| Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1) E70045-01 |
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この章では、Linux上またはUNIX上でOracle BIサーバーを実行しているときに、Oracle Business Intelligenceとともに使用するデータソースを設定する方法について説明します。
ほとんどのリポジトリ開発は、管理ツールがWindows上でのみ動作するため、Windowsで行われます。ただし、本番システムに移動すると、LinuxプラットフォームまたはUNIXプラットフォームでOracle BIサーバーを実行することを選択できます。
サポートされるLinuxプラットフォームおよびUNIXプラットフォームの詳細は、 「システム要件と動作要件」を参照してください。
この章には次のトピックが含まれます:
Linux上またはUNIX上でOracle BIサーバーを実行している場合、ほとんどのデータソース接続は問合せ専用アクセスです。管理ツールは、オブジェクトのインポートに使用されます。これはWindows専用ツールです。このため、インポート用のデータソース接続は、Windows上で設定する必要があります。
LinuxおよびUNIXの一部のデータソース接続は、ライトバック用データソース接続、使用状況トラッキング、Oracle Scorecardと戦略管理の注釈などの特別な機能に関する書込み操作をサポートします。
Linux上またはUNIX上でOracle BIサーバーを実行していて、データベース・オブジェクト設定(データベース・タイプなど)または接続プール設定を更新する必要がある場合、リポジトリ・ファイルをWindowsコンピュータにコピーし、Windows上で管理ツールを使用して変更を行い、このリポジトリ・ファイルをLinuxコンピュータまたがUNIXコンピュータにコピーして戻します。
LinuxプラットフォームおよびUNIXプラットフォームには、次の3つのタイプのデータソース接続があります。
ネイティブ・データソース・ゲートウェイ接続(Oracle DatabaseのOCIやIBM DB2のDB2 CLIなど)
Oracle Business Intelligenceに付属のDataDirect Connect ODBCドライバを使用したODBC接続
外部ドライバを使用したネイティブODBC接続(Teradataデータソース用など)
DataDirect Connect ODBC接続とネイティブODBC接続の両方を含む単一のリポジトリを持つことができます。このような場合、ネイティブODBCドライバおよびDataDirect ODBCドライバを、同一のDataDirect ODBCドライバ・マネージャで管理する必要があります。たとえば、Teradata ODBCドライバには、必要なODBCドライバ・マネージャが含まれています。Teradata ODBCドライバをOracle BI EEで使用する場合、Oracle BI EEに同梱されるDataDirect ODBCドライバ・マネージャで、そのドライバを管理します。
ネイティブ・ゲートウェイを使用して、Oracle DatabaseとDB2の両方に接続できます(それぞれOCIおよびDB2 CLIを使用)。
Oracle Databaseの場合は、次の事項に注意します。
Oracle BIサーバーは、Oracle Call Interface (OCI)を使用してデータベースに接続します。OCIは、デフォルトでOracle BI Enterprise Editionとともにインストールされます。接続するには、バンドルされているバージョンを使用する必要があります。
tnsnames.oraファイルで、Oracle Databaseのエイリアス(定義されたエントリ名)は、すべての物理Oracleデータベースのリポジトリ接続プールで使用されるデータソース名と一致する必要があります。
Oracle Databaseのデータソースに接続するとき、接続文字列全体を含めることができます。または、tnsnames.oraファイルで定義されたネット・サービス名を使用できます。ネット・サービス名のみを入力することを選択した場合、Oracle Business Intelligence環境内の次の場所にtnsnames.oraファイルを設定し、Oracle BIサーバーがエントリを検索できるようにする必要があります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
obis.propertiesファイルを編集して、データベース・クライアント用に環境変数を設定します。
DB2の場合は、次の点に注意してください。
Oracle BIサーバーを実行しているコンピュータに適切なデータベース・クライアントをインストールし、obis.propertiesファイルを編集してこのデータベース・クライアント用に環境変数を設定します。
Windowsでは、DB2の環境変数をobis.propertiesファイルで設定できます。たとえば、DB2 CLIを構成する場合、obis.propertiesを変更してDB2実行可能ファイルのパスを含める必要があります。
クライアントがカタログ名でデータベースに接続するために、各データベースに関連付けるカタログを作成する必要があります。各データベースに関連付けるカタログを作成するには、次のコマンドを入力して実行します。
db2 catalog tcpip node<DB2 database>remote<hostname>server<port number>; db2 catalog database<DB2 database>as<DB2 database>at node<DB2 database>; connect to<DB2 database>user db2admin using welcome1
obis.propertiesファイルを編集して、Oracle DatabaseまたはDB2用に環境変数を設定する手順は、次のとおりです。
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
選択したデータベース・クライアントに適した環境変数設定を含めます。32ビット・データベースを使用しているか、64ビット・データベースを使用しているかに応じて、適切なライブラリを指します。
DB2INSTANCE=db2user IBM_DB_LIB=/scratch/db2user/sqllib/lib IBM_DB_DIR=/scratch/db2user/sqllib LD_LIBRARY_PATH=/scratch/db2user/sqllib/lib64:/scratch/db2user/sqllib/lib32 PATH=$PATH:/scratch/db2user/sqllib/bin:/scratch/db2user/sqllib/adm:/scratch/db2user/sqllib/misc DB2_HOME=/scratch/db2user/sqllib IBM_DB_INCLUDE=/scratch/db2user/sqllib/include DB2LIB=/scratch/db2user/sqllib/lib
サンプル値は、例16-1を参照してください。
ファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
