カスタム可視化コンポーネントの開発
この項では、独自のカスタム可視化コンポーネントの作成方法、およびStudioで使用するためのその公開方法を説明します。
カスタム可視化コンポーネントの作成
コンポーネントは、問合せを開始し、返されたデータをコンポーネントにレンダリングするカスタム可視化コンポーネントJavaScript APIを使用するJavaScriptファイルをコード化することで作成します。コンポーネント構成の一部としてファイルをアップロードします。また、コンポーネントの結果セットを提供するために1つ以上のEQL文を記述します。
EQL問合せでのトークンの使用
カスタム可視化コンポーネントのEQL問合せでは、EQL問合せでのトークンの置換がサポートされています。 トークンは、単に、コンポーネントの
「可視化設定」
パネル内のユーザーインタフェース・コントロールに対応するEQL問合せ内の変数です。コントロールには、属性(メトリックまたはディメンション)、ビュー、データ・ビューおよびソートが含まれます。たとえば、EQL問合せ内のソート・トークンでは、コンポーネント構成内に、プロジェクト・ユーザーが選択できるASCまたはDSCソート・コントロールが作成されます。ディメンション・トークンでは、プロジェクト・ユーザーが選択できる、属性のドロップダウン・メニューが作成されます。
開発時のJavaScriptの編集
トラブルシューティングで便利なように、StudioではインラインJavaScriptエディタが提供されているため、コンポーネントのJavaScriptを直接変更できます。コンポーネントの追加ウィザードを使用して、ファイルを再度アップロードする必要はありません。コンポーネントのデバッグの一環として、JavaScriptインラインを変更します。このJavaScriptエディタは、コンポーネントが非公開の間のみ使用可能です。
カスタム可視化コンポーネントの公開
カスタム可視化コンポーネントが期待どおりに動作することに満足したら、すべてのStudioユーザーがStudioの「検出」ページで使用できるように公開します。非公開のコンポーネントは、管理者のみが使用できます。
カスタム可視化コンポーネントを非公開にする
カスタム可視化コンポーネントをコンポーネント・メニューから削除するには、それを非公開にします。以前に作成されたコンポーネント・インスタンスは引続き「検出」ページで使用できますが、非公開になった後にビジネス・ユーザーが新しいコンポーネント・インスタンスを作成することはできません。
カスタム可視化コンポーネントの削除
削除すると、「検出」ページのコンポーネント・メニューからそのコンポーネントが削除され、そのコンポーネントを使用しているすべてのプロジェクトからも削除されます。