サイレント・インストール

オプションとして、インストーラをサイレント・モードで実行できます。これは、実行時に必要な情報のプロンプトが表示されるのではなく、事前に設定した環境変数から情報が取得されることを意味します。

通常は、スクリプトにより、次の値の入力が求められます。

スクリプトを実行する前に次の環境変数を設定することで、これらの手順を回避できます。

環境変数
BDD_HADOOP_UI_USERNAME Hadoopマネージャのユーザー名。CDHクラスタの場合はCloudera Managerです。HDPクラスタの場合はAmbariです。
BDD_HADOOP_UI_PASSWORD Hadoopマネージャのパスワード。
BDD_WLS_USERNAME WebLogic Server管理者のユーザー名。
BDD_WLS_PASSWORD WebLogic Server管理者のパスワード。8文字以上(そのうちの1文字は数字)含まれる必要があり、数字で始めることはできません。
BDD_STUDIO_JDBC_USERNAME Studioデータベースのユーザー名。
BDD_STUDIO_JDBC_PASSWORD Studioデータベースのパスワード。
BDD_STUDIO_ADMIN_USERNAME Studio管理者の電子メール・アドレス(ユーザー名となります)。これは、フル電子メール・アドレスである必要があり、先頭はroot@またはpostmaster@にできません。
注意: インストーラがこの値をbdd.confSTUDIO_ADMIN_EMAIL_ADDERESSプロパティに自動的に移入し、既存の値を上書きします。この環境変数のかわりにSTUDIO_ADMIN_EMAIL_ADDERESSを設定した場合、インストーラはそのままサイレントで実行されます。
BDD_STUDIO_ADMIN_PASSWORD Studio管理者のパスワード。6文字以上(そのうちの1文字は英数字以外の文字)含まれる必要があります。

STUDIO_ADMIN_PASSWORD_RESET_REQUIREDプロパティをTRUEに設定した場合、Studio管理者は、初回ログイン時にパスワードをリセットするように求められます。

INSTALLER_PATH インストール・パッケージの場所への絶対パス。これが必要になるのは、bdd.confINSTALLER_PATHプロパティが設定されていない場合のみです。