Dgraphターゲットのログ・レベルの構成

Dgraphのログ・サブシステムにはログ・レベルがあり、これは動的に変更可能です。

ロギング変数は、クラスタ内のすべてのDgraphノードにではなく、単一のDgraphに適用されます。
各Dgraphターゲットに対して、次のDgraphログ・サブシステムのログ・レベルを設定できます。
ログ・サブシステム 説明
background_merging 索引メンテナンス・アクティビティに関するメッセージ。
bulk_ingest 一括ロード収集操作によって生成されたメッセージ
cluster ZooKeeper関連のクラスタ操作に関するメッセージ。
datalayer 索引ファイル使用状況に関するメッセージ。
dgraph Dgraph一般操作に関連するメッセージ。
eql Endeca Query Languageエンジンから生成されたメッセージ。
eve EVE (Endeca Virtual Engine)問合せエバリュエータから生成されたメッセージ。
http Dgraph HTTP通信操作に関するメッセージ。
lexer OLT (Oracle Language Technology)サブシステムによって発生したメッセージ。
splitting EVE (Endeca Virtual Engine)分割タスクの結果生じたメッセージ。
ssl SSLサブシステムによって生成されたメッセージ。
task_scheduler Dgraphタスク・スケジューラに関連するメッセージ。
text_search_rel_rank テキスト検索時の関連度ランキング操作に関連するメッセージ。
text_search_spelling テキスト検索時のスペル修正操作に関連するメッセージ。
update 更新に関連するメッセージ。
workload_manager Dgraph Workload Managerから生成されたメッセージ。
ws_request Webサービス間のリクエスト交換に関連するメッセージ。
xq_web_service XQueryベースのWebサービスから生成されたメッセージ。
各サブシステムは、次のログ・レベルのいずれかに設定できます。
  • INCIDENT_ERROR
  • ERROR
  • WARNING
  • NOTIFICATION
  • TRACE

Dgraphターゲットのログ・レベルを変更するには、次の手順を実行します。

  1. Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
  2. Dgraphターゲットを選択します。
  3. Dgraphターゲット・メニューから、「管理」 > 「ログ構成」の順に選択します。
    「Dgraphログ構成」ダイアログには、現在設定されている各サブシステムのログ・レベルが表示されます。
    このイメージは、Dgraphターゲットに設定されているログ・レベルを示しています。

  4. 1つ以上のサブシステムのログ・レベルを変更するには、次の手順を実行します。
    1. 変更するサブシステムの横のチェック・ボックスをマークします。
    2. 「ログ・レベルの選択」ドロップダウンで、ログ・レベルのいずれかを選択します。このログ・レベルは、選択したサブシステムすべてに対して適用されます。
  5. 「永続」チェック・ボックスを選択または選択解除します。
    • 選択した場合、新しい設定は、bdd.conf内のDGRAPH_LOG_LEVELプロパティに書き込まれることによって維持されます。これは、次のDgraphの再起動時に、変更されたログ・レベルが使用されることを意味します。
    • 選択解除した場合、変更は次のDgraphの再起動に維持されません。
  6. 「送信」をクリックします。
変更は即時に有効になります。