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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Edition XMLスキーマ・リファレンス
12c(12.2.1)
E70039-01
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8 XMLの物理的な要素

この章では、物理的な要素に関するOracle BIサーバーのXML API参照情報を提供します。物理的な要素は、通常、Oracle BIリポジトリの物理レイヤー内のオブジェクト、言い換えると、Oracle BI管理ツールの右側のペインに表示されるオブジェクトに対応しています。

この章は、次の項で構成されています。

8.1 XML要素: データベース

データベース要素は、物理レイヤーのデータベース・オブジェクトに対応します。

データベース・タグには次の属性があります。

表8-1 データベース・タグの属性

属性名 説明

type

XMLDirectやODBC20などのデータ・ソースのタイプです。

dbFlag

次のオプションの値を格納します。

  • CRMメタデータ表: Siebel Systemsの従来のソースのみに使用できます。選択すると、管理ツールのインポート・ユーティリティは、OracleのSiebel CRM固有の表で表定義を探します。

  • 仮想プライベート・データベース: 物理データベース・ソースを仮想プライベート・データベース(VPD)として識別します。VPDを使用すると、返されるデータ結果はユーザーの認証資格証明によって異なります。このオプションは、セッション変数の「セキュリティ・センシティブ」オプションとともに使用します。

  • デフォルトで問合せの移入を許可: 選択すると、すべてのユーザーがPOPULATE SQLを実行できるようになります。すべてではないが、大半のユーザーがPOPULATE SQLを実行できるようにするには、このオプションを選択してから、特定のユーザーやグループに対して問合せを制限します。

  • デフォルトで直接データベース・リクエストを許可: 選択すると、すべてのユーザーが物理クエリーを実行できるようになります。Oracle BIサーバーでは、ユーザーが入力した未処理の物理SQL が、基礎となるデータベースに直接送られます。全員ではなく大半のユーザーに物理問合せの実行を許可するには、このオプションを選択してから特定のユーザーおよびグループの問合せを制限します。


データベース・タグには次の子要素があります。

表8-2 データベースの子要素

要素名 説明

Features

このデータベースのSQL機能をリストします。各機能はFeatureというサブ要素に含まれます。このサブ要素には、次の2つの属性があります。

  • name: LEFT_OUTER_JOIN_SUPPORTEDなどの機能の名前を示します。

  • value: この機能がデータベースでサポートされているかどうかを示します。または、機能の実際の値を示します(MAX_COLUMNS_IN_SELECTが「0」など)。

PersistConnPool

永続接続プールとして使用される接続プールを参照します(割り当てられている場合)。永続接続プールは、特定のタイプの問合せに使用される(通常、Marketingの問合せをサポートするために使用される)データベース・プロパティです。

永続接続プールはRefConnectionPoolというサブ要素に含まれます。

DisplayFolders

このデータベースのオブジェクトを含む任意の物理表示フォルダを参照します。物理表示フォルダは、データベース内の表を編成するために使用できます。たとえば、データベースに存在するすべての別名表を、「別名」という表示フォルダに格納できます。

各表示フォルダはRefPhysicalDisplayFolderというサブ要素に含まれます。

ConnectionPools

このデータベース・オブジェクトの接続プールを参照します。

各接続プールはRefConnectionPoolというサブ要素に含まれます。

Properties

Oracle ADF BIビュー・オブジェクトから管理ツールに渡される、Oracle ADFビジネス・コンポーネント・データ・ソースのカスタム・データベース・プロパティです。


構文

<Database …
     type=""
     dbFlag="">
   <Description />
   <Features>
     <Feature name="" value=""/>
     <Feature name="" value=""/>
     ...
   </Features>
   <PersistConnPool>
     <RefConnectionPool …/>
   </PersistConnPool>
   <DisplayFolders>
     <RefPhysicalDisplayFolder …/>
     <RefPhysicalDisplayFolder …/>
   </DisplayFolders>
   <ConnectionPools>
     <RefConnectionPool …/>
   </ConnectionPools>
   <Properties>
     <PropertyGroup>
       category=""
       <Property>
          <Name …/>
          <Value …/>
       </Property>
     </Property Group>
   </Properties>
</Database>

<Database name="Paint" id="3023:205" uid="80ca62be-0bcf-0000-714b-e31d00000000"
     type="XMLDirect">
   <Features>
     <Feature name="LEFT_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="RIGHT_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="FULL_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="NESTED_OUTER_JOIN_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="UNION_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="UNION_ALL_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="COUNT_SUPPORTED" value="false" /> 
     <Feature name="COUNT_DISTINCT_SUPPORTED" value="false" /> 
...
     <Feature name="SORT_ORDER_LOCALE" value="english-usa" /> 
     <Feature name="COMMENT_START" /> 
     <Feature name="COMMENT_END" /> 
   </Features>
</Database>

8.2 XML要素: 物理カタログ

物理カタログ要素は、物理レイヤーの物理カタログ・オブジェクトに対応します。

物理カタログ・タグには次の子要素があります。

表8-3 物理カタログの子要素

要素名 説明

DynamicName

セッション変数を使用してこの物理カタログの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

セッション変数はRefVariableというサブ要素に含まれます。


物理カタログ要素には属性はありません。

構文

<PhysicalCatalog …>
   <Description />
   <DynamicName>
     <RefVariable …/>
   </DynamicName>
</PhysicalCatalog>

<PhysicalCatalog name="Catalog" 
     parentName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;"
     parentId="3023:85" parentUid="80ca62c4-0bcf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3025:42377" uid="80cb6802-0bd1-0000-714b-e31d00000000">
</PhysicalCatalog>

8.3 XML要素: 物理スキーマ

物理スキーマ要素は、物理レイヤーの物理スキーマ・オブジェクトに対応します。

物理スキーマ・タグには次の子要素があります。

表8-4 物理スキーマの子要素

要素名 説明

DynamicName

セッション変数を使用してこの物理スキーマの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

セッション変数はRefVariableというサブ要素に含まれます。

InputMessageTemplate

この子要素は、今後のリリースで使用するために予約されています。


物理スキーマ要素には属性はありません。

構文

<Schema …>
   <Description />
   <DynamicName>
     <RefVariable …/>
   </DynamicName>
</Schema>

<Schema name="BISAMPLE"
     parentName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;"
     parentId="3025:42377" parentUid="80cb6802-0bd1-0000-714b-e31d00000000"
     id="3027:42378" uid="80cb6803-0bd3-0000-714b-e31d00000000">
</Schema>

8.4 XML要素: 物理表示フォルダ

物理表示フォルダ要素は、物理レイヤーの物理表示フォルダ・オブジェクトに対応します。

物理表示フォルダ・タグには次の子要素があります。

表8-5 物理表示フォルダの子要素

要素名 説明

Tables

この物理表示フォルダに属する物理表を参照します。

各物理表はRefPhysicalTableというサブ要素に含まれます。


物理表示フォルダ要素には属性はありません。

構文

<PhysicalDisplayFolder …>
   <Description />
   <Tables>
     <RefPhysicalTable …/>
   </Tables>
</PhysicalDisplayFolder>

<PhysicalDisplayFolder name="Assets" 
     parentName="&quot;Sample Data&quot;"
     parentId="3023:85" parentUid="80ca62c4-0bcf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3037:44085" uid="96c2c481-0c00-1000-835d-0a9702490000">
   <Tables>
     <RefPhysicalTable id="3001:129"
      uid="80ca6538-0bb9-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;Sample Data&quot;...&quot;D20 Offices&quot;"/>
   </Tables>
</PhysicalDisplayFolder>

