Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート 12c (12.2.1) E69917-02 |
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この章では、Oracle Fusion Middleware製品のインストールと構成に関する問題について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
この項の内容は次のとおりです。
Oracle Business Activity Monitoring (Oracle BAM) 12cをインストールする前に、必ずMy Oracle Supportで参照できるMy Oracle SupportドキュメントID 1682371.1を確認してください。
このサポート・ノートは、インストール直後のOracle BAM 12cに適用する必要がある必須パッチについての重要な情報を提供しています。
Oracle Fusion Middleware製品をインストールする前に、My Oracle Supportで入手可能な製品情報を確認することをお薦めします。
My Oracle Supportに登録すると、利用可能なパッチやその他の重要なOracle Fusion Middleware製品情報に関する重要な情報に簡単にアクセスできます。
この項の内容は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlを英語以外の環境で使用する場合、既存のマシンのノード・マネージャの設定を編集して「タイプ」を「プレーン」に設定しようとすると、問題が発生することがあります。
たとえば、既存のマシンのノード・マネージャを編集するために「構成」→「ノード・マネージャ」ページに移動すると、「タイプ」フィールドは空白で表示されます。「タイプ」フィールドを手動で「プレーン」に設定した場合、設定を保存しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。
この問題が発生した場合は、次のいずれかの回避策を選択します。
WebLogic Server管理コンソールを使用して、ノード・マネージャの設定を編集します。
詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのノード・マネージャの構成に関する項を参照してください。
Fusion Middleware Controlを英語のブラウザで使用して、ノード・マネージャの設定を編集します。
『Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のノード・マネージャの設定の構成に関する項を参照してください。
Oracle WebLogic Serverに最新のパッチを適用した後、Discoverer、Access ManagerおよびIdentity Managerなどのミドルウェア・サービスを起動するために、ORACLE_HOME
/server/lib/weblogic.policy
ファイルを編集して次のエントリを含める必要があります。
grant codeBase "file:ORACLE_HOME/WLS/patch_jars/-" { permission java.lang.RuntimePermission "oracle.*","read"; };
ORACLE_HOME
は、Oracleホーム・ディレクトリの場所で置換します。
WLS
を次のいずれかに置き換えます。
WebLogic Serverバージョン10.3.5の場合、patch_wls1035
WebLogic Serverバージョン10.3.6の場合、patch_wls1036
WebLogic Serverバージョン12.1.2の場合、patch_wls1212
この項の内容は次のとおりです。
1.3.9項「MFTインストール・ログ・ディレクトリにinstall<time-stamp>.outファイルが作成されない」
1.3.11項「SSL経由でOracle Internet DirectoryにアクセスするOracle WebLogic Serverの構成」
ノード・マネージャを次のいずれかとして動作するWindowsサービスとして登録する方法を示します。
スタンドアロンOHSドメイン
ODIエージェントと同じ場所に配置されたドメイン
ドメインの作成後に、次の手順を実行します。
JAVA_OPTIONS
環境変数を、適切なOracleホームおよびドメイン・ホーム・ディレクトリを指すように設定します。
set JAVA_OPTIONS=-Dohs.product.home=ORACLE_HOME -Dweblogic.RootDirectory=DOMAIN_HOME
たとえば、次のようになります。
set JAVA_OPTIONS=-Dohs.product.home=C:\Oracle\product\OHS\OracleHome -Dweblogic.RootDirectory=C:\Oracle\config\domains\OHSDomain
ドメイン・ホーム・ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
installNodeMgrSvc.cmd
スタンドアロンOHSのインストール完了時に、インストール後に実行する必要がある手順の1つとして、「ノード・マネージャおよびドメイン・サーバーを起動する」という手順が表示されます。
スタンドアロン・インストール中に構成されるドメイン・サーバーは存在しないため、この情報は正しくありません。
32ビット・システム用のJDKを使用してFusion Middleware製品を64ビット・システムにインストールしようとすると、インストール開始前にエラー・メッセージが表示されます。
