このトピックでは、BDDクラスタ・デプロイメントが問合せ処理において可用性を強化する方法について説明します。
次の3つの項では、可用性を強化するためのBDDクラスタの動作について説明します。
WebLogic Serverノードが停止すると、Studioも停止します。BDDクラスタが、外部ロード・バランサを利用し、Studioを起動する複数のWebLogic Serverノードで構成されているかぎり、これによりBig Data Discoveryの操作は中断されません。
StudioをホストしているWebLogic Studioノードが失敗した場合、(外部ロード・バランサを使用する) BDDクラスタはこれの使用を停止し、再起動するまで他のStudioノードに依存します。
リーダー・ノードが変更されると、BDDクラスタは、新しく選出されたリーダーDgraphノードへの更新リクエストのルーティングを開始します。
要約すると、ZooKeeperは1つのHadoopノードのみで実行できますが、ZooKeeperインスタンスで高可用性を確保するには、ZooKeeperはBDDクラスタにおいて3個以上のHadoopノード(または3個を超える奇数個のノード)で実行する必要があります。これにより、ZooKeeper自体のシングル・ポイント障害が防止されます。