セキュリティ・マネージャ・インタフェース

com.endeca.portal.data.security.BddSecurityManagerインタフェースにより、セキュリティ・マネージャでレコード・レベルのセキュリティ・フィルタをBDDに適用できます。

BddSecurityManagerの詳細は、Component SDK APIリファレンスを参照してください。

クラスのサマリー項目 項目の値または説明
抽象ベース・クラス com.endeca.portal.data.security.AbstractBddSecurityManager
具体的な実装クラス com.endeca.portal.data.security.AttributeAclSecurityManager
実装の動作

AttributeAclSecurityManagerの実装では、データ取込み時に各レコードに追加されたアクセス制御リスト(ACL)の複数割当て属性に応じて、データ・セット(コレクション)のレコードをフィルタリングします。

クラスでは、これらの属性が次のように名付けられていることが前提となっています。
  • ユーザー権限は__allow_user
  • グループ権限は__allow_group
  • ロール権限は__allow_role

この実装では、コレクションまたはデータ・セット内に、保護の対象となるこれら3つの属性のすべてが(たとえ1つ以上が使用されていない場合にも)必要です。また、これらの各属性は、複数割当ての文字列属性である必要があります(つまり、type=mdex:stringおよびisSingleAssign=false)。各レコードは、ユーザーの名前と、そのユーザーが保持しているグループまたはロールの名前に応じてフィルタリングされます(これらの名前は、前述の属性への割当てが必要)。

SDKパッケージには、AttributeAclSecurityManagerに基づいたSampleBddSecurityManager.javaが含まれています。このファイルは、コンポーネントSDKのcomponents/endeca-extensionsディレクトリのbddsecuritymanager.zipに含まれています。