例16-1 Oracle DatabaseおよびDB2(32ビット)用のobis.propertiesエントリのサンプル
この例では、様々なプラットフォームにおけるOracle DatabaseおよびDB2のobis.propertiesのサンプル・エントリを示します。
############################################################### # Linux: Oracle BI 32 bit mode ################################################################ #set +u # Oracle Parameters #--------------------------- # Make sure that Oracle DB 32 bit Client is installed #ORACLE_HOME=/export/home/oracle/10g #export ORACLE_HOME #TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin #export TNS_ADMIN #PATH=$ORACLE_HOME/bin:/opt/bin:$PATH #export PATH #LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH #export LD_LIBRARY_PATH # If you have Linux 64 bit Platform, and would like to run Oracle BI 32 bit # then you must install Oracle DB 64 bit client, and this client comes with # 32 bit libraries under $ORACLE_HOME/lib32. The LD_LIBRARY_PATH in this case # shall be like this: #LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib32:$LD_LIBRARY_PATH #export LD_LIBRARY_PATH # DB2 Parameters #--------------------------- #make sure the /DB2ISTANCE/sqllib/lib points to 32 lib file #. /DB2ISTANCE/sqllib/db2profile #--------------------------- ############################################################### # Solaris: Oracle BI 64 bit mode ############################################################### #set +u # Oracle Parameters #--------------------------- # Make sure to install Oracle DB 64 bit Client #ORACLE_HOME=/export/home/oracle/10g #export ORACLE_HOME #TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin #export TNS_ADMIN #PATH=$ORACLE_HOME/bin:/opt/bin:$PATH #export PATH #LD_LIBRARY_PATH_64=$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64:/opt/j2se/jre/lib/sparc #export LD_LIBRARY_PATH_64 #--------------------------- # DB2 Parameters #--------------------------- #make sure the /DB2ISTANCE/sqllib/lib points to 64 lib file #. /DB2ISTANCE/sqllib/db2profile #LD_LIBRARY_PATH_64=/DB2ISTANCE/sqllib/lib:$LD_LIBRARY_PATH_64 #export LD_LIBRARY_PATH_64 #--------------------------- ############################################################### # HPUX Itanium: Oracle BI 64 bit mode ############################################################### #set +u # Oracle Parameters #--------------------------- #ORACLE_HOME=/export/home/oracle/10g #export ORACLE_HOME #TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin #export TNS_ADMIN #PATH=$ORACLE_HOME/bin:/opt/bin:$PATH #export PATH #SHLIB_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$SHLIB_PATH:/opt/j2se/jre/lib/hp700 #export SHLIB_PATH #--------------------------- # DB2 Parameters #--------------------------- #make sure the /DB2ISTANCE/sqllib/lib points to 64 lib file #. /DB2ISTANCE/sqllib/db2profile #SHLIB_PATH=/DB2ISTANCE/sqllib/lib:$SHLIB_PATH #export SHLIB_PATH #--------------------------- ############################################################### # AIX: Oracle BI 64 bit mode ############################################################### #set +u # Oracle Parameters #--------------------------- #ORACLE_HOME=/export/home/oracle/10g #export ORACLE_HOME #TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin #export TNS_ADMIN #PATH=$ORACLE_HOME/bin:/opt/bin:$PATH #export PATH #LIBPATH=$ORACLE_HOME/lib:$LIBPATH:/opt/j2se/jre/lib/sparc #export LIBPATH #--------------------------- # DB2 Parameters #--------------------------- #make sure the /DB2ISTANCE/sqllib/lib points to 64 lib file #. /DB2ISTANCE/sqllib/db2profile #---------------------------