8.5 XML要素: 物理表

物理表要素は、物理レイヤーの物理表オブジェクトに対応します。

物理表タグには次の属性があります。

表8-6 物理表タグの属性

属性名 説明

type

物理表のタイプです。オプションは次のとおりです。

  • select: この物理表オブジェクトがSELECT文であることを示します。

  • sp: この物理表がストアド・プロシージャであることを示します。

  • alias: この物理表が別名表であることを示します。別名表(別名)は、そのソースとして別の物理表を参照する物理表です。

  • none: この物理表が通常の物理表であることを示します。

isCacheable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。

CacheExpiry

表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値0はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。

isCacheEventTable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。

isOverrideCacheProp

別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。

pollFreq

秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。

x

物理図に表示される場合の表のx座標です。

y

物理図に表示される場合の表のy座標です。

rowCount

この物理表で取得した最新の行数です。

lastUpdated

この物理表の行数が最後に更新された時間です。

uri

XMLデータ・ソースのみに使用できます。XMLデータ・ソースのリソース識別子です。

xslPath

XMLデータ・ソースのみに使用できます。XSLTファイルには、XSLT標準に応じて記述された書式ルールがあります。そこでXMLファイルの変換方法が定義されています。

maxConn

XMLデータ・ソースのみに使用できます。同じURLに対して許容される、異なるユーザーからの最大接続数です。

xmlRefreshInterval

XMLデータ・ソースのみに使用できます。キャッシュ内の結果を使用するのではなく、XMLデータ・ソースに再問合せを直接実行してからの時間間隔です。

scriptPath

XMLデータ・ソースのみに使用できます。拡張ゲートウェイのスクリプト・パスです。

hints

Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理表に指定されたデータベース・ヒントをリストします。

isExtGatewayInProcess

XMLデータ・ソースのみに使用できます。この物理表がプロセスの拡張ゲートウェイの部分であることを示します。

extGatewayDelimiter

XMLデータ・ソースのみに使用できます。メタデータのインポート・プロセスで使用される行デリミタで、通常はXMLドキュメントの第2レベルの要素です。

isSysGen

trueに設定されている場合、この物理表が内部ユーティリティによって生成されていることを示します。

isDDLAggr

この物理表が集計表であるかどうかを示します。

isDeployedView

リレーショナル・データベースのみに使用できます。trueに設定されている場合、この物理表がデプロイされた(不透明な)ビューであることを示します。不透明なビューとは、SELECT文で構成される物理レイヤー表のことです。


物理表タグには次の子要素があります。

表8-7 物理表の子要素

要素名 説明

SourceTable

別名表のみに使用できます。この別名表のソースとして使用されている物理表を参照します。

物理表はRefPhysicalTableというサブ要素に含まれます。

DBMap

データベース固有の文字列の値を格納します。次に示すように、<DBMap>要素に<Item>タグが含まれ、その下に<Value>タグが含まれます。

<Item name="">
   <Value />
</Item>

AggrConnPool

この物理表が集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。

接続プールはRefConnectionPoolというサブ要素に含まれます。

RefVariable

セッション変数を使用してこの物理表の名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

MemberKey

リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。親子関係表のメンバーを一意に識別する列の名前です。

メンバー・キーはRefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

ParentKey

親メンバーまたは祖先メンバーのキーを含む列の名前です。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。

親キーは、RefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

DistanceColumn

メンバーと祖先の間のレベル数を記録する列の名前です。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。

ディスタンス列はRefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

LeafColumn

メンバーに子メンバーがいないかどうかを示す列の名前です(メンバーがリーフで子がいない場合は1、リーフでなく子がいる場合は0)。リレーショナル・ソースの親子階層をサポートする親子関係表に適用されます。

リーフ列はRefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

XSLT

OracleのWebサービス・データ・ソース用です。XSLTでは、Webサービスのレスポンスを表形式の結果セットに整列するためのXSLT変換が格納されます。

XSDSchema

OracleのWebサービス・データ・ソース用です。XSDSchemaでは、Webサービスのレスポンス構造を記述するためのXMLスキーマが格納されます。

Properties

1つ以上のPropertyサブ要素が含まれます。各サブ要素には<name>属性および<value>属性があります。これらの属性は、データ・ソース・メタデータの名前と値のペアからなるプロパティを指定します。ADFソースで、ADFアプリケーション関連の情報の格納に使用します。これには、フレキシブル・ビュー・オブジェクト、オーバーライドするデータ型、結合定義およびデータ・フィルタなどの情報が含まれます。


構文

<PhysicalTable …
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     isOverrideCacheProp=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     uri=""
     xslPath=""
     maxConn=""
     xmlRefreshInterval=""
     scriptPath=""
     hints=""
     isExtGatewayInProcess=""
     extGatewayDelimiter=""
     isSysGen=""
     isDDLAggr=""
     isDeployedView="">
   <Description />
   <SourceTable>
     <RefPhysicalTable …/>
   </SourceTable>
   <DBMap>
     <Item name="">
       <Value …/>
     </Item>
   </DBMap>
   <AggrConnPool>
     <RefConnectionPool …/>
   </AggrConnPool>
   <RefVariable …/>
   <MemberKey>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </MemberKey>
   <ParentKey>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </ParentKey>
   <DistanceColumn>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </DistanceColumn>
   <LeafColumn>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </LeafColumn>
   <XSLT />
   <XSDSchema />
   <Properties>
     <Property name="" value=""/>
     <Property name="" value=""/>
   </Properties>
</PhysicalTable>

<PhysicalTable name="SAMP_LOOKUPS_D"
     parentName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;
      .&quot;Catalog&quot;.&quot;BISAMPLE&quot;"
     parentId="3027:42378" parentUid="80cb6803-0bd3-0000-714b-e31d00000000"
     id="3001:42390" uid="80cb680f-0bb9-0000-714b-e31d00000000" 
     type="none"
     isCacheable="false"
     x="270" y="1551"
     rowCount="0.0"
     uri="VALUEOF(BI_EE_HOME)/sample/SampleAppFiles/Data/SAMP_LOOKUPS_D.xml"
     maxConn="0">
   <Description>
     <![CDATA[ Lookups dimension table : Stores lookup information for various
      dimension attributes in different languages]]> 
   </Description>
   <XSLT /> 
   <XSDSchema /> 
</PhysicalTable>

8.6 XML要素: 物理列

物理列要素は、物理レイヤーの物理列オブジェクトに対応します。

物理列タグには次の属性があります。

表8-8 物理列タグの属性

属性名 説明

extName

  • 物理列の外部名です。この属性は、複数の階層で同じ名前(STATEなど)が使用されている場合に必要になります。

  • XMLドキュメントの場合、この属性はオプションです。XMLドキュメントでは、extName属性に列の完全修飾名が格納されます。

dataType

VARCHARなどの物理列のデータ型です。管理ツールでは、このオプションは「物理列」ダイアログの「タイプ」になります。

nullable

trueに設定されている場合、この列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。

precision

列のデータ型の精度です。

scale

列のデータ型のスケールです。

rowCount

この物理列で取得した最新の行数です。

lastUpdated

この物理列の行数が最後に更新された時間です。

valueType

Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。列の値のカーディナリティを示します。有効な値は次のとおりです。

  • 1対1 (デフォルト/不明/単一値)

  • 多対1 (選択リスト)

  • 1対多 (複数値)

  • 多対多 (複数値)

mappedColumn

Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。マップされた列の名前です。複数値グループ(MVG)のビジネス・コンポーネントの同名フィールドに対応します。

MVLinkName

Siebel OMデータ・ソースのみに適用されます。Siebelビジネス・コンポーネントで使用されるリンクの名前です。

specialType

有効な値はLUDまたはNoneです。LUDは「Last Update Date(最終更新日)」を意味します。

この属性は現在、ADFデータ・ソースのみに使用されています。これによって、この列がETL操作の実行時のチェック対象であることが示されます。


物理列タグには次の子要素があります。

表8-9 物理列の子要素

要素名 説明

DynamicName

セッション変数を使用してこの物理列の名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

セッション変数はRefVariableというサブ要素に含まれます。

SourceColumn

別名表の物理列のみに使用できます。この列のソースとして使用されている物理列を参照します。

物理列はRefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

PicklistColumns

選択リストをマップする物理列のリストです。

各物理列はRefPhysicalColumnというサブ要素に含まれます。

Properties

1つ以上のPropertyサブ要素が含まれます。各サブ要素には<name>属性および<value>属性があります。これらの属性は、データ・ソース・メタデータの名前と値のペアからなるプロパティを指定します。


構文

<PhysicalColumn …
     extName=""
     dataType=""
     length=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     valueType=""
     mappedColumn=""
     MVLinkName=""
     specialType="">
   <Description />
   <DynamicName>
     <RefVariable …/>
   </DynamicName>
   <SourceColumn>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </SourceColumn>
   <PicklistColumns>
     <RefPhysicalColumn …/>
   </PicklistColumns>
   <Properties>
     <Property name="" value=""/>
     <Property name="" value=""/>
   </Properties>
</PhysicalColumn>

