BDDターゲットのセキュリティ資格証明

プラグインは、セキュア・モード(SSL)または非セキュア・モードのいずれかでデプロイされたターゲットを検出および操作できる方法で構成されます。また、プラグインは、2つのBig Data Discoveryターゲット(DgraphとStudio)の優先資格証明に依存し、検出時にこれらをホスト資格証明に自動的に設定します。プラグインの多くの機能は、設定されるこれらの資格証明に応じて異なります。

プラグインのセキュリティ資格証明について

デフォルトでは、プラグインの優先資格証明は、2つのターゲット(DgraphとStudio)に対して設定され、これらはホスト資格証明で設定されます。これらの資格証明は、プラグインが正しく動作するように設定されていることが重要です。

独自の資格証明を常に設定できます。これを行うには、「設定」 > 「セキュリティ」 > 「優先資格証明」に移動し、「セキュリティ」ページで、ターゲットを選択し、「優先資格証明の管理」をクリックします。ターゲット検出プロセス中の優先資格証明の指定の詳細は、Enterprise Manager System Monitoring Plug-inユーザーズ・ガイドfor Oracle TimesTen In-Memory Databaseのターゲットの優先資格証明の設定に関するトピック(http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/timesten.121/e28645/install.htm#TTEMP604)を参照してください。

優先資格証明が設定されていない場合

次の表は、デフォルトの資格証明が使用されない場合や独自の資格証明を設定しない場合に、プラグインが想定したとおりに動作しないインスタンスを示しています。

ターゲット 機能 資格証明が設定されていない場合の動作
Dgraph クラスタ・ターゲット・ホームページで、どのDgraphノードがリーダー・ノードであるかを示します。 リーダー・ノードは特定されません。
Dgraph Dgraphターゲット・ホームページで、リーダー・ノードおよびHDFSエージェントのステータスを示します。 リーダー・ノードは特定されず、HDFSエージェントのステータスはリストされません(空)。
Dgraph Dgraphリクエスト検索。 Dgraphターゲットに次のエラーが発行されます: 「デフォルトの優先資格証明が設定されていません。」
Dgraph Dgraph管理操作 各操作に対して、Dgraphターゲットに次のエラーが発行されます: 「デフォルトの優先資格証明が設定されていません。」
Dgraph Dgraphの起動および停止 Dgraphターゲットに次のエラーが発行されます: 「デフォルトの優先資格証明が設定されていません。」
Dgraph Dgraphターゲットのログ・メッセージを表示します。 機能は警告なしで無効になります。
Studio Studioターゲット・ホームページで、Dgraph Gatewayステータスをモニターします。 Dgraph Gatewayのステータスは空です。
Dgraph、Studio クラスタ・ターゲットのログ・メッセージを表示します。 機能は警告なしで無効になります。
Studio Studioターゲットのログ・メッセージを表示します。 機能は警告なしで無効になります。