この図は、HotCacheを使用して想定されるシナリオを示します。キャッシュをウォームした後、次のようにします。
GoldenGateを起動します。GoldenGateによって、目的の変更に対するトランザクション・ログがモニターされます。これらの変更内容は追跡ファイルに格納されます。
Coherenceキャッシュ・サーバーを起動して、キャッシュをウォーミングします。
HotCacheを起動して、追跡ファイル内の変更内容をキャッシュに伝播できるようにします。キャッシュのウォーミング中に変更が発生した場合は、変更内容が消失しないように、HotCacheが起動するとその変更が即時にキャッシュに適用されます。
アプリケーション・クライアントを起動します。操作の一部として、キャッシュで問合せを実行します。
サード・パーティ・アプリケーションによって、データベースの直接更新が実行されます。
GoldenGateによってデータベースの変更が検出され、Coherenceキャッシュに伝播されます。
アプリケーション・クライアントが、キャッシュ内の変更を確認します。