<PhysicalColumn name="Prod_Dsc"
     parentName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;
     .&quot;BISAMPLE&quot;.&quot;SAMP_PRODUCTS_D&quot;"
     parentId="3001:42392" parentUid="80cb6811-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
     id="3003:42538" uid="80cb68a3-0bbb-0000-714b-e31d00000000"
     dataType="VARCHAR"
     precision="25"
     rowCount="0.0"
     specialType="none">
   <Description>
     <![CDATA[Product Description: Stores the product description information 
      as text]]>
   </Description>
</PhysicalColumn>

8.7 XML要素: 接続プール

接続プール要素は、物理レイヤーの接続プール・オブジェクトに対応します。

接続プール・タグには次の属性があります。

表8-10 接続プール・タグの属性

属性名 説明

bulkInsertBufferSize

データベース表にデータが挿入されるたびに、データのバイト数を制限するために使用されます。値はキロバイト(KB)単位で指定されます。

transactionBoundary

データベース表の挿入に対するバッチ・サイズを制御します。

unicodeDB

Unicodeデータベースの明示的なUnicodeデータ型(NCHARなど)の列を操作する場合、この属性は通常trueに設定されます。

tempTablePrefix

一時表名の最初の2文字です。デフォルト値はTTです。

tempTableOwner

SQL文で一時表名の修飾に使用される表の所有者名。たとえば、表owner.tablenameのように作成されます。

tempTableDatabase

一時表が作成されるデータベース。このプロパティは、IBM OS/390にのみ適用されます。これは、IBM OS/390ではデータベース名修飾子をCREATE TABLE文に組み込む必要があるためです。

tempTableSpace

一時表が作成される表領域。このプロパティは、IBM OS/390にのみ適用されます。これは、IBM OS/390では表領域名修飾子をCREATE TABLE文に組み込む必要があるためです。

user

データ・ソースのユーザー名です。

password

データ・ソースのパスワードです。パスワードは暗号化されていることに注意してください。

timeout

リクエストが完了した後、データ・ソースへの接続が開いたまま維持される時間です。この期間内は、新たなリクエストで新たな接続が開かれるのではなく、この接続が使用されます(最大接続数で指定された数値以内)。時間は接続リクエストが完了するたびにリセットされます。

タイムアウトを0(デフォルト)に設定すると接続プールが無効になります。つまり、データ・ソースへの各接続は、リクエストの完了と同時に終了します。新しい接続では、その他の接続プールが使用されるか、新しい接続が開きます。

maxConnDiff

この接続プールに対してユーザー全体に許可された接続の最大合計数です。

dataSource

続対象のデータベースにアクセスするために構成されるデータ・ソース名です。データ・ソースには、データ・ソースの有効なログオン情報が含まれている必要があります。

reqQualifedTableName

trueに設定されている場合、このデータベースでは表の完全修飾名が必要であることを示します。完全修飾名は、リポジトリの物理オブジェクト名に基づいています。

isSharedLogin

trueに設定されている場合、問合せに接続プールを使用するすべてのユーザーは、基礎となるデータベースへのアクセスに同じユーザー名とパスワードを使用します。

isConcurrentQueriesInConnection

単一のデータベース接続を指定した時間開いたままにしておき、後続の問合せリクエストで使用できるようにするオプションです。このオプションを選択しない場合は、データベースに送信される問合せごとに新しい接続が開かれます。

管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「一般」タブにある「接続プーリングの有効化」の「選択済」の値に対応します。

isCloseAfterEveryRequest

trueに設定されている場合、問合せが終了するたびに接続プールが閉じられることを示します。

管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「一般」タブにある「接続プーリングの有効化」の「未選択」の値に対応します。

isAsyncExecution

データ・ソースで非同期の問合せがサポートされることを示すオプションです。

executeOnCmd

データベースへの接続が行われるたびにOracle BIサーバーによって実行されるコマンドです。データベースで使用可能な任意のコマンドを指定できます。

xslPath

XMLデータ・ソースのみに使用できます。XSLTファイルには、XSLT標準に応じて記述された書式ルールがあります。そこでXMLファイルの変換方法が定義されています。接続プールにXSLTファイルを指定することで、接続プール内のすべてのXML物理表に適用します。outputTypeがXMLに設定されている場合に使用されます。

maxConn

この接続プールに対して特定のユーザーに許可された接続の最大合計数です。

xmlRefreshInterval

XMLデータ・ソースのみに使用できます。キャッシュ内の結果を使用するのではなく、XMLデータ・ソースに再問合せを直接実行してからの時間間隔です。

scriptPath

接続方法の検索スクリプトです。このオプションは、XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。

outputType

XMLデータ・ソースのみに使用できます。問合せ出力形式です(delimitedxmlまたはfixed)。

管理ツールでは、このオプションは「接続プール」ダイアログの「XML」タブにある「問合せ出力フォーマット」になります。

このオプションが設定されていない場合、問合せ出力形式はカスタム形式として処理され、convertScriptPathの値が使用されます。

gwDelim

問合せ出力形式に使用される区切り文字です。outputTypedelimitedに設定されている場合に使用されます。

xpath

XPath式は、1行に収まる単純なXSLT変換ルールです。outputTypexmlに設定されている場合に使用されます。

convertScriptPath

outputTypeが設定されていない場合に使用されます。問合せ出力をHTMLなどのカスタム出力形式に変換するために使用される.exeファイルのパスです。

ignoreFirstLine

trueに設定されている場合、出力ファイルの最初の行が無視されることを示します。

xmlHeaderPath

問合せ入力補足として使用されるヘッダー・ファイルへのパスです(ある場合)。XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。

trailerPath

問合せ入力補足として使用されるトレーラ・ファイルへのパスです(ある場合)。XMLサーバーのデータ・ソースに使用されます。

supportParams

データ・ソースでパラメータがサポートされるかどうかを指定します。falseに設定されており、データベース機能表でパラメータがサポートされる場合は、Oracle BIサーバーからデータベースへの、パラメータを指定したフィルタ(または計算)のプッシュを可能にする特別なコードが実行されます。

isolationLevel

ODBCゲートウェイおよびDB2ゲートウェイに使用されます。各接続のトランザクション分離レベルをバックエンド・データベースに設定します。分離レベルの設定は、接続で発行されるすべての文に対するデフォルトのトランザクション・ロックの動作を制御します。オプションは次のとおりです。

  • default: データ・ソースのデフォルトのトランザクション・ロックの動作を使用します。

  • readCommitted: 内容を保証しない読取りを回避するため、データの読取り時に共有ロックを実行することを指定します。

  • readUncommitted: 内容を保証しない読取りを実装します(分離レベル0のロック)。このオプションを設定すると、未コミットのデータや内容を保証しないデータを読み取り、データの値を変更して、トランザクションの終了前にデータ・セットで行を表示したり非表示にしたりすることができます。

  • repeatableRead: 問合せに使用されるすべてのデータをロックして、他のユーザーがデータを更新しないようにします。

  • serializable: データ・セットの範囲をロックして、トランザクションが完了するまで他のユーザーが行を更新または挿入しないようにします。

xmlaInfo

多次元データ・ソースに接続するために使用されるベンダー固有の情報です。

xmlaCatalog

使用可能なカタログをリストします。キューブ表は接続プールで使用するカタログに対応します。

xmlaUseSession

trueに設定すると、問合せが共通のセッションを介して行われます。

multiThreaded

trueに設定されている場合、接続プールがマルチスレッドをサポートする、つまり1つの接続プールで複数の問合せを処理できることを示します。このオプションがfalseに設定されている場合、問合せはそれぞれ1つのデーターベース接続に結び付けられます。

type

コール・インタフェースのタイプです。

appServerName

ADFアプリケーション・サーバーの名前です。

appServerPort

ADFアプリケーション・サーバーのポート番号です。

appID

ADFアプリケーションのIDです。

appEJBBean

ADFアプリケーションのEnterprise Java Beanの名前です。

javaHostServiceName

JavaHostサービスの名前です。JavaHostは、Oracle BIサーバーとJavaを使用するデータ・ソース(ADFなど)の間のコネクタとして使用されます。

