ここでは、Oracle Service Busの新機能と変更された機能、およびこのガイドに記載されているその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。このドキュメントは、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド』の新規エディションになります。
既知の問題のリスト(リリース・ノート)は、「Oracle SOA製品の既知の問題」(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/soasuite/documentation/soaknown-2644661.html
)を参照してください。
このガイドには、Oracle Service Bus 12c (12.2.1)について、開発に関する次の新機能と変更された機能が含まれています。
Service BusはRESTをエンドツーエンドでネイティブにサポートするようになりました。このリリースで、ネイティブRESTプロキシ・サービス、ビジネス・サービスおよびパイプラインが新たに提供されます。「Service BusにおけるRESTの実装」を参照してください。
JSONおよびXMLペイロードの操作を簡素化するために、JavaScriptパイプラインが追加されました。「JavaScriptアクションおよびJavaScript式の使用」を参照してください。
型なしネイティブRESTサービスで使用される新しいパイプライン・ブランチであるRESTブランチが追加されました。「RESTブランチ」を参照してください。
Service BusコンソールにWebベースXSLTマッパーが追加されました。「XSLTでのデータの変換」を参照してください。
JDeveloperのService Busデバッガが拡張され、条件付きブレークポイントと例外ブレークポイントをサポートするようになりました。Oracle Service Busアプリケーションのデバッグが、これらの追加を反映するように更新されました。
JDeveloperが拡張され、Service BusリソースをOracle Cloud WebLogic Serverインスタンスにデプロイできるようになりました。Oracle Service Busサービスのデプロイが、これらの追加を反映するように更新されました。
HTTPトランスポートが拡張され、圧縮されたペイロードをサポートするようになりました。「圧縮済HTTPリクエストおよびレスポンスのペイロードのサポート」を参照してください。
SFTPトランスポートが拡張され、FIPS (Federal Information Processing Standards)準拠をサポートするようになりました。「SFTPトランスポートのためのFIPS準拠について」を参照してください。
EJBトランスポートが拡張され、JavaからXMLへのバインディングを実行するためにJAX-WSスタックを利用できるようになりました。EJBトランスポートの使用が、この変更を反映するように更新されました。
MQトランスポートが拡張され、マルチインスタンス・キュー・マネージャをサポートするようになりました。「マルチインスタンス・キュー・マネージャのサポート」を参照してください。