ここで示したシェル・スクリプトの抜粋は単なる例で、特定のソフトウェア・プラットフォームに対する推奨ではありません。サポートされるソフトウェア・プラットフォームの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
OCIを使用したOracle Databaseへの接続で問題が発生する場合がある複数の理由があります。
次の条件が満たされていることを確認してください。
Oracle BIサーバーを実行しているコンピュータは、Oracle Call Interface (OCI)を使用してデータベースに接続する必要があります。
リポジトリ接続プールで接続文字列全体を使用しないことを選択した場合、有効なtnsnames.oraファイルがOracle Business Intelligence環境内の次の場所に設定されていて、Oracle BIサーバーがエントリを検索できるようにする必要があります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
リポジトリ接続プールで接続文字列全体を使用しないことを選択した場合、tnsnames.oraファイルのネット・サービス名が接続プールで使用されるデータソース名と一致することを確認します。
たとえば、tnsnames.oraエントリの次の例では、対応するOracle BIリポジトリ接続プールのデータソース名はITQA2です。
ITQA2 =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = ITQALAB2)(PORT = 1521))
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = ITQALAB2.corp)
)
)
次の手順では、Oracle tnsnames.ora設定に対してリポジトリ・データベースおよび接続プール設定を確認する方法を示します。
リポジトリ・データベースおよび接続プール設定が正しいことを確認するには:
管理ツールでリポジトリを開きます。
「物理」レイヤーで、確認するデータベースをダブルクリックして、「データベース」ダイアログを表示します。
「一般」タブの「データ・ソース定義: データベース」フィールドで、適切なOracle Databaseバージョンが選択されていることを確認します。「OK」をクリックします。
このデータソースの「接続プール」ダイアログを開きます。物理レイヤーでデータベース・オブジェクトを開いて、「接続プール」オブジェクトを表示する必要がある場合があります。
「接続プール」ダイアログで、次の項目が該当していることを確認します。
「呼出しインタフェース」フィールドに、使用しているOracle Databaseのリリースに関して適切な値が表示されています。
「データ・ソース名」フィールドに、tnsnames.oraエントリで定義したOracle Databaseのネット・サービス名が表示されています。
「ユーザー名フィールドおよび「パスワード」フィールドに正しい値が入っています。
必要に応じて値を変更し、「OK」をクリックします。
Oracle Business Intelligence環境で、次のディレクトリにあるtnsnames.oraファイルを開きます。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
次の特性を持つ有効なネット・サービス名が存在することを確認します。
データソース名の接続プール設定と一致している
対象のOracle物理データベースを指定しています。
このトピックは、次の両方が当てはまる場合に適用されます。
オフライン・モードで管理ツールの「行数の更新」機能を使用している。
異機種環境を実行している(たとえば、UNIX上でOracle BIサーバーを実行しているが、リモート管理者はWindowsコンピュータで管理ツールを実行している場合)。
オフライン・モードでUpdate Rowcount機能を使用している場合、管理ツールは、クライアント・コンピュータでサーバー・データソースではなくローカル・データソース接続定義を使用します。したがって、Oracle DatabaseクライアントまたはDB2クライアントは、管理ツールを実行しているWindowsコンピュータで構成して、次の条件を満たす必要があります。
データソースが、UNIXサーバー上のOracle Business Intelligenceのobis.propertiesファイルで特定される同じデータベースを指しています。
ローカル・データソースの名前が、Oracle BIのリポジトリ(.rpd)ファイルの物理レイヤーにある「接続プール」オブジェクトで定義されたデータソースの名前とも一致します。
これらの条件が該当せず、サーバー・データソースとクライアント・データソースが別のデータベースを指している場合、誤って更新された行件数または正しくない結果が表示されます。
Oracle Business Intelligenceでは、Microsoft SQL Server、Sybase ASE、Informix、HiveおよびImpalaの各データベースへの接続性の確保のために、Linuxオペレーティング・システムおよびUNIXオペレーティング・システム用にDataDirect Connect ODBCドライバおよびドライバ・マネージャが提供されます。
Oracle Business Intelligenceをインストールした後は、DataDirect Connect ODBCドライバはORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/driversにインストールされます。
DataDirect Connect ODBCドライバを設定するために、ODBCINI環境変数を設定する必要はありません。この変数は、インストール中に自動的に設定されます。
サポートされるオペレーティング・システム、データベース、およびDataDirect Connect ODBCドライバのドライバ・バージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
この項には次のトピックが含まれます:
Oracle BI EEをインストールする場合、必要なDataDirect 7.1.4ドライバがインストールされ、自動的に構成されます。obis.propertiesおよびodbc.iniファイルのデフォルト設定を定義できます。
既存のデータベース構成を変更して、DataDirectドライバを使用する必要があります。既存のデータベース構成の変更の詳細は、次の手順を参照してください。
この構成では、EssbaseがDataDirect 7.1.4ドライバに接続できるように、essbase.cfgファイルおよびepmsys_registry.batユーティリティ(LinuxおよびUNIXの場合はepmsys_registry.sh)を変更する必要があります。
