DP CLIのcronジョブ

BDDインストーラによりDP CLIを実行するcronジョブが作成されることを指定できます。

デフォルトでは、BDDインストーラにより、DP CLI用のcronジョブは作成されません。cronジョブを作成するには、BDDインストーラのbdd.conf構成ファイルでENABLE_HIVE_TABLE_DETECTORパラメータをTRUEに設定します。

bdd.conf構成ファイル内の次のパラメータは、cronジョブの作成を制御します。
構成パラメータ 説明
ENABLE_HIVE_TABLE_DETECTOR TRUEに設定すると、DETECTOR_SERVERによって定義されているサーバー上で自動的に実行されるcronジョブを作成します。デフォルト値はFALSEです。
DETECTOR_SERVER DP CLIを実行するサーバーを指定します。
DETECTOR_HIVE_DATABASE DP CLIの実行対象であるHiveデータベースの名前。
DETECTOR_MAXIMUM_WAIT_TIME Hive表ディテクタが次の更新ジョブまで待機する最大時間(秒単位)。
DETECTOR_SCHEDULE DP CLI実行を実行する頻度を指定するCron書式のスケジュール。この値は引用符で囲む必要があります。デフォルト値は次のとおりです。
"0 0 * * *"
デフォルトは、毎月毎日深夜0時にHive表ディテクタを実行することを意味します。
cronジョブが作成された場合、デフォルトのcronジョブ定義設定(crontabファイルで設定)は次のようになります。
0 0 * * * /usr/bin/flock -x -w 120 /localdisk/Oracle/Middleware/BDD-1.1/dataprocessing/edp_cli/work/detector.lock
  -c "cd /localdisk/Oracle/Middleware/BDD-1.1.0.11.27/dataprocessing/edp_cli && ./data_processing_CLI -d default 
  -wl /localdisk/Oracle/Middleware/BDD-1.1/dataprocessing/edp_cli/config/cli_whitelist.txt
  -bl /localdisk/Oracle/Middleware/BDD-1.1/dataprocessing/edp_cli/config/cli_blacklist.txt -mwt 1800 >> 
  /localdisk/Oracle/Middleware/BDD-1.1.0.11.27/dataprocessing/edp_cli/work/detector.log 2>&1"

これらの設定を変更できます(時間スケジュールなど)。また、detector.logファイルのサイズを監視してください。