次の各トピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更された機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。
Oracle Coherence 12c (12.2.1)には、このドキュメントに関して次の新機能と変更された機能があります。
動的管理モードは、自動的に最も上位のクラスタ・メンバーをJMXクラスタ・メンバーとして選択します。「動的管理モードの使用」を参照してください。
Coherence用Java VisualVMプラグイン: リアルタイム分析およびトラブルシューティング用にCoherenceクラスタのモニターを可能にします。新しいバージョンのCoherence-JVisualVMプラグインが使用可能で、新しい機能が含まれます。含まれる機能は次のとおりです。ノードの状態のレポート、ニア・キャッシュ統計の表示、パーティション統計の表示、JCache統計の表示、エラスティック・データ統計の表示、キャッシュ永続性の管理およびフェデレーテッド・キャッシュの管理。詳細は、「Coherence-JVisualVMプラグインを使用したCoherenceクラスタのモニター」を参照してください。
フェデレーション・レポートは、フェデレーテッド・キャッシュを使用する際に管理情報を提供します。第6章を参照してください。
永続性レポートは、キャッシュ永続性を使用する際に管理情報を提供します。第6章を参照してください。
FederationManagerMBean
MBean、TopologyMBean
MBean、DestinationMBean
MBeanおよびOriginMBean
MBeanは、フェデレーテッド・キャッシュの管理属性および操作を公開します。付録Aを参照してください。
PersistenceCoordinatorMBean
MBeanは、キャッシュ永続性の管理属性および操作を公開します。「PersistenceCoordinatorMBean」を参照してください。
SimpleStrategyMBean
MBean: 単純なパーティション割当て戦略を使用して、管理属性および操作を公開します。「SimpleStrategyMBean」を参照してください。
このガイドは12c (12.2.1)でいくつかの点が更新されました。次の表に、追加または変更された項を示します。
管理対象Coherenceサーバーを使用する際にカスタムMBeansを登録する項が追加されました。「管理対象のCoherenceサーバーへのカスタムMBeanの登録」を参照してください。
ServiceMBean
MBean参照が永続性属性を含むように修正されました。「ServiceMBean」を参照してください。
ReporterMBean
MBean参照が、操作レポート・ファイルおよびレポート・グループXMLを文字列として渡す機能を含むように修正されました。
MBeanリファレンス付録が新しい属性および操作と更新された属性および操作のすべてを含むよう改訂されました。付録Aを参照してください。