物理メモリーおよびディスク領域の要件

各ノードの物理メモリーおよびディスク領域の要件は、タイプによって異なります。

ノードのタイプ 要件
インストール・マシン/WebLogic管理サーバー インストール後に管理サーバーになるインストール・マシンには、次の要件があります。
  • 512MB以上の空きスワップ領域。この要件を満たさないノードにWebLogic Serverをインストールする必要がある場合は、必ずBDDの構成ファイルでWLS_NO_SWAPプロパティをTRUEに設定してください。
  • BDDの構成ファイルのTEMP_FOLDER_PATHプロパティによって定義されるディレクトリに10GBの空き領域。
  • BDDの構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティによって定義されるディレクトリに6GBの空き領域。
  • BDDの構成ファイルのINSTALLER_PATHプロパティによって定義されるディレクトリに10GB以上の空き領域。
WebLogic管理対象サーバー すべての管理対象サーバーには次の要件があります。
  • 5GB以上のRAM。処理する予定のデータの量によっては、システムでより多くのRAMが必要になることがあります。
  • 512MB以上の空きスワップ領域。この要件を満たさないノードにWebLogic Serverをインストールする必要がある場合は、必ずBDDの構成ファイルでWLS_NO_SWAPプロパティをTRUEに設定してください。
  • BDDの構成ファイルのTEMP_FOLDER_PATHプロパティによって定義されるディレクトリに10GBの空き領域。
  • BDDの構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティによって定義されるディレクトリに6GBの空き領域。
Dgraph Dgraphのノードには次の要件があります。
  • 5GB以上のRAM。処理する予定のデータの量によっては、システムでより多くのRAMが必要になることがあります。
  • BDDの構成ファイルのTEMP_FOLDER_PATHプロパティによって定義されるディレクトリに10GBの空き領域。
  • BDDの構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティによって定義されるディレクトリに1GBの空き領域。
YARNワーカー・ノード データ処理ジョブを実行するYARNワーカー・ノードには、次の要件があります。
  • 統合されたYARNクラスタ全体で(ノードごとではなく)16GB以上のRAM。処理する予定のデータの量によっては、システムでより多くのRAMが必要になることがあります。
  • BDDの構成ファイルのTEMP_FOLDER_PATHプロパティによって定義されるディレクトリに3GBの空き領域。
  • BDDの構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティによって定義されるディレクトリに2GBの空き領域。

また、各YARNワーカー・ノードが十分なリソースにアクセスできるように、HadoopクラスタでいくつかのYARN固有プロパティを更新する必要があります。これらは、「YARN設定の変更」で説明されています。