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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceのインストールと構成
12c (12.2.1)
E69928-01
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A Oracle WebLogic ServerとCoherenceのディストリビューションの理解

この項では、Oracle WebLogic ServerとCoherenceのディストリビューション(fmw_12.2.1.0.0_wls.jar)の内容について説明します。次の表では、このディストリビューションに付属の製品と機能セットについて説明しています。

注意:

Oracle WebLogic Serverは、Oracle Fusion Middleware Infrastructureディストリビューション(fmw_12.2.1.0.0_infrastructure.jar)でも入手できます。『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』のInfrastructureの標準的なインストール・トポロジの理解に関する項を参照してください。

表A-1 Oracle Fusion Middleware Infrastructureの製品と機能

インストール・タイプ インストール済のアイテム 説明

WebLogic Server

WebLogic Server

エンタープライズ環境に適応したスケーラブルなJava EE (Java Platform, Enterprise Edition)アプリケーション・サーバー。WebLogic Serverインフラストラクチャは、様々な分散アプリケーションのデプロイメントをサポートしており、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいてアプリケーションを作成するための理想的な基盤です。

Coherence

Coherenceは、信頼のおけるスケーラビリティの高いピア・ツー・ピアのクラスタリング・プロトコル上で、複製および配布した(パーティション化した)データの管理とキャッシュ・サービスを行います。Coherenceでは単一点障害がなく、サーバーが正常に動作しなくなったときやネットワークから切断されたときには、クラスタ・データの管理サービスを自動的かつ透過的にフェイルオーバーして再配布します。新しいサーバーが追加されたとき、または障害が発生したサーバーを再起動するときは、クラスタを自動的に接続し、Coherenceがサービスをフェイルバックして、そのクラスタの負荷を透過的に再分配します。Coherenceには、サーバーが自動回復できるよう、ネットワークレベルでのフォルト・トレランス機能と透過的なソフト再起動機能も搭載されています。

Coherenceの詳細は、『Oracle Coherenceスタート・ガイド』を参照してください。

WebLogic Serverクライアント

WebLogic Serverインスタンスに接続するために必要なシン・クライアントJARです。Webサービス、JMS、ストア・アンド・フォワード、WebLogic RMI、JMS .NETおよびJMXクライアント用のJARを含みます。

管理コンソール

アクティブ・ドメインの管理と監視に使用される管理サーバーによってホストされるWebアプリケーション。

CIE WLS構成

Oracle Fusion Middleware構成ウィザードで使用するファイルを提供します。

サード・パーティJDBCドライバ

WebLogic Serverに付属する他のJDBCドライバを使用すると、WebLogic Server環境を外部データベースに接続することができます。

この機能セットの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のWebLogic ServerでのJDBCドライバの使用に関する項を参照してください。

サード・パーティJackson

JavaScript Object Notation (JSON)データ形式を処理するためのサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

サード・パーティJersey

Representational State Transfer (REST)アーキテクチャの公式実装を示すサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

詳細は、『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』を参照してください。

サード・パーティMaven Apache

Mavenはビルド管理ツールで、コンパイル、パッケージ化およびアーティファクト管理などのプロジェクト・ビルド作業の中心になります。

詳細は、継続的インテグレーション使用によるアプリケーションの開発を参照してください。

OPatch

OPatchユーティリティはOracle製品への個別パッチの適用とロールバックを可能にするツールです

Coherence

WebLogic Server

エンタープライズ環境に適応したスケーラブルなJava EE (Java Platform, Enterprise Edition)アプリケーション・サーバー。WebLogic Serverインフラストラクチャは、様々な分散アプリケーションのデプロイメントをサポートしており、サービス指向アーキテクチャに基づいてアプリケーションを作成するための理想的な基盤です。

Coherence

Coherenceは、信頼のおけるスケーラビリティの高いピア・ツー・ピアのクラスタリング・プロトコル上で、複製および配布した(パーティション化した)データの管理とキャッシュ・サービスを行います。Coherenceでは単一点障害がなく、サーバーが正常に動作しなくなったときやネットワークから切断されたときには、クラスタ・データの管理サービスを自動的かつ透過的にフェイルオーバーして再配布します。新しいサーバーが追加されたとき、または障害が発生したサーバーを再起動するときは、クラスタを自動的に接続し、Coherenceがサービスをフェイルバックして、そのクラスタの負荷を透過的に再分配します。Coherenceには、サーバーが自動回復できるよう、ネットワークレベルでのフォルト・トレランス機能と透過的なソフト再起動機能も搭載されています。