isSiebelJDBSecuredisaw

Siebel OMデータ・ソースのみに使用できます。Oracle BIサーバーとSiebelデータ・ソースの間の接続を暗号化するかどうかを示します。

csfKey

この属性は現在使用されていません。

isAW

この属性は現在使用されていません。

useCert

この属性は「証明書の使用」を表します。ADFデータ・ソースに使用され、接続の保護に証明書を使用するかどうかを示します。

wsServer

OracleデータベースのWebサービス・ホスト名を指定します。

wsWSDL

OracleデータベースのWebサービスを記述するWSDL URLを指定します。


接続プール・タグには次の子要素があります。

表8-11 接続プールの子要素

要素名 説明

AfterQueryString

問合せの実行後に実行される接続スクリプトを含みます。

BeforeQueryString

問合せの実行前に実行される接続スクリプトを含みます。

PostConnectString

接続が閉じられた後に実行されるSQL問合せを含みます。

PreDisconnectString

接続が構築される前に実行されるSQL問合せを含みます。

RelationalConnPool

この子要素は使用されません。

RelationalDataFolder

この子要素は使用されません。

SQLBypassDB

Oracle ADFデータ・ソースのみに使用できます。SQL Bypassデータベースを参照します(指定されている場合)。

SQL Bypass機能はデータベースに直接問い合せます。これにより、集計およびその他の変換が可能なかぎりプッシュ・ダウンされ、Oracle Business Intelligenceでストリーミングおよび使用されるデータ量を減少できます。

データベースオブジェクトはRefDatabaseというサブ要素に含まれます。


構文

<ConnectionPool …
     bulkInsertBufferSize=""
     transactionBoundary=""
     unicodeDB=""
     tempTablePrefix=""
     tempTableOwner=""
     tempTableDatabase=""
     tempTableSpace=""
     user=""
     password=""
     timeout=""
     maxConnDiff=""
     dataSource=""
     reqQualifedTableName=""
     isSharedLogin=""
     isConcurrentQueriesInConnection=""
     isCloseAfterEveryRequest=""
     isAsyncExecution=""
     executeOnCmd=""
     xslPath=""
     maxConn=""
     xmlRefreshInterval=""
     scriptPath=""
     outputType=""
     gwDelim=""
     xpath=""
     convertScriptPath=""
     ignoreFirstLine=""
     xmlHeaderPath=""
     trailerPath=""
     supportParams=""
     isolationLevel=""
     xmlaInfo=""
     xmlaCatalog=""
     xmlaUseSession=""
     multiThreaded=""
     type=""
     appServerName=""
     appServerPort=""
     appID=""
     appEJBBean=""
     javaHostServiceName=""
     isSiebelJDBSecured=""
     useCert="">
   <Description /> 
   <AfterQueryString flag="">
     <Value …/>
   </AfterQueryString>
   <BeforeQueryString flag="">
     <Value …/>
   </BeforeQueryString>
   <PostConnectString flag="">
     <Value …/>
   </PostConnectString>
   <PreDisconnectString flag="">
     <Value …/>
   </PreDisconnectString>
   <SQLBypassDB>
     <RefDatabase …/>
   </SQLBypassDB>
</ConnectionPool>

<ConnectionPool name="SampleApp XML Connection"
     parentName="&quot;02 - Sample App Xml Data&quot;"
     parentId="3023:760" parentUid="80ca62c4-0bcf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3029:762" uid="80ca62c5-0bd5-0000-714b-e31d00000000"
     password="D7EDED84BC624A917F5B462A4DCA05CDCE256EEEEEDC97D5AC4D07C3A079829F"
     timeout="300"
     maxConnDiff="10"
     maxConn="10"
     dataSource="VALUEOF(BI_EE_HOME)/sample/sample_app/xml_data"
     type="Default"
     reqQualifedTableName="false"
     isSharedLogin="false"
     isConcurrentQueriesInConnection="false"
     isCloseAfterEveryRequest="true"
     xmlRefreshInterval="4294967295"
     outputType="xml"
     bulkInsertBufferSize="0"
     transactionBoundary="0"
     xmlaUseSession="false"
     multiThreaded="false"
     supportParams="false"
     isSiebelJDBSecured="false">
</ConnectionPool>

8.8 XML要素: 物理キー

物理キー要素は、物理レイヤーの物理キー・オブジェクトに対応します。

物理キー・タグには次の子要素があります。

表8-12 物理キーの子要素

要素名 説明

Columns

この物理キーを定義する列を参照します。

この列はRefPhysicalColumnまたはRefCubeColumnのいずれかのサブ要素に含まれます。


物理キー要素には属性はありません。

構文

<PhysicalKey …>
   <Description />
   <Columns>
     <RefPhysicalColumn …/>
     <RefCubeColumn …/>
   </Columns>
</PhysicalKey>

<PhysicalKey name="09 Segment_Key" 
     parentName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;
      .&quot;BISAMPLE&quot;.&quot;D61 Customer Segments&quot;" 
     parentId="3001:42429" parentUid="80cb6836-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
     id="3008:43143" uid="80cb6b00-0bc0-0000-714b-e31d00000000">
   <Columns>
      <RefPhysicalColumn id="3003:42857"
       uid="80cb69e2-0bbb-0000-714b-e31d00000000" 
       qualifiedName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;
        .&quot;BISAMPLE&quot;.&quot;D61 Customer Segments&quot;
        .&quot;Segment_Key&quot;"/>
   </Columns>
</PhysicalKey>

8.9 XML要素: 物理外部キー

物理外部キー要素は、物理レイヤーの物理外部キー・オブジェクトに対応します。

物理外部キータグには次の属性があります。

表8-13 物理外部キー・タグの属性

属性名 説明

hints

Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理外部キーに指定されたデータベース・ヒントをリストします。


物理外部キー・タグには次の子要素があります。

表8-14 物理外部キーの子要素

要素名 説明

Columns

外部キーが参照する表内の物理列を参照します。

各物理列はRefPhysicalColumnまたはRefCubeColumnのいずれかのサブ要素に含まれます。

CounterPartKey

対応する主キーを参照します。

各主キーはRefPhysicalKeyというサブ要素に含まれます。


構文

<PhysicalForeignKey …
     hints="">
   <Description />
   <Columns>
     <RefPhysicalColumn …/>
     <RefCubeColumn …/>
   </Columns>
   <CounterPartKey>
     <RefPhysicalKey …/>
   </CounterPartKey>
</PhysicalForeignKey>

<PhysicalForeignKey name="ORDER_ID" 
     parentName="&quot;08 - Fusion Order Demo (OLTP)&quot;..&quot;FOD&quot;
      .&quot;ORDER_ITEMS&quot;"
     parentId="3001:60530" parentUid="80cbb70c-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
     id="3006:60849" uid="80cbb908-0bbe-0000-714b-e31d00000000">
   <Columns>
     <RefPhysicalColumn id="3003:60537"
      uid="80cbb80c-0bbb-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;08 - Fusion Order Demo (OLTP)&quot;..&quot;FOD&quot;
       .&quot;ORDER_ITEMS&quot;.&quot;ORDER_ID&quot;"/>
   </Columns>
   <CounterPartKey>
     <RefPhysicalKey id="3008:62858"
      uid="80cbc41c-0bc0-0000-714b-e31d00000000
      qualifiedName="&quot;08 - Fusion Order Demo (OLTP)&quot;..&quot;FOD&quot;
       .&quot;ORDERS (Attributes)&quot;.&quot;ORDERS (Attributes)_Key&quot;"/>
   </CounterPartKey>
</PhysicalForeignKey>

8.10 XML要素: 複合結合

複合結合要素は、物理レイヤーの複合結合オブジェクトに対応します。

複合結合タグには次の属性があります。

表8-15 複合結合タグの属性

属性名 説明

hints

Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この複合結合に指定されたデータベース・ヒントをリストします。

cardinality

結合のカーディナリティを示します。有効な値は、ONE TO ONEZERO OR ONE TO ONEONE TO ZERO OR ONEZERO OR ONE TO ZERO OR ONEONE TO MANYZERO OR ONE TO MANYZERO OR ONE TO MANYMANY TO ONEMANY TO ZERO OR ONEまたはMANY TO MANYです。

extName

結合の外部名です。


複合結合タグには次の子要素があります。

表8-16 複合結合の子要素

要素名 説明

Tables

結合の物理表を参照します。各物理表は、RefPhysicalTableRefCubeTableRefAWCubeまたはRefAWDimensionというサブ要素に含まれています。

