Enterprise Managerは、ホスト・マシンをモニターおよび管理するための通信メカニズムとしてリモート・エージェントを使用します。Big Data Discoveryノードを実行するホスト・マシンでリモート・エージェントをインストールおよび構成する必要があります。そうすると、Enterprise Managerでホストのモニター、ホストで実行されているBig Data Discoveryターゲットの検出およびターゲットの管理を行えます。
-
Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
-
の順に選択します。
-
「ホスト・ターゲットの追加」を選択し、「ホストの追加」をクリックします。
-
「ホスト・ターゲットの追加: ホストとプラットフォーム」ページで、「+ 追加」をクリックし、次のようにします。
-
「ホスト」フィールドに、リモート・エージェントをインストールするホストの完全修飾名を指定します。
-
「プラットフォーム」リストから適切なプラットフォームを選択します。
たとえば、一般的にはLinux x86-64です。
-
必要な数のターゲット・ホストを指定します。
-
「次」をクリックします。
-
「ホスト・ターゲットの追加: インストールの詳細」ページで、次のようにします。
-
「インストールのベース・ディレクトリ」フィールドで、リモート・エージェントのインストール先のパスを指定します。
たとえば、一般的なインストール・パスは、/localdisk/basedirです。
-
「インスタンス・ディレクトリ」名は、「インストールのベース・ディレクトリ」の値に基づいてデフォルトで移入されます。この値を変更する必要はありません。
-
「名前付き資格証明」フィールドで、「+」アイコンをクリックします。
-
「名前付き資格証明の新規作成」ダイアログで、次のように指定します。
-
「ユーザー名」に、リモート・エージェントをインストールするホストへのログイン権限を持つユーザーを指定します。
-
「パスワード」および「パスワードの確認」で、ユーザーのパスワードを指定します。
-
「実行権限」でSudoを選択します。
-
「別名実行」で、rootと指定します。
-
「OK」をクリックします。
指定したユーザーには、ホストでインストール・ディレクトリを作成するための書込み権限がある必要があります。
-
「権限委任設定」で、コマンド行引数のリストに-Sを追加します。
次に例を示します。
/usr/bin/sudo -S -u %RUNAS% %COMMAND%
-
「ホスト・ターゲットの追加: インストールの詳細」ページの上部で、「次」をクリックします。
-
「ホスト・ターゲットの追加: 確認」ページで情報を確認し、「エージェントのデプロイ」をクリックします。
リモート・エージェントをホストにインストールするには、時間がかかる場合があります。手順4で複数のターゲット・ホストを指定した場合、Enterprise Managerは各ホストにエージェントをデプロイします。
-
「完了」をクリックします。