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Oracle® Fusion Middleware SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteのQuick Start for Developersのインストール
12.2.1
E69954-02
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3 Oracle SOA Suite Quick Start for Developersのインストール

この章では、Quick Startインストールについて説明し、続いて統合WebLogic Serverのデフォルト・ドメインの使用およびスタンドアロン・ドメインの作成について説明します。

このインストールを開始する前に、「Quick Startディストリビューションの導入」を確認する必要があります。

3.1 概要

Quick Startインストールおよび構成ロードマップは、次のとおりです。

手順 説明

インストールを計画します。

第1章を使用して、目的を満たすディストリビューションおよび構成パスを決定しました。

Quick Startディストリビューションのダウンロードおよびインストール

Oracle SOA SuiteまたはOracle Business Process Management Suite用のQuick Startをダウンロードしてインストールします。

デフォルトまたはスタンドアロン・ドメインを構成します。

開発したアプリケーションのデフォルト・ドメイン、スタンドアロン・ドメインまたはコンパクト・ドメインを構成します。

アプリケーションを開発またはテストします。

アプリケーションを開発またはテストします。

3.2 Oracle SOA Suite Quick Startインストーラのダウンロード

  1. Quick Startをインストールするホスト・コンピュータにログインします。
  2. Oracle SOA Suite Quick Startインストーラのzipファイルを見つけてダウンロードします。SOA Suite Quick Startインストーラは、Oracle SOA Suite Downloadsの下のOracle Technology Networkにあります。

    指定された場所でインストーラが見つからない場合は、『Oracle Fusion Middlewareダウンロード、インストール、構成のREADMEファイル』でダウンロード元の場所を確認してください。

3.3 Oracle SOA Suite Quick Startインストーラの起動

この項では、Quick Startインストーラの起動方法について説明します。

ディストリビューションをダウンロードして動作保証されたJDKをインストールした後、次の手順を使用してQuick Startインストーラを起動できます。

  1. 内容を、簡単に見つけることができる場所に解凍します。複数の.jarファイルが作成される可能性があります。
  2. コマンド・プロンプトを使用して、jarファイルを解凍したディレクトリに移動します。

    適切なコマンドでウィザードを起動します。コマンドの例に、SOA Quick Startインストーラの実行方法を示します。

    インストーラ 実行コマンド

    UNIX用の汎用インストーラ

    JAVA_HOME/bin/java -jar fmw_12.2.1.0.0_soa_quickstart.jar  

    Windows用の汎用インストーラ

    JAVA_HOME\bin\java.exe -jar fmw_12.2.1.0.0_soa_quickstart.jar 

    注意:

    インストーラをサイレント・モードで起動して、インストール・プロセス中に構成オプションが表示されないようにすることもできます。サイレントまたはコマンド行のインストールの詳細は、Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストールのサイレント・モードでのOracle Universal Installerの使用に関する項を参照してください。

  3. インストール・ウィザードが起動します。インストーラの実行に問題がある場合は、システムの準備について再度確認してください。

    注意:

    複数のjarファイルが作成される場合でも、それらのすべてに対してインストール・コマンドを実行する必要はありません。fmw_12.2.1.0.0_soa_quickstart.jarに対してのみ前述のコマンドを実行する必要があります。

3.4 Oracle SOA Suiteのインストール画面のナビゲート

この項では、Quick Startのインストールについて説明します。

Quick Startインストーラを起動すると、次の表の画面が、記載されている順番でインストール・ウィザードに表示されます。

表3-1 Quick Startインストール画面

画面 説明

ようこそ

製品のインストーラの紹介画面です。

インストール場所

この画面を使用してOracleホーム・ディレクトリの位置を指定します。選択するディレクトリ名に空白が含まれていないことを確認してください。

Oracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』のインストールおよび構成用のディレクトリの選択に関する項を参照してください。

前提条件チェック

この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。

インストール・サマリー

この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの場所と名前を指定します。レスポンス・ファイルは、今後、サイレント・インストールを実行する場合に使用できます。

インストールの進行状況

この画面では、インストールの進行状況を参照できます。

インストール完了

インストールが完了すると、この画面が表示されます。この画面の情報を確認してください。

この画面の下部には、インストール・ウィザードを閉じる際にOracle JDeveloperを起動するためのチェック・ボックスがあります。

このガイドでは、このチェック・ボックスの選択を解除しておくことをお薦めします。

「終了」をクリックします。

インストール画面の詳細は、Oracle Universal InstallerによるインストールのOracle Universal Installerのインストール画面に関する項を参照してください。

3.5 次の手順

インストールの確認が終了したら、ドメインを構成する必要があります。ドメイン・オプションの詳細は、「ドメインの構成の理解」を参照してください。

それ以外の場合、次の表を使用して迅速に決定できます。

アクション リソース

統合WebLogic Serverをすぐに起動して、Java DBを使用したドメインを起動します。

このオプションでは、追加のインストールは必要ありません。

このドキュメントの「統合WebLogic Serverドメインの構成」を参照してください。

Quick Startインストールを使用するには、Oracleデータベースをインストールおよび構成します。

このオプションではOracleデータベースをインストールする必要がありますが、Oracle Managed File Transfer、Oracle Event ProcessingまたはOracle B2B/Healthcareなどの追加のOracle SOA Suiteコンポーネントを使用できます。

このドキュメントの「Oracle SOA Suite用のコンパクト・ドメインの構成」を参照してください。