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Oracle® Fusion Middleware Oracle Real-Time Integration Business Insightの理解
12c (12.2.1)
E73580-01
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2.6.3 モデル・メタデータの変更後にモデルを再アクティブ化することの影響

アクティブ化済モデルのメタデータを変更し、それを再びアクティブ化しようとすると、そのモデルの既存のメトリックが影響を受けます。

次の表に、再アクティブ化されるモデルの既存のメトリックが受ける影響を示します。

表2-1 既存のメトリックに対する影響

連番 モデル・メタデータ領域 操作 詳細 収集済の既存のメトリックに対する影響
1 ビジネス・モデル ビジネス・モデル名の変更 アプリケーションUIでモデル名が変更されます アプリケーション全体でモデル名が変更されますが、既存のメトリックに対する影響はありません。
2 マイルストン・マッピング マイルストンの追加 新しいマイルストンが追加されます アクティブ化後に新しいインスタンスを作成すると、新しいマイルストンのデータ収集が開始されます。既存のメトリックは影響を受けません。
3 マイルストン・マッピング マイルストンの削除 マイルストンが削除されます

削除されたマイルストンに対して収集された既存のメトリックが失われます。既存のインスタンスでは、そのマイルストンへの到達がなかったことが示されます。

また、モデルの再アクティブ化時に、このような変更に関する警告メッセージが通知されます。

4 マイルストン・マッピング

マイルストン・タイプの変更

マイルストン・タイプが変更されます。タイプは次のいずれかです。
  • 初期

  • 終了

  • エラー

  • エラー終了

  • 標準

マイルストン・タイプの変更により、既存のメトリックで混乱が生じる可能性があります。たとえば、終了マイルストンが標準マイルストンに変更された場合、既存のインスタンスのマイルストン詳細ページに、終了マイルストンは表示されなくなります。

また、このような変更に関する警告メッセージも通知されます。

5 マイルストン・マッピング

マイルストン名の変更

マイルストン名が変更されます 既存のメトリックに対する影響はありません。すべてのコンソールに変更後の名前が表示されます。
6 マイルストン・マッピング マイルストン実装マッピングの変更 マイルストン実装マッピング・ロケータが変更されます 既存のメトリックに対する影響はありません。新しいインスタンスで、新しい実装マッピングに基づいてデータが収集されます。
7 インジケータ・マッピング インジケータの追加 新しいインジケータが追加されました 既存のメトリックに対する影響はありません。モデルの再アクティブ化時に、新しいインスタンスで新しいインジケータのメトリックの収集が開始されます。
8 インジケータ・マッピング インジケータの削除

既存のインジケータが削除されます

削除されたインジケータに対して収集された既存のメトリックが失われます。

削除されたインジケータを含むモデルをアクティブ化すると、そのインジケータが使用されているコンソールのリストが表示されます。アクティブ化を続行するには、このようなコンソールを削除するか、これらのコンソールからインジケータの使用を削除する必要があります。

9 インジケータ・マッピング インジケータ抽出基準の変更 インジケータ抽出基準が変更され、その結果としてインジケータのデータ型が変更されます

インジケータに対して収集された既存のメトリックが失われます。

削除されたインジケータを含むモデルをアクティブ化すると、そのインジケータが使用されているコンソールのリストが表示されます。アクティブ化を続行するには、このようなコンソールを削除するか、これらのコンソールからインジケータの使用を削除する必要があります。

10 インジケータ・マッピング インジケータ名の変更 インジケータ名が変更されます 既存のメトリックに対する影響はありません。既存のインスタンスおよび新しいインスタンスで、新しいインジケータ名が引き続き表示されます。