essbase.cfgファイルを変更する手順は次のとおりです。
編集するためにessbase.cfgを開きます。essbase.cfgは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/essbase
BPM_ORACLE_DriverDescriptorエントリの位置を特定して、値を"DataDirect 7.1.4 Oracle Wire Protocol"に変更します。
Essbaseを再起動する場合は、Fusion Middleware Controlを使用します。
Essbase Serverレジストリを変更する方法は次のとおりです。
コマンド・プロンプトを開いて、 ESSBASE_SERVER レジストリ・プロパティを表示するコマンドを入力し、実行します。
Windowsの場合:
C:\OracleBI\instances\instance1\config\foundation\11.1.2.0>epmsys_registry.bat view ESSBASE_SERVER
Linux/UNIXの場合:
C:/OracleBI/instances/instance1/config/foundation/11.1.2.0>epmsys_registry.sh view ESSBASE_SERVER
IDプロパティの位置を特定し、コピーします。
次のコマンドを入力、実行して、 BPM_Oracle_DriverDescriptor プロパティにリストされたDataDirectバージョンを更新します。
Windowsの場合:
epmsys_registry.bat updateproperty #your_componentID/@BPM_Oracle_DriverDescriptor "DataDirect 7.1 Oracle Wire Protocol"
Linux/UNIXの場合:
epmsys_registry.sh updateproperty #your_componentID/@BPM_Oracle_DriverDescriptor "DataDirect 7.1 Oracle Wire Protocol"
Oracle BI EE環境をスケーリングする場合、すべてのインスタンスに対して前述の手順を繰り返します。
Essbaseを再起動する場合は、Fusion Middleware Controlを使用します。
Microsoft SQL Serverデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバ・ファイルの名前は、ARsql27.soです。サポートされるMicrosoft SQL Serverのバージョンについては、「システム要件と動作要件」を参照してください。
Microsoft SQL Serverに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには:
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbcinst.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをMicrosoft SQL Server用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データソース名はSQLSERVER_DBです。
[SQLSERVER_DB] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARsqls27.so Description=DataDirect 7.1 SQL Server Wire Protocol Address=111.111.111.111,1433 AlternateServers= AnsiNPW=Yes ConnectionRetryCount=0 ConnectionRetryDelay=3 Database=dbschema_name LoadBalancing=0 LogonID= Password= QuoteID=No ReportCodePageConversionErrors=0
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
Windowsコンピュータの管理ツールでリポジトリを開きます。
「物理」レイヤーで、Microsoft SQL Serverデータベースのデータベース・オブジェクトをダブルクリックします。
「OK」をクリックします。
リポジトリを保存して閉じます。
LinuxコンピュータまたはUNIXコンピュータで、Oracle Business Intelligenceを停止します。
リポジトリをWindowsコンピュータからLinuxコンピュータまたはUNIXコンピュータにコピーします。
LinuxコンピュータまたはUNIXコンピュータで、Oracle Business Intelligenceを起動します。
MySQLデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバ・ファイルの名前は、ARmysql27.soです。サポートされるMySQLのバージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
MySQLデータベースに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには:
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE$:$ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをMySQLデータベース用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。NetworkAddressに、IPアドレスまたは完全修飾ホスト名およびポート番号を指定します。
次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データソース名はMySQL_DBです。
[MYSQL_DB] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARmysql27.so Description=DataDirect 7.1.4 MySQL Wire Protocol ApplicationUsingThreads=1 ConnectionRetryCount=0 ConnectionRetryDelay=3 Database=default DefaultLongDataBuffLen=1024 EnableDescribeParam=0 HostName=localhost InteractiveClient=0 LoadBalancing=0 LogonID=my_id Password=my_password PortNumber=1526 ReportCodepageConversionErrors=0 TreatBinaryAsChar=0
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
Sybase ASEデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバのファイル名は、ARase27.soです。サポートされるSybase ASEのバージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