Fusion Middlewareソフトウェアをインストールする前に、製品用のOracle Fusion Middlewareシステム要件および仕様のドキュメントを読み、次の場所から適切なJDKをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
64ビット・マシンで32ビットJDK7 JVMからインストーラjarファイルを実行すると、JVMのバージョンは正しく、ソフトウェアをインストールしているオペレーティング・システムのバージョンは正しくないという誤ったメッセージが表示されます。
Fusion Middlewareソフトウェアをインストールする前に、製品用のシステム要件および仕様のドキュメントを読み、次の場所から適切なJDKをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
AIXオペレーティング・システムへのOracle Web Tier 12cのインストール時に、ORACLE_HOME
/install/make.log
ファイルに警告メッセージが表示される可能性があります。
これらのメッセージは無視しても問題ありません。
AIXプラットフォームでは、OAMサーバーで簡易セキュリティ・モードが機能しません。
アーティファクト生成のために新しいWebゲート・エージェントを登録している場合、OAMサーバー・コンソールで「オープン」または「証明書セキュリティ・モード」を選択します。
OSBおよびSOAクラスタを正しいサーバー・グループを選択せずに構成すると、ドメイン作成は次の通知とともに失敗します。
Preparing... Extracting Domain Contents... Creating Domain Security Information... Starting OPSS Security Configuration Data Processing... The OPSS Security Configuration Data Processing Completed... Domain Creation Failed!
このエラーを回避するには、「管理対象サーバー」画面ですべての管理対象サーバーについてOSB-MGD-SVRS-COMBINEDおよびSOA-MGD-SVRSサーバー・グループを選択します。
OSBでSOAクラスタ・ドメインを拡張する際に、既存の管理対象サーバーを削除して新しい管理対象サーバーを作成すると、誤ったconfig.xml
ファイルが生成されます。たとえば、既存のsoa_server1を削除してosb_server1で置換すると、誤ったconfig.xml
ファイルになります。具体的には、config.xml
に次のSAFタグが存在していません。
<saf-agent> <name>ReliableWseeSAFAgent_auto_1</name> <target>osb_server1 (migratable)</target> <store>WseeFileStore_auto_1</store> </saf-agent> <saf-agent> <name>ReliableWseeSAFAgent_auto_2</name> <target>ms2 (migratable)</target> <store>WseeFileStore_auto_2</store> </saf-agent>
この問題を回避するには、拡張時にOSB用の新しい管理対象サーバーを作成します。
Managed File Transferで、ログ・インベントリにinstall<timestamp>.out
ファイルが作成されません。
これはエラーではありません。
OHS WebGateを構成してサーバーを再起動した後、Domain_Home
/server/ohs1/logs/oblog.log
ディレクトリのoblog.log
ファイルに次のエラー・メッセージが表示されます。
2014/06/10@05:56:29.81679 14314 27 INIT ERROR 0x000003B6 ../oblistrwutil.cpp:225 "Could not read file" filename^/scratch/aime/1213FMW/ASCORE/RC4BColocated/MW_HOME/webgate/ohs/config /oblog_config.xml 2014/06/10@05:56:43.14915 14313 9 INIT ERROR 0x000003B6 ../oblistrwutil.cpp:225 "Could not read file" filename^/scratch/aime/1213FMW/ASCORE/RC4BColocated/MW_HOME/webgate/ohs/config /oblog_config.xml
これを回避する手順は次のとおりです。
次を実行します。
cp
Oracle_Home
/webgate/ohs/config/oblog_config_wg.xml $
Oracle_Home
/webgate/ohs/config/oblog_config.xml
すべてのサーバーを再起動します。
SSL経由でOracle Internet Directory (OID)にアクセスするOracle WebLogic Serverを構成する場合、OIDサーバー証明書を取得してWebLogicドメインに追加する必要があります。OID証明書は、SSLハンドシェイクを成功させてOracle WebLogic ServerからOracle Internet Directoryへの接続を正常に確立するために必要です。
必要な証明書の取得およびWebLogic Serverストアへの追加の詳細は、『Oracle SOA Suiteエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』の中間層とハードウェア・ロード・バランサ間のSSL通信の有効化に関する項を参照してください。
この時点で既知の問題はありません。