ホスト、ポートおよびコンテキスト・ルートのグローバル・オプション

コマンド・ユーティリティには、Dgraph Gatewayのホスト、ポートおよびコンテキスト・ルートを指定できるいくつかのグローバル・オプションがあります。

グローバル・オプションは次のとおりです。
グローバル・オプションにはendeca-cmdを忘れずに指定してください。これを指定しないと、endeca-cmdでは、Dgraph Gatewayにデフォルト(デフォルトのポートおよびホストなど)を使用するとみなされます。たとえば、デフォルト・ポートとは異なるポートを使用するために、WebLogicドメインにDgraph Gatewayアプリケーションを構成したと仮定します。この場合、endeca-cmdユーティリティが正しいポートを見つけられるように、グローバル・オプションの1つとしてこれを明示的にリストする必要があります。たとえば、この操作では、ポート9001上で実行中のDgraph Gatewayに使用できるDgraphのリストを返します。
endeca-cmd list-compute-nodes --port 9001

--hostオプション

リモート・マシンで実行中のDgraph Gatewayでコマンドを実行する場合、--hostオプションを使用します。--host引数には、リモート・マシンのフル・ネームまたはそのIPアドレスを指定できます。

次の例は、--hostグローバル・オプションを示しています。
endeca-cmd list-compute-nodes --host web7.example.com

このコマンドでは、web7.example.com上で実行中の(およびそのデフォルト・ポートでリスニング中の) Dgraph Gatewayに対して、Dgraph計算ノードのリストを返すように指示しています。

--portオプション

7001は、Dgraph GatewayアプリケーションがリスニングしているWebLogic ServerのデフォルトHTTPポートです。

重要: HTTPは、Big Data Discovery内でDgraph Gatewayの他のコンポーネントとの通信に使用されます。そのため、Dgraph Gateway用のWebLogic Serverをホストしているノード(これはWebLogic Server内でStudioをホストするノードと同じです)は、サイトのファイアウォールの内側でデプロイされる必要があります。

--portオプションは、Dgraph Gatewayがローカルとリモート・マシンのどちらで実行されているかに関係なく、デフォルト・ポートで実行されていない場合は常に使用します。--portを指定しないと、コマンドにはデフォルト・ポートが使用されます。

次の例は、ホストとポートの両方のグローバル・オプションを示しています。
endeca-cmd list-compute-nodes --host web7.example.com --port 7003

このコマンドでは、web7.example.comリモート・マシン上で実行中の(およびデフォルト以外のポート9090でリスニング中の) Dgraph Gatewayに対して、Dgraph計算ノードのリストを返すように指示しています。

--rootオプション

Dgraph Gatewayアプリケーションは、WebLogic Serverで実行中のコンテキスト・ルートのデフォルト名として、/endeca-serverを使用します。--rootオプションは、このコンテキスト・ルート名を指定するために使用されます。--portを指定しないと、コマンドにはデフォルトの/endeca-serverコンテキスト・ルートが使用されます。