Sybase ASEデータベースに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには:
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE$:$ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib,$ORACLE_INSTANCE$:$ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをSybase ASEデータベース用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。NetworkAddressに、IPアドレスまたは完全修飾ホスト名およびポート番号を指定します。
次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データソース名はSybaseASE_DBです。
[SybaseASE_DB] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARase27.so Description=DataDirect 7.1 Sybase Wire Protocol AlternateServers= ApplicationName= ApplicationUsingThreads=1 ArraySize=50 AuthenticationMethod=0 Charset= ConnectionRetryCount=0 ConnectionRetryDelay=3 CursorCacheSize=1 Database=Paint DefaultLongDataBuffLen=1024 EnableDescribeParam=0 EnableQuotedIdentifiers=0 EncryptionMethod=0 GSSClient=native HostNameInCertificate= InitializationString= Language= LoadBalancing=0 LogonID=my_id NetworkAddress=111.111.111.111,5005 OptimizePrepare=1 PacketSize=0 Password= RaiseErrorPositionBehavior=0 ReportCodePageConversionErrors=0 SelectMethod=0 ServicePrincipalName= TruncateTimeTypeFractions=0 TrustStore= TrustStorePassword= ValidateServerCertificate=1 WorkStationID=
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
Informixデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバのファイル名は、ARifcl27.soです。サポートされるInformixのバージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
Informixに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには:
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE$:$ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/lib, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE$:$ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをInformix用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。また、HostNameパラメータ(完全修飾ホスト名またはIPアドレスを使用可能)およびPortNumberパラメータも指定する必要があります。
次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データソース名はInformix_DBです。
[Informix_DB] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARifcl27.so Description=DataDirect Informix Wire Protocol AlternateServers= ApplicationUsingThreads=1 CancelDetectInterval=0 ConnectionRetryCount=0 ConnectionRetryDelay=3 Database= HostName=111.111.111.111 LoadBalancing=0 LogonID=informix Password=mypassword PortNumber=1526 ReportCodePageConversionErrors=0 ServerName= TrimBlankFromIndexName=1
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
Cloudera Impalaデータベースに接続するためのDataDirect ODBCドライバ・ファイルの名前は、ARimpala27.soです。サポートされるCloudera Impalaのバージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。
Cloudera Impalaに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには、次のようにします。
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/drvers, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをCloudera Impala用のDataDirect Connectドライバのファイル・パスに設定します。また、HostNameパラメータ(完全修飾ホスト名またはIPアドレスを使用可能)およびPortNumberパラメータも指定する必要があります。
次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データソース名はImpala_DBです。
[Impala_DB] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/lib/ARimpala27.so Description=Oracle 7.1 Cloudera Impala Wire Protocol ArraySize=16384 Database=default DefaultLongDataBuffLen=1024 DefaultOrderByLimit=-1 EnableDescribeParam=0 HostName=localhost LoginTimeout=30 MaxVarcharSize=2000 PortNumber=21050 RemoveColumnQualifiers=0 StringDescribeType=12 TransactionMode=0 UseCurrentSchema=0 WireProtocolVersion=2
