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Oracle® Fusion Middleware Oracle TopLink Java Persistence API (JPA)拡張機能リファレンス
12c (12.1.3)
E57544-01
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1 概要

この章では、EclipseLinkの概要を説明します。EclipseLinkは、オブジェクトの永続性およびオブジェクト・トランスフォーメーションのための高度なフレームワークを提供します。開発やメンテナンスのコストを軽減し、エンタープライズ・アプリケーションの機能を向上させる開発ツールおよびランタイム機能が用意されています。

この章の内容は次のとおりです。

1.1 EclipseLinkについて

EclipseLinkは、広範なJava Enterprise Edition (Java EE)およびJavaアプリケーション・アーキテクチャでの使用に適しています。EclipseLinkは、次に列挙した形式を含む、様々なデータ・ソースおよび形式をサポートする高度なオブジェクト永続性およびオブジェクト変換レイヤーを設計、実装、デプロイおよび最適化するために使用します。

EclipseLinkのネイティブAPIは、次のとおりです。

EclipseLinkには、次の様々なアプリケーション・サーバーとの統合を含むJava EEおよびJava SE環境での、EJB 3.0およびJava Persistence API (JPA)のサポートが含まれています。

EclipseLinkによって、オブジェクトとデータ・ソースおよびオブジェクトとデータ表現のマッピングを、柔軟で効率的なメタデータ形式で迅速に取得および定義できます。

EclipseLinkランタイムにより、アプリケーションは、JPAやJAXBなどの標準APIとそれらの標準に対するEclipseLink固有の拡張機能の詳細なサポートを提供する簡単なセッション・ファサードとともにこのマッピング・メタデータを利用できます。

EclipseLinkの詳細は、EclipseLinkの理解を参照してください。

1.2 このドキュメントについて

EclipseLinkには、EclipseLink、永続性プロバイダとしてのJava Persistence Architecture (JPA) 2.0仕様のリファレンス実装が含まれます。多くの拡張機能も含まれています。

このドキュメントでは、EclipseLinkのJPAへの拡張機能について説明します。コアJPAの完全ドキュメントは、JPA仕様を参照してください。必要に応じて、このドキュメントでは、仕様の該当セクションへのリンクを示します。

1.2.1 その他のリソース

詳細は、次を参照してください。