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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareカスタム・テクノロジ・アダプタの開発
12c (12.2.1)
E69919-02
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4.2 接続構成

Oracle JCA Frameworkには、J2EE 1.4またはこれ以降に準拠したアプリケーション・サーバー(Oracle WebLogic Serverなど)でデプロイ可能なJCAアダプタが必要です。このため、Oracle JCA Frameworkで使用するすべてのJCAアダプタで、すべての関連JCA SPI(サービス・プロバイダ)およびCCI(共通クライアント)インタフェースをJCA 1.5の仕様で必須とされているとおりに実装する必要があります。主なインタフェースは次のとおりです。

JCAアダプタでは、必要な接続プロパティをManagedConnectionFactoryで定義して、EIS(企業情報システム、つまりバックエンド)への機能接続を確立する必要があります。

Oracle JCA FrameworkでManagedConnectionFactoryを使用すると、デプロイ済JCAアダプタ経由で接続を取得できるようになります。次に、コード例を示します。

ConnectionFactory cf = initialContext.lookup("eis/Siebel/SiebelApp1-Connection");
Connection c = cf.getConnection();

すべての接続プロパティは、ConnectionFactoryインスタンスに含まれるJNDIルックアップを使用して取得されます。