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
Impala 1.3.xを使用している場合、後述する「Impala 1.3.xを構成してLIMIT句を含める」の手順を完了する必要があります。Impala 1.4 (CDH 5.1)以上を使用している場合、追加の手順を完了する必要はありません。
OBIS1を再起動します。
管理ツールに移動し、Cloudera Impalaをインポートします。詳細は、「Windows ODBCを使用したCloudera Impalaメタデータのインポート」を参照してください。
Impala 1.3.xを構成してLIMIT句を含める
Impala 1.3.xでは、ORDER BY句のある問合せにLIMIT句が含まれている必要があります。この句は、次の3つの方法を使用して構成内に指定することができますが、「方法1: Impalaデーモンのデフォルトの問合せオプションを変更」をお奨めします。
次のいずれかの方法で制限したデフォルトの順番を指定すると、句によってORDERのある問合せに対して最大2,000,000列が戻ります。
方法1: Impalaデーモンのデフォルトの問合せオプションを変更
LIMIT句を指定するこの方法を推奨します。
この方法を使用してLIMIT句を指定し、問合せにORDER BY句が含まれている場合、Impalaは最大2,000,000列を戻します。この制限を超過すると、Impalaは例外をスローします。
Cloudera Managerのホーム・ページに移動し、Impalaサービスをクリックします。「Impalaサービス」ページが表示されます。
「Impalaサービス」ページで、「構成」をクリックして、「表示と編集」を選択します。「構成」ページが表示されます。
「構成」ページで、「Impalaデーモンのデフォルトのグループ」を選択します。Impala Daemon Query Options Advanced (default_query_optionsとも呼ばれます)を検索し、次のエントリを追加します。
default_order_by_limit=2000000 abort_on_default_limit_exceeded=true
「Save Changes」をクリックします。
Cloudera Managerのホーム・ページで、Impalaサービスを再起動します。
問合せが2,000,000列を超える場合のために、default_order_by_limit値を高く指定します。
方法2: Cloudera Managerで管理されていないImpalaで、Impalaデーモンのデフォルトの問合せオプションを変更
使用するImpala環境がCloudera Managerで管理されていない場合、Impala製品のドキュメントの内容を参照して、LIMIT句を変更します。この作業を完了するには、『CDH 5 Installation Guide』内の、コマンドラインを使用したImpalaスタートアップ・オプションの構成に関する項を参照してください。このトピックは、次の場所で入手できます。
コマンドラインを使用したImpalaスタートアップ・オプションの構成に関する項を参照して、IMPALA_SERVER_ARGS内に次のエントリを追加します。
-default_query_options 'default_order_by_limit=2000000;abort_on_default_limit_exceeded=true'
この方法を使用してLIMIT句を指定し、問合せにORDER BY句が含まれている場合、Impalaは最大2,000,000列を戻します。この制限を超過すると、Impalaは例外をスローします。
方法3: odbc.ini Impala DSNエントリ内のDefaultOrderByLimitパラメータを変更:
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注意: Default Order By Limitは、Impalaサーバーのかわりに、クライアントでも指定できます。 |
先の2つの方法を使用してImpalaデーモンを変更する権限がない場合、この方法を使用してください。この方法を使用すると、Impalaにより、値が2,000,000列まで静的に切り詰められます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
Impala_DBデータベース・エントリを検索し、DefaultOrderByLimitパラメータを検索します。
値を、2000000.に更新します。例:
DefaultOrderByLimit=2000000
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
問合せが戻す数を2,000,000列よりも大きく指定する場合、DefaultOrderByLimit値をそれよりも高く指定します。
Apache Hiveデータベースに接続するDataDirect ODBCドライバのファイル名は、libARhive27.soです。サポートされるApache Hiveのバージョンの詳細は、「システム要件と動作要件」を参照してください。Apache Hiveデータ・ソースの使用方法の詳細は、「Oracle Business IntelligenceでのApache Hiveの使用上の制限」を参照してください。
Apache Hiveに接続するDataDirect Connect ODBCドライバを構成するには、次のようにします。
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib"
必要に応じ、DataDirectドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
obis.propertiesファイル内で、LD_LIBRARY_PATH変数の上または下のどちらかに、DataDirectドライバを指すHADOOP_DLL変数を作成します。
例:
HADOOP_DLL=ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARhive27.so
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをHive用のDataDirect Connectドライバのファイル名および場所に設定します。また、HostNameパラメータ(完全修飾ホスト名またはIPアドレスを使用可能)およびPortNumberパラメータも指定する必要があります。
次の例では、DriverパラメータはDataDirect Connectドライバに設定されており、データ・ソース名はHiveです。
