autostart

bdd-adminスクリプトをautostartコマンドとともに実行することによって、コンポーネントの自動起動を有効化および無効化できます。自動起動が有効化されたコンポーネントは、ホストが再起動されると自動的に再起動します。

注意: autostartは、クラッシュしたり、再起動前にbdd-adminによって停止されたコンポーネントの再起動は行いません。
自動起動を有効化または無効化するには、次を管理サーバーから実行します。
./bdd-admin.sh autostart <operation> [option <arg>]

次のいずれかの演算を指定する必要があります。

演算 説明
on 指定したコンポーネントの自動起動を有効にします。
off 指定したコンポーネントの自動起動を無効にします。
status 指定したコンポーネントの自動起動のステータスを返します。

次のオプションを指定することもできます。

オプション 説明
-c, --component <component(s)> スクリプトが自動起動を有効化または無効化するコンポーネントのカンマ区切りリスト。
  • agent: Dgraph HDFSエージェント
  • dgraph: Dgraph
  • bddServer: StudioおよびDgraph Gateway

dgraphコンポーネントが自動的に再起動されると、agentコンポーネントも再起動され、その逆も行われます。

-n, --node <hostname(s)> スクリプトが実行されるノードのカンマ区切りリスト。それぞれがbdd.confで定義される必要があります。

どのオプションも指定しない場合、スクリプトは、サポートされているすべてのコンポーネントで実行されます。

次のコマンドは、サポートされているすべてのコンポーネントの自動起動を有効にします。
./bdd-admin.sh autostart on
次のコマンドは、web009.us.example.comノードで実行中のHDFSエージェントの自動起動が有効化または無効化されているかどうかを返します。
./bdd-admin.sh autostart status -c agent -n web009.us.example.com