Oracle® Fusion Middleware Oracle Real-Time Integration Business Insightの理解 12c (12.2.1) E73580-01 |
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モデルが定義されてアクティブ化されると、Insightは実行中のインスタンスに関するメトリックの収集を即時に開始します。その後、ビジネス・ユーザーは、マイルストン・ダッシュボードを使用して統合アプリケーションの状態の評価を開始できるようになります。これらのダッシュボードは、アプリケーションとともにデフォルトで提供されています。マイルストン・ダッシュボードには、指定したフィルタ基準を満たす範囲でマイルストンが通過した回数の詳細が表示されます。
Oracle Real-Time Integration Business Insightには、次のマイルストン・ダッシュボードがあります。
マイルストン・タイミング・ダッシュボードには、あるマイルストンから次のマイルストンへの移動、および前のマイルストンから現在のマイルストンへの移動にかかる平均時間が表示されます。
「渡されたマイルストン」ダッシュボードには、特定の日に通過したマイルストンの数が、各日の開始時間別に棒で表示されます。
「アクティブ・インスタンス」ダッシュボードには、現在アクティブなインスタンスの数が、開始日別および各日の開始時間別に積上げ棒で表示されます。
「インスタンス・エラー」ダッシュボードには、最終マイルストンがエラー・マイルストンとして定義されたインスタンスの数が円で表示されます。
「平均インスタンス完了時間」ダッシュボードには、完了したインスタンスと失敗したインスタンスがバブルで表示されます。
次の図に、各種のマイルストン・ダッシュボードを示します。
図4-1 各種のマイルストン・ダッシュボード
詳細は、『Oracle Real-Time Integration Business Insightの使用』のマイルストン・ダッシュボードに関する項を参照してください。