OPatchには、Oracleホームでのパッチの適用、パッチのロールバック、およびパッチ適用の検証を行うために使用できるコマンドが複数用意されています。OPatchを使用して、単一のパッチを適用およびロールバックしたり、複数のパッチを適用およびロールバックできます。
表1-3 Oracle Fusion Middleware環境へのパッチ適用時に使用される一般的なOPatchコマンド
コマンド | 説明 | 例 |
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opatch apply |
このコマンドは、現在のディレクトリのOracleホームに個別パッチを適用します。環境変数ORACLE_HOMEは、パッチを適用するOracleホームに設定する必要があります。 |
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opatch napply |
このコマンドは複数のパッチを適用します。 |
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opatch lsinventory |
このコマンドは、特定のOracleホームのインベントリを示すか、または検出できるすべてのインストールを表示します。このコマンドに必要なオプションはありません。 |
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opatch rollback |
このコマンドは、参照IDで示された適切なOracleホーム・ディレクトリから既存の個別パッチを削除します。 |
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opatch nrollback |
このコマンドは、複数の個別パッチを同時にロールバックします。 |