Studioでは、コンポーネント構成、ユーザー権限、システム設定などの構成と状態の格納に、リレーショナル・データベースを必要とします。
OracleおよびMySQLデータベースのユーザーおよびスキーマを作成するためのサンプル・コマンドは、「本番データベースのサンプル・コマンド」にあります。
さらに、インストール・マシンにデータベース・クライアントをインストールする必要があります。MySQLの場合、これはMySQLクライアントである必要があります。Oracle Databaseの場合、これはOracle Database Clientであり、管理者タイプでインストールする必要があります。インスタント・クライアントはサポートされていないことに注意してください。
Oracleデータベースがある場合、ORACLE_HOME環境変数を、sqlplus実行可能ファイルがある/binディレクトリの1つ上のレベルのディレクトリに設定する必要があります。たとえば、sqlplus実行可能ファイルが/u01/app/oracle/product/11/2/0/dbhome/binにある場合、ORACLE_HOMEを/u01/app/oracle/product/11/2/0/dbhomeに設定する必要があります。これは、BDDの構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティとは異なります。
MySQLデータベースがある場合、UTF-8をデフォルトの文字セットとして設定する必要があります。
デモ環境にBDDをインストールする場合、前述のいずれかのデータベースまたはHypersonic (HSQL)データベースを使用できます。
Hypersonicは、JVM内で稼働する組込みデータベースです。Studioが迅速に起動されるという点では有用ですが、パフォーマンス上の問題があり、複数のStudioノードをサポートできないため、本番環境では使用できません。