BDDをアンインストールするには、$BDD_HOME/uninstallにあるuninstall.shスクリプトを実行します。
このスクリプトは管理サーバーから実行する必要があります。引数は不要ですが、bdd.confへのアクセスは必要です。これは、$BDD_HOME/BDD_manager/confにあると想定されます。
スクリプトを実行すると、次が行われます。
- bdd.confを読み取ります。
- 現在実行されているすべてのプロセスを終了します。
- WebLogicドメインを削除します。
- Hive表ディテクタのcronジョブをクリーン・アップします。
- データ処理CLIを削除します。
- すべてのデータ処理ライブラリを削除します。
- /user/bddディレクトリをHDFSから削除します。
- WebLogic ServerおよびすべてのBDDコンポーネントおよびWebLogicドメインを含め、$ORACLE_HOMEディレクトリの内容を削除します。
- ZooKeeper名前空間からDgraphクラスタのznodeを削除します。
注意: 任意の時点でBDDをアップグレードすると、スクリプトにより、前のBDDバージョンから残りのファイルも削除されます。
スクリプトによりほとんどのBDDデータがシステムから削除されますが、次のような、BDDに関連する一部のファイルおよびディレクトリは残されます。
- 空のBDDディレクトリ。たとえば、スクリプトにより$ORACLE_HOME内のものはすべて削除されますが、ディレクトリそのものは残されます。スクリプトの実行終了後これらは手動で削除できますが、再インストールする場合、その必要はありません。
- 共有NFS上のDgraph索引(インストーラによって作成されたベース索引を使用している場合でも)。BDDの再インストールを計画している場合、これをNFSに残して再利用できます。
- データ処理で作成されたサンプル・ファイル。
- /oraInventoryディレクトリおよびoraInst.lokファイル。