Expr

2つの表の関係を定義する式を含みます。

ExternalExpr

ADF Business Componentデータ・ソースに使用される外部式を含みます。


構文

<ComplexJoin …
     hints=""
     cardinality=""
     extName="">
   <Description />
   <Tables>
     <RefPhysicalTable …/>
     <RefPhysicalTable …/>
   </Tables>
   <Expr> … </Expr>
   <ExternalExpr> … </ExternalExpr>
</ComplexJoin>

<ComplexJoin name="D04 Time Rolling Mth_F90 Facts Rolling Time Mth"
     id="3012:43263" uid="80cb6b78-0bc4-0000-714b-e31d00000000">
   <Tables>
     <RefPhysicalTable id="3001:42446"
      uid="80cb6847-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;
       .&quot;BISAMPLE&quot;.&quot;F90 Facts Rolling Time Mth&quot;"/>
     <RefPhysicalTable id="3001:42407"
      uid="80cb6820-0bb9-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;01 - Sample App Data (ORCL)&quot;.&quot;Catalog&quot;
       .&quot;BISAMPLE&quot;.&quot;D04 Time Rolling Mth&quot;"/>
   </Tables>
   <Expr>
     <![CDATA["01 - Sample App Data (ORCL)"."Catalog"."BISAMPLE"."D04 Time Rolling
       Mth"."Mth_Key" >= "01 - Sample App Data (ORCL)"."Catalog"."BISAMPLE".
      "F90 Facts Rolling Time Mth"."Mth_Key"]]>
   </Expr>
</ComplexJoin>

8.11 XML要素: キューブ表

キューブ表要素は、物理レイヤーの物理キューブ表オブジェクトに対応します。

キューブ表タグには次の属性があります。

表8-17 キューブ表タグの属性

属性名 説明

extName

データ・ソースの外部名です。

type

物理キューブ表のタイプです。オプションは次のとおりです。

  • select: この物理表オブジェクトがSELECT文であることを示します。

  • sp: この物理キューブ表がストアド・プロシージャであることを示します。

  • alias: この物理キューブ表が論理表ソースの別名表であることを示します。

  • none: この物理キューブ表が通常の物理キューブ表であることを示します。

isCacheable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。

CacheExpiry

表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値0はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。

isCacheEventTable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。

pollFreq

秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。

x

物理図に表示される場合の表のx座標です。

y

物理図に表示される場合の表のy座標です。

rowCount

この物理キューブ表で取得した最新の行数です。

lastUpdated

この物理キューブ表の行数が最後に更新された時間です。

scriptPath

XMLデータ・ソースのみに使用できます。拡張ゲートウェイのスクリプト・パスです。

isSysGen

trueに設定されている場合、この物理キューブ表が内部ユーティリティによって生成されていることを示します。

isOverrideCacheProp

別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。

hints

この属性は使用されていません。

isDDLAggr

このキューブ表が集計表であるかどうかを示します。

memberReference

Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。キューブ・プロパティを示します(例: メンバー名)。

Essbaseキューブは複数のエイリアスを持つことがあり、memberReferenceの値はそのエイリアス名の1つです。問合せエンジンは、memberReferenceのエイリアス・セットに対して問合せを生成します。

dateFormat

Essbaseの場合のみ。日付メンバーの書式を定義します('yyyy-MM-dd'など)。この値は、インポート時に自動的に設定されます。

isMemberAliasUnique

これは問合せパフォーマンスに使用されます。データ・ソースのすべてのメンバー名が一意である場合は、オプション「パフォーマンスを上げるために未修飾のメンバー名を使用」を選択することでtrueに設定できます。


キューブ表タグには次の子要素があります。

表8-18 キューブ表の子要素

要素名 説明

Aliases

Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。このEssbaseキューブの任意の別名表について、使用する別名をリストします(Default、LongNames、Frenchなど)。

AliasTableVar

Essbaseデータ・ソースのみに使用できます。各AliasTableVarはEssbase別名表を表します。AliasTableVar子要素には、RefVariableというサブ要素が含まれます。

DBMap

この子要素は使用されません。

CubeVars

SAP/BWデータ・ソースのみに使用できます。キューブ変数は、問合せをパラメータ化する手段として使用されます。

各キューブ変数はCubeVarというサブ要素に含まれます。このサブ要素には、次の属性があります。

  • name: キューブ変数の名前。

  • caption: キューブ変数に関連付けられた説明(ラベルまたはキャプション)。主に表示目的で使用されます。

  • type: キューブ変数のタイプ(SAP_VAR_TYPE_MEMBERSAP_VAR_TYPE_HIERARCHYまたはSAP_VAR_TYPE_NUMERIC)。

  • selectionType: キューブ変数のタイプSAP_VAR_TYPE_MEMBERに対するキューブ変数の選択タイプ(SAP_VAR_SEL_TYPE_VALUESAP_SEL_TYPE_INTERVALまたはSAP_VAR_SEL_TYPE_COMPLEX)。

  • entryType: 変数の置換がオプションか必須かを示します。値には、SAP_VAR_INPUT_TYPE_OPTIONALSAP_VAR_INPUT_TYPE_MANDATORYまたはSAP_VAR_INPUT_TYPE_MANDATORY_NOT_INITIALがあります。

  • refDimension: 参照ディメンション。この列には、パラメータ・タイプSAP_VAR_TYPE_HIERARCHYDIMENSION_UNIQUE_NAMEが含まれます。

  • refHierarchy: 参照階層。この列には、変数タイプSAP_VAR_TYPE_MEMBERHIERARCHY_UNIQUE_NAMEが含まれます。

  • defaultLow: 変数のデフォルト値またはゼロが含まれます。

  • defaultHigh: 変数のデフォルト値またはゼロが含まれます。このプロパティは、選択タイプがSAP_VAR_SEL_TYPE_INTERVALおよびSAP_VAR_SEL_TYPE_SELECTIONの変数のみで重要になります。

  • overrideLow: キューブ変数のデフォルト値(defaultLowがゼロの場合に使用されます)。

  • overrideHigh: キューブ変数のデフォルト値(defaultHighがゼロの場合に使用されます)。

CalcScripts

この子要素は使用されません。

AnonymousCalcBlock

この子要素は使用されません。


構文

<CubeTable …
     extName=""
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     scriptPath=""
     isSysGen=""
     isOverrideCacheProp=""
     isDDLAggr=""
     memberReference=""
     dateFormat=""
     isMemberAliasUnique="">
   <Description />
   <Aliases>
   </Aliases>
   <AliasTableVar>
     <RefVariable …/>
     <RefVariable …/>
   </AliasTableVar>
   <CubeVars>
     <CubeVar …/>
     <CubeVar …/>
   </CubeVars>
</CubeTable>

<CubeTable name="Budget" parentName="&quot;FoodMart&quot;..&quot;&quot;"
     parentId="3025:55574" parentUid="80cb9c54-0bd1-0000-714b-e31d00000000"
     id="3039:55589" uid="80cb9c63-0bdf-0000-714b-e31d00000000"
     type="none" extName="Budget"
     isCacheable="false" x="170" y="50"
     memberReference="Default"
     dateFormat="MM-DD-YYYY" isMemberAliasUnique="true">
</CubeTable>

8.12 XML要素: 物理ディメンション

物理ディメンション要素は、物理レイヤーの物理ディメンション・オブジェクトに対応します。

物理ディメンション・タグには次の属性があります。

表8-19 物理ディメンション・タグの属性

属性名 説明

defaultMember

この物理ディメンションのデフォルトのメンバーです。


物理ディメンション・タグには次の子要素があります。

表8-20 物理ディメンションの子要素

要素名 説明

Hierarchies

この物理ディメンションに属する階層を参照します。各階層はRefPhysicalHierarchyというサブ要素に含まれます。

UserAttributes

この物理ディメンションのディメンション・プロパティを参照します。

各ディメンション・プロパティはRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

AlternateHierarchyNames

Essbase物理ディメンション・オブジェクトについて、このディメンションに属する任意の代替階層の名前をリストします。

各階層名はNameというサブ要素に含まれます。


構文

<PhysicalDimension …
     defaultMember="">
   <Description />
   <Hierarchies>
     <RefPhysicalHierarchy …/>
   </Hierarchies>
   <UserAttributes>
     <RefCubeColumn …/>
   </UserAttributes>
   <AlternateHierarchyNames>
     <Name …/>
   </AlternateHierarchyNames>
</PhysicalDimension>