Coherenceの詳細は、『Oracle Coherenceスタート・ガイド』を参照してください。

管理コンソール

アクティブ・ドメインの管理と監視に使用される管理サーバーによってホストされるWebアプリケーション。

CIE WLS構成

Oracle Fusion Middleware構成ウィザードで使用するファイルを提供します。

サード・パーティJDBCドライバ

WebLogic Serverに付属する他のJDBCドライバを使用すると、WebLogic Server環境を外部データベースに接続することができます。

この機能セットの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のWebLogic ServerでのJDBCドライバの使用に関する項を参照してください。

サード・パーティJackson

JavaScript Object Notation (JSON)データ形式を処理するためのサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

サード・パーティJersey

Representational State Transfer (REST)アーキテクチャの公式実装を示すサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

詳細は、『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』を参照してください。

サード・パーティMaven Apache

Mavenはビルド管理ツールで、コンパイル、パッケージ化およびアーティファクト管理などのプロジェクト・ビルド作業の中心になります。

詳細は、継続的インテグレーション使用によるアプリケーションの開発を参照してください。

OPatch

OPatchユーティリティはOracle製品への個別パッチの適用とロールバックを可能にするツールです

完全インストール(例を含む)

WebLogic Server

エンタープライズ環境に適応したスケーラブルなJava EE (Java Platform, Enterprise Edition)アプリケーション・サーバー。WebLogic Serverインフラストラクチャは、様々な分散アプリケーションのデプロイメントをサポートしており、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいてアプリケーションを作成するための理想的な基盤です。

Coherence

Coherenceは、信頼のおけるスケーラビリティの高いピア・ツー・ピアのクラスタリング・プロトコル上で、複製および配布した(パーティション化した)データの管理とキャッシュ・サービスを行います。Coherenceでは単一点障害がなく、サーバーが正常に動作しなくなったときやネットワークから切断されたときには、クラスタ・データの管理サービスを自動的かつ透過的にフェイルオーバーして再配布します。新しいサーバーが追加されたとき、または障害が発生したサーバーを再起動するときは、クラスタを自動的に接続し、Coherenceがサービスをフェイルバックして、そのクラスタの負荷を透過的に再分配します。Coherenceには、サーバーが自動回復できるよう、ネットワークレベルでのフォルト・トレランス機能と透過的なソフト再起動機能も搭載されています。

Coherenceの詳細は、『Oracle Coherenceスタート・ガイド』を参照してください。

 

WebLogic Serverクライアント

WebLogic Serverインスタンスに接続するために必要なシン・クライアントJARです。Webサービス、JMS、ストア・アンド・フォワード、WebLogic RMI、JMS .NETおよびJMXクライアント用のJARを含みます。

管理コンソール

アクティブ・ドメインの管理と監視に使用される管理サーバーによってホストされるWebアプリケーション。

CIE WLS構成

Oracle Fusion Middleware構成ウィザードで使用するファイルを提供します。

サード・パーティJDBCドライバ

WebLogic Serverに付属する他のJDBCドライバを使用すると、WebLogic Server環境を外部データベースに接続することができます。

この機能セットの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの管理』のWebLogic ServerでのJDBCドライバの使用に関する項を参照してください。

Apache Derby

オープン・ソースのApache Derby JavaデータベースのOracleディストリビューション(Java DBとも呼ばれます)。Derbyは、機能的なデータベース・サーバーを使用してサンプル・コードを実行できるようにする、Oracle WebLogic Serverで提供されているPure Javaのリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)です。Derbyは、デモンストレーションでの使用のみに対応しています(つまり、本番用ではありません)。

サード・パーティJackson

JavaScript Object Notation (JSON)データ形式を処理するためのサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

サード・パーティJersey

Representational State Transfer (REST)アーキテクチャの公式実装を示すサード・パーティ製オープン・ソース・ソフトウェアです。

詳細は、『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』を参照してください。

サード・パーティMaven Apache

Mavenはビルド管理ツールで、コンパイル、パッケージ化およびアーティファクト管理などのプロジェクト・ビルド作業の中心になります。

詳細は、継続的インテグレーション使用によるアプリケーションの開発を参照してください。

WebLogic Serverの例

サーバーの例は、WebLogic Serverの主要機能をデモするサンプル・アプリケーションです。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの理解』のサンプル・アプリケーションとコード例に関する項を参照してください。

 

Coherenceサンプル

Coherenceサンプルでは、すべてのサポート対象言語(Java、.NETおよびC++)でCoherenceの機能を使用する方法をデモします。サンプルには、1つまたは複数の機能の使用方法を示すコードが体系的にまとめられており、すべてのサンプルをビルドして実行する1つの共通の方法(言語別)が提供されています。サンプルのソース・コードも含まれています。

注意: Server ExamplesとCoherence Examplesは、どちらも「Fusion Middlewareインフラストラクチャおよび例」インストール・タイプを選択した場合にのみインストールされます。

OPatch

OPatchユーティリティは、Oracle製品に対する個別パッチの適用またはロールバックを可能にするツールです。