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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインテグレーターズ・ガイド
12c (12.2.1)
E70040-02
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8 アプリケーションでのDiscovererデータの使用

この章では、サード・パーティー・クライアント・アプリケーションでのOracle Business Intelligence Discovererワークシートの公開について説明します。Oracle BI EEで使用するDiscovererメタデータの変換について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

8.1 アプリケーションでのDiscovererワークシートの公開

Oracle Business Intelligence Discoverer WebサービスAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を使用し、サードパーティ・クライアント・アプリケーションで使用するDiscovererワークシートを公開できます。サードパーティ・クライアント・アプリケーションでは、Discoverer WebサービスAPIを使用することで、プログラムによるDiscoverer接続、ワークブック、およびワークシートの取得、ワークシート問合せの実行、ワークシート・コンテンツの表示が可能になります。

8.2 Oracle BI EEで使用するDiscovererメタデータの変換

メタデータ変換アシスタント・ツールを実行することで、DiscovererメタデータをOracle BI EEで使用する形式に変換できます。メタデータ変換アシスタント・ツールは、エンド・ユーザー・レイヤー(EUL)からOracle BI EEへのDiscovererメタデータの移行を促進するコマンドライン・ユーティリティです。このコマンドライン・ユーティリティは、Discoverer EEX公開ファイルをもとに、Oracle BI EEで使用できるRPDファイルを生成します。このRPDファイルはOracle BI EE 10gと互換性がありますが、Oracle BI EE Upgrade Assistantを使用してアップグレードすることによって、Oracle BI EE 11gでも使用できます。

メタデータ変換アシスタント(MigrateEUL.exe)は、次の場所にあります。

ORACLE_HOME\bifoundation\server\bin

メタデータ変換アシスタントの使用方法に関するドキュメントは次の場所にあります。

ORACLE_HOME\bifoundation\server\document

注意: このユーティリティは、リレーショナル・データ・ソース用にDiscovererメタデータのみを移行します。