<PhysicalDimension name="Months" 
     parentName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
      &quot;..&quot;Sample&quot;"
     parentId="3039:55589" parentUid="80cb9c63-0bdf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3064:55587" uid="80cb9c61-0bf8-0000-714b-e31d00000000">
   <Hierarchies>
     <RefPhysicalHierarchy id="3041:55581"
      uid="80cb9c5b-0be1-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
       &quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Months&quot;"/>
   </Hierarchies>
   <UserAttributes>
     <RefCubeColumn id="3043:55696"
      uid="80cb9cce-0be3-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
       &quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Months Leaf Indicator&quot;"/>
     <RefCubeColumn id="3043:55697"
      uid="80cb9ccf-0be3-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
       &quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Months Root Indicator&quot;"/>
   </UserAttributes>
   <AlternateHierarchyNames>
     <Name>
       <![CDATA[Calendar]]>
     </Name>
     <Name>
       <![CDATA[Fiscal]]>
     </Name>
   </AlternateHierarchyNames>
</PhysicalDimension>

8.13 XML要素: 物理階層

物理階層要素は、物理レイヤーの物理階層オブジェクトに対応します。

物理階層タグには次の属性があります。

表8-21 物理階層タグの属性

属性名 説明

memberType

値は、Unknown,、Regular、All、Formula、Measureです。デフォルト値はUnknownです。

extName

物理階層の外部名です。

type

物理階層のタイプです。オプションには、FULLY BALANCEDUNBALANCEDRAGGED BALANCEDおよびNETWORKがあります。

このオプションは、管理ツールの「物理階層」ダイアログにある「階層タイプ」オプションに対応します。

dimType

この階層が属するディメンションのディメンション・タイプ(メジャー・ディメンションなど)です。

rowCount

この物理階層で取得した最新の行数です。

isTimeDim

trueに設定されている場合、この物理ディメンションが時間ディメンションであることを示します。

dimUniqueName

この階層が属するディメンションの名前です。

isMemberAliasUnique

別名を含むメンバー名が階層内で一意であり、Oracle BIサーバーで固有のMDX構文を利用してパフォーマンスを最適化できるかどうかを示します。

このオプションは、管理ツールの「物理階層」ダイアログにある「パフォーマンスを上げるために未修飾のメンバー名を使用」オプションに対応します。


物理階層タグには次の子要素があります。

表8-22 物理階層の子要素

要素名 説明

Columns

親子(値)階層に使用できます。この物理階層に属するキューブ列のセットを参照します。

各キューブ列はRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

MemberKey

親子(値)階層に使用できます。この階層のメンバー・キーであるキューブ列を参照します。

メンバー・キー列はRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

ParentKey

親子(値)階層に使用できます。この階層の親キーであるキューブ列を参照します。

親キー列はRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。

Levels

レベル・ベースの階層に使用できます。この物理階層に属する物理レベルのセットを参照します。

各レベルはRefPhysicalLevelというサブ要素に含まれます。


構文

<PhysicalHierarchy …
     memberType=""
     extName=""
     type=""
     dimType=""
     rowCount=""
     isTimeDim=""
     dimUniqueName=""
     isMemberAliasUnique="">
   <Description />
   <Columns>
     <RefCubeColumn …/>
   </Columns>
   <MemberKey>
     <RefCubeColumn …/>
   </MemberKey>
   <ParentKey>
     <RefCubeColumn …/>
   </ParentKey>
   <Levels>
     <RefPhysicalLevel …/>
   </Levels>
</PhysicalHierarchy>

<PhysicalHierarchy name="Employees" 
     parentName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;
      .&quot;BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;"
     parentId="3039:73265" parentUid="80cbf73c-0bdf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3041:73255" uid="80cbf732-0be1-0000-714b-e31d00000000"
     memberType="all"
     extName="Employees"
     type="VALUE" dimType="Other" dimUniqueName="Employees"
     isMemberAliasUnique="true">
   <Columns>
     <RefCubeColumn id="3043:73365"
      uid="80cbf7a0-0be3-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employee Name&quot;"/>
     <RefCubeColumn id="3043:73367" 
      uid="80cbf7a2-0be3-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employee Name - Memnor&quot;"/>
... 
   </Columns>
   <MemberKey>
     <RefCubeColumn id="3043:73365" 
      uid="80cbf7a0-0be3-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employee Name&quot;"/>
   </MemberKey>
   <ParentKey>
     <RefCubeColumn id="3043:74681" 
      uid="80cbfaa4-0be3-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employees Parent Key&quot;"/>
   </ParentKey>
   <Levels>
     <RefPhysicalLevel id="3045:73449"
      uid="80cbf7f4-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employees&quot;.&quot;
       All Employees&quot;"/>
     <RefPhysicalLevel id="3045:73450"
      uid="80cbf7f5-0be5-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;04 - Essbase Sample E2 (Default Import)&quot;.&quot;
       BISAMPLE&quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Employees&quot;.&quot;
       Employee L1&quot;"/>
...
   </Levels>
</PhysicalHierarchy>

8.14 XML要素: 物理レベル

物理レベル要素は、物理レイヤーの物理キューブ表オブジェクトの物理レベルに対応します。

物理レベル・タグには次の属性があります。

表8-23 物理レベル・タグの属性

属性名 説明

levelNum

階層内の物理レベルの順番を示します。

extName

レベルの完全修飾名です。

rowCount

この物理レベルで取得した最新の行数です。


物理レベル・タグには次の子要素があります。

表8-24 物理レベルの子要素

要素名 説明

LevelKey

この物理レベルのキー列を参照します。

キー列はRefCubeColumnというサブ要素に含まれます。


構文

<PhysicalLevel …
     levelNumber=""
     extName=""
     rowCount="">
   <Description />
   <LevelKey>
     <RefCubeColumn …/>
   </LevelKey>
</PhysicalLevel>

<PhysicalLevel name="Brands" 
     parentName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
      &quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Products&quot;"
     parentId="3041:55576" parentUid="80cb9c56-0be1-0000-714b-e31d00000000"
     id="3045:55742" uid="80cb9cfc-0be5-0000-714b-e31d00000000"
     levelNum="1" extName="Brands">
   <LevelKey>
     <RefCubeColumn id="3043:55604" 
      uid="80cb9c72-0be3-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE
       &quot;..&quot;Sample&quot;.&quot;Brands&quot;"/>
   </LevelKey>
</PhysicalLevel>

8.15 XML要素: キューブ列

キューブ列要素は、物理レイヤーの物理キューブ・オブジェクトのキューブ列に対応します。

キューブ列タグには次の属性があります。

表8-25 キューブ列タグの属性

属性名 説明

extName

  • キューブ列の外部名です。この属性は、複数の階層で同じ名前(STATEなど)が使用されている場合に必要になります。

aggrType

列での集計のタイプです(ある場合)。

dataType

VARCHARなどのキューブ列のデータ型です。

nullable

trueに設定されている場合、この列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。

precision

キューブ列のデータ型の精度です。

scale

列のデータ型のスケールです。

rowCount

このキューブ列で取得した最新の行数です。

lastUpdated

このキューブ列の行数が最後に更新された時間です。

dimPropType

Essbaseディメンション列のみに使用できます。キューブ列のプロパティ・タイプを示します。有効な値は次のとおりです。

  • uda: ユーザー定義属性(UDA)タイプ。

  • memnor: 論理レイヤーのアウトライン・ソートに使用されるMemnorタイプ。各ディメンションの最低レベルでインポートされます。管理ツールでは「アウトライン・ソート」と呼ばれます。

