレポート・ファイルの内容を表示する機能。 |
OGG破棄ファイルの内容の表示 | OGGターゲットの破棄ファイルの内容を表示する機能。 |
OGGコマンドの実行 | OGGターゲットのOGGコマンド(Start 、Stop 、Kill )を実行する機能。 |
OGGパラメータ・ファイルの編集 | OGGターゲットのパラメータ・ファイルを編集する機能。 |
ターゲットの接続 | ターゲットに接続して管理する機能。 |
「すべて」とターゲットの接続の両方に権限を選択することはしないでください。「すべて」にはターゲットの接続が含まれているため、ターゲットの接続が無効化されることになります。「すべて」権限を使用せず、ターゲットの接続を使用してください。
最初のインスタンスについて、個々の権限の編集アイコンをクリックし、管理者userNameの作成: ターゲット権限ページを開きます。
ターゲットに必要な権限を選択します。たとえば、次の例では、選択したOracle GoldenGateインスタンスのユーザーに対して、レポートと破棄ファイルの表示権限だけが割り当てられています。
続行をクリックします。
ターゲット権限ページに戻ります。
ターゲット権限表まで下にスクロールします。ターゲット権限付与の管理列に、手順14で選択した権限が表示されます。
プロセスを完了するには、「確認」をクリックしてユーザーの権限を確認してから「終了」をクリックします。これでユーザーは選択したインスタンスへのアクセス権を持つようになります。
管理者userNameの作成: 確認ページが表示されます。ここでユーザーの権限を確認できます。
プロセス制御とファイル操作を実行する場合は、追加の資格証明が必要です。これらの資格証明は、監視や管理のための既存の資格証明に追加するかたちで付与されます。Enterprise Managerでは、Oracle GoldenGateインスタンスレベルのターゲットに優先資格証明OGGADMINCRED
が使用されます。Oracle GoldenGateインスタンスに関連付けられたすべてのプロセスや子ターゲットは、同じ資格証明を共有します。
また、開始、停止、強制終了、表示、および編集機能を使用するには、EMエージェントのホスト資格証明を設定して、Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateがEMエージェントと通信できるようにする必要があります。たとえば、EMエージェントがホストslc0045上にあり、そのマシンに資格証明X1とX2を使用してアクセスできる場合は、インストール時に使用したEMエージェント資格証明をホスト資格証明として使用する必要があります。
Oracle GoldenGateの優先資格証明は、Oracle GoldenGateエージェントのユーザー名とパスワードです。ユーザー名はOracle GoldenGateエージェントのconfig.properties
ファイルで追加され、パスワードはOracleウォレットの作成時に定義されます。
Enterprise Managerで優先資格証明を設定するには、次の手順を実行します。
設定、「セキュリティ」、優先資格証明の順に選択します。
セキュリティ—優先資格証明ページが表示されます。
ターゲット・タイプ検索ツールを使用して、Oracle GoldenGateを検索し、優先資格証明を設定する必要があるターゲット・タイプを選択します。
注意: これらの資格証明は階層構造に基づいています。たとえば、資格証明がOracle GoldenGateターゲット・タイプに対して提供された場合、それらはその子ターゲット・タイプ(つまり、Oracle GoldenGate Extract/Manager/Replicat)にもデフォルトで適用されます。 |
「優先資格証明の管理」をクリックします。
優先資格証明ページが表示され、次の2つのセクションに分割されます。
これらの資格証明は、選択したターゲット・タイプに対するデフォルトとして設定されます。設定されると、これらの資格証明はそのタイプのすべてのターゲット(資格証明が明確に提供されていないもの)に適用されます。
これらの資格証明は、個々のターゲットに固有のものです。これらは、選択したターゲットに対して、ターゲット・タイプのデフォルトの資格証明ではなく、個別の資格証明値が必要な場合に提供されます。ターゲット資格証明を設定すると、そのターゲットのデフォルトの資格証明は上書きされます。
ターゲット資格証明セクションで、Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateがデプロイされる必要がある管理エージェントを実行しているホストについて、ホスト名を選択し、設定をクリックします
名前付き資格証明の選択ダイアログ・ボックスが表示されます。
ホスト資格証明の値を次のように入力します。
これらの値により、EMエージェントのホスト資格証明が設定され、Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateがEMエージェントと通信できるようになります。たとえば、EMエージェントがホストslc0045上にあり、そのマシンへのアクセスに使用できる資格証明がX1とX2で、EMエージェントのインストールに使用されたのがX1である場合は、X1をホスト資格証明として使用する必要があります。
Oracle GoldenGateの優先資格証明は、Oracle GoldenGateエージェントのユーザー名とパスワードです。ユーザー名はOracle GoldenGateエージェントのconfig.properties
ファイルで追加され、パスワードはOracleウォレットの作成時に定義されます。
「保存」をクリックします。
資格証明は、後で使用できるように名前付き資格証明として保存されます。名前付き資格証明の選択ダイアログ・ボックスが閉じ、「セキュリティ」ページに確認メッセージが表示されます。
テストをクリックし、エラーがないことを確認します。テストが正常に実行される場合は、資格証明が正しく設定されています。
Enterprise Manager Plug-in for Oracle GoldenGateがデプロイされる必要がある管理エージェントに対して、OSコマンド・ジョブを実行します。
Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
「エンタープライズ」、「ジョブ」、「アクティビティ」の順にクリックします。
「ジョブ・アクティビティ」ページで「ジョブの作成」リストから「OSコマンド」を選択し、「実行」をクリックします。
次のページで必要な詳細を入力し、「発行」をクリックしてジョブを実行します。ジョブが正常に実行される場合は、資格証明が正しく設定されています。