リクエストの送信

Oracle Business Process ManagementのREST APIを使用してリクエストを送信する場合は、次のガイドラインを使用します。

URLの構造

次のURL構造を使用して、Oracle Business Process ManagementのRESTリソースにアクセスします。
https://example.com/bpm/api/3.0/
変数の意味は次のとおりです。
  • example.com - Oracle Business Process Managementが実行しているホスト。

    Oracle Business Process Management自体にはアクセスしないため、同じホストを使用してOracle Business Process ManagementのREST APIにアクセスします。

    このドキュメントのすべての例では、簡潔になるようにexample.comをホストとして使用しています。

  • /bpm/api/3.0/ - Oracle Business Process ManagementのRESTリソースの修正済接頭辞。リソースの一覧については、「RESTエンドポイント」を参照してください。

リクエスト・データ形式

リクエストの本文パラメータの形式は次のとおりです。

{ "name1":"value1", "name2":"value2", "name3":"value3" }

パラメータにサブパラメータがある場合、角カッコで囲みます。

{ "name1":[{"subname1":"subvalue1"},{"subname2":"subvalue2"}] }

たとえば、ここでは、To Doタスク作成操作のリクエストの本文パラメータについて説明します。

本文パラメータは、dueDate、priority、startDate、title、assigneesです。assigneesのパラメータは、idとtypeです。

ここでは、To Doタスク作成操作のリクエスト・データの例を示します。

{
    "dueDate":"2015-07-26 11:58:59",
    "priority":"1",
    "startDate":"2015-05-26 11:58:59",
    "title":"myTodoTaskTesting5",
    "assignees":[{"id":"jlondon","type":"user"}]
}

共通の問合せパラメータ

リストを取得するGET操作で、次の表に示す問合せパラメータを使用します。

名前 説明
limit
1から100の間のページ当たりのリスト項目の最大数、デフォルトは25。たとえば、ページ当たりの項目を15に設定します。
?limit=15
offset
リスト項目のページにある最初の項目の索引、デフォルトは1。たとえば、ページ当たりの項目が15の場合、これは2ページ目で開始します。
?offset=16

サポートされているメソッド

次の表に概要を示すように、標準HTTPメソッド・リクエストを使用して、Oracle Business Process Managementリソースに対して基本的なCRUD操作(作成、読取り、更新、削除)を実行できます。

HTTPメソッド 説明
GET リソースに関する情報を取得します。
POST リソースを作成します。
PUT リソースを更新します。
DELETE リソースを削除します。

メディア・タイプ

Oracle Business Process ManagementのREST APIでサポートされるメディア・タイプはapplication/jsonのみです。

サポートされているヘッダー

Oracle Business Process ManagementのREST APIでは、HTTPリクエストまたはレスポンスのヘッダー部に渡される次のヘッダーをサポートしています。

ヘッダー 説明
Content-Type リクエストの本文のメディア・タイプ。POSTリクエストの場合に必須です。 Content-Type: application/json
Accept レスポンスの本文のメディア・タイプ。 Accept: application/json