  • attribute: 属性タイプ。属性ディメンションに使用できます。

  • other: リストにないタイプ、または不明。

  • none: 列にプロパティ・タイプがない。このタイプは、管理ツールの「メンバーの別名」にマップされていることに注意してください。

  • ancestorRef: ディメンションの祖先を参照。

  • memberKey: 列がメンバー・キー。

  • levelNumber: 列が階層の最下位メンバー。管理ツールでは「リーフ」と呼ばれます。

  • genNumber: 列が階層のルート・メンバー。管理ツールでは「ルート」と呼ばれます。

  • ancestorRef: ディメンションの親を参照。


キューブ列タグには次の子要素があります。

表8-26 キューブ列の子要素

要素名 説明

AttributeHierarchy

このキューブ列が属する物理階層を参照します。

階層はRefPhysicalHierarchyというサブ要素に含まれます。

PhysicalLevel

このキューブ列が属する物理レベルを参照します。

レベルはRefPhysicalLevelというサブ要素に含まれます。


構文

<CubeColumn …
     extName=""
     aggrType=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     dimPropType="">
   <Description />
   <AttributeHierarchy>
     <RefPhysicalHierarchy …/>
   </AttributeHierarchy>
   <PhysicalLevel>
     <RefPhysicalLevel …/>
   </PhysicalLevel>
</CubeColumn>

<CubeColumn name="Month Names" 
     parentName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE&quot;
      ..&quot;Sample&quot;"
     parentId="3039:55589" parentUid="80cb9c63-0bdf-0000-714b-e31d00000000"
     id="3043:55660" uid="80cb9caa-0be3-0000-714b-e31d00000000" 
     extName="Month Names" dataType="VARCHAR" precision="128" 
     nullable="true" dimPropType="none">
   <PhysicalLevel>     <RefPhysicalLevel id="3045:55757" 
      uid="80cb9d0b-0be5-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;03 - Essbase Sample E1&quot;.&quot;BISAMPLE&quot;
       ..&quot;Sample&quot;.&quot;Month of Year&quot;.&quot;Month Names&quot;"/>
   </PhysicalLevel>
</CubeColumn>

8.16 XML要素: アナリティック・ワークスペース

アナリティック・ワークスペース要素は、物理レイヤーのOracle OLAPアナリティック・ワークスペース(AW)オブジェクトに対応します。

アナリティック・ワークスペース・タグには次の属性があります。

表8-27 アナリティック・ワークスペース・タグの属性

属性名 説明

version

アナリティック・ワークスペースのバージョンです。


アナリティック・ワークスペース・タグには次の子要素があります。

表8-28 アナリティック・ワークスペースの子要素

要素名 説明

DynamicName

セッション変数を使用してこのアナリティック・ワークスペースの名前が指定されている場合、この要素はそのセッション変数を参照します。

セッション変数はRefVariableというサブ要素に含まれます。


構文

<AnalyticWorkspace …
     version="">
   <Description />
   <DynamicName>
     <RefVariable …/>
   </DynamicName>
</AnalyticWorkspace>

<AnalyticWorkspace name="GLOBAL"
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;"
     parentId="3025:8" parentUid="000000ad-0bd1-0000-714b-e31d00000000"
     id="3049:9" uid="000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000"
     version="10">
</AnalyticWorkspace>

8.17 XML要素: AWキューブ

AWキューブ要素は、物理レイヤーのOracle OLAPキューブ・オブジェクトに対応します。

AWキューブ・タグには次の属性があります。

表8-29 AWキューブ・タグの属性

属性名 説明

extName

物理SQL問合せでキューブの参照時に使用される物理名。

isCacheable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。

CacheExpiry

表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値0はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。

isCacheEventTable

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。

pollFreq

秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。

x

物理図に表示される場合の表のx座標です。

y

物理図に表示される場合の表のy座標です。

rowCount

このOracle OLAPキューブで取得した最新の行数です。

lastUpdated

このOracle OLAPキューブの行数が最後に更新された時間です。

hints

Oracle Databaseのみに使用できます。INDEXヒントやLEADINGヒントなど、この物理表に指定されたデータベース・ヒントをリストします。

isExtGatewayInProcess

XMLデータ・ソースのみに使用できます。この物理表がプロセスの拡張ゲートウェイの部分であることを示します。

isOverrideCacheProperties

別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。

isDDLAggr

このOracle OLAPキューブが集計表であるかどうかを示します。

isPartitioned

trueに設定されている場合、キューブが1つ以上のディメンションによってパーティション化されていることを示します。

isSysGen

trueに設定されている場合、このOracle OLAPキューブが内部ユーティリティによって生成されていることを示します。

densityStatus

Oracle OLAP 10gキューブのみに使用できます。キューブのデータが密であるかスパースであるかを示します。どちらも指定されていない場合、Oracle BIサーバーではデータがスパースであると認識されます。

有効な値は、densesparseおよびunknownです。

materializationStatus

Oracle OLAP 10gキューブのみに使用できます。キューブが完全に実体化されているかどうかを示します。

有効な値は、fullynot fullyおよびunknownです。


AWキューブ・タグには次の子要素があります。

表8-30 AWキューブの子要素

要素名 説明

Columns

このOracle OLAPキューブに属するOracle OLAP列を参照します。

各Oracle OLAP列はRefAWColumnというサブ要素に含まれます。

AggrConnPool

このOracle OLAPキューブが集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。

接続プールはRefConnectionPoolというサブ要素に含まれます。

CompositeInfo

キューブのディメンションを参照します。

Compositeというサブ要素を持ちます。これには、nameという1つの属性とDimensionというサブ要素が含まれます。各ディメンションはDimensionサブ要素に格納されます。


構文

<AWCube …
     extName=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     hints=""
     isExtGatewayInProcess=""
     isOverrideCacheProp=""
     isDDLAggr=""
     isSysGen=""
     isPartitioned=""
     densityStatus""
     materializationStatus="">
   <Description />
   <Columns>
     <RefAWColumn …/>
   </Columns>
   <AggrConnPool>
     <RefConnectionPool …/>
   </AggrConnPool>
   <CompositeInfo>
      <Composite name="">
        <Dimension …/>
     </Composite>
   </CompositeInfo>
</AWCube>

<AWCube name="Units Cube" 
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;"
     parentId="3049:9" parentUid="000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000"
     id="3054:10" uid="000000af-0bee-0000-714b-e31d00000000"
     extName="Units Cube">
   <Columns>
     <RefAWColumn id="3060:11"
      uid="000000b5-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;GLOBAL&quot;.&quot;Units Cube&quot;.&quot;Units&quot;"/>
     <RefAWColumn id="3060:12"
      uid="000000b6-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;GLOBAL&quot;.&quot;Units Cube&quot;.&quot;Sales&quot;"/>
...
   <Columns>
   <CompositeInfo>
     <Composite name="UNITS_CUBE_COMPOSITE">
      <Dimension><![CDATA[CUSTOMER]]></Dimension>
      <Dimension><![CDATA[PRODUCT]]></Dimension>
      <Dimension><![CDATA[CHANNEL]]></Dimension>
     </Composite>
   </CompositeInfo>
</AWCube>

8.18 XML要素: AWディメンション

AWディメンション要素は、物理レイヤーのOracle OLAPディメンション・オブジェクトに対応します。

AWディメンション・タグには次の属性があります。

表8-31 AWディメンション・タグの属性

属性名 説明

type

ディメンションのタイプです。

isCacheable

trueに設定されている場合、このディメンションがOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。

CacheExpiry

trueに設定されている場合、このディメンションがOracle BIサーバーの問合せキャッシュに含まれていることを示します。

isCacheEventTable

表のエントリが問合せキャッシュに保持される時間です。値0はキャッシュ・エントリに期限がないことを示します。

isOverrideCacheProp

別名表のみに使用できます。trueに設定されている場合、別名表に、ソース表のキャッシュ・プロパティよりも優先される独自のキャッシュ・プロパティが設定されていることを示します。

pollFreq

trueに設定されている場合、この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表として登録されていることを示します。

x

秒単位のポーリング間隔を示します。この表がOracle BIサーバーのイベント・ポーリング表である場合のみに適用されます。デフォルト値は3600秒です。

y

物理図に表示される場合の表のx座標です。

rowCount

物理図に表示される場合の表のy座標です。

lastUpdated

このOracle OLAPディメンションの行数が最後に更新された時間です。

hints

この属性は使用されていません。

isSysGen

trueに設定されている場合、このOracle OLAPディメンションが内部ユーティリティによって生成されていることを示します。

isDDLAggr

このOracle OLAPディメンションが集計表であるかどうかを示します。

isTimeDim

trueに設定されている場合、このOracle OLAPディメンションが時間ディメンションであることを示します。

isRagged

trueに設定されている場合、このディメンション階層が非バランス型であることを示します。非バランス型の階層とは、異なる深さのレベルを含む階層のことです。

isSkipped

trueに設定されている場合、このディメンション階層がレベル・スキップ階層であることを示します。レベル・スキップ階層とは、特定の親レベルの値を持たないメンバーが存在する階層のことです。