[Hive] Driver=/ORACLE_HOME/bi/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ARhive27.so Description=Oracle 7.1 Apache Hive Wire Protocol ArraySize=16384 Database=default DefaultLongDataBuffLen=1024 EnableDescribeParam=0 HostName=localhost LoginTimeout=30 MaxVarcharSize=2000 PortNumber=10000 RemoveColumnQualifiers=0 StringDescribeType=12 TransactionMode=0 UseCurrentSchema=0
odbc.iniファイルを保存して閉じます。
OBIS1を再起動します。
ソフト・リンクlibARicu27.so pointing to libARicu26.soを作成します。
例:
cd //ORACLE_HOME/common/ODBC/Merant/7.1.4/drivers/ ln -s libARicu26.so libARicu27.so
Oracle Business Intelligenceには、一部のデータソース(すべてではない)用にUNIX ODBCドライバが付属しています。TeradataおよびOracle TimesTen In-Memory Databaseなどのこれらのデータソースでは、独自のODBCドライバをインストールし、obis.propertiesファイルおよびodbc.iniファイルを更新して、データソースを構成する必要があります。
Teradataを使用している場合、関連情報については、「Teradataデータ・ソースに対する問合せのスプール領域エラーの回避」も参照してください。
ネイティブODBCドライバを使用してデータベース接続を構成するには:
obis.propertiesファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
LD_LIBRARY_PATH変数を検索します。次の項目に注意してください。
Solaris、LinuxおよびHP-UXの場合は、ライブラリ・パス変数はLD_LIBRARY_PATHです。
AIXの場合は、ライブラリ・パス変数はLIBPATHです。
たとえば、Linux上のドライバにライブラリ・パス変数を設定するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/opt/teradata/client/14.10/odbc_64/lib, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
必要に応じ、ドライバのパスが含まれるようにLD_LIBRARY_PATH変数を更新します。たとえば、Linux上のドライバの変数を更新するには、次のようにします。
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/opt/teradata/client/14.10/odbc_64/lib, $ORACLE_HOME/bifoundation/server/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/web/bin, $ORACLE_HOME/clients/epm/Essbase/EssbaseRTC/bin, $ORACLE_HOME/bifoundation/odbc/lib, $ORACLE_INSTANCE, $ORACLE_HOME/lib
obis.propertiesでPATH変数を検索し、必要に応じ、DataDirectドライバ・パスを含めます。
ファイルを保存して閉じます。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
ODBC接続名がリポジトリで定義した接続プールに指定されているデータソース名と同じになるように、データベースにエントリを作成します。DriverパラメータをデータベースのネイティブODBCドライバのファイル名および場所に設定します。ファイル名には、オペレーティング・システムに適したライブラリ接尾辞を付けます(たとえば、SolarisおよびAIXには.so、HP-UXには.slを付けます)。
次の例では、LinuxでのTeradataデータソースの詳細を示します。データソース名はTera_Northwindです。
[Tera_Northwind] Driver=/opt/teradata/client/14.10/odbc_64/lib/tdata.so Description=NCR 3600 running Teradata V2R6.2 DBCName=10.345.67.899 astUser= Username=northwind Password=northwind Database=northwind DefaultDatabase=northwind NoScan=no
DefaultDatabaseパラメータを空のままにできるのは、管理ツールでこのデータソースに対して「接続プール」ダイアログの「一般」タブでオプション「完全修飾表名が必要」を選択した場合のみです。
さらに、odbc.iniファイルの[ODBC Data Sources]セクションに、データソースに適した詳細を指定したエントリを追加します。次の例では、Teradataデータソースの詳細を示します。データソース名はTera_Northwindです。
Tera_Northwind=tdata.so
OBIS1を再起動します。
管理ツールを使用して、リポジトリを開き、適切な物理データベース用に接続プールのデータソース名として作成した新しいDSNを追加します。詳細は、「接続プールの作成または変更」を参照してください。
Oracle TimesTen In-Memory Databaseデータ・ソースを設定するには、まず「TimesTenデータ・ソースの構成」の説明に従って、TimesTenデータ・ソースを設定します。LinuxおよびUNIXシステムの場合の正しい手順を確認するには、「ネイティブODBCドライバを使用したデータベース接続の構成」を参照してください。
次に、「TimesTenデータ・ソースでのシステム・メモリー・リソースの使用の向上」で説明しているベスト・プラクティスを確認し、必要に応じてそれらを実装します。
最後に、OBIS1を起動するユーザーが、オペレーティング・システムのLD_LIBRARY_PATH変数(HP-UXではSHLIB_PATH、AIXではLIBPATH)にTimesTen DLL ($TIMESTEN_HOME/lib)へのパスを設定していない場合、obis.propertiesファイルの変数としてTimesTen DLLパスを追加する必要があります。
obis.propertiesを更新してLinuxおよびUNIXのTimesTen変数を含める手順は、次のとおりです。
編集のためにobis.propertiesを開きます。obis.propertiesは、次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/obis
次に示すように、必要なTimesTen変数TIMESTEN_DLLを追加して、LD_LIBRARY_PATH変数(または同等のもの)も更新します。
TIMESTEN_DLL=$TIMESTEN_HOME/lib/libttclient.so LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$TIMESTEN_HOME/lib
ファイルを保存して閉じます。
