クラスタ・ターゲット

クラスタ・ターゲットは、StudioインスタンスおよびDgraphインスタンスを含むBig Data Discoveryクラスタ・デプロイメント全体を表します。

「すべてのターゲット」ページでは、Big Data Discoveryクラスタおよび対応するステータス(稼働または停止)をリストする表を示します。次に例を示します。

この例のように、表のクラスタ・ターゲットをクリックすると、そのクラスタのホームページが表示されます。

このページでは、クラスタ内の各ノードのステータスおよび名前を参照できます。特に、クラスタ・ページでは、どのDgraphがリーダー・ノードであるかを確認できます(このことが便利なのは、一部のDgraph管理操作はリーダー・ノードからのみ実行できるためです)。クラスタ・ターゲットはWebLogic管理サーバーにアタッチされており、これは、クラスタ・ターゲットが管理サーバー・ターゲットでもあることを意味します。

クラスタ・ホームページの一部のリージョン(「インシデントと問題」リージョンなど)は、すべてのEnterprise Managerプラグインへの標準です。クラスタ・リソース使用率統計などの他のリージョンは、Oracle Big Data Discoveryのプラグイン特有のものです。

Studio問合せ検索リージョンをクリックすると、日付の範囲内のすべてのStudio問合せを検索し、指定したミリ秒数より長くかかる問合せを識別できる、検索機能が表示されます。次に例を示します。

このイメージは、Studio問合せ検索リージョンと長くかかる問合せのリストを示しています。

Studio問合せ検索リージョンは「Studio」ターゲット・ホームページにも表示され、一方、Dgraphリクエスト検索リージョンはDgraphターゲット・ホームページにも表示されます。

クラスタ・リソース使用率統計リージョンは、BDDクラスタ内の様々なコンポーネント(Dgraphプロセス、Dgraph HDFSエージェント・プロセス、WebLogicプロセスおよびホスト)のリソース使用率データ(CPUおよびメモリー使用率)を収集し表示します。次に例を示します。

これらの結果をExcelのファイルにエクスポートすることもできます。