extName

物理SQL問合せでディメンションの参照時に使用される物理名。


AWディメンション・タグには次の子要素があります。

表8-32 AWディメンションの子要素

要素名 説明

AggrConnPool

このAWディメンションが集計表である場合、この要素は集計に使用される接続プールを参照します。

接続プールはRefConnectionPoolというサブ要素に含まれます。

AWObjects

階層のリストなど、このディメンションに関連付けられたOracle OLAPオブジェクトを参照します。

各オブジェクトはAWObjectというサブ要素に含まれます。このサブ要素には、次の属性があります。

  • name

  • type

  • dataType

  • nullable

  • precision

  • scale


構文

<AWDimension …
     type=""
     isCacheable=""
     cacheExpiry=""
     isCacheEventTable=""
     isOverrideCacheProp=""
     pollFreq=""
     x=""
     y=""
     rowCount=""
     lastUpdated=""
     isSysGen=""
     isDDLAggr=""
     isTimeDim=""
     extName="">
   <Description />
   <AggrConnPool>
     <RefConnectionPool …/>
   </AggrConnPool>
   <AWObjects>
     <AWObject name="" type="" dataType="" …/>
     <AWObject name="" type="" dataType="" …/>
   </AWObjects>
</AWDimension>

<AWDimension name="Customer"
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;" 
     parentId="3049:9" parentUid="000000ae-0be9-0000-714b-e31d00000000"
     id="3052:91" uid="000000b3-0bec-0000-714b-e31d00000000"
     type="none" extName="CUSTOMER">
   <AWObjects>
     <AWObject type="HIER_LIST" name="CUSTOMER_HIERLIST" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
     <AWObject type="LEVEL_LIST" name="CUSTOMER_LEVELLIST" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
     <AWObject type="IN_HIER" name="CUSTOMER_INHIER" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
     <AWObject type="PARENT_REL" name="CUSTOMER_PARENTREL" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
     <AWObject type="LEVEL_REL" name="CUSTOMER_LEVELREL" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
     <AWObject type="FAMILY_REL" name="CUSTOMER_FAMILYREL" dataType="VARCHAR"
      precision="100"/>
   </AWObjects>
</AWDimension>

8.19 XML要素: AW階層

AW階層要素は、物理レイヤーのOracle OLAP階層オブジェクトに対応します。

AW階層タグには次の属性があります。

表8-33 AW階層タグの属性

属性名 説明

type

Oracle OLAP階層のタイプ(valueまたはlevel)です。

isDefault

trueに設定されている場合、これがOracle OLAPディメンションのデフォルト階層であることを示します。

extName

物理SQLの問合せで階層を参照する際に使用される物理名です。

dataType

VARCHARなどのOracle OLAP階層のデータ型です。

nullable

trueに設定されている場合、Oracle OLAP階層に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。

precision

Oracle OLAP階層のデータ型の精度です。

scale

Oracle OLAP階層のデータ型のスケールです。


AW階層タグには次の子要素があります。

表8-34 AW階層の子要素

属性名 説明

Levels

レベル・ベースの階層のみに使用できます。このOracle OLAP階層の単一または複数のレベルを参照します。

各レベルはRefAWLevelというサブ要素に含まれます。

Columns

値ベースの階層のみに使用できます。このOracle OLAP階層の単一または複数の列を参照します。

各列はRefAWColumnというサブ要素に含まれます。

MemberKey

メンバー・キーを参照します(親子階層の場合)。

メンバー・キーはRefAWColumnというサブ要素に含まれます。


構文

<AWHierarchy …
     type=""
     isDefault=""
     extName=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale="">
   <Description />
   <Levels>
     <RefAWLevel ../>
   </Levels>
   <Columns>
     <RefAWColumn …/>
   </Columns>
   <MemberKey>
     <RefAWColumn …/>
   </MemberKey>
</AWHierarchy>

<AWHierarchy name="Primary" 
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;
      Channel&quot;"
     parentId="3052:84" parentUid="000000b2-0bec-0000-714b-e31d00000000"
     id="3056:138" uid="0000012f-0bf0-0000-714b-e31d00000000"
     isDefault="true" extName="PRIMARY" dataType="UNKNOWN">
   <Levels>
     <RefAWLevel id="3058:150"
      uid="0000013b-0bf2-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;Channel&quot;.&quot;Primary&quot;.&quot;Total Channel&quot;"/>
     <RefAWLevel id="3058:151"
      uid="0000013c-0bf2-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;Channel&quot;.&quot;Primary&quot;.&quot;Channel&quot;"/>
   </Levels>
</AWHierarchy>

8.20 XML要素: AWレベル

AWレベル要素は、物理レイヤーのOracle OLAPレベル・オブジェクトに対応します。

AWレベル・タグには次の属性があります。

表8-35 AWレベル・タグの属性

属性名 説明

extName

物理SQLの問合せでレベルを参照する際に使用される物理名です。

dataType

VARCHARなどのOracle OLAPレベルのデータ型です。

nullable

trueに設定されている場合、Oracle OLAPレベルに対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。

precision

Oracle OLAPレベルのデータ型の精度です。

scale

Oracle OLAPレベルのデータ型のスケールです。


AWレベル・タグには次の子要素があります。

表8-36 AWレベルの子要素

要素名 説明

Columns

このOracle OLAPレベルの単一または複数の列を参照します。

各列はRefAWColumnというサブ要素に含まれます。

LevelKey

このOracle OLAPレベルのキー列を参照します。

キー列はRefAWColumnというサブ要素に含まれます。


構文

<AWLevel …
     extName=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale="">
   <Description />
   <Columns>
     <RefAWColumn …/>
   </Columns>
   <LevelKey>
     <RefAWColumn …/>
   </LevelKey>
</AWLevel>

<AWLevel name="All Years"
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
      .&quot;Time&quot;.&quot;Calendar Year&quot;"
     parentId="3056:136" parentUid="0000012d-0bf0-0000-714b-e31d00000000"
     id="3058:142" uid="00000133-0bf2-0000-714b-e31d00000000"
     extName="ALL_YEARS" dataType="UNKNOWN">
   <Columns>
     <RefAWColumn id="3060:49" 
      uid="000000d9-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;Time&quot;.&quot;CALENDAR_YEAR - All Years - Long Description
       &quot;"/>
     <RefAWColumn id="3060:50" 
      uid="000000da-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;Time&quot;.&quot;Calendar Year - All Years&quot;"/>
   </Columns>
   <LevelKey>
     <RefAWColumn id="3060:50" 
      uid="000000da-0bf4-0000-714b-e31d00000000"
      qualifiedName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
       .&quot;Time&quot;.&quot;Calendar Year - All Years&quot;"/>
   </LevelKey>
</AWLevel>

8.21 XML要素: AW列

AW列要素は、物理レイヤーのAW列オブジェクトに対応します。

AW列タグには次の属性があります。

表8-37 AW列タグの属性

属性名 説明

extName

物理SQLの問合せで列を参照する際に使用される物理名です。

isParentKey

このOracle OLAP列がレベルの親キーであるかどうかを示します。

dataType

VARCHARなどのOracle OLAP列のデータ型です。

scale

Oracle OLAP列のデータ型のスケールです。

nullable

trueに設定されている場合、Oracle OLAP列に対してNull値が許可されていることを示します。これにより、特定の機能および外部結合に必要なNull値をユーザーに返すことができます。

precision

Oracle OLAP列のデータ型の精度です。


AW列タグには子要素はありません。

構文

<AWColumn …
     extName=""
     isParentKey=""
     dataType=""
     nullable=""
     precision=""
     scale="">
   <Description />
</AWColumn>

<AWColumn name="Sales"
     parentName="&quot;Demo AW&quot;.&quot;GLOBAL&quot;.&quot;GLOBAL&quot;
      .&quot;Units Cube&quot;"
     parentId="3054:10" parentUid="000000af-0bee-0000-714b-e31d00000000"
     id="3060:12" uid="000000b6-0bf4-0000-714b-e31d00000000" 
     extName="UNITS_CUBE_SALES" dataType="DOUBLE" nullable="true">
</AWColumn>