Oracle BIサーバー・プロセスを実行している各コンピュータで前述の手順を繰り返します。同じコンピュータで複数のOracle BIサーバー・インスタンスを実行している場合は必ず、obis.propertiesで各インスタンスについてias-componentタグを適切に更新してください(例: ias-component id="coreapplication_obis1"、ias-component id="coreapplication_obis2"など)。
OBIS1を再起動します。
Oracle BIサーバーをAIX UNIXプラットフォームで実行している場合、Oracle RPAS ODBCデータソースにアクセスできます。このデータベース接続を構成するには、最初にodbc.iniファイルを更新して、Oracle RPAS ODBCデータソースを構成します。次に、rdaadminツールを使用して、実行時に正規化されないようにディメンション表を定義します。
Windows上でOracle RPAS ODBCデータソースを構成する方法の詳細は、「Oracle RPASデータ・ソースの設定」を参照してください。
AIX UNIXでデータソースとしてOracle RPAS ODBCを構成するには:
別のTelnetセッションとしてログオンします。
odbc.iniファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
RPASデータソースのセクションで、値を編集します。例:
[RPAS Sample]
Data Source Name=RPAS Sample
Driver=[client RPASClient/lib/raix/oaodbc.so
DriverUnicodeType=1
Description=OpenRDA DSN
指定した「Data Source Name」は、次の手順のステップ3でDATABASE:に対して入力される値と一致する必要があります。また、前の例で示したように、「DriverUnicodeType=1」の行を追加する必要があります。
rdaadminクライアント・ツールを使用して、実行時に正規化されないようにディメンション表を定義するには:
次の場所でrdaadminクライアント・ツールを検索します。
/bin/rdaadmin
次のコマンドを入力して、rdaadminクライアント・ツールを実行します。
rdaadmin
プロンプトが表示されたら、次のように適切なテキストを入力します。
DATABASE: [Oracle_RPAS_database_name]
データベース名は、前のタスクで「Data Source Name」に指定した名前と一致している必要があります(たとえば、RPAS Sample)。
ADDRESS: [ip_address]
PORT: [port_number]
ポート番号の値の例は1707です。
CONNECT_STRING: [NORMALIZE_DIM_TABLES=NO]
この値は、ディレクトリ表を実行時に正規化されないように処理します。
TYPE: []
SCHEMA_PATH: []
REMARKS: []
RPAS環境変数OPENRDAは、UNIX上のOracle BIサーバー・セッションで宣言される必要があります。たとえば、64ビットのrdaadminクライアント・ツールを使用して、この変数を次のように宣言します。
OPENRDA_INI=/rpasclient64/config/raix/openrda.ini export OPENRDA_INI
Oracle BIサーバーは、Essbaseクライアント・ライブラリを使用して、Essbaseデータソースに接続します。Essbaseクライアント・ライブラリは、デフォルトでOracle BI Enterprise Editionとともにインストールされます。Oracle BI Enterprise Editionの完全なインストールに対してEssbaseデータ・ソースのアクセスを有効化するために追加の構成は必要ありません。
ただし、HP-UX Itaniumシステムでは、次の追加の手順も必要です。
ESSLANGおよびLANGを定義します。
例:
ESSLANG=English_UnitedStates.UTF-8@Binary export ESSLANG LANG=en_US.utf8 export LANG
NQSConfig.iniファイル内のLOCALE、SORT_ORDER_LOCALEおよびSORT_TYPEをコメント・アウトします。例:
[ GENERAL ] // Localization/Internationalization parameters. // LOCALE="English-usa"; // SORT_ORDER_LOCALE="English-usa"; // SORT_TYPE="binary";
IBM DB2 Connectは、自動接続解除のオプションを使用しているアプリケーションが中断要求を受信したときに、このオプションをサポートしません。
ネイティブ・データベースがDB2 Connectワークステーションを使用している場合、パラメータINTERRUPT_ENABLEDの設定を変更する必要があります。このパラメータは、データベースまたは任意のデータソースがz/OSプラットフォームまたはs/390プラットフォームを実行しているメインフレーム上のIBM DB2に常駐している場合、任意のOracle Business Intelligenceコンピュータで変更する必要があります。
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注意: IBM DB2を使用している場合、DB2 ConnectをOracle BIサーバーのコンピュータにインストールする必要があります。DB2 Connectのバージョンは、データソースとして構成された最新のDB2インスタンスと一致している必要があります。 |
INTERRUPT_ENABLEDパラメータを構成するには:
データベースのエイリアスがネイティブCLIデータソース名として使用されるように構成します。たとえば、DB2 Configuration Assistantを使用して新しいデータベース・エントリを作成します。
作成したデータベースのエイリアスおよび実際のターゲットDB2データベースの名前を使用して、次の構文を使用してINTERRUPT_ENABLEDパラメータを設定します。
uncatalog dcs db local_dcsname catalog dcs db local_dcsname as target_dbname parms \",,INTERRUPT_ENABLED\"
説明:
local_dcsnameは、ホストまたはデータベースのローカル名を表します(データベースのエイリアス名)。
target_dbnameは、ホスト・システム上またはデータベース・システム上のデータベースの名前を表します。
|
注意: 引用符を文字列の一部として渡すには、円記号(バックスラッシュ)を使用します。 |
次の例は、OS390 DB2インスタンスを使用しています。
uncatalog dcs db DB2_390 catalog dcs db DB2_390 as Q10B parms \",,INTERRUPT_ENABLED,,,,,\" catalog database DB2_390 as DB2_390 at node NDE